エレファントカシマシDB ライブレポート

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レポート

   
選択日付タイトル
20231127 ロマンスの夜 有楽町・東京国際フォーラム ホールA #宮本浩次
やっと、生ソロミヤジ・初参戦。絶賛ハコ推しを自認する私はやや不安で緊張したが、杞憂でした。ソロの宮本さん、カバーを歌う宮本さん、素晴らしかった。素敵な世界だった。ソロミヤジファンの皆様も心から幸せそうで、可愛らしくて、愛おしいような気持ちになった。エレカシの曲をソロで歌う宮本さんを目の当たりにしても、心配していたような複雑な心境にはならなかった。宮本さんが「エレカシの曲は他の名曲たちにも負けない」という誇りを持って歌っているのが、ひしひしと伝わった。ソロ宮本浩次の「ロマンスの夜」は、とっくに確固たる一つのジャンルというか、独立した完成形となって、多くの人にとってかけがえのない救いの存在になっていると思った。これはもう宮本さん、ずーっと続けないといけない。心底納得。今後は私もソロのライブ音源を聴いても、複雑な感情ではなく幸せな誇らしさだけがあると思う。本当に行けてよかった。宮本さんは声もよく出ていて歌詞飛びもゼロ、幸福いっぱいキラキラの笑顔で母性のツボを乱打して去っていかれました。
20230506 VIVA LA ROCK 2023
20230401 日本ガイシホール
20220925 日比谷野外大音楽堂 2022
配信で視聴
20210612 宮本浩次縦横無尽
20201004 日比谷野外大音楽堂
配信で視聴
20200104 東京国際フォーラム
20190707 日比谷野外大音楽堂
20190118 日本武道館
20180706 Zepp Tokyo
20180318 30th ANNIVERSARY TOUR THE FIGHTING MAN SPECIAL ド・ド・ドーンと集結!!〜夢の競演〜
20180317 さいたまスーパーアリーナ
20171119 大宮ソニックシティ大ホール
20170918 日比谷野外大音楽堂
20170709 オリンパスホール八王子
20170618 神奈川県民ホール大ホール
20170423 市原市市民会館大ホール
20170106 日本武道館
20161015 Zepp Tokyo
20161014 Zepp Tokyo
20160917 日比谷野外大音楽堂
20160503 rockin’on presents JAPAN JAM BEACH
ものすごい強風。カウボーイ映画ばりの横殴りの砂塵が叩きつけ、こんな中で歌えるのかと心配になりましたが、さすがはエレカシ。宮本先生もメンバーのみなさんも、過酷な中でパワフルなライブを見せつけ、我々の心に火を灯してくれました。登場と同時に会場いっぱいの大歓声。『おはよう こんにちは』の宮本先生のイッパツめの声の凄まじさに、どよめきが起きる。これで掴んだな、という感じ。伸びた髪を風になびかせ、身を乗り出して歌う宮本先生の姿は見とれるほど美しく、神様みたいでした。『おまえと突っ走る』は意外な選曲、まさかここで初聴きできるとは!感激。「来年デビュー30周年なので、便乗商法でいろいろ売りたいと思ってます」と言ってから「なんて、言わない方がよかったかな。言わなきゃ良かった」とか。『今宵の月のように』はラストがいつもと違うアレンジ。そして今日はなんと言っても、新曲が素晴らしかった!あの環境でなぜあの声が出る…。そして聴き進むほどになんという名曲。あの難しい課題の歌詞をどんなふうに歌われるのか楽しみにしていたけど、そのソリューションとしての「歌ぢから」「曲ぢから」が、想像を絶するほど素晴らしかった。サビ直前のメロディ展開、「くちびるからココロへ…」の歌詞と、両手で口を抑えて差し出すパフォーマンス、そして2番のAメロに戻っていく…。とにかくサビ以外の部分もすべて、あの難しいサビを成立させる「説得力」として、完っ全に成功していると思った。この難題を、こんなシングルに値する作品力を持った曲にするなんて、とんでもない破格の才能にあらためて度肝を抜かれました。宮本先生「シングル、発売、予定。追って…追って連絡します」と。早く繰り返し聴きたくてたまらないです。『RAINBOW』は周りの人たちがみんな知っていて、一緒に跳ねて歌い出したのでびっくりした。歌う前の宮本さんの「この曲で一気に自信を取り戻しました」という言葉にグッときました。『ガストロンジャー』も、宮本さんもメンバーもハジけてて良いガストでした。村山さんのパフォーマンスも印象的。『俺たちの明日』の前だったか、宮本さんがオレンジのエレファンツタオルで口をぬぐっていたので、もしや口の中まで砂だらけなんじゃないかと思ってしまった。最後『ファイティングマン』、今日も最高!宮本さんが「白い風」そのものみたいだった。今日のライブは全体的にかっこよくて可愛くて、パワフルで楽しくてあったかくて、しあわせな時間でした。エレカシさん、今日も本当にありがとう。フェスの帰り道はいつも、エレカシを観た人たちが絶賛するのを聴いて、自分まで嬉しくなります。
20160105 新春ライブ2016 東京国際フォーラム ホールA
エレカシの新春ライブに連日参戦できる幸せ。一曲め『脱コミュニケーション』の「窓の外拡がる…」「泣かないでbaby…」の声で、良いライブになると確信。悪魔ツアーの頃、こんなによく声が出ていた脱コミはなかったと思う。『悲しみの果て』冒頭のジャジャッジャジャ!も見事にピシリと揃っていた。昨日はなんとなくココがぐしゃりとしていて、ちょっと本調子じゃないのかな?と感じたが、今日はコンディション良さそう。『あなたへ』素晴らしい歌と演奏。「すごく思い入れがあって。丁寧に歌いました。今日が完成形のような感じです!」とおっしゃっていた。このホールは、バンドとストリングス全体の立体的な音のダイナミックさと、今の宮本先生の「声」の魅力が、くっきりと研ぎすまされた形で味わえる。『なからん』の、まっすぐ深遠まで突き通る透明な声よ。こんな美しいファルセットがこの世にある?やっと今、宮本さんがご自身の法外すぎる才能をハンドリングして形にできているのかも、などと思った。『昨日よ』前日に引き続き名演。初めてライブで聴いた時は印象的な演奏に心奪われたが、拝聴する度に先生の歌ぢからの存在感が増している。演奏に対する信頼と安心感か、気持ち良さそうに裏声と地声を巧みに行き来させていた。いやーみやもっさんて、ほんっとに底なしに、うたがうまいな。そして『愛すべき今日』がとんでもなく凄かった!こんな凄い歌を聴かせてもらって、ひれ伏したいくらいの気持ちになった。『Under the sky』の前に「お正月…、でも今日は、平日…。こんなにたくさん、ありがとうー。エブリィバディー…」と、すごくきれいな高いファルセットで歌ってくれた。「東京国際フォーラムにお集まりのみなさん。雨の日も、風の日も、晴れの日も、ちょっと風邪引いたりなんかしながら、ずっとこうしてみんな、歩いてきたんだぜ。そうして今日ここに集まっているんだぜ!」の言葉も嬉しかった。そして今日も『偶成』が聴ける奇跡。「我々も今、ミッキーや村山さんという若い人たちに一緒に手伝ってもらってるんですけど。あと金原さんたちね。金原さんはあの、どう、同世代、なんだけど…」会場笑。「古い曲もいっぱいあって。そういう古い曲も、今の曲としてみんなの前で堂々と歌えるのが嬉しいです」とのこと。「昨日もやったんだけど、思い切ってやってみたら上手にできたんで、今日も調子に乗って、やろうかなと。若い頃、引きこもって…っていう言葉が適当か分からないですけど、部屋でうじうじ…まぁ若い時って半分ぐらいそんな感じかもしれないですけど。その頃に作った曲です」。この曲の圧巻すぎる魂の叫びには、感情とか感傷を超えた、もっと深い動物的な本能のところを鷲掴みにされ、ただただ涙が流れた。『リッスントゥザミュージック』は聴き慣れた発声法と違い、ソフトで潤った新しい声に感じた。金原さんの熱演にも惹き込まれました。『Destiny』は「バシッとかっこよく決まって、出来た時「新境地!」って感じですごく嬉しかった曲です。デスティニー、デスティニー。日本語にすると「運命」とかいう意味だそうです…なんてそんなのどうでもいいですか?ハッハッハ!」となぜか笑う先生。可笑しくて、曲の最中も苦しかった。終盤に至ってもまったく疲れを見せない先生の声。どんどん凄くなっちゃって怖いくらいだった。『ガストロンジャー』のラストもバシッと決め、『ファイティングマン』では、オフリードの宮本先生はますます自由に駆け回り、舞台右の客席脇へ出ようとしてライトか何かを倒してしまい、律儀に直しながら歌っていらした。最後ステージに戻ってくるのが間に合わず、もいっちょーと言いながら真ん中まで走り「ベイビー、ファーイティングマン!」とジャンプして決めました。絶好調すぎ。これがもし初日だったら翌日が心配になるなと思った。アンコールで「好きな人は好きな曲」と紹介した『友達がいるのさ』も嬉しい選曲。「立ち止まったっていいぜ、振り返ってもいいぜ、なんだって、かまわないぜー!」には胸が熱くなった。フィナーレは『花男』。最高潮の熱気の中、恐ろしく凄い声で力いっぱい歌う先生は、もはや化ケモノ化していた。最後も決まってドワァッと歓声。なんだ今日、決まりすぎ。かっこよすぎ。宮本さんはサンキューと手をあげ「良いお年をー!」さらに「また来年!」と言うので、観客から「えーっ!」と声が上がりつつも、微笑ましい雰囲気と満場の拍手と喝采の中、退場して行かれました。4日が「人間・宮本」が前面に出ていたライブだとしたら、5日はバンドやストリングスとの息も合って、やる曲やる曲決まりまくり、先生のテンションも上がって最後は化ケモノみたいになっていた。でも、4日と5日のどちらが「良かった」かと言えば、それは甲乙つけがたい。人間くさい宮本さんも、人間じゃない宮本さんも、どちらも素晴らしいから。今年の新春は去年のようにバリバリにセトリを変えてくる構成ではなかったけど、両日とも全く別の顔のコンサートを見せてくれて、やっぱり二日間参戦できて本当によかった。こんなすごいしあわせをもらって、きっと今年も頑張れる、頑張ろうと思いました。エレカシに会えて、エレカシの愛を浴びることができて、最高の年明けの二日間でした。
20160104 新春ライブ2016 東京国際フォーラム ホールA
今日はあの一流の音響の空間で、エレカシの音が、宮本さんの声が、トミのバスドラムが、めいっぱい響き渡るのだと思うと、ぞくぞくする期待を感じました。私の席は1階13列でしたが、ステージが思ったより近くてびっくり。ほどなくBGMが異様に大きくなり、弦の音で荘厳なずっしりとした音楽が鳴り響く感じになって、ほの暗い舞台後方のピットに金原さんたちがしずしずと入場してくる。突如、爆音のツィゴイネルワイゼン!唖然。続いて金原さんが見事なソロを奏で、やがて『3210』の音が交じり、その存在感が増していく。メンバーが一人ずつ入場し、会場は立ち上がり大きな拍手と歓声で迎える。宮本先生は一人最後にやや遅れて登場、ひときわ大きい歓声と拍手。宮本さんはギターをかまえて少し手慣らしをし、今日の一曲目のイントロを奏ではじめる…。今年の新春は、そんなかっこいいオープニングでした。この日の印象は、まず宮本さんの声が終始とてもよく出ていたこと。演奏は、もしかしたらまだちょっと緊張や固さがあったのか、先生とバンドの意思疎通がややチグハグになった場面が時々ありましたが、ストリングスを従えたホールの音はさすがのド迫力で、音がひとつひとつとてもよく聞こえ、みなさん生き生きと楽しそうに演奏なさってました。宮本先生は何度も二階席を見上げて、お客さんがたくさん入っているのがすごく嬉しそうでした。何回も「ありがとう」とおっしゃり、「エブリィバディー…」と語りかけるような即興を歌ってくれました。全員おそろいの黒シャツ黒ジャケット黒ネクタイは、とてもダンディでした。「今日はみんなでネクタイしてきたんです。正月なんでフォーマルにしようと思って。東京国際フォーラムだし…あれ?」とのこと。宮本さんがいつも以上に自由にのびのびと動き回っているように感じ、見ると今日はドビッシャーマイクなのでした。このホールはマイクの性能も良いのでしょう。強く印象に残っているのは、まず『昨日よ』の名演。ものっすごく素晴らしかった。先生の声も、演奏も。そして『曙光』の圧巻の歌唱も天晴れでした。聴けてしあわせでした。『Under the sky』は、本当にびっくりするほど良くて。別世界の声です。さらに、死ぬまでに一度聴けたらと願っていた『偶成』!曲の前に、宮本さんが「ちょっとどうかなと思ったんだけど、これやるの。正月らしくない曲なんで。でも思い切って選曲してみたんで、聴いてください」とおっしゃって、奏でだした前奏がこの曲だった時、あまりの嬉しさに卒倒しそうになりました。今日この瞬間まで命があってよかったと、真剣に思いました。宮本さんは口の奥を「お」の形にあけるようにして、一音一音はっきりと発音して歌っていました。「我が命尽きるその日が来るまでに、時は我が血を吸い身を削り、生活手にす遑も無きがままに。」…今思い出しても涙ぐむほど、壮絶な絶唱でした。宮本さんの歌声が持っているこの恐るべき力は、一体なんなのでしょうね。最後まで、宮本先生の声もバンドの演奏もパワフルで、MCもほとんどないまま3時間ぶっとおし、全力でたくさんの曲を届けようとしてくれました。曲が終わるごとに、ありがとう…!と叫びたくてたまりませんでしたが、声が出ませんでした。私は翌日の5日のライブも参戦できたので、比較で感じることかもしれませんが、4日は、すごく人間くさいというかエレカシっぽいというか、宮本さんたちが、リアルな地続きの存在に感じられるようなライブだったと思います。光り輝く素晴らしい時間を、本当にどうもありがとうございました。
20151119 豊洲PIT
本当に、最高のツアーの幕開けでした。初日からこんなに良くてこれからどうなっちゃうんだろう。全ての公演を見届けたくなってしまったが、ちょっとそれは叶わない。悲しい…。しかしこんな素敵なライブを体験できたことは、確実に自分の中の宝物になっていきます。今回のツアーが、エレカシにとって本当に革新的な、歴史的に凄いものになると確信しました。初めてのハコで、比較的良番でしたが、今回は体力に自信が無かったのでフロントエリアはやめて、一番後方の床が高くなっているところの、手すりに陣取って参戦。視界良好。背は低いが視力は良い私にとっては、とても快適にステージ全体も会場中も見渡すことができて正解でした。初めて拝見した村山☆さんは、やさしく誠実に包むような、寄り添うようなサポートをなさる方でした。何かの曲中で、宮本さんがみんなに「好きです、よくわかんないけど!お互い様だ!」と言ってくれました。宮本浩次に「好きです」って言われるのなら、生きてるって最高です(笑)。エレカシのみなさんも本当に生き生きとキラキラしていて、とても良い雰囲気のライブでした。ニューアルバム発売翌日のライブで、アルバムから全曲(「ほとんど全曲」)やってくれたし、特に新曲群のいずれもが度肝を抜かれるほど素晴らしく、新しいエレカシ時代の幕開けを、堂々と示してみせた渾身のアクトでした。『なからん』『Under the sky』には、ただただ感動。この3年半、全力で歌えなくなった日々もあったけれど…、だからこそ今、この声に出会えているのだと思うと、なんとも言えず泣けました。いろいろツライこともあったし、いろいろなことが変わったけれど、きっとそのすべてが、素晴らしかったのだと。今の宮本さんのこの澄んだ声も、切ない雄叫びも、こんなにも素晴らしい。このRAINBOWツアー、そして『RAINBOW』というアルバムは、つくづくよくできている。エレカシの、ただひたすらに懸命に駆け抜けてきた時間のドキュメンタリーであり、人生そのものの物語になっている。生まれて、生きて、果てていくという物語は、ただそれだけで素敵だ。エレカシさん、いつもありがとうございます。これからもずっとずっと、ついていきます。この壮大な物語を、見届けます!と誓った夜でした。
20150927 日比谷野外大音楽堂
夕刻には徐々に晴れ渡り、暮れゆく夕べから、昇りくるみごとな名月の夜。そんな絶好の舞台で、これ以上ないくらいのコンディションで、夢のような最高のライブが実現した。こんな想像を絶する素晴らしい奇跡が現実に起こりうるんだと思うと、伊達や酔狂じゃなく、人生というのは本当に「生きるに値する」。エレカシはいつもそれを信じさせてくれる。2015年の野音は、私がこれまで参戦した中で、史上最強のライブでした。何より、宮本先生の歌がとにかく素晴らしかった。今日という時間が私の人生のなかに刻まれたこと、そしてこの余韻と記憶を抱えたままこれからを生きていけることに、ココロの底から感謝した夜でした。こんなに最初から最後まで、エレカシとみんなとの間に乖離がまったくなくて、完璧に一つになっていたライブって今まであったのだろうか。お互いの緊張感もなく、完全に相思相愛でしかなかった(笑)。細海さんのサポートがまた、ドンピシャにはまっていたと思う。やさしく包んで支える音だけでなく、激しくエモーショナルなパフォーマンスまで、素晴らしかった。それにしても、宮本先生の底なしの歌ぢからときたら…。終始パワー全開のとてつもなく凄まじい歌唱だったけど、まだまだ20曲くらい行けそうだったな…(汗)。声も身体もいっさい疲れることなく、最初から一貫してずっと調子良さそうだった。リハもやっているというのに、どういう身体なの…。発声法が変わったのかな。今まではとにかくひたすら全力の絶唱で、最後は力尽きて倒れそうなくらいの歌いっぷりだったけど、今は「全力であること」以上に、「聴かせる」歌を歌うことに全身全霊を注いでいる感じがする。やさしく歌うところの感情の込めかたとか、効果的に「冷めた」歌いかたをするところとか、表現力の厚みと深みが半端なく増して、見せる顔がまた何倍も増えた気がする。それは今年の新春でも思ったことではあるけれど、今度の野音ではますますそれが進化しちゃっていた。まだまだ進化するのだろうか、エレカシさんは。50を目前に控えて、彼らはまだまだ次なる境地を見せてくれるんだろうか。それを思うと末恐ろしいくらい、楽しみ。生きていて、よかったな。エレカシと出会えた人生でよかったな。愛すべき、我が人生だなぁ。宮本さん、あなたはこれからもずっとずっと、生きて、こうして歌い続けてください。
20150801 ROCK IN JAPAN FESTIVAL
個人的には5年ぶりのジャパンフェス。とにかく酷暑でした。ここ数年はひたすら宮本さんの「声」や「歌唱力」「作曲の力」に驚嘆しながら過ごしていましたが、久々に夏フェスに参戦してみて、エレカシの凄さというのは、魂とか生き様とか、なにか根っこのところに決定的なものがあるんだなと痛感するような、圧倒的なステージでした。最初、登場した際は、宮本先生の表情もフェス特有のヒリヒリ感で、見ているこっちが緊張しましたが、まず『おはよう こんにちは』の冒頭の声一発で、かなりの観客を「持っていき」、『悲しみの果て』の宮本さんの歌ぢからで、会場が一気にエレカシ色に染まっていきました。広大なグラスステージが後方までみるみる埋まっていくさまは、壮観でした。スクリーンにアップで映った宮本さんの両眼が、炎が出そうなくらいの闘争モードだったのでビックリしましたが、ライブが進んでいくにつれ、魅了されたお客さんたちがどんどん増えて、早くも勝負ありな感じで、見事に「ホームな」雰囲気のエレカシライブになっていきました。珍しく半パンの石君も、とても元気で調子がよさそうで、トミもせいちゃんも、バンドがすごくいい状態だなと感じました。そして宮本さんのパフォーマンスは、この暑さの中で、恐るべき超人ぶりでした。広いステージの端から端まで走りまわり、みんなをあおりまくり、たぶんあのエリアにいる人たちの中で一番元気でした。どんな49歳。新曲『愛すべき今日』は、メンバー全員すごく気合いが入っていました。やはりサビがとんでもなく、ゴゴゴゴ…と地底から立ち上がっていくかのような声でした。思わずグッと来ましたが、今日は泣かずにちゃんと聴きたいと必死で集中しました。「宮本浩次の歌を聴くしあわせ」を、ただただ噛み締めました。終わると先生、「最新の曲、『愛すべき今日』でした。絶賛配信中」と。終盤『so many people』の頃には自分は暑さでヘロヘロになっていましたが、宮本さんはあの状況でなぜあんな声が出るのでしょう…。過酷な炎天下で、エレカシさんたちはガッチリと最高の『ガストロンジャー』をやってのけ、続く『ファイティングマン』も、先生は声も気力も少しも落ちてなくて、全力疾走しまくりで、本当に楽しくて最高でした。最後に「アンコール」で始まった『俺たちの明日』は、広いグラスステージが一体になり、忘れられないキラキラした素晴らしい時間になりました。冒頭で「最後まで全力でやります」と宣言した言葉に嘘がないことを、我らがエレカシさんは、これ以上ない全身全霊で見せつけてくれました。なんだかあまりに凄すぎて、感動というレベルを超え、観客は気圧され圧倒されつくし、畏怖の念まで感じるような、まさに圧巻のライブでした。背筋が伸びました。エレカシさん、今日もありがとうございました。
20150711 LIVE FACTORY 2015
待ちに待った久々のライブ、個人的には数年ぶりのフェス参加。待ち時間は緊張しましたが、始まってみればワンマンのような盛り上がり。観客とエレカシさんの喜びが一つになったようなライブでした。今日はわりと後方で参加しましたが、そこから見ていても壮観なほどの熱狂ぶり。いつもは控えめなエレカシファンのみなさんも、再会の嬉しさを抑えきれず爆発させているかのようでした。熱い歓迎ムードに先生もとっても上機嫌、「嬉しくてたまらないです」と。宮本さんが、こうして目の前で、いつもの声で、いつものメンバーと歌っているというだけで、感無量になりました。半年ぶりに聴くエレカシの音は、なんだか新鮮というか、ピュアというのか、「若返った」ように感じました。音の生命力やうねりが半端なく、生き生きと躍動して瑞々しかった。老成したバンドのいわゆる安定しきった整った音じゃなくて、荒ぶる若者のような、真っ向からの、生々しいムキダシの音。またまた「エレカシの次なる境地」を思わされました。「もう40年やってるんで…40年もやってないか、36年くらいやってます」とおっしゃっていたけど、ベテランの余裕っぽさや馴れ合い感は皆無で、今も常にギリギリまで自分たちを追い込んで、上へ上へと挑戦し続けているバンドだからこそ、こんな音を鳴らせるんだろうなと胸打たれました。大好きな『ズレてる方がいい』では、爆音のバンドサウンドと先生の歌声に、立ち尽くし、涙が出ました。『デーデ』の先生は、芯から輝いてました。『めんどくせい』は度肝抜かれるほど、恐ろしくかっこよくて、私は腰が抜けてしまいました…。『ガスト』は今日もピシッとしていて、根こそぎ元気出ました。個人的に、今日の『ファイティングマン』は史上最強。宮本さん、キラッキラしてて神様みたいだった。そして最後の『待つ男』。凄かった。あれは最高の選曲でした。先生は完全に世界の中心で、いつも以上に歌舞いてらっしゃいました。あんな凄い声、もしかしたら「10曲規模のライブのラスト」だからこその声なのかもしれないと思うと、フェスもまた貴重だよなぁと思った。この半年間、期待したり心配したりしながら、首をながーくして待ち続けた「久々の始動」は、自分の想像などはるかに飛び越えた、本当に素晴らしい夜でした。短い時間でも大大大満足の、光り輝く濃い時間でした。我らがエレカシさん、健在どころか、最強です。エレカシのファンである自分が誇らしいです。エレカシさん、宮本さん、今日も本当にありがとうございました。これからの下半期、エレカシは必ずやってくれると期待が100倍膨らみました。目覚ましいご活躍をココロから楽しみにしています!
20150104 日本武道館
昨日の、楽しくて楽しくて仕方ないようなコンサートとは違って、今日は「深い」、「濃い」コンサートになりました。
宮本先生、今日はあまり本調子じゃないのかな…と思わされるような場面が途中まで時々ありましたが、耐えて耐えて戦い続けているように見えました。それも中盤から徐々に上がってきて、第二部には見事に完全復活。そこからはもう完璧なくらい素晴らしくて、会場中も大喜び、あたたかい愛にあふれまくった感動的な空間になっていました。新しめの曲たちや新曲群で構成された第二部は、この新春ライブの一番の見せ場になっていて、今年はエレカシの新時代の幕開けであり、勝負するぞ!という宣言であるように思いました。そう思うと、先のツアーや日比谷での贅沢なレア曲満載のセトリも、今日のこの「第二部」の輝きに到達するためのものだったのかも…とさえ感じました。宮本さんも会場のみなさんも、すごく嬉しそうで、しあわせでした。涙声の『笑顔の未来へ』も、しっかりココロに刻みました。最後の『待つ男』、言うべきものも見つからないほど物凄かった。日の丸の下で歌うのにこれだけふさわしい男はいません。
今日の宮本さんは、「戦って生きる」男の姿を身をもって見せつけてくれました。あんな凄いものを見せてもらって、自分も本当に、ちゃんとしなくちゃいけない、と思った。終演後もいろいろ考えてしまい、靖国神社を参拝してから帰路につきました。思えば、紆余曲折いろいろあったけれど、約束通り、いま本当にこんな「笑顔の未来」に連れてきてくれたエレカシさん。どれだけ感謝しても足りません。エレカシがいてくれて、本当に良かったな。エレカシと共に生きる時代に生まれて良かった。これからもエレカシと一緒に生きていきます。
20150103 日本武道館
とにかく楽しくて、盛り上がって、良い雰囲気のコンサートでした!!新年早々、こんな明るい気分にしてもらって、エレカシのみなさんやスタッフのみなさん、エブリィバディのみなさんに感謝でいっぱいです。
宮本先生は声も何もかも絶好調で、明日もあるというのに、今日もものすごくサービスしてくれて、最高のコンサートをプレゼントしてくれました。最初の『部屋』のあの素晴らしさで、もう今日の大成功が決まった気がします。『おまえとふたりきり』、宮本さんの声の幅や表現力がますます広がったように感じ、ココロから感動しました。『季節はずれの男』も素晴らしかった!会場のみんなもこの曲が大好きで、聴けて嬉しい曲なんだなぁと実感しました。そして『シグナル』、今まで聴いたなかで一番というくらいの、歴史に残すべき名演でした。涙を流さずにはいられませんでした。あれは本当に、どこかに音源が残ってないのでしょうか…。CD化してほしい。自分的には今日のベストでした。『大地のシンフォニー』、冒頭からもの凄い声でびっくりしました。あんなに凄い曲だったとは。今日のハイライトみたいな時間になってました。『なからん』、ストリングス入り、かっこよすぎました…。リリースが待ち遠しい。『雨の日も』は聴き応えのある素晴らしい演奏で、曲に惚れました。宮本さんの歌い方も男っぽくて、終盤の見せ場は壮絶でした。早くCDで聴きたいです。あたたかい愛でいっぱいになった『ハナウタ』から『花男』のエンディング、最高でした。
なんだか、全てがあまりに最高すぎるコンサートだった。。。明日も会えるなんて本当にしあわせ。エレカシさん、ありがとう。
20141019 日比谷野外大音楽堂
『太陽ギラギラ』とんでもない名演でした。『浮世の姿』『ひまつぶし人生』『見果てぬ夢』『月の夜』『東京の空』…、本当にもの凄かった。ずっと聴きたかった曲をいっぱいやってくれて、素晴らしく贅沢な時間でした。20年前もライブで聴いてみたかったと思う曲たちがいっぱいあった。なぜ私は25年前にエレカシにハマってなかったのかと、今日ほど悔やんだ日はない。大阪から一週間、ツアーとはかすりもしない驚きの選曲たち、いったいいつ練習なさったのか。宮本先生の、とにかくたくさんの曲をみんなに聴かせたい!歌いたい!という思いがひしひしと伝わってきて、そんな思いを向けられた私たちは最高に果報者だと思った。宮本さんも「今日ははりきってますよ〜」とおっしゃっていたし、最後まで声もよく出ていて元気いっぱいだった。今年も無事、野音が開催されて、こうしてこの場にいられた奇跡にココロから感謝します。先生たちもきっと嬉しい違いなく、その喜び、気合い、感謝が、あふれんばかりに伝わってきて、エレカシとみんなの幸福が一つになったようなコンサートになっていた。とにかく嬉しく、しあせな夜でした。最後の『男は行く』は、さいたまのリベンジだなと思ったけど、これをやらねば終われない!という意気込みが漲っていて、歌も演奏も完っ璧にやってくれました。あまりに見事な完全勝利に、思わず泣いてしまった。全員で徹底してやりこんだのだろうな。その熱意の強さを思うだけでも、想像を絶するというか、ちょっと怖いくらいだ。この男たちには、本当にいつも驚嘆させられてしまう。いつも私たちの想像をとっくに超えられてしまう。そしてかならず、「生きてて良かった」という気持ちにさせてくれる。ほんとうにありがとう、エレカシのみなさん。これからもどうか、輝き続けていてください。
20140913 Zepp DiverCity
私自身あまりに久々のライブ。「ツアーのエレカシ」に再会できたことが嬉しすぎて感無量で、泣けてたまらなかった。ホールのコンサートとも野音とも違う、もっと近くてやんちゃで荒々しい、あのエレカシにまた会えた。宮本先生は、なんだか歌いやすそうというか声が出しやすそうで、のびのびと自在に本来の姿で歌っている感じがした。最近では丁寧に丁寧に歌う印象だった宮本さん、今日は少しラフな感じで、それがまたすごく良かった。MCは少なめで、時間を惜しむかのように、俺はもっと歌いたいんだ、もっと聴かせたいんだとばかりに、間髪入れずどんどん続けていた。贅沢極まりないセットリストで、初めて聴けた曲もあり、本当にしあわせでした。最近の曲たちも、さいたまの時よりずっとたくましく育っていた。自分的には『流れ星のやうな人生』が今日のハイライト。あんな休む間もない全力疾走だったのに、宮本さんは最後までピンピンしたまま退場していった。本当に素晴らしい、嬉しい夜でした。どうしていつも、こんなにまでしてくれるんだろう、エレカシは。やっぱりライブハウスのエレカシは最高だ!!今回のツアー、この先どんなことになってしまうのか、末恐ろしい。
20140111 さいたまスーパーアリーナ
正真正銘、4時間。みっちり。歌い切った。とてつもなかった。宮本先生、最後までとてもよく声が出ていた。エレファントカシマシの25周年記念ライブは、正々堂々、ドカンと正面から全力で真っ向勝負の、ほんとに男らしい、つくづくエレカシらしい、最高のコンサートだった。指折り数えてドキドキしながら待ちこがれた日が、こんなに素晴らしいスペシャルな日になるなんて。生きててよかった。宮本さんがこうして最高の歌を歌える今があることに、ココロから感謝します。25周年、おめでとう。ありがとう。あなたたちとともに生きていることを、私は誇りに思います。26年めも、10年後も、20年後も、これからもずっと、よろしくお願いします。
20130915 日比谷野外大音楽堂
まさに奇跡の一日。まず台風来ないってのがすごい。宮本先生も「すごいですね晴れてます。このなかにものすごい晴れ男か晴れ女がいるんじゃないですか?」と。久しぶりに聴く先生の声は素晴らしいなんてもんじゃなかった。声の強さと伸びとつややかさは「復活」というより「新生」だと確信するような輝きっぷり。宮本さんも、みんなこの声を聴いてくれ、どうだすごいだろー!と言わんばかりで、思う存分歌えることが嬉しそうだった。少しだけ体がガッシリしたかも?それが声にとっても良いんだろうなと思った。そしてこの一年を経たことで、歌詞の持つ力が以前より増している。メンバーの演奏がまた、ものすごいパワーアップしている。うまく言えないが、とにかく「元気いっぱい」で、音が生き生きと弾けるように躍動している。きっとみんな嬉しくて嬉しくて仕方がないんだと思う。いやはやエレカシさん。こんな再会にしてくれるなんて。約一年ぶりのライブ参戦、翌日もまだ耳がしゃあしゃあ言ってるくらい、演奏もいつもどおりの爆音で、宮本先生はいつも以上にシャウトしてたんじゃないかってほど絶好調でした。今まで参戦したライブでいちばん、たくさん泣いた。周りの皆さんも泣いていらしたな。 先生の話。「恥ずかしくてあんまり言いたくないんだけど、耳が二週間くらい、ほとんど聴こえなくなっちゃって。でももうすっかり治って、元気になりました」「みんなありがとう。いろいろ話したいことあるんだけど、曲で。曲で行きます」あれこれ言わずとも、先生の歌で全てが伝わる。選曲もあえていつもの定番をやってくれてる気がする。戻ってきたんだ、って思えるから。あと、石くんに唐突に「頭皮が痛いのは治りましたか?」と。「染めると頭皮が痛いっつって」会場笑。この雰囲気もいつものエレカシ。そしてbridgeにもあったように「みんなもきっと体のことってやっぱり切実だから、同じ生きてる人間だし、変なことではあるけど、共感…?っていうか…感じました」と言っていた。 4つめの新曲披露の前に、白シャツを白シャツに着替える。「このシャツ製造中止になっちゃって。手持ち2~30枚あるんだけど、もうあんまりビリとかできなくなっちゃった」と。ローディーさんがシャツの襟の後ろのあたりでやや手間取っていると、「すいません。ピンみたいなのがあるんです、イヤモニの。耳は聴こえるんだけど、これやると爆音から保護できるらしくて」とのこと。「休んでる間いっぱい50曲くらい作ったんだけど、これはみんなにすごく評判が良くて。丁寧に丁寧に、みんなで作ってきたんでぜひ歌詞も聴いてください。『あなたへ』という曲」と紹介。その曲は、新境地だった。歌詞も女性の書き言葉みたいで。とてもきれいで胸を打つ歌だった。今度こそはもっといっぱいテレビとかで露出しまくって、新生エレカシをアピールしてほしい。 メンバー紹介ではせいちゃんを「今日もダンディに決まってます。ちょっと妖怪っぽいけど、妖怪人間ベム。帽子がね」石くんに「晴れ姿」と言って笑いが起きていた。これもまたいつもの感じで嬉しい。 あえて一曲挙げるなら、『ズレてるほうがいい』がとても良かった。この一年の、エレカシさんたちの苦悩の軌跡のことを思うと、目の前のまぶしすぎる勇姿がなおさら泣けて仕方なかった。今日、ここに立ち会えて良かった。生きてて良かった。こんな瞬間に出会えるのなら、「生きていく」ということは本当に素晴らしいと思った。自分自身のこの一年のことも、全てを肯定してもらった気がした。やっぱり私はエレカシライブに行くことで、元気を取り戻して今まで頑張ってこれたんだな。エレカシはいつだって、生き方を身をもって示してくれる。そう、これからもこうやってエレカシを聴けばいい。エレカシに聞けばいい。涙が止まらなかった。 終演後、出口へと向かう周りの方々も「よかったー」「よかったよぉー」と口々に言っていた。新たな次元のエレカシ時代が始まったのを感じる。復活ライブと銘打っていても、先生ご自身は感極まったりとか感傷的になるような場面はなく、終始とっても自然で、緊張している様子もなかった。最後まですごく元気で、浮ついた感じもなく、気持ちはとても落ち着いてらっしゃるように見えた。すごいな。少しでも、怖さとか、ないのだろうか。そんなものはるかに超えていらっしゃるのだろうか。まるで何事もなかったかのように、いつものとおり、いつもの続きをやるために来ました、みたいな感じだった。あの、情熱的でありながら常にどこか冷静な、普段の先生のまま帰って来てくれた。ただし歌声は完全にバージョンアップして。もはや、おかえりなさいとかじゃなくて、すでに次へと向かっているライブだった。ステージの屋根の上には、最後まで、少し滲んだ月が出ていた。 
20121014 日比谷野外大音楽堂
定刻に宮本先生現る。ステージ上でこんなに笑ってる宮本先生見たことない。その笑顔を見て、どれだけみんな安心したことか。曇り空の下、アコギとファルセットの優しい『夢のちまた』は、この辛い出来事も、今日の特別なライブさえも、いつしか流れて消えていくさと歌っているかのようだった。先生はみんなの顔をしっかりと見て、謝罪と病気の経緯の説明を始めた。「外リンパ瘻という病気で。みんな、びっくりさせちゃって、がっかりさせちゃって、それからたくさん心配させちゃって、本当にごめんなさい。このとおり身体は元気です」温かい大きな拍手。それからは明るく少しおどけたふうに、みんなが安心するように話してくれた。でも「手術は喉に管を通すので、場合によっては、声が、出なくなるかもしれませんが、命を優先しますとか言われちゃって」と話したときには、「声が」と言う前に、一瞬、苦笑しながら言葉を詰まらせたように見えた。聴力だけでなく、声を失って生きることまで考えさせられたのかと思うと、あまりのことに涙が出そうになった。そして弾き語りの『悲しみの果て』が聴けるとは。あの日先生は、「俺たちの希望の歌」と言ってくれた。歌詞の一つ一つが沁みた。張らない声も本当にいい声。神様ありがとう。続く『約束』はビックリするほど素晴らしかった!「まちがってなんかない 自分との約束を叶えろ」先生、約束してくれるんだなぁと思った。丁寧な歌唱だった。「友達を紹介します」で蔦谷さんとヒラマさん登場の『リッスントゥザミュージック』も高音を張らずにファルセット。終わると先生、腰を押さえて「腰が痛くなっちゃって。『手術してから腰が痛いんですけど』『脚が痺れるんですけど』とか言ったら医者に『ありえない!』って言われました。なんか病気に酔うっていうか…入院したから自分は特別なんじゃないかって」会場笑。そして「ごめんねぇ、今日…、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしちゃって。20何年やってきたからとかじゃなくてね」と。「ごめんねぇ」という話し方がとても優しくて率直だった。いや今日こうしてミヤジの歌が聴けることが本当に嬉しいよ!という想いをこめて拍手。「じゃ古い曲を。野音なんで」と、今夜は月が出ていないなというふうに空を見てから『月の夜』。自分の勘違いじゃなければ、キーを1、2音下げた『月の夜』だった。声の調子がどんどん良くなって、すごい歌唱だった。こういう状況で、こんな圧倒的なライブを成立させてしまう宮本先生の底力。終わったとたん雨が落ちてきて、観客がコートを出すのを見た先生「雨降ってきちゃった?」と前方に来て空を見上げ、スタッフに「どうしよう?」と。会場は「いやいや大丈夫だから続けて!」という反応。「まだやってもいいですか?あとで古い友達も出てくるけど…」大歓声!急ぎめに『うつらうつら』。会場はまだカッパでガサガサしていたが、先生、とにかく歌いたいって感じでかまわず歌い出す。こういう贅沢な曲を聞けるなんて充分に「野音」だなぁと思った。間髪入れず『見果てぬ夢』。嬉しすぎる選曲。これも気持ちがこもってて、叫ばない声が沁みた。次に弾きだしたのは、アップテンポで軽快な曲。痛快で爽やかで。新曲だ。『涙を流す男』、めっちゃくちゃ良かった!歌もギターも乗りに乗って素晴らしかった。椅子の背もたれをまたいではいるが、完全に曲に入って夢中で歌っていた。終わるとちょっと息切れしながら会場を指差し、「じゃぁ…。心して…。みんなに捧げます」と言って『花男』!大歓声!先生ソロの『花男』、凄い迫力。アコギ一本で、しかもがならない歌い方だというのに。今さらながらに先生の凄さを思い知った。「俺の姿を忘れるな」「どうせやるならドンとやれ」をしっかりとココロに刻んだ。『俺たちの明日』、本当に幸せそうに歌っていた。こんな時でも、私たちを勇気づけようとしてくれる。蔦谷さんとヒラマさんが再び登場し『笑顔の未来へ』。先生のアコギ素晴らしかった。「どんな悲しみからも…立ち上がるのさ」と「すぐに」のところを歌わなかったので、胸がしわりと痛んだ。でももうすっかり、先生を心配する以上に、先生の歌とアコギに酔いしれるコンサートになっていた。「ありがとうございます。やって良かったです。歌が、歌えて」と先生が話していると、石くんやトミ、せいちゃんが現れる。石くんの後ろ髪よ…。時間が押しているのかササッとメンバー紹介。「オンベース高緑誠治。今日もダンディに決まってます。オンドラムストミ、ツアー頑張りました。それからギター石くん」と石くんにインタビューマイクを向ける素振りで「良かったですね、あなたも24年めもここに立てて」みたいに言い、石くん「ありがとうございます」。先生「ちょっとまだ爆音が怖くてね、ライブはしばらくお休みするんですが、必ず戻ってくる、…っていうか、このとおりもう、戻って来てるんで」会場拍手と歓声。そして最後は、トミの合図で始まった『ズレてる方がいい』。始めの「ああかりそめの夢でも ないよりはマシさ」の歌声、今でも忘れられない。なんて感動的な曲だろう!時々左耳を押さえながら、ちょっと辛そうに歌っているところはやはり痛々しくて、ハラハラしながら見守ったけれど。早く先生がエレカシのズシンと重い爆音サウンドの中で、気持ちよく歌える日がくるように。今日の先生の命がけの勇姿をしっかり目に焼き付けた。戦いにこだわって敗れる定めでも、うつろうこの世間にゃズレてる方がいい。エレカシがずっと追い求め続けている夢、これからもその行方をずっと見守っていきたいと思った。力を出し切ったような先生は「ありがとうございました」と言い、客席に手を振って「また会おう」と、いつものようにサーッと退場していった。ステージの照明はすぐに消え、観客はアンコールをしてよいのか戸惑いながらも拍手は続く。すると「本日の公演は以上で終了になります」のアナウンス。とたんに会場中から割れるような拍手が起こった。宮本先生に、感謝の気持ちとエールが届くように。もうこれでみんな、安心して待とうと思えたと思う。何とも言えず深くココロに沁みたコンサートでした。こんなにも胸が熱くなった一時間はきっと無い。まだ爆音が怖いと言う先生が、今日のライブを「ソロ・宮本浩次」としてでなく、最後にバンド全員での演奏を披露したことに、男を見たなぁと思った。ファンに対して今の自分の現状をちゃんと見せようという、誠実さと説得力もあった。声はとても良かったし、本当にあとはもう、爆音への不安だけなんだろう。みんなの前で歌って見せることで安心してもらいたい、みんなに直接説明したいという気持ち、そして何より、歌が歌えることがこんなにも嬉しいという思いが、しっかりと伝わった。そしてやっぱり私たちも、先生の歌がなくちゃ生きていけないと思った。今日のライブで、先生が少しでも安心して、元気になってくれていますように。とにかく今はゆっくり休んで、また最高のコンディションでステージに戻ってきてくれることを楽しみに、いつまでも待っています。
エレカシ、宮本さん、スタッフのみなさん。素敵な夜を本当に本当にありがとう。先生の生き方は、最高にかっこいいです。
20120107 渋谷公会堂
1階12列。冒頭の『今はここが真ん中さ!』『おかみさん』の華やかさ、ホーン隊のド迫力に、今日のライブがとんでもなく特別なものになると確信。『soul rescue』に力と勇気をもらい、『寒き夜』に号泣。ストリングス入りの『リッスントゥザミュージック』はどうしても金原さんに見入ってしまう。「この椅子、座りにくくなっちゃって」と男椅子を持ち上げて見せ「斜めになっちゃってるんです。もう長いこと…15年くらい使ってるんでね。直してもらわなきゃ」と。新しいのと換えなきゃ、じゃないところがいい。そして歌った『風』にまた号泣。これでもかとさらに『漂う人の性』。なんという泣きセトリ。「時からのメッセージ」はしっかりと力強かった。「生まれたときから不器用だけど、なんとかやるしかないだろう?オレだって[蛸の八ちゃん]を見て、金持ちっていいなって思ったんだ。ここらへん(ほっぺに線をひく)に傷がついたら治したいって思うんだ」みたいな?可愛いMCで(違っていたらすみません)『俺たちの明日』。先生の目がキラキラしていた。再びホーン隊と金原さんたちが登場して『あなたのやさしさをオレは何に例えよう』。すごい贅沢!圧巻。真っ赤なトロンボーンとせいちゃんのベースがマッチしていた。最高潮の盛り上がり。最後はみんなサビを大合唱で第一部終了。最高に幸せで楽しかった。アンコールは『Sky is blue』に新曲2曲が続いた。『東京からまんまで宇宙』がとにかく素晴らしい!ベストアクトと言いたい曲が多すぎて、どれがベストなんだかさっぱりわからなくなった。新春に聴く明るく華やかな『桜の花、舞い上がる道を』はやはり嬉しい。ここへ来て先生の声がまた信じがたい素晴らしさ。続いての、夢心地から一気に現実に引き戻されたような『パワー・イン・ザ・ワールド』は気を引き締めて聴いた。ホーン隊がまた凄い迫力で、間奏もたまらなかった!石君ギターも最高。『ファイティングマン』は石君アンプが不調だったが、先生がノブを回して直ったとたん会場一丸となって一気に盛り上がり、もの凄い『ファイティングマン』になった。あんなことってあるんだな。再びのアンコールで披露されたホーン隊との『so many people』は、筆舌に尽くしがたい。ヤバかった!会場みんな飛び跳ねまくり。これまでで一番と言えるくらい幸せな時間でした。最高の締め方。…しかし会場、客電が点かない。期待のどよめきというか悲鳴みたいな状態の会場。先生黒シャツのまま再登場、大歓声。せいちゃんに合図。やはり新春の最後はこれでなくては。なぜか一回仕切り直した『待つ男』。先生の迫力がとにかく凄くて、「富士に太陽ちゃんとあるー」には観客のみなさん狂ったようにギャーギャーでした。最後の「らたどぅだたどぅだっっ!!」は、今まで聴いた『待つ男』の中で一番だった。先生がどうだ!って顔で会場に見得を切り、歓声とスタンディングオベーションに、一瞬ふわっと微笑んでご退場。もの凄いコンサート。演奏のクオリティ云々を超えて、ライブとしての高揚感、楽しさとか幸せ度とか、宇宙にぶっとんじゃう感じが、とにかくヤバかった。今までで一番泣いたし、一番楽しかった。お客さんもエレカシさんたちも、互いにどんどん信頼が増してるんだと思う。今またエレカシのコンサートが、ショーとしても芸術としてもメキメキと素晴らしいものになっていることに感動。そしてただただ、こんな最高のライブに参戦させてくださって本当に感謝します。やっぱりエレカシは最高です。今後とも末永く、よろしくお願いいたします。
20110924 GG11
今日は落ち着いて観よう、とかいう目標がもろくも崩れ去ったライブ。開演前の音声チェックの時点で『悪魔メフィスト』をやることがわかり、一気に緊張。先生白シャツで先頭で歩いて登場、「イェーイ!」とポーズ。一曲目『悲しみの果て』の美声で既に涙目になってしまった。『戦う男』で理性がぶっとんだ。せいちゃんの神ベース。野音の時とはまた違う野性味が見えて嬉しい。『いつか見た夢を』は先生すごく乗っていて、声がすごかった。『脱コミュニケーション』はそれまでの雰囲気と打って変わって、真っ赤な不吉な空気になってかっこよかった。同じく新アルバムからの挑戦状『悪魔メフィスト』、この曲を知らない観客は度肝抜かれたんじゃないか。サウンドの迫力、先生の咆哮が恐ろしくて何度も目をつぶってしまった。エレカシやってのけたな、という感じ。多面性を見せつけたと思う。『ファイティングマン』の拳、手拍子、盛り上がって楽しかった。高いとこに立って叫ぶ先生、かっこよすぎて泣けた。「まだ時間があるようなんで、勝手にアンコール続けます」で「わーんつー…、あ、オレからだ」と言って(笑)始まった『今宵の月のように』。「ポケットに手ーをー」は走って真ん中に戻って来て、全力でポケットに手を入れていた。いつものようにギターが裏返る。「エブリィバディサンキュー、最高のイベントを!」じゃっじゃーーとかき鳴らして終わる。おっきな投げキッス、退場。最っ高ーにかっこよかった。常に新しい次元に挑戦し続けるエレカシ。新曲もどんなふうになるか楽しみ。いつも勇気をくれてありがとう、エレカシ。
20110917 日比谷野外大音楽堂
チケットを譲ってくださった方に、ココロからお礼を申し上げます。宮本さんも言ってらしたが、とてもあたたかい雰囲気の野音だった。最初のMCでも先生が「知恵をしぼって、いろんな曲用意してきたから、みんなも楽に!気楽に!最後まで楽しんでくれ」とおっしゃり、いつものような「気迫!ピリピリ!挑発!」という感じではなく、お客さんを信頼してリラックスしているように見えた。今まではこちらがエレカシを見守っているような感覚もあったように思っていたが、今回は完全にエレカシに「包まれている」「見守られている」「応援されている」と感じ、終始ほほえみながら聴いていた。序盤は四人だけの曲が中心で、素晴らしくよかった。この四人のがっちり築かれた信頼、歴史、友情が、鉄壁な「確固たるもの」としてそこに在った。中盤以降の宮本先生は、私が今まで見たライブの中で一番しんどそうだった。気力と本能だけで歌い、やっとのことで倒れないでいるという感じ。石くんがすごく頑張っていたのも、フラフラのミヤジを必死で支えようとしていたんだろうな。セトリも嬉しい曲ばかりで、贅沢気分を存分に味わった。今の先生の「ボケなす」が聴けたのも嬉しかった。『うれしけりゃとんでゆけよ』はあんなにかっこいい曲だったのか。『サラリサラサラリ』で泣いた。『ラスト・ゲーム』のメッセージが切実だった。『新しい季節へキミと』の「今日、ここからがまたスタートだ!」という宮本先生の言葉が宝物になった。『男は行く』の「男よ、何でもいいから、行けーーー!」の絶唱に胸をグワシとつかまれた。最後のほうはもう、宮本さんが倒れないかと気が気じゃなく、涙も忘れて固唾をのんでいた。あんな命がけの愛を目の当たりにして、ありがとう、ありがとう、という言葉しか出ない。終演後、周りの人が泣いていたのを見て、自分もやっと涙が出た。帰宅して、山崎さんブログのメンバーたちの顔を見たらホッとした。
20110619 TOKYO DOME CITY HALL
本当に凄いライブだった。歌と演奏がガッチリ合って、宮本先生だけが突出してしまう感じもなく。あまりの素晴らしさに何度もこみあげて苦しくなり、胸をさすりながら観た。最終日がこんなベストだとは…。大成功だったと思います。ありがとう、おめでとう、エレカシ。このホールのバルコニーは見やすい。上から見下ろす形なので、エレカシのバンドとしての全体像を見渡しながら、堪能することができた。『九月の雨』は宮本先生劇場。「歌うことを愛している」姿に、惚れ惚れしながら聴き入った。初聴きの嬉しい『定め』は、先生の声の伸びと正確な音程、そして語りに酔いしれた。MCは昨日より少なかったと思うが、感謝の言葉のようなものを何度も言おうとして、うまく言えない感じなのがいっそう胸を打った。『いつか見た夢を』はトミから全く目が離せず。壮絶すぎて涙が出た。いったいどれだけ練習したらこんな境地に至れるのか…。トミは最高のドラマーだ。これまた初聴きの『ハロー人生!!』も、最高でした。『悪魔メフィスト』は先生の絶叫もサウンドもとんでもなくて、歯を食いしばって観た。戦慄というか、恐ろしさで涙が出た。エレカシ、一体どこまでゆくの?アンコールの『極楽大将生活賛歌』、先生の歌い方と石君のギターが痛快で素晴らしく、『習わぬ経を読む男』の「エレカシ」節も嬉しかった。「渋い曲」の『DJ in my life』では、この人の歌の上手さをつくづく思った。そして手足から髪から何から全身がもう、ほんとに美しいなと思った。『俺の道』は突然やったのかも。「本当は愛してやまない この毎日を いい加減に過ごすのは やめなよ」のメッセージと、「でぇーーーいい!!」という地の底からの地鳴りのような叫び。先生は本当に命がけなんだと思った。全身全霊で、みんなの心に火を灯す使命を果たそうとしているのだ。号泣。『東京ジェラシィ』は素敵なサプライズプレゼント。最後のトリプルアンコールは、お願い!と祈りながら拍手した。あの『待つ男』は、絶対に忘れない。飛び跳ね、もがき、悶え、暴れながらの、ケモノのような歌いっぷり。そしてラスト…らたどぅらたどぅだっっ!!残響。先生はどうだ!という挑発的な顔で会場を見上げ、「エレファントカシマシでした!」とマイクを投げ捨て、スタスタと退場していった。これほどのかっこいいファイナルがありえるだろうか?「もうこれ以上はない」くらい、最高の幕切れだったと思う。感動とか感嘆とか感謝とか…言い尽くせない思いで、心底ドッと疲れてフラフラで帰った。なんかもう、ウソみたいに凄すぎた。この世のものとは思えない。
20110618 TOKYO DOME CITY HALL
宮本先生の声がとても良かった。ご機嫌も麗しく、テンション高くて楽しいモードでした。『どこへ?』が聴けたのは本当に嬉しかった。ハードで声もよく伸びて盛り上がった!『九月の雨』、鳥肌モノでした。『いつか見た夢を』のトミは神がかっていた。「生きている仲間たちへの、ラブソングだってことに最近気づいたんです」と言って歌った『珍奇男』はリズミカルでコミカルで、キレキレだった。先生とても気持ち良さそうに歌っていらした。『ロック屋(五月雨東京)』が生で聴ける日が来るとは。「オノレの道をゆけ!」のメッセージ、突き刺さりました。途中、空調が寒かったらしく、いったん脱いだジャケットを、また着ていらした。ハンドマイクで「歌係」体勢での『普通の日々』。透明な声が素晴らしかった。『夜の道』は囁くようなやさしい歌唱。絶叫もあんなに凄いのに、静かな美声もこんなに素晴らしい。この振れ幅は唯一無二。『幸せよ、この指にとまれ』。で最後「みんなの胸に咲けー!」と叫び、「エブリィバディサンキュー!」と、このままアンコールかと思わせておいて『朝』。クライマックスで雷鳴。稲光。ギターリフ、爆発。『悪魔メフィスト』は爆音も絶叫も照明の演出も、ただただ凄まじくて度肝を抜かれた。1度目のアンコールは全ての曲が素晴らしかった!『パワー・イン・ザ・ワールド』最高。『クレッシェンド・デミネンド−陽気なる逃亡者たる君へ−』のメッセージも嬉しかった。いつか聴きたいと思っていた『starting over』には爆泣き。メンバー達がずっと車で旅してきた情景が目に浮かんだ。先生は何度も石君を近くに呼び、ギターを弾き合っていた。『ファイティングマン』会場中が大盛り上がり。先生「ありがとう!とうきょうどーむしてぃーほーる!」と滑舌良くハッキリ発音して退場。2度目の再登場は黒シャツ。「音楽って、ほんとにいいものですよね」と。先生は歌うことが本当に幸せそうだった。ラストの『花男』、すごい迫力でした。「ワハハのハ!!」はその細い体のどこからそんな声出るのか、とんでもない大声量。28曲めにこの声ですか。さ、よ、お、な、らー!とみんなで手のひらを突き出し、楽しかった。最高の時間でした!なんて贅沢なセトリ。本当に幸せでした。ありがとうございます。
20110529 ROCKS TOKYO
急いで駆けつけたがエレカシの開演には間に合わず。シャトルバスを降りた瞬間、『脱コミュニケーション』が聴こえてきた。今日の先生の声いいなぁー!と思った。雨の中よく通る声を聴きながら小走りで急いだが、次の『悲しみの果て』『風に吹かれて』を聴き終わってもまだ会場に入れていなかった。入り口まで遠すぎる…。でも会場の外でも、今日の『風に吹かれて』は素晴らしいと思った。姿は見えずとも、生声で聴けたのは本当に幸せ。やっと会場に入れた頃には『so many people』が始まっていた。しかし「沼」のため全く近づけない。仕方なく主にスクリーンで拝見したが、肉眼でも白シャツ黒ジャケの先生が「あらゆるこの世の悲しみを、あなたと、あなたと、のりこえようー!」と歌っているのが見えた。スクリーンに映る先生も雨に打たれている。ステージの床も滑りそうだ。それでも先生は感心するほどの集中力で、力強く精一杯歌ってくれていた。「雨だけどよく頑張ってるから、お前らにねぎらいの言葉をやろう」みたいなことを言って『ゴクロウサン』!この曲の石君のギターが大好きなので嬉しかった。先生ジャケットを脱いでメンバー紹介、全員の年齢を言っていた。「それから私が総合司会の宮本です、覚えといてくれ!」若者フェスの時によく見るような、明るいモード。『ガストロンジャー』のイントロに会場が湧く。今日のガストもいい感じだった!ズブ濡れ泥だらけで、寒さに震える観客たちも、体を揺らし拳を上げていた。先生はそんなエブリィバディたちに向かって、強い声で、目で、拳で、全身で訴えかけるように歌い、喉も張り裂けんばかりの声で「エブリィバディ、レッツゴーー!」と叫んでいた。胸が熱くなった。最後もビシッと決まる。雨がますます強くなり、先生も「もうこうなりゃ雨なんか気にしないよな」とか言っていた。続くは『ファイティングマン』。ガンガン行くな。最後の「ベイビー、ファーイティングマン!」は熱かった。しっかり届きました。ありがとうエレカシ。きっとみんなが元気になるような選曲をしてくれたのだろう。「エブリィバディ今日はありがとう。楽しかった。でもまだまだ続くぜROCKS TOKYOは!最後まで楽しんでくれ!」と言って、ラストは予想通り『待つ男』!最初せいちゃんが妙にテンポが遅くて、先生が「遅い」と言いながら指揮者のような手ぶりでいったん中断。仕切り直して始まった。今日の『待つ男』はとても力強くて、声がよく出ていた。キメキメの見得も迫力。「おまえはただいましあわせかいっ」あたりでお尻ペンペン。最後、らたどぅらたどぅだっっっ!の絶唱も決まる。素晴らしい。「また会おう」と投げキッスして、悠々と退場なさった。短い時間しか見られなかったけど、本当に行ってよかった。エレカシの曲のパワー、宮本先生の声のパワーが、こんなにも自分のココロに効くのだということを、あらためて確認。本当に、感謝しかありません。正直かなり過酷な環境で、全身ずぶ濡れになりながらなんとか聴こうとするのが精一杯だったけど、確かに心に火は灯りました。
20110512 神奈川県民ホール
今回の「悪魔のささやき」ツアー、待ちに待っての初参戦。グッズを買う間リハが聴こえ、『生きている証』を何度も何度も念入りに歌っていた。19:05頃暗転、ご登場。白シャツ黒ジャケ。会場全体からワアーッ!とすごい期待に満ちた拍手と歓声。あたたかい雰囲気。先生も上機嫌で。まず『moonlight magic』、武道館の頃に比べすっかり安定している。『達者であれよ』の引力、「すばらしき、愛する友よ!」とみんなを力強くグルグル指さす。今日の『悲しみの果て』は今まで聴いたなかでも素晴らしかった。全身全霊をかけ、強い声で歌ってくれた。会場全体が熱くなっているのを感じた。エブリィバディ、俺たちの希望の歌です。と、あの日先生は言っていた。曲間に「いやーやっぱり横浜って感じですね、楽屋も。お弁当も中華っぽくて美味しかったです」とか「平日なのに来てくれてありがとう!今日は最後まで盛り上がって、楽しもうぜエブリィバディー!」的なことをおっしゃったように思う。『歩く男』、バンドの醍醐味という感じでガッチリまとまっている。メンバー紹介の時「私がいなければ始まらない、総合司会の宮本です」と言っていた。「自慢の曲です」で『九月の雨』。これが、今日のベストかもと思うほど素晴らしかった。ミキオさんのギター、この人天才なんだなと思った。何かの曲の前にギターとマイクがキュイーン!と鳴ってしまい「うるさ!うるさっ!」と先生(笑)。直してくれる丹下さんに「あ、丹下さんありがとうございます」と。『いつか見た夢を』のトミ兄さんは神懸かっておられました。『so many people』はホールとは思えない盛り上がり。なんというやさしさ。泣いてしまった。『珍奇男』は先生集中して気持ち良さそうに歌う。合いの手も入りいい雰囲気。最後もびしっと決まる。「また発掘してきましたんで、聴いてください。」でなんと『おまえとふたりきり』。これでもかってくらいに聴かせる曲。音源の何倍もよかった。会場も呑まれて聴き入った。『赤き空よ!』は晴れ晴れと力いっぱい歌い上げ、聴いていると自然と笑顔になった。「ニューアルバムで唯一の弾き語りなんです」で『夜の道』。宮本さんの声、本当に好きだな。最後の余韻、これ以上ないくらいシーーンと会場が静まりかえり、10秒くらい物音一つしなかった。先生がジャカジャッ!と余韻を切ると、一斉に拍手。今日はお客さんたちも最高。続いて先生が「バンドのメンバーと、みんなに捧げます」と言った。「いや全部捧げてるんですけど、これは特にそういう…」その歌は『幸せよ、この指にとまれ』だった。メンバー全員が一つになって奏でていた。この曲はいつも泣けるが、今日は苦しそうな感じもなく、声もよく伸びていて力強くて本当に最高。ありがとうと何度も思った。暗転。チュンチュン…。アルバムと同じ構成。いよいよ来る。雷鳴、稲光。武道館を思い出しつつステージに目を凝らす。やはり先生、かがんだ体勢からゆっくり体を起こしながらリフを弾いている。…爆発!凄いですね卓袱台返し。赤と緑の狂気じみた照明。ツアーでどんどん歌い慣れてきたんだろう、安心してじっくり堪能できた。最後もかっこよく決まり、先生ギターを脱いで退場。大喝采。間髪入れずアンコール。黒シャツで再登場。なんと『Sky is blue』!かっこいいとしか言いようがない。どこかで再度メンバー紹介し、石君に「相棒です!」と言ってマイクを向ける。石君「あ、どうも、ありがとうございます」とか呟き、先生がマイクで頭をコン!とやるという一連の流れ(笑)。「今日はエブリィバディ、おかげでピシッとした、締まったいいコンサートになってます!ありがとう!」と言った。ついに『生きている証』。背筋を伸ばして聴く。音源よりずっと力をこめた強いサビ。ココロ持ってかれてポカーンと聴き入った。参った。「好きな曲です」で『笑顔の未来へ』。一気にまた明るい雰囲気に。エレカシの愛だなぁ。続いて「本気で歌います!」と先生、会場歓声。「いや全部本気で歌ってるんですけどね」。何かと思えば『FLYER』!トミはもう、拝み奉るしかない。石君のギターも素晴らしかった。震災からの不安な日々、「いつかまた絶対にあの丘で落ち合うんだ」と思って過ごしてきた。そして今、ここにこうして落ち合っているんだなぁ…としみじみ聴いた。エレカシ本当にありがとう。「約束だ!」と先生が言った。石君に合図、『ファイティングマン』。大盛り上がり。楽しかった!「エブリィバディ、全員、ファイティングマン!」先生ありがとう。歌いきり、ジャンプしてキマり、喝采!退場。去り際、トミがニコッと会場に会釈した。暗転し、アンコールの勢いもすごい。すぐにメンバー再登場。先生マイクも持たずステージの端まで走り、頬をプゥーッとふくらませて決めポーズ。会場笑いながら拍手。今度は左端まで全力疾走し、やはり頬を膨らませてポーズ。可愛い…。なんでしょうねこの人は。「じゃあもう一曲」で石君に合図。『ガストロンジャー』。やはり今のエレカシにとって特別な曲なんだろう。「毎日毎日、結論した!」オーオーオーオー!会場一丸となり、最後も決まる!最高!「また会おう」と退場。去り際、トミがニコッとして小さく手を振った。今日の一番の印象はやはり、全員のピシッとした演奏!そして先生の伸びやかな声。全ての曲の後で観客全員が頭の上で拍手するような喝采で、先生もそのたびにサンキューと言ってくれた、そんな素敵なコンサートだった。本当に幸せな時間でした。ありがとうございました。また何度でも何度でも行きたいです。
20110503 JAPAN JAM Dragon Ash (宮本浩次ゲスト参加)
会場やや後方の、向かって左側の壁際で参戦。しかしDragon Ash、よかった。BOØWYのカバーも嬉しかった。Dragon Ashの安定感、全身を預けてアガれる感じはさすが。Kjはホストとして優しくかっこよく、歌っている笑顔がよく、安心する。父性みたいな感じ?と、心の準備もないまま、激しいギターリフとともにいきなり白シャツの宮本先生がピャーッと飛び出してきた!「イェーイようこそー!Dragon Ash、エブリィバディー!」と叫ぶ。『ガストロンジャー』だ!すごい光景…。宮本先生がステージ上を走ったり高いところに乗ったり、Kjと肩を並べたりおどけたポーズもしたりして、テンション高くて楽しい。オー!オー!オー!と会場のみなさんも拳をつきあげ一緒に叫んでいた。スクリーンに先生が大きく映る。相変わらず男前だ…。Dragon Ashのリズミカルなサウンドでの先生の口上、すごく貴重。と同時に、ココロのどこかで「あーやっぱりエレカシのガストが聴きたい!」という思いが猛烈に沸き起こった。トミのドラムで、せいちゃんのベースで、石君のギターで。早く会いたい。歌い終わりは「エブリィバディサンキュー」と静かにキメる。会場歓声。一瞬帰ろうとして、マイクを戻しに来て「おじゃましました」と言って去って行った。一瞬だったな…。でもすごく先生らしい出方だと思った。良いステージでなんだかホッとした。それからのDragon Ashのナンバーも最後まで本当に楽しかった。Kjが「俺は好きでロックをやってるだけだから、こういう時に俺たちの歌が刺さるのか?っていう自信はないけど、音楽はどんな時でもできるから」「日常でも、つらかったり乗り越えられない時は、かっこいいロックバンドのライブにたくさん行ってみてください」みたいなことを言い、最後は『Viva la revolution』。Kjはいい表情をして歌う。暖かい目で会場を見渡し、本当に楽しそうに歌う。会場のみんなもココロから楽しんでいる。あたたかくて、元気をもらえる素敵なステージでした。行ってよかった。
20110129 FACTORY LIVE 0129
せいちゃん側2列目、ステージがめちゃくちゃ近かった。相変わらず圧巻の声は健在で、会場の盛り上がりぶりに先生も嬉しそうだった。会場の熱がどんどんエレカシに伝染していくのが手に取るようにわかった。みんな歓声や「宮本最高!」の声がすごくて、宮本さんが「ありがとうございます」と言っていた。こんなにヨレヨレになったライブは初めてかもしれない。燃え尽きた…。エレカシのみなさんも嬉しそうだった。エレカシにパワーを注入してもらった。あの4人の気合い、見習いたい。明日からまた頑張ります
20110109 日本武道館
オープニングからいつもと違う演出。BGM(とこの時は思っていた)でストリングスのドビュッシー『月の光』が優雅に流れ、ステージ上の蔦谷さんがおもむろにベートーヴェンの『月光』を弾き始める。やさしげな『月の光』と暗鬱な『月光』が織り混ざり、不協和音のようにモワモワした不安な空間をかたちづくる。なるほどこれも宮本先生の陰陽思想的発想だろうか。これがストリングス入りの『奴隷天国』に発展するとは度肝を抜かれた。『EPIC映像作品集』を観てからの参戦だったので、眩しいステージと大歓声の会場がいっそう感慨深く、随所で涙が出た。ついに聴けた『moonlight magic』は素晴らしい美声とキラキラしたサウンド。完成度の高さに驚いた。バンドでの『九月の雨』は渋くてかっこいい!ツアーでも絶対やってほしい。『翳りゆく部屋』は声もよく出て、永久保存版にしたいような名演だった。「今日は楽しみにしてました!みんなもそうだと思うけど。サンキューエブリィバディ」とアコギを抱え男椅子に座ると、スッと冷めた表情に変わり「…なんちゃって」とミヤジ。悪魔モードに突入しての『珍奇男』、最高にかっこよかった。石君の「ライブハウス武道館へようこそ」発言には、会場一様あっけにとられて静まり返り、次の瞬間ドッと爆笑と拍手の渦。石君照れくさそうに後ろを向いており、ミヤジも黙って立っていたが「…おまえ本気で言ってると思われたらどうすんだよ」と。『赤い薔薇』を聴けたのは嬉しかった。懐かしかった。涙ぐんでしまった。宮本さんが金原さんたちを迎え入れる時、石君に「次からおまえが総合司会やれ」と言っていた。ストリングス入りの『彼女は買い物の帰り道』は素敵だった。ストリングス隊をひっさげ、全身全霊で観客と対峙してやさしい歌を歌いあげる宮本さんに、またもEPICの映像が浮かんで泣けた。終わると金原さんと笠原さんは席に戻ったが、ミヤジは沁み入ったように目を閉じて何かしゃべっていて、「素晴らしい!金原さん笠原さんでした!」と紹介しようとして「あれいなくなっちゃった」。笑。『明日への記憶』もストリングス入りバージョンは初めて。終盤の「チクタク…」は壮大で素晴らしかった。『いつか見た夢を』では思う存分トミに見とれた。今のトミの凄さはもはや神懸かっている。唯一無二の音。「盛り上がって生きていこうぜ!舞い上がって!」で『桜の花、舞い上がる道を』。昨年の素晴らしかった新春ライブを思い出した。これぞ華やかなる大団円なり。歓声と拍手、暗転。アンコールかと思いきや、なんかチュンチュンって聞こえる?スズメちゃんの声?まさか『朝』じゃないの!てことは…。スクリーンに突如映し出される日食の映像。ドキャアアァン…と落雷の音、稲光。真っ暗のステージにわずかな光がさし、背中を丸めた宮本さんがケモノのようにゆっくりと立ち上がる。あのヒタヒタと忍び寄るようなギターリフ。ミヤジ爆発。これはもう「声」じゃない!歌い方といい、何かに憑かれたような咆哮だ。サビはミヤジ一人だったと思う。最初のサビでは陰(おれのれきしはー)、次のサビでは陽(ひかるーたいようー)を歌っていた。「めしみずかぜそらきぎまちひとおれ!」の張り裂けんばかりの叫びは形容できない。こちらはただ口をあけているだけ。目の当たりにする卓袱台返しはとにかくとんでもなかった。マイクを捨てて退場。会場総立ちで頭の上で拍手している状態。本当にすごい日だ。こんな歴史的な場に居合わせているんだ私は。再登場はメンバーたちで、またミヤジがいない。座るなりいきなりドラムを叩くトミ、チューニングのようにギターを弾く石君。まさかあの曲?石君のギター!『平成理想主義』が聴ける日が来るとは。黒シャツでミヤジが走って登場。「ヘイヘイーそこなるヒトよ」足をからめたポーズ。ストリングスも入って豪勢。いい風吹いて…行け!!2011年行け!!凄い。最後に金原千恵子ストリングスを紹介しようとすると、途中で幕が閉じちゃった。宮本さん「もう一回開けてください。もう帰っちゃった?」再び幕が開くとストリングスのみなさんまだいらっしゃった。会場あたたかい拍手。バイバイと手をふる金原さん。素敵な雰囲気だった。バンドに戻って「じゃあもうちょっとやります」みんな拍手。「ふるい曲で…古いっつっても40になったくらいに作った曲で。やっぱりね、大人になっちゃう部分ってあるんです、どうしてもどうしても、どうしてもどうしてもね」と言って始まった『シグナル』。以前野音で聴いたシグナルよりも、グッと強く声を張ってサビを歌い上げるミヤジ。「どの道俺は道半ばに命燃やし尽くす」さすがに泣きそうになった。続いて、何やる?と相談している。「四月の風?」と聞こえた。「so many peopleはツアーでたくさんやったからなぁ」と。ここでだったか「あの、新しいシステムで…こういう、コンサート会場っぽい感じでやってます。すぐ慣れてくれてありがとうエブリィバディ!」と。「契約が切れちゃったとき…いやでもまた切れるかもしれないけどね。わかりませんけど。切れたときに一生懸命曲作って…。うえぇん…うぇっ(←泣きマネ)こんな曲作っちゃって俺はもうおしまいだーみたいな。でも、大事な曲です。『四月の風』」会場大喜び。みんな笑顔で拳を振った。「お正月っぽい、おめでたい感じの曲を歌わせてくれ」で『俺たちの明日』。サビで客電がつき、『桜の花舞い上がる武道館』の時みたいだった。かつての3000人武道館もこうして客電をつけてやっていたのだろうか?明るく終わると、宮本さん「とはいえ!」出た!ガストだ!今日のガストはめちゃくちゃ早口で、でも歌詞全部つめこんでいて、スピーディーで力強くてかっこよかった。みんなを祝福する『ガストロンジャー』だった。さらに『ファイティングマン』!こうなるともう大盛り上がりで拳も手拍子も凄かった。最後、会場をぐるり指さして「全員、ファイティングマン!」と叫んでくれた。大歓声と拍手のなか、宮本さん、フラフラながらも投げキッスで退場。暗転、二度目のアンコール。『待つ男』をやってくれるはず…と祈りながら拍手を続ける。白シャツの前をとめながらご登場。宮本先生、静かに「ありがとう」とか言ってせいちゃんに合図。イントロで会場は悲鳴のような大歓声!「ちょっっとぉーみてみろ…」ん?出だしの声が…と思わずスクリーンを見ると、宮本先生、泣いている。エピックDVDの『待つ男』が脳裏をよぎり、こちらも泣いてしまった。先生は腕や手で顔をぬぐいつつ復活。キメキメの見得もすごい迫力。今日の「富士に太陽ちゃんとある」は忘れない。満場の拍手のなか、宮本さんが泣きながら『待つ男』を歌う日が来て、本当によかったと思った。歌い終わり退場するまでに3回マイクを拾って言葉をくれた。正真正銘の、最高のコンサートだった。華やかなだけでなく凄まじいセットリスト。30曲もやってくれた。『悪魔のささやき』は全曲やった。ユニバの曲が多かったのも新鮮。『悲しみの果て』も『今宵の月のように』も両方なかった。今日の武道館、正直こんなにここまで凄いとは、想像できなかった。2011年もエレカシは、とんでもない境地に連れて行ってくれそうだ。こちらとしてはもう全力でついていくしかない。一生。
20101231 COUNTDOWN JAPAN 10/11
(興奮のあまり記憶が飛んでいるので、MCのタイミングなど違っているかもしれません)宮本先生白シャツでご登場。昨日と別人のような明るい表情。会場のすごい歓声に「イェーイ!」とポーズつきで二度ほど。「いやー緊張しますね。今日は盛り上がってこうぜーエブリィバディ!じゃあまずニューアルバムから激渋の曲を聴いてくれ」。来ました『脱コミュニケーション』!イントロのギターで会場も大興奮。今日の先生一段と歌が良い、声がすごい!「みんな今年はどんな年でしたか?俺なんか今日、大阪からの帰りの新幹線でチャボに会っちゃいました!どうだうらやましいだろー!」と。そして『今はここが真ん中さ!』ワクワクで気分上昇!アガる。この曲に限らず、基本的にお客さんも終始大合唱だった。「今は幕張がど真ん中!」手もキラキラしたりクラップしたり。「始まるよーー!」と。先生上ずった声で「じゃあみんなに捧げます!素晴らしい日々を送って行こうぜって歌です」で『悲しみの果て』。大歓声、大合唱。先生極上の声の伸び。泣く余裕もない。「ちょっとマニアックな曲だけど、ここからみんなで一緒にドライブに行こうぜ」で『good morning』!この曲、意外とフェス向きかもしれない。ちょっと踊れるというか。「昔、高速道路を…飛ばさなきゃいけないもんだと思っていたので、300キロくらい出してたんです」みんなえ~っ!「あれでスピンして壁に激突してたら…すいませんね死ぬ話で…でもいいでしょ俺の話だから。もしそうなってたらニュースになってましたかね」そんなことになってたら困ります。そしてひとこと「自慢。」と。石君にマイクを向けて「どうですか石森さん今のジョークになってましたか」石君めちゃくちゃあせりながらうなずく。「ここで石森さんから一言」盛り上がる会場。石君、何か言ったが聞こえなかった…すみません。『旅』の前にMCをなさったのは初めて聴いたかも。「別にモンゴルの大平原に行かなくても、俺たちは毎日を旅してる。そう思いませんか」。この日の『旅』ときたらとんでもなかった。宮本浩次の歌は全くの別格だ。感動とか感激を完全に超えていた。この歌が生まれて本当に良かった。歌い終わると子供みたいな顔で時計を見て「あと10分?え、5時間?ってことはないよな!あと10分だってよエブリィバディ今年も!」わードキドキ!「2年前に大阪でカウントダウンした時、6秒前からみんなに教えてもらったっていう苦い記憶が」笑。あの時はハラハラした。「じゃあ蔦谷さんひとこと」とまたマイクを向けて、蔦谷さん「え…っとあけましておめでとうございます」蔦谷さんまだです!「高緑さんはどうですか」成ちゃん「(渋い声で)…こんばんは」「じゃあ初詣がわりに歌わせてくれ!2010年、悲しいことがあった人もいるかもしれないけど、新しい年、みんなで素晴らしい未来へ行こうぜ!」みたいなことを叫んで、『笑顔の未来へ』。これも会場じゅうが大合唱。拳の波、クラップの嵐。終わると先生すぐ時計を確認して「……。びっみょーー…」と。そしていきなり歌い始めた『いつか見た夢を』超高速バージョン!あまりの楽しさに笑いが止まらなかった。先生「大急ぎだ大急ぎだ!」って。終わると先生、「…時間が余ってしまいました」。大笑。「じゃあ30秒前からカウントダウンしような!」ついに…。「27、26、25…」先生がよく見える。エレカシ、今年も本当にありがとう。「10!9!8!7!」今この瞬間に、ここにこうしていられてしあわせだ。「2…、1…、」どっかーーーん!!大歓声、歓喜の渦。「あけましておめでとうエブリィバディ!」左右いっぱいに走る先生。「どうなんだ新しい年は!え!?エブリィバディ!」なんと2011年一発目は『ガストロンジャー』!盛り上がりすぎて覚えてない。続く『俺たちの明日』はみんな大喜びで、泣けた。「自分の力で、熱い涙を流せるのって最高ですよねエブリィバディ」と言って『今宵の月のように』。隣の男性が感激のあまり「あぁ~…!」と泣きそうな声をあげた。宮本さん、あなたの歌声はほんとに最高だ。次が『so many people』。ガンガン行くなぁ。跳ねすぎてもうわけわからないです。「エブリィバディ、だがここで悲しみの宣告だ!」まさかの『コール アンド レスポンス』!新年早々死刑宣告が受けられるとは。「全員、死刑です」にみんな大喜び。「今日はほんとありがとうエブリィバディお互いに!俺はみんなに、元気をもらいました!俺は、あげました!」とミヤジ節。「エブリィバディ、ファイト、ファイティングマン!!」これはもう書くまでもない。本当に最高の、最上の、光り輝く素晴らしい時間でした。ありがとうエレカシ!2011年もドーンと行きましょう! 
20101230 RADIO CRAZY
一つ前のHIATUSから真ん中あたりに陣取り、エレカシ前には前方3列目くらいに。蔦谷さんのキーボードが来る。丹下さんもいる。マイクテストの時から、音小さくないか?と思ったがやはり宮本先生、最初「脱コミュニケーショ~ン!」と歌ってから「音小さいな」とおっしゃった。ご登場は白シャツ。髪をクシャクシャしながらゆっくり歩いて登場。久々に若干不穏モード。一曲め『脱コミュニケーション』、冒頭のギターから最強!歌の調子もいい。次の『ドビッシャー男』は嬉しかった!石くんが前に出ないので、先生お尻を蹴る。「おじさんたちとドライブに行こうぜ」で『good morning』。トミの凄さに惚れ惚れ。「悲しみ」とみんなに指示して「来年も再来年も素晴らしい日々を送っていこうぜって歌です」みたいなことを言って『悲しみの果て』。本当に素晴らしい声。会場大喜びでした。「みなさんこんばんはエレファントカシマシSです。キーボード蔦谷好位置!オンベース高緑成治。オンドラムストミ。バンドの兄貴です。それから石森敏行さんです。相棒です!そしてもう一人ヒラマミキオ、ミッキー!そして私が総合司会の宮本です、よろしく!」続く『いつか見た夢を』がとてもよかった。この曲、聴くたびに良くなる。トミがよく見える位置だったので見とれてしまった。『旅』はものすごくカッコよかった!フェスでやってくれて最高に嬉しい。『デーデ』は始まる前に何か言っていたが忘れてしまった。先生は石君にガニ股をやたらと強要。らんらんらんららららんらー!と楽しかった。「この世は…」と呟いてからの「so many people」は凄かった!盛り上がりました。「若人よ!」と叫んでいた。最後も決まる。「2010年ももうすぐ終わるけどよエブリィバディ。どうなのみんな。いいことあったの?」とダルそうな感じで。来たぞーこのノリで…「どうなんだお前正直な話率直に言って日本の現状をどーもう!」出たーガスト!大歓声!怒涛のエレカシ。マイルドさのカケラもなくキレキレで最高だった。シャツをバリバリに割いていらした。「エブリィバディ今日はありがとう!お互い様だいろんな意味で!」と。そして石君のギターで始まる『ファイティングマン』。楽しかったです!一度引っ込んで、会場はすごいアンコール。すると先生、着替えずにわりとすぐ出てきて「すぐ出てくるなら引っ込むなって」と自分ツッコミ。「いつの日か輝こうぜっていう歌を」で『今宵の月のように』。会場歓声。声がのびのびと響く。本当に声の調子がとてもいい。歌い終わるとすぐギターを脱ぎ、「今日はありがとう!来年もいい年になるぜー!」とか叫んで、さーっと引っ込んでしまった。会場すかさず再びアンコール。しかし無情にも客電がつく。みんな強情に拍手を続けていたが、だんだん諦めていった。「なぜ自分はエレカシがこんなに好きなのか」がわかったような、ものすごくライブ感の濃いライブでした。自分はきっと来年も再来年も10年後も20年後もずーっと、エレカシのライブに通い続けるに違いないと、確信した夜でした。
20101218 ZEPP NAGOYA
今日も白シャツ一枚。わりとMC多め。「名古屋の人は押しが強いですね!強いぜエブリィバディ!届くぜ!」と。一曲目『脱コミ』最初のギターで会場全体から歓声。バンドの重低音かっこいい。次がなんと『地元のダンナ』!名古屋のダンナ!名古屋のおかみさん!と歌う。『good morning』のトミとせいちゃん凄すぎる。チカチカ300kmドライブの終わりが合わなかったがビクともしない。『悲しみの果て』は毎回国宝級の声だと思う。丁寧で愛のある歌唱。『彼女は買い物の帰り道』は早くも安定した風格。「届け、届け」と全力で歌う宮本さんの姿に涙。「そのへんに転がってる幸せ…まぁ不幸も転がってるし何でも転がってるだろうけど、そのへんに紛れてる幸せが、毎日、自分に来てくれって歌です」で『幸せよ、この指にとまれ』。宮本さんの声が大好きだと思った。「古い歌で…夢から醒めし人よ。生まれたばかりの人。プライドをかけて歩み出せ」と朗読調で言い、まさかの『漂う人の性』。出だしから声が素晴らしすぎて神懸かっていた。さあ出かけよう。五分先へ行こう。「時からのメッセージ…」泣きすぎて全然観られなかった。歌い終わり「10年?くらい前の歌だけど「昇りくるぶざまな太陽」ってもう言ってる。朝が来るとめんどくさくて。めんどくさいって言い方はよくないってお父さんに怒られちゃいますけど。今も毎朝めんどくさいけど、30代前半からもうめんどくさがってたっていう」みたいなMC。『何度でも立ち上がれ』はイントロで「オンベース高緑成治。今日もダンディに決まってます。オンドラムス富永義之トミ!バンドの兄貴。ギター石森敏行。相棒です。ノリノリです!それからもう一人。ヒラマミキオ、ミッキー!スペシャルギタリスト、最高の男です。そして私が総合司会の宮本です」と言って、歌。すごくよかった。最後終わりが合わず先生だけ残っちゃったが、もう一回やり直して「決めろー!」と叫び、だだだだだだだだっ!…決まった。『歩く男』せいちゃんの帽子のつばを持ってステージ前に引っぱり出す。「エブリィバディ歩けー!歩けよ!」と男らしい。ライブ映えする曲。『星の砂』今日も楽しかった!せいちゃんの帽子をとって石君にかぶせる。歌い終わってシーンと黙りこくり、突如大声で「おれのこころにひーをともっすぅー!」…素敵すぎる。この歌のあとの「きーえーなーいー」の美声はたまらない。『さよならパーティー』は「ココロに水を…」で両目に指のわっかを当てメガネを覗くようにする。「すこしかけてやればいい」でみんなに向かって両腕を広げてみせた。この歌の後か、先生が石君に、帽子をせいちゃんに返すよう促す。石君がトミに渡そうとすると、せいちゃんが手を振って直接投げるよう合図。投げてパス。歓声と拍手。モードがグッと男らしくなり「さだめなーきーよの…」みんな大喜び。盛り上がった!最後も完璧。立ったまま『男は行く』。男宮本、かなり漲っていた。ギターを脱いで投げキッス、退場。アンコール。黒シャツで再登場。「ありがとう。じゃあもうちょっとやります。もともとやるつもりでしたけど」笑。「でもなんにも(コールが)なかったらやんないよ」と。『風に吹かれて』は最初トミに手を振り、3回ほどやりなおす。何が合わなかったのかな。でもイライラした雰囲気ではなく、丁寧にこだわってやり直した感じ。歌っている宮本さんのお顔が惚れ惚れするほど美しかった。「毎日毎日、つまんないなら働けよエブリィバディ!」と言って『情熱の揺れるまなざし』。嬉しい!先生good morningモードなんだろうか。男稼業フル稼働。「次はじゃあ、散歩している気持ちで聴いて下さい。男の人も女の人も、夜の道を散歩している気持ちで」。今まで聴いたなかで一番よかった。極上でした。「悪魔のささやきっていう20枚目の…考えてみたら1年半ぶりの。でも22年で20枚ですから結構コンスタントです。2年ぐらいあいた時期もあったから、年に2枚出した時もある。『扉』を出して半年で『風』を出してるんです。あの時は一番すごかった。あの時たくさん曲つくったんです。レコード会社の人に『悪魔のささやき』ってどうです売れそうでしょう!って出したら『ん~~どうかな(モノマネ風)悪魔っていうのは一般の人には刺激が強過ぎるんじゃ…』とか言われてびっくりしちゃって。で「そして心に火を灯す旅」って副題がついたんですけど。っていう『悪魔のささやき』というアルバムから『夜の道』、でしたっ」可愛い。「えーっとじゃあ、時間の経つのは早いものでって訳わかんないですけど、年末ですね。でも次は夏の歌で…どうしてかっていうと、輝こうぜっていう。輝こうでも何でもいいんですけどいつも思ってるんです、勝つぞ!とか、やってやるぜ!とか。みんなも思ってると思うんだけど」と言って『今宵の月のように』。何度聴いても名曲。終わると先生、マイク持ってステージの前方で、黙ってフロアを挑発的に睨みながら突っ立っている。来た。ガストだ。今日もかっこよかった!演奏もしっかりガッチリ。最後も決まる。最高!「俺はみんなに元気もらいました!エブリィバディありがとう!お互いさまだー!」と言って『ファイティングマン』。ものすごく盛り上がっていい終わり方だった。私の2010年Zeppツアーはこれで閉幕。エレカシが驚異的な絶好調で、新曲も新曲とは思えない完成度の高さで、セトリも愛があって最高のツアーだった!ありがとうございます。こうなったら2010年最後の瞬間まで、エレカシ街道を全力で走り抜けます。
20101212 ZEPP SENDAI
先生今日は最初から白シャツ一枚。『脱コミュ二ケーション』、最高の幕開け。声の調子がいいのがわかる。非常に盛り上がった。『真夜中のヒーロー』は嬉しかった!『あの風のように』が素晴らしくて涙。バンド全体が鳴らす鳴らす。あのコード進行はツボすぎる。『始まりはいつも』は今まで聴いたなかで一番ビシッとかっこよかった。『good morning』300キロドライブ最高!「ずっと大事に、丁寧に歌ってる歌です。全部丁寧に歌ってるんだけど。みんなに捧げます」で『悲しみの果て』。刻み込むような丁寧な歌唱、素晴らしい声の伸び。泣かずにはいられなかった。「今日は八百屋みたいにどんどんいいテンポでやってます、ノセてくれてありがとうエブリィバディ!」八百屋って…?『彼女は買い物の帰り道』とてもよかった。「泣かない私は…」のところを「負けない私は…」と歌ってらしたが、歌い終わって次のアコギを持ってから「…泣かない私は…だね」と言い出し、みんなウンウン頷くと「♪泣かない私は幻のなかでまどろむ…」先生がアコギ1本弾き語りで最後まで全部、丁寧に歌い直した。これがものすごいプレミアム感で素晴らしかった!得した気分。どこでだか忘れたが、先生が「かわいいやつらだ」と言ってみんなキャー。『歩く男』石君のギターに「地味!地味!」と何度も言っていたが、今日の『歩く男』はもの凄くかっこよかった。「秋の夕暮れー!夏の夕暮れー!ひとの……人の夕暮れぇーー!」「歩いていこうぜーー!歩けー!」泣けた。『星の砂』もちろん盛り上がりまくり。今日はせいちゃんの帽子奪ったりせず。「新しいアルバムから一曲。大事な曲になるような気がしてます。アルバムのタイトルが歌詞に入ってるので」と言って『旅』。エレカシ節炸裂の素晴らしい傑作。『so many people』跳ねすぎて酸欠。最高だった。『男は行く』の凄まじさには卒倒寸前。男、宮本。最高潮のまま本編終了。鳴り止まぬアンコール、先生黒シャツで再登場。いつだったか、「エブリィバディ今日はありがとう!俺はみんなに、元気をもらったぜーエブリィバディ!お互いさま!」と言っていた。『風に吹かれて』は今日も素晴らしい声だった。男椅子をひきよせ『夜の道』。聴き入る会場。月の光と虫の音の中にいるような気がした。余韻に静まり返っていた会場も、次の『習わぬ経を読む男』で、再びテンションアップ。石くんに「ギター弾いてる最中に俺のこと横目でちらちら見るのやめてくれる?不安になるとすぐ人のこと見るんです。もっと堂々としなさい」と。仲良し。「デーデ」って口で言ってからの『デーデ』。会場大喜び。『ガストロンジャー』宮本さんはオーオーオーの部分は下のパートを歌い、会場みんなが上を歌っていた。盛り上がって凄かった。そして最後、石君のギターで始まる『ファイティングマン』。これはもう鉄板、大盛り上がり。最後の「べいびー、ふぁーいてぃんぐまん!!」は会場全体が叫んでいた。最高。エレカシ、最高。本当にどうもありがとうございました。このツアー、参戦するたびにものすごくパワーアップしているので、次の名古屋が楽しみでなりません。
20101127 ZEPP OSAKA
先生は東京の時と全く違うモードで、顔つきまで違った。目尻が上がって見える。フェスとかと違ってホームにいる感じなのか、機嫌は悪くないが愛想がよすぎるわけでもなく、いい意味で無防備。これがワンマンツアーの先生だったなと。本日も白シャツ黒ジャケ、本編の最後までジャケット着たままでした。MCもたくさん話してくれた。「マジメに話すのが一番だってことに気づいたんです。一対一じゃないんで。こないだ『悪魔のささやき』ってアルバムが出まして。(拍手)ありがとう(ニコッと笑う)。ツアーに間に合わせようと一生懸命作って。女の人の歌も作りたいってずっと思ってて、男の歌ばかりだから。できたときは嬉しかったです。テーマが光と闇みたいになって、結果的にですけど。どっちが光でどっちが闇かわからないけど。聴いてください」。声がやさしくて泣けた。「負けない心で立ち上がる」から凛とした歌い方になるところが好きだ。『幸せよ、この指にとまれ』「不幸もその辺に転がってるかもしれないけど、でもやっぱり光も…」みたいなMC。素晴らしくて泣いてしまった。隣の人も泣いていた。歌の後「アルバムに入ったらスゴイいい曲で!シングルの時はダメって意味じゃないですよ」。『星の砂』ジャケット着たままビチョビチョ。かっこ良すぎる。トミを煽る。トミに登る(笑)。石くんのグラサンをせいちゃんにかけ、せいちゃんの帽子をかぶる先生。「お前ら破廉恥だ!」と言っていた。せいちゃんに「あなたそれ(グラサン)似合うね」。返すように促すと、せいちゃんからトミに、トミから石くんに渡る。石くんがグラサンをかけようとすると、先生がやめたほうがいいという素振り。石くん、やめていた(笑)。MCなしで始まる『旅』、ソリッドなバンドサウンドが最高。『さよならパーティー』「誇れるものが今はなくてもいい、大丈夫だエブリィバディ!」と強く歌ってくれた。『so many people』「無駄死にさ…生きていこうぜエブリィバディ!」もう跳ねて跳ねて、酸素が薄くて苦しかった。「男の人も女の人も聴いてください」立ったままでの『男は行く』。壮絶。が、途中でピタッと止まり、凍りついたままの先生。「どうですかスタッフお兄さん?」お客さんに具合の悪い人を発見した様子。「大丈夫?」キリッとした声をかけていた。そのあとの「人の良さが出てしまいました」のコメントに拍手喝采。「みんなも気持ち悪くなったりしたら遠慮なく吐くなり、出ていったりしてください。大丈夫だそうですエブリィバディ!OKじゃあ…」と、メンバー全員が何事もなかったように途中から演奏を継続。しかもキレキレの熱量はそのままに。「俺たちは自由な男じゃないか」を「俺たちは生きてる仲間じゃないか」と歌う。この先生の一連の、大人の男の人らしい、みんなの熱も冷めさせない完璧な処し方には感心。最後は「男どもよ、今日は俺の完全勝利だ!」と叫んで退場なさった。アンコールは黒シャツ。オレンジシャツが渋柿色みたいになっている石君に「それあなたの汗?すごいね」と。そして「楽しい時間も…。…さよならさ」で『風に吹かれて』。誰かがありがとうと叫んだ。声が透き通るようで恍惚。みんな手を振っていた。「みなさん、手ゆらゆらありがとうございます。でもいいですね、手ゆらゆらも、参加してる感じがして。自分の感情を出すっていう。星の砂なんかすごいことになっちゃってますけど」。男椅子を引き寄せ、背もたれにのっかり「えーこれはちゃんと街灯の下に影がふたつできるかどうか、石君と検証済みです。レコーディングいつも石君に手伝ってもらって、車のところまで送るんですけど、その時に。この人は照れてましたけど」で『夜の道』。これが予想をはるかに超えて素晴らしかった。先生の声。ギター。口笛。個人的には本日のベストアクト。「歌は日々更新するって誰か言ってたけど、本当に歌うたびに変わって10年前とは全然違う。コンサートの度に歌ってる大切にしている曲なんです。テーマが「輝こうぜ」ってことなので。陳腐な言葉かもしれないけど。陳腐って歌う前に言っちゃダメなんですけど」で『今宵の月のように』。丁寧な歌唱。『ガストロンジャー』は凄まじい勢い。ラストは石君のギターで始まる…のはずが、タイミングはずれて先生にアタマを「ぺち」とやられる石君。再び始まったファイティングマン、最後まで凄い気合いだった。みんなの拳も合唱も最強。ベイビーファイティングマン!エレカシありがとう!!メンバー紹介「高緑成治、あったかいやつ」「トミ、バンドの兄貴」「石君、相棒です」「ミッキー、スペシャルギタリストなんです」「そして総合司会の宮本です」と、親指でピッと自分を指して言った顔がなんとも可愛く、もうなんなんだこの人は!と思った。
20101121 ZEPP TOKYO
今日はやや後方での参加。石君は黄色シャツグラサン姿、宮本先生は白シャツ黒ジャケだが『星の砂』くらいまでジャケット脱がなかった。『脱コミュニケーション』は今日も凄かった!ライブ1曲目にまさにふさわしい曲。昨日に引き続き、男っぽいバンドサウンドの『新しい季節へキミと』。トミ最高。「変わりゆく東京の街に」あたりで涙が出てしまった。「エブリィバディようこそ!」のあと「いつも風が吹いてて…」みたいなMCだったので『風に吹かれて』かと思ったら『あの風のように』だった!これは嬉しい。バンド全体が鳴ってる!って感じが凄くて感無量だった。『good morning』今日も300キロまで行きました!先生「トミ、もっと速く!もっと!もっと!」と煽り、こちらまで昇天しそうだった。「エブリィバディ、ドライブに付き合ってくれてありがとう」と。『幸せよ、この指にとまれ』最初が石君と合わず、「いい味出してるぜオッサン」と愛のある感じで(笑)。「アルバムに入ったらビックリするほどいい曲になっちゃって。自分の曲なんですけど。ますます大好きになりました」みんな拍手。『明日への記憶』はフェスの時より数倍凄くなっている。MCなしで『旅』。この曲はCDでも男くさくて最強にかっこいいが、ライブは本当に素晴らしい。先生の歌い方がいい。演奏も危なげなくビシッとしているし、ツアー初披露とは思えない完成度。「ああ それでどうなるわけもなく〜」のところ、最高。『さよならパーティー』の前、先生はゼイゼイと肩で息をし、ガストの最初みたいに「うなななぅぬあななぁ…」とはっきりしない口調で何か言った。可愛い。『so many people』楽しかった。先生「みんな元気いっぱいだなぁー。お互い様!」と。『男は行く』の叫びはいつ聴いてもしびれる。「俺はもう44だよ!関係ねえか」とか言っていたような?『花男』はメンバーに「花男。」と指示して始まる。「ワハハのハ」最高。さ、よ、お、な、らー!とみんなとても喜んでいた。アンコールは今日は黒シャツ。『習わぬ経を読む男』の「君とどこが違うの?」は鬼気迫っていた。こんなにライブ映えする曲だったのか。『寒き夜』先生リベンジ。こういうまっすぐなところが、すごいと思う。コードは完璧ではなかったが、あの歌っている時の顔はたまらないですね。「凍えそうな日よ 家路を急ぐ人たちよ…」泣けた。『ガストロンジャー』は『寒き夜』からの温度差がすごすぎて、最初ちょっとついていけなかった。でも先生、今日も「んなこた100年前から変わんねーんだバカヤロ!!」「何か進化したかよ!?言ってみろ!」とか、石君に「弾け!弾け!弾けって!」など、キレキレで卒倒するほどかっこよかった。『ファイティングマン』やはり鉄板。気持ちのよいラストだった。東京の二日間は、ぶったまげるようなライブでした…。何よりバンド全体がガッチリしていて、これでもかってくらいに鳴る、揺さぶられる。このツアーはどうなっていくのか、本当に楽しみ。できうるかぎり、遠征必須でしょう!
20101120 ZEPP TOKYO
左手前方4列目くらい。近い。ステージにキーボードがない。ゴツゴツしたロックなバンドサウンドを期待しつつ待つ。緊張で腹痛が…。客電が落ち、白シャツ黒ジャケでご登場。1発目『脱コミュニケーション』がすでに物凄かった。あの声!トミとせいちゃんの重低音。ライブでたくさん聴きたい。『始まりはいつも』はイントロでまさかと思ったが、聴けて嬉しかった。そして『good morning』はとにかく最高だった!「高速道路を凄いスピードで走ってた頃の曲です。そういうもんだと思ってたので。ちょっと古い曲」。あの照明チカチカの「160キロ…190キロ…200キロ!…」が飛んでしまいそうなほど楽しく、どこまで行っちゃうのかと思った。忙しい新曲ラッシュとプロモーションの日々に、一体いつリハをしてるんだろうと思っていたが、こんな素晴らしい楽しみを用意してくれていたとはビックリ。ありがとう!『彼女は買い物の帰り道』一緒に歌詞を追いながら聴いた。『幸せよ、この指にとまれ』で先生が「アルバムに入ったらびっくりするくらいキラキラしちゃって」とおっしゃったが、私も全く同じことを強烈に感じていたので、光って本当に尊いなと思って涙が出た。『明日への記憶』これもアルバム効果が大きいのか、人生賛歌に聴こえて泣いてしまった。先生の姿に、這いつくばってでも生きていかなきゃいけないんだなと思った。『何度でも立ち上がれ』には大喜び。石君とミキオさんのコーラスもいい。『旅』、個人的には今アルバムで最高にかっこいい曲だと思う。宮本先生にすごく似合う。『さよならパーティー』の不意打ちにも泣いてしまった。「誇れるモノが今は無くってもいい ココロに水を少しかけてやればいい」のところを、前に出て強く身振りで訴えるように歌ってくれた。『男は行く』「エブリィバディ行くぜーー!」とかけ声、椅子でアタマブンブン振りながらのイントロ、絶叫。せいちゃんにいっぱい弾かせていた。いいバンドだな。『習わぬ経を読む男』、始まる前に「聴きたいねー」と話していたので嬉しかった。『寒き夜』ついに聴くことができた。感涙。最後「あんまり練習してなくてごめんー」という終わり方が可愛いかった。『ガストロンジャー』今日のガストは凄く勢いがあり台詞も早口でバンバン出て爽快。最後「う!う!」でトミのほうを向いて「決めろよー!」と叫び、決まった…。文句なしに最高。『今宵の月のように』「…月のようにー」で全員が入って華やかなサウンドになると、「夕暮れ過ぎーてー…」あたりで先生が号泣。「いつの、ひか、かがやく、だろ、あふれる あつい…」と一生懸命歌おうとしている姿にもらい泣き。『ファイティングマン』「さあドーンと行こうぜ!ファイティングマン、ファイティングウーマン!」と叫ぶ。最後は倒れてしまいそうなほどフラフラで絶唱していた。帰り際の投げキッスはギューッと長く気持ちをこめて、2回やってくださった。朧げですが先生語録。「エブリィバディ調子はどうですか。俺は絶好調です」「トミそれ着替えたの?トミ派手なんですよ。ステージに出るとなぜかねずみ色とか…」「どうですかみんな風邪ひいたりしてない?でももう大丈夫。今日で元気になれるよ。まあ無責任なことは言えませんけど医者じゃないんで」メンバー紹介「高緑成治。今日もダンディに決まってます。通気性のいい帽子をかぶってる」「トミ。バンドの兄貴」「石君。相棒です。ザ・おやじ」「スペシャルギタリストミッキー。みきおさんと呼んでます。あったかい男」「総合司会の宮本です。お見知りおきを」
最高の状態、最高の選曲、最高のアクト、本当に最高の時間でした。初日とは思えない!これからのツアーがどう進化していくのかとても楽しみです。
20100904 RockDaze!
アリーナ中央3列目くらい。近い。先生白シャツでご登場、穏やかな表情。「イェーイ!こんなかっこいいバンドがたくさん出てるイベントに呼んでくれて、サンキュー!エブリィバディようこそ〜」『今宵の月のように』でスタート。みんな本当にノリがいい。先生もご機嫌。そして声が!!完全に別格、圧勝。これこそが本物の歌だとあらためて確信。続いて「定めなき世の定めだぜ…」会場、跳ねる跳ねる!歌い、叫ぶ。「ノリがいいぜ福岡〜!」と先生も嬉しそう。『悲しみの果て』、なんという声だろう。泣いた。石君のギターも最高。最初は合唱していた男子たちも、恍惚として立ち尽くしていた。「男の子と、女の子がさ。公園とか行くでしょみんな?でもやっぱりいい時も、もしかして俺たちもう別れるのかな、って時もあって」みたいな優しい語り口で、『リッスントゥザミュージック』。弾き語りから聴かせまくり、静まり返る。後半やはり凄かった。「あんなに、あんなに、大好きだったのに」と絶唱していた。声がすごくよかった。割れんばかりの拍手。「9月22日発売の新曲で『明日への記憶』という」。渋かっこいい!山中湖の時と同様、沁み入るように終わり、間髪入れず『笑顔の未来へ』。手拍子をあおる先生。盛り上がっていい雰囲気。楽しい!『いつか見た夢を』も拳がすごい波になった。先生もとっても嬉しそう。『ガストロンジャー』も勢いがよくて非常によかった。のだが、最後が合わず3回くらいやり直した。だが福岡の皆さんは本当に熱くてノリノリで、次の『ファイティングマン』では完全に熱気もノリも復活。すごいな。先生も完璧に持ち直して熱く輝いている。みんなの拳も合唱も力強い。あー来てよかった!泣ける!最後、投げキッスでサンキューとご退場。すかさずアンコール。ものすごい歓声のなか再登場。同じ白シャツ。「エブリィバディありがとう」と『俺たちの明日』。会場大喜び。みんなが熱いまなざしで一体になった。そしてギターを置き、せいちゃんに…。出たーー『待つ男』!先生がケモノに豹変、一気に変わる会場の空気。身を乗り出し、目ん玉ひんむいて睨みつけ、白シャツの胸をバリバリ裂く。少しだけ寄り目っぽくなる先生がたまらなくかっこいい。最後は天を仰ぎ両手をガッと掲げるポーズで決め。歓声、拍手!投げキッス、ご退場。夏をしめくくるにふさわしい、素晴らしいステージだった。帰り際のお客さんたちも「やっぱりエレカシすごい〜」「長く続けてる人達は全然違うね!ロックの厚みが違う」などと、興奮気味に話していた。ロビーでは『幸せよ、この指にとまれ』のポスターと写真を撮っている人達がたくさんいて、みんなとても幸せそうで、きっとみなさん待ちに待ったコンサートだったんだろうなと、あたたかい気分になった。ポーッと幸せな余韻でヨレヨレになりながら、ホテルまで歩いて帰った。ここまでの気分になれたライブも久々な気がした。私の感想ばかりになってしまいましたが、先生のMCもあまりなく、メンバー紹介もなく、ひたすら勢いのまま曲をやってくれたコンサートでした。本当にありがとうエレカシ。エレカシのおかげでこの夏を乗り切れました。
20100829 SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER
やっとのことで会場に着いたのはまさかの19:05。すでに真っ暗だが、山中湖は涼しくて気持ちがいいい。定刻、白シャツの先生が頭をくしゃくしゃとやりながらご登場。すごい歓声に先生もご機嫌で「イェーイ!」「最後まで残ってるみんなはえらいぜ〜!」と。『今宵の月のように』でスタート、当然ながら大歓声。「真夏のよぞーらー」と満天の星空を指さす。なんだか一曲目から泣けてきてしまった。次の『俺の道』は最近見たなかでは一番力強く、キレ具合も凄かった。この曲だったか、男椅子を持ち上げてみんなに見せてワーッと盛り上がり、ポイ。『悲しみの果て』もみんな大喜び。先生は丁寧に歌いあげ、声のよさにまた泣けた。「ギター石く〜ん」で石君のギターソロもとてもよかった。「コーヒーを飲もう、二人でー!」を久々にやってくれた。今日はMCも少なく、各曲の間奏やアウトロが短めで、曲をコンパクトにしてたくさん演ろうとしてくれている感じ。「素晴らしい日々を、送ってこうぜってのはいいんだけどよ〜(だったかな?不確かですが)、先立つものがねえとよ!金だよ金!金よこせ!」みたいな前振りで(これウケてました)『デーデ』。盛り上がる!拳も手拍子も壮観で楽しかった。「次は一番新しい曲。9月22日発売の『明日への記憶』という曲です」。ついに初聴き。感動的でした。心が深く揺さぶられて涙が出た。みんなも聴き入っていました。余韻の残る会場も『笑顔の未来へ』で再び明るく盛り上がる。宮本さんも観客に向かってたくさん呼びかけ、いい雰囲気。ステージ左右にもよく来てくれて、キャーッとなっていた。何かの曲で「よく見えないけど、みんないい顔してるぜー!よく見えないけど、みんなかっこいいぜー!」とおっしゃっていた。唐突に「俺もオジサンになっちゃったけど」と言い出し(ウケていた)、「でもそれでも、夢を見て、それを正夢にしようぜって思ってて、みんなも同じだと思うんだけど」みたいな紹介で『いつか見た夢を』。これもすごくみんなに届いている感じがした。宮本さんの動きも可愛い。続く『ガストロンジャー』のイントロで、みんな若干「ええっ!もう終わり!?」となっていたような。でもしっかり盛り上がりました。「繁栄」じゃなくて「神風っていうテーマだったんだよ」と。「エブリィバディ今日はありがとう!俺たちのファーストアルバムの一曲目に入ってる」で『ファイティングマン』。鉄板です。楽しかった。そしていったんご退場なさり、アンコールは白シャツのまま再登場。「エブリィバディサンキュー!ワン、ツー、あごめん」温かい笑い。ここでいきなりメンバー紹介。総合司会の自己紹介が抜けちゃっていたような。「ちょっと古い曲を」と言って『風に吹かれて』。嬉しすぎる。あのオリジナルのイントロで泣きそうになった。声が本編の時よりもよかった。もちろんみんな手を振っていた。「不器用なみんなに捧げます。器用な人なんてそんなにいないんだけど。頑張ろうぜ!って歌です」で『俺たちの明日』。やはりみんなこの曲が大好きなようで、笑顔で拳を振っていた。歌い終わると同時にミヤジがギターを置き、間髪入れずせいちゃんのイントロが始まっている!宮本先生も豹変!出ました『待つ男』ー!いつもにも増してビッキビキだ。ケモノみたいで物凄かった。富士に太陽ちゃんとあるーー!観客も悲鳴、もしくは立ち尽くす。らたどぅだたどぅだっ!と最後も決まる。先生は落としたマイクを拾い、「エブリィバディサンキュー!みんな最高です!また会おう」とたくさん投げキッスをしてくださった。歓声の中、ご退場。するとヒュルルル…と花火があがった。
20100807 ROCK IN JAPAN FESTIVAL
体調に自信がなくフロントゾーンはやめ、やや下がって手すりのところで見た。先生白シャツで登場。「イェーイ!」。1曲目いきなり『ファイティングマン』。石君楽しそう。先生も左右のせり出したところまでずっと走って、手拍子もあおる。「始まるよ〜!」続いて「毎日何かいいことないかなーって生きてるけど、そのへんに紛れてる幸せが、この指にとまれっていう歌です」という前置きで『幸せよ、この指にとまれ』。若者達もじっくり聴き入っている感じ。最後「ちくしょーっ」と言っていた。先生の声は暑さに喉が渇いていそうだったが、高音も出ていた。ステージ上は36度とのこと。続いて「ちくしょー行くしかねえんだ。俺の道。聴け。」で『俺の道』。渋かっこいい!せいちゃんの帽子をまた奪ってかぶっていた。次「みんなに、捧げますけどよお」って。「素晴らしい日々を送っていこうぜ!って歌です。みんなに捧げます。聴いてください」と言って『悲しみの果て』。やはりみんな喜ぶ。そして合唱。先生の声がよくのびて、聞き惚れる。「ギター石くーん」やはり泣ける。「歌詞が面白いんで聴いてください」と『デーデ』。「稼げ!」と何度も言っていた。「もっと知ってる曲やってほしい?いいでしょ」みたいなことをチラッと。そして『暑中見舞ー憂鬱な午後ー』。ライブで聴くの好きです。だだだだだだだだっ!「次は28歳くらいの時に作った曲で…。今44なんですけど(観客から「えーっ!」と驚きの声)。彼女とうまくいかなくて別れることになって、でもやっぱりやり直せないかと、雨の中を女に会いに行く男の歌です」で『かけだす男』!これは凄い難曲だと思うのですが、生で聴いてあらためて宮本さんの歌唱力に驚嘆した。次が『リッスントゥザミュージック』。若者たちは一番感動していたかも。あの美声を聴かされたらやっぱりシンとなる。そして後半がまた素晴らしい。涙出ました。「秋に発売予定の新曲を聴いてください」とは、『歩く男』ではなく題名がわからないほうの曲。タイアップにもなりそうなメロディ、さすがに覚えてしまった。みんなもリズムに身を預けていた。ここで『FLYER』。「約束の歌です」。トミかっこいい。石君可愛い。そして『ガストロンジャー』!!イントロから歓声。みんなこれ大好きなんですね。オーー!と盛り上がって最後も決まったので、これでラストかと思ったら「しょうがねえなぁ。応援ソングです。さあ、さあさあさあ、明日も頑張ろうぜエブリィバディ!」またも歓声、『俺たちの明日』。宮本さん、軽く歌ってる感じのところがものすごくうまい。聴き惚れる。みんな拳つきあげていた。おかげで私も、泣き、笑顔になれました。最後は先生、左右いっぱいに全力で走って投げキッスしまくり、ステージから去るまぎわにバリッと白シャツをはだけていらした。以上12曲、終演。宮本さんもメンバー達全員も、本当に全力だった。かっこよかった。モニタに映っている先生の姿も大変美しかった。また味方が増えたかな!今日もありがとうエレファントカシマシエス。私もまた頑張らなくては。 
20100801 大阪城野外音楽堂
宮本先生も自然体で、会場もあたたかくフレンドリーで、泣けて楽しい最高のコンサートだった。メンバーたちの集中力もすごくて、先生も歌詞飛びも歌い直しも仕切り直しもなく、最後までずーっと突き抜けて盛り上がりました。行けて本当によかった。トミがかっこよくて惚れ惚れ、石君は終始ニコニコとっても幸せそうだった。最初の『明日に向かって走れ』で声の調子がいいことがわかった。この曲を今のミヤジがまっすぐやってくれるのって嬉しい。『うつらうつら』は「これぞ歌師!」という凄まじい歌唱でした。こんなふうに歌えるのは宮本さんだけだ。『星の砂』がすごく楽しかった!みんなも先生も文字通り踊りまくる。「大阪のみなさん、乗せ上手ですね〜」。『パワー・イン・ザ・ワールド』は大好きなので泣きました。今回は座っての『珍奇男』。最高。「ばかなんスか!?」と言っていた。『歩く男』は早くも危なげない出来。歌詞もしみじみと良い。『赤き空よ!』は今までで一番よかった。いい曲だ。『はじまりは今』の「君に届けよう」のところはエブリィバディたちみんなに届ける仕草をしてくれた。『友達がいるのさ』では「あいつらがいるから、おまえらもよ」みたいなことを言ってくれた。『ファイティングマン』の石君はめちゃくちゃ楽しそうで、ものすごい盛り上がり、先生も手をぐるぐる回してみんなを指して「ファイティングマン!」と叫んでくれた。『四月の風』は「エピックの契約が切れて二年くらいの頃、ヘビーローテーションって言葉を俺知らなくて。大阪FM802でヘビーローテーションが決まったってみんな喜んでて、俺わからなかったけど一緒に喜んだっていう。大阪で愛されてる曲なんで聴いてください」というような前置き。初聴きでしたがやはり涙が出た。『花男』は「最後だから締めよう」と。ややずっしりした感じの、待つ男っぽい『花男』。俺の姿を忘れるな。忘れるわけがない。この時間が本当に幸せだと心から思った。先生は「今日はありがとう!お互いに!」と言った。最後のアンコールの『涙』は宮本さんが急にやろうと言ったようだった。「それでいい 時間がとまらないで過ぎるだけで」。涙は悲しい時より「ありがとう」という気持ちの時に流れるんだなと思った。「一番新しい曲。シングル、候補。」。まだ題名がわからない新曲は、とてもキャッチーな曲。歌詞も本当にいい。楽しみ。最高のコンサート、大大大満足でした!!徹夜仕事明けでの参戦で、帰りの新幹線は気絶。でも、この幸福感。前に進もうって思えている。ありがとうエレカシ。本当に、エレカシがいるから生きていけます。
20100717 日比谷野外大音楽堂
こちらの掲示板でチケットを譲ってくださった方と参加させていただいた。こうした場を作ってくださった管理人様に感謝します。生中継を録画していないので記憶違いが多かったらすみません。観るだけであの暑さ、ステージはどれだけ過酷だったことか。グッズの列で「パワー・イン・ザ・ワールド」が聴けたら幸せ、とか話しながら待つ。遅めの時間にリハ開始。早くも宮本さんの生声に涙が出そうに。開場、立見でPA真後ろに陣取る。思ったよりよく見える。金原千恵子さんがいらした。緊張はピーク。一曲目は何かな。あと5分、あと3分…ついにご登場。先生白シャツ。髪を切って若々しい。視力2.0に感謝。一曲目『おはよう こんにちは』暑い中最初から凄まじい声。『ドビッシャー男』飛び上がるほど嬉しい。前奏からかっこよすぎる。宮本さんの声に惚れ惚れ。PVを思い浮かべながら聴いた。「エブリィバディようこそ!ここに集まってくれるみんなはわかってくれると思って、いっぱい練習してド渋の曲もやるから楽しんでくれ!」と嬉しいお言葉。「表の人も聴こえるか!」と外聴きの人達に呼びかけたのにはジンときた。表の歓声がすごかった。『うつらうつら』生で聴ける幸せ。「炬燵にくるまって」のポーズが可愛い。すでに先生は汗びっちょりでスケスケ状態。『too fine life』の「疲れた身体無理矢理に 何かいいことを探し」「この先何がおこるやら 悪いようにはならないと」に涙ぐんでしまった。エレファントカシマシエスでの『シャララ』かっこよかった。「会社行ってシャララ…昨日は楽しかったねシャララ…野音でシャララ」野音もシャララのうちか。でもそうだよな。と思いながら聴く。『道』嬉しすぎる。凄い迫力に泣きそうになりつつ微笑みながら聴いた。歌も演奏も非常によかった。歌い終わり「そりゃ廃盤にもなる」。『人間って何だ』は前奏のアレンジがすごくて最初何の曲かと思った。ヘイ、スーパーマンになるしかないかい?深くて強い、仕事をよ、やりぬけよ。またも泣いた。「埋めちゃうぞって歌」で『星の砂』。楽しい。白シャツを脱ぎ「失礼しました」と黒Tに着替える。ついに『パワー・イン・ザ・ワールド』!前奏で倒れるかと思った。歌詞飛びは残念でしたがやはり泣いた。来れてよかった。長めのMC。「30くらいの頃頑張っていろんな曲を作ろうとしてて。昔は床屋さんで刈り上げてもらってた、それが男だと。でもロックだから髪伸ばすとか。一生懸命やれば…ってのが今になってわかった。話長いですか?じゃぁ話さねえぞ。言ってることが半分も判らない…一対一なら得意だけど一対三千くらいだと。休憩かたがたしゃべってるんですけど。東京にも散歩するいい場所がたくさんあります」という感じで『月夜の散歩』。声が沁み渡った。虫の音も。『武蔵野』は演奏も歌も最高!先生非常に美しかった。アウトロもピシッと決まる。『幸せよ、この指にとまれ』は解放されたように力一杯歌い、すっかり安定した感じ。「おい…おい」にもしやと思ったら『友達がいるのさ』!去年より明らかに良い。「元気よく、何でもいいから」に涙が出た。「できたてホヤホヤ」と新曲。爽やかで男くさい「これぞエレカシ」路線。歌い終わり「『歩く男』でした」。『月の夜』は冒頭で会場が静まり返る。あらためて宮本さんの歌力に感嘆。今回の神懸かりアクト。「死んでも生きてる気がする」と言って『ハナウタ』。エレカシは確かに死んでも生き続けると思った。本当にいい曲、いっぺんに会場がまとまる。「オーケイトミ!」で『Flyer』。終盤かと寂しくなる。また落ち合おうとココロの中で約束。間髪入れず『ガストロンジャー』。勢いがいい。「政治家だってよ!」「一万回目の旅のはじまりです」と言ってらした。「破壊されんだよ駄目な物は全部」のところは「ドーンと行けー!」。アンコールは黒シャツ。なんと立ったまま『珍奇男』!こんな過酷なステージでそれをやりぬくところが男だ。いきなり「つくえ…」と歌い出してしまうがすぐ立て直す。最後のセッション最高でした。「歌詞が若い曲」で『baby自転車』。素晴らしい。「あーああー」の声に驚嘆、うますぎる。演奏も完璧。『悲しみの果て』最近は少しゆっくりめ。この曲を歌っているエレカシの姿が本当に好きだ。『花男』絶対聴けると思っていた。テンポが合わず先生若干苛立ち気味、そのまま『デーデ』。宮本さん、やけにテンポをいじくりまわす。ご自分自身に苛立っていたのだろうか?ついていくメンバーはさすが。引っ込みかけたがマイクを拾って「ありがとう」と言って退場。再アンコールは白シャツを着ながら登場。歌い出したのは知らない曲。新曲2つも用意してくださっていたとは頼もしいかぎり。これもキャッチーでよかった。ご自分のアタマをポカポカ叩きながら歌ってらした。メンバー紹介「キーボード&コーラス、その他いろいろ。蔦谷好位置。頼れる男。友達」「高緑成治。ダンディに決まってます。今日は風通しのいい帽子をかぶってきてる」(先生また帽子を奪っていた)「トミ。今日は本当に絶好調」「そして見てください、石森敏行。相棒です。顔見ただけで何考えてるのかわかる。もはや芸の域に達してます」「そして繊細で、でもとんがったところを持ってる、あったかい男。ミッキーです」生中継で『今宵』も『俺明日』もやらなかったのは強い意志宣言だと思った。今のエレカシ、まっすぐに真ん中に出て挑もうとしている。その姿に勇気をもらった。ああ、歩いていくしかないんだな。立ち止まりそうになった時はエレカシの姿を思い出そう。あの暑さで全力2時間半。倒れないほうが不思議。大阪がますます楽しみになった。エレカシ、かっこいいコンサートをありがとう!同じ時代に生きられて幸せです。
20100530 ROCKS TOKYO
ステージが高くて遠いが、視界は良好。曇り空の下、先生は白シャツ黒ジャケでご登場、「エビバデようこそ!」。今日は蔦谷さんじゃなくサニーさん。一曲目、いきなり『悲しみの果て』で、みんな喜ぶ。声がきれいに出ていて、沁みた。続いて『俺の道』。先生はご機嫌だがヒリヒリヒリヒリヒリヒリヒリヒリなさっていたようで、石君をやたらといじる。「お前元気出せ」。歌の途中で石君がかけていたグラサンを奪ってミヤジがかける。カチューシャのように頭にのせる。お宝映像だ…。それからはずしてしばらく持って歌っていたが、やがてポイ。「エビバデ曇り空の、隙間から…青空が…曇ってても、雲の、上は、青空です」とか言って『Sky is blue』。いい感じだった。みんな空を指さしていた。「16歳とか17歳のときに作った歌で、俺たちのファーストアルバムに入ってる」で、『BLUE DAYS』。ロックな選曲、去年のサマソニを思い出した。「チクショー」とか言ってらした。『今宵の月のように』はみんなとても喜んで、盛り上がった。声が素晴らしくて聴き惚れた。次がなんと『今をかきならせ』。ハイテンポですごくかっこよくて、みんな跳ねていた。そして「では一番新しい曲」と言って『幸せよ、この指にとまれ』。これが今日、一番よかったです。涙が出た。みんなもサビで手をさしのべ、『今宵』『悲しみの果て』以上に「届いてた」ように感じた。石君のスライドギターいいなぁと思った。続いて『FLYER』、あぁもう終盤なのかと少し寂しくなりつつ、また落ち合おうとしっかり約束した。『ガストロンジャー』には前奏で歓声、「オー!」と盛り上がった。ここでも何度か「チクショー」と言っていらした。高いとこに乗って「胸をはって、堂々と、生きていこうぜ、若人よ!」とか叫んでいた。「エビバデ最高のステージになりました、サンキュー!ROCKS TOKYOはまだまだ続くぜ!最後、みんなに捧げます!」と言って、石君に素の声で「はい」(これを言ってたのは『ガスト』の時だったかもしれません)。石君のギターで『ファイティングマン』、毎回すごく盛り上がりますね。拳、手拍子、楽しかった。先生は終始ご機嫌でした。「チクショー」と全体で6回くらい言ってたような気がする。メンバー紹介は「オンキーボード、サニーさん。こうだくみからエレファントカシマシまで、なんでもやれる素晴らしいプレイヤー。オンベース高緑成治。せいちゃんです、44歳。オンドラムス、トミ。1年6組の同級生。相棒の石君、いいヤツ。人の話をいつもニコニコして聴いてくれる、最高のギタリストヒラマミキオ、ミッキーです。そして総合司会はわたくし宮本です、エブリィバディ!」という感じ。エレカシの音を、声を、生で聴けることの幸せをかみしめました。エレカシ、今日も本当にありがとう。
20100516 JAPAN JAM 2010
まさに一生モノ、来て良かった。あまりにスペシャルで贅沢すぎてもったいないので、ぜひ映像化してほしい。今日の宮本先生は声がよく出ていた。チャラ姉さんはチャーミングでふわふわしたイタズラ猫みたいだった。ミヤジが緊張しながら照れながら、気を使いまくりながら総合司会をする姿がなんとも微笑ましくてよかった。空は曇りがち。先生は白シャツ黒ジャケでゆっくり登場。ポーズをとって「イエーイ!エビバデようこそ」。1曲目は『俺の道』。イントロからすごい歓声。ジャケットから「ハピもの」のはずの黒い携帯を出して投げていたように見えた。「友達に歌ってる曲なんです」と言って『達者であれよ』。もちろん「でっで!」のところで両手を突き上げる。「あいする、ともーよー!」とみんなを示しながら歌う。またせいちゃんのロンドンNY帽子を奪ってかぶり、それから石君の頭にのせた(その後いつのまにかせいちゃんに戻っていた)。3曲目『悲しみの果て』は素晴らしい声。4.『幸せよ、この指にとまれ』はすっかり定番曲のような完成度。泣いてしまった。ここで金原さん笠原さん登場で『リッスントゥザミュージック』。あの武道館の豪華バージョンが再び!贅沢だ。金原さん凄かった。「もう一人のスペシャルゲスト、いまだにキュートで可愛らしい、チャラ!」と紹介するとステージの逆側から登場(笑)。『あいのうた』はチャラとミヤジが交互に歌い、サビはミヤジがハモる感じ。宮本さんはエレカシの歌い方と違い、細くて透明なきれいな声でドキッとした。新しい面を垣間みた。歌い終わり「本番が一番うまくいってよかったですね」と。「チャラさんはリーダーシップがすごいんです。次の歌に『雨粒』って言葉が出てくるんだけど、『トミさん、ここ雨の音だから』ってその言い方が凛々しくて、勉強になりました」と宮本さん。『それを愛と呼ぶとしよう』をチャラの『エレガンス』と合体した超スペシャルなセッションは最高。『それを愛と〜』がアングラっぽいロックなアレンジですごくかっこよかった。頼むからこのバージョンも出してほしい!最後チャラが「ヒロジさん愛のツノお持ちですか?」と聞くとミヤジ「えっ、はい、な、何ですか?」「愛のツノ」「あ、ええ、まぁ」みたいな。チャラが「みんなは愛のツノ持ってますかっ」とコールして観客が応えると、「女の子も持ってるって、おかしいねえ、どうですかトミさん」と言い、宮本さんも思わず頬を崩して笑う。チャラも交えた蔦谷バージョンの『風に吹かれて』は感動的。みんな手を振っていた。チャラが引っ込むと、宮本さん「生きててよかったと思う瞬間でした。エビバデありがとう!一緒に歌ってくれて」と。そして普通の男子みたいな調子で客席に「チャラ可愛いよなぁ」とボソリ。「またシンプルに戻って、エレファントカシマシの音を聴いてくれ」で、ここからは人気曲のオンパレード。『俺たちの明日』『今宵の月のように』もよく声が出ていた。再び金原さんたち登場。「金原さんは本当に凄いんですよ。リズムが凄い。しかも、やさしい。素晴らしい人です」と紹介して『笑顔の未来へ』。手拍子、盛り上がる。次の『FLYER』もちろん盛り上がる。メンバー紹介は「頼れる男、蔦谷好位置」「今日もダンディに決まってます、帽子がいつのまにか戻ってる。高緑成治」「バンドの頼れる兄貴。富永義之、トミ」「なぜかステージでは大人しい、部屋では大はしゃぎ、相棒の石君。もっと弾け!」「寡黙だけどあったかい男、スペシャルギタリスト、ミッキー」「そして総合司会は宮本でした」。再びチャラが「総合司会なんだ」と言いながら登場。ミヤジが「無理矢理チャラさんにお願いして歌ってもらおうと。芸風に合わないっていうか、男臭い曲なんで…」と言うと、チャラは「無理矢理じゃないよ。楽しんでるよ」と言い、観客に「みんなも楽しんでますか!後ろのほう楽しんでますか!渋谷陽一まつぅ〜り!」と叫び、終わるとミヤジが「あ、もういいですか?」と言って『コール アンド レスポンス』。チャラの「ウ〜イェ〜」が効いててかっこいい死刑宣告だった。チャラ退場。ミヤジのシャツの脇がなぜかビリビリに破れている。「エビバデ今日はいい日だな。ありがとう!俺が一番面白かったかもしれないな」と言い、出ました『待つ男』!みんな大喜び。ミヤジの見得のところで悲鳴があがる。胸をはだけてボタンが飛び散る。「富士に太陽ちゃんとある」と、いつのまにか出ていた太陽を突き指して絶唱する。らたどぅだたどぅだっ!マイクを落として、投げキッス、退場。ほんとに生きててよかった。最高です。ありがとうエレカシ。
20100501 ARABAKI ROCK FEST.
セットリストの順番にちょっと自信がないので、また修正するかもしれません。 14時頃会場到着。暖かいがまだ桜が満開。しかし誤って思いきりモッシュゾーンに…。エレカシであんなもみくちゃになるとは。半分マジで死ぬかと思いました。傾きかけた陽がまぶしい時間帯。石くんサイドにPCがないのが見え、今日はジョニーはやらないのがわかった。先生ついにご登場。黒シャツ黒ジャケ。「イエーイ!」今日もご機嫌。一曲目『Sky is blue』。大変盛り上がる。あまりの盛り上がりに先生ちょっとビックリしつつ高揚している感じ。続く『今はここが真ん中さ!』もすごく盛り上がり、みんなの指も突き上がる。先生はタンバリンで「はじまるよー!」「燃えてるんだぜエブリィバディー!」「みんな、かわいいぜー!」など、テンション高くて楽しい。次の『悲しみの果て』はみんな大喜びだった。「今年44なんですけど、20年くらい前?22歳くらいの時に作った曲で。大人たちに対する…自分もいつのまにか大人になっているんですけど。このやろうっていう歌です」という感じの前置きで、なんと『珍奇男』!実にかっこよかった。どうだ、これぞエレカシ、これもエレカシだー!と思った。「月が出てると歌っちゃったりする歌です、生きていこうぜ!って歌です」で『今宵の月のように』。またもみんな大喜び。私はなぜか今日の『今宵』には涙がとまらなかった。今日ここに来て本当によかったとしみじみかみしめた(もみくちゃの中)。次が驚いたことに『さよならパーティー』、これには号泣しました。ありがとうエレカシ。エレカシのファンでほんとうに幸せだ。続いて「じっくり、聴いてください。みんなを、祝福する曲です」で『ハナウタ』。広い空に高らかに歌い上げられる「贈り物」はとても素敵だった。右に左に走りながら歌ってくださり、みんなも手を強く差しのべ、コール アンド レスポンスという感じだった。石くんをやたらと真ん中に引っ張り出していたような。高いところに乗って「見えますかー」もどこかでやっていらした。「次は一番新しい曲…まぁだいたいみんな同じこと言ってるんですけど。宣伝になりますが5/12に発売のエレファントカシマシのニューシングル、えーと…プリーズプリーズ、風のなかに紛れている幸せが、こう、俺のところにこい、幸せよ、この指にとまれ、って歌です」というような紹介。ちょうど夕日の感じもぴったりで、うっとりしてしまった。歌も演奏もとても安定してきて、安心してリズムにゆったり身を預けられた。本当にいい曲だ。涙が出た。次は「オーケイトミ!」で『FLYER』。トミの力強いドラム。鉄板です。最後は『ガストロジャー』。先生は黒シャツの胸をはだけ、最高潮の盛り上がり。口上のところでせいちゃんのロンドンNY帽子をひったくり、自分の頭にのせる宮本先生。かっこよすぎます。またせいちゃんに帽子を戻したが、曲がってます…。最後もビシっと決まり、「エブリィバディサンキュー!」とご退場なさいました。いつもは「凄かった、圧倒された」という感じが強いが、今日は「惚れ惚れするほどかっこよかった」という印象のコンサートだった。周りの人達も、女子も男子も「エレカシマジでかっこいいよなー」「宮本さんかっこいい…」と、口々に言っていました。やはり『珍奇男』や『ガストロンジャー』の宮本さんが歌うからこそ、『幸せよ、この指にとまれ』『ハナウタ』のストレートなメッセージがこれ以上ない説得力を持つのだということが、よくわかりました。エレカシ、いつも本当にどうもありがとう。
20100411 JAPAN CIRCUIT Vol.48 WEST -山崎死闘編-
空から急に落ちてきたご褒美。何度も抽選ハズれて諦めたJAPAN CIRCUITに急遽行けることに。こちらの掲示板でチケットを譲ってくださった方と、こうした場を作ってくださった管理人様に感謝します。
まずは山崎さん登場、人気あるな。ありがとう山崎さん。感謝をこめてCDJ08/09Tシャツで参戦しましたが、他にもそういう人けっこういました。4つのバンドで盛り上がったのち、ついに真打ちご登場。白シャツ黒ジャケの宮本先生、先頭でゆっくりと現れた。髪を切って新曲ジャケットよりは短い、野音の時くらい。いきなり「イエーイエブリバディ!」とご機嫌。蔦谷さんはNATSUMENライブで不在、ミッキーだけという珍しいパターン。一曲目『Sky is blue』、宮本先生今日も声の調子がいい。会場の熱さが先生にも伝染してエキサイティングなステージに。次が2曲目にして『ファイティングマン』。ものすごく盛り上がる。先生もエブリバディたち一人一人を力強く指さして気魄いっぱい。やはりこの曲最近来てる。フェスやイベントは、ワンマンのピリピリした緊張感はないがそれなりの良さがあると思った。みんなに紛れていつもより抑えないで盛り上がれるような。気のせいか先生も陽気だ。「エブリバディようこそ!エレファントカシマシです。みんな元気だなーメシも食ってないのに」と早くもジャケットを脱ぎながら。「大阪の街を、昨日も今日も石君と散歩したんですけど、非常に気持ちいい、今日でしたね!エブリバディ!」みたいなMC。『今はここが真ん中さ!』もテンション高くていい感じ。「はじまるよ〜」と先生。続いて「明日も明後日も頑張ってこうぜって歌です」みたいなことを言って『悲しみの果て』。今日はゆっくりじっくりで、声が素晴らしくて泣けた。「いつまでも探し続けている男の歌です」とか言って『ジョニーの彷徨』。渋い。先生も何か話し始めて「大した話じゃないからいいや」とやめたり、ややくつろぎ(?)モードだ。「ミッキーは33歳ですけど僕らは今年44で。次は27歳くらいの時に作った曲で、契約が切れて…あ、でも1回じゃなかったですね、2、3回切れてますけど。とりあえずまだ生きてます。なんだかよくわかんないですけど。『涙』という曲を」。なんと!こちらのココロの準備ができないうちに、アコギ一本で宮本さんが歌い出す。シーンと聴き入る会場に美声が響きわたる。「それでいい時間が止まらないで過ぎるだけで」。ただ生きているだけでいいと言ってくれているようで涙が出た。最後、宮本さんの声とギターの余韻が消えるまで会場は静まり返っていた。素晴らしいお客さんたちだ。「次は一番新しい曲」と言って『幸せよ、この指にとまれ』。本当にいい曲。励まされた。「オーケイトミ!」で『FLYER』。素晴らしい。「エビバデそろそろメシの時間だぜ。だがその前にもう1曲聴け!」で『ガストロンジャー』。先生も左右に走って拳突き上げまくり、熱くてよかった。「サンキュー」と引っ込んでしまうと、会場はすぐにアンコールの拍手。意外と早めに現れてくれた。先生は今度は黒の長袖「THE ELEPHANT KASHIMASHI」Tシャツ。襟ぐりが広めでいつもと雰囲気が違う。『今宵の月のように』はしみじみと良く、またも泣いてしまった。客電つけっぱなしだったような。最後の曲を宮本さんが丹下さんやメンバーと相談。せいちゃんのフライングでわかってしまったが『待つ男』だ!ファンから歓声があがる。先生今日も凄まじい。手をカッと開いて歌舞伎の見得のようにキメていた。「おまえはただいま幸せかいっ」「きさまに人が信じらりょかっ」で会場から思わずヒャーとかヒューとか悲鳴に近い声が。たまらない。最後「らたどぅだたどぅだっっ!」に少し溜めがあり、宮本さんの声だけが残ってすごい余韻だった。拍手と歓声の中、退場。再びみんなアンコールしたが、無情にも客電が点く。
圧勝でした。会場みんなへの愛と、山崎さんへの愛を感じました。素晴らしい11曲に勇気をもらいました。明日から胸をはっていかなくては。今日もありがとうエレカシ。
20100111 大阪厚生年金会館大ホール
宮本先生は白シャツ黒ジャケのいつもの正装でご登場。「大阪の街に来ると、東京よりも文明の歴史が古いので、いつも身が引き締まる思いがします」とのこと。声は本当に絶好調、ものすごくご機嫌。『Sky is blue』〜『真夜中のヒーロー』〜『今はここが真ん中さ!』の流れは素晴らしく、ディスクガレージMUSIC PARTYを彷彿とさせた。「今は厚生年金がど真ん中!」と歌っていた。『おかみさん』は「2歳でも、おかみさーん。1歳でも、おやじさーん。わかんないだろ?いいんだよわかんなくて」と言って歌う。「探し続けている、あけましておめでとう。訪ね歩いてる。支離滅裂ですね」と言って『すまねえ魂』。すごく声がよく出ていた。「また朝が来てしまった」みたいなことを言って『ネヴァーエンディングストーリー』。俺の全部精一杯で歌ってくれた。『絆』はとても丁寧でよかった。『真冬のロマンチック』はミヤジの歌のうまさをあらためて思った。『化ケモノ青年』は暴れまくっていらした。そして『クレッシェンド・デミネンド』が聴けたのはとっても嬉しかった。『ハナウタ』もよかった。最後「みんなに捧げます!」と叫んでいた。『さよならパーティー』いい歌だ…。新曲『幸せよこの指にとまれ』、最初先生が「えーと…えーと…」と考えていて、客席から題名を言われる。「ありがとう。緊張するんです、新曲はいつも。4回目ですけど。初披露」と言って歌う。だいぶ安定してきて聴いているこちらもすんなり入れるようになった。『赤き空』は全力で歌っていた。軽妙な感じもあって、いい曲。楽しみ。『FLYER』トミ最高だ!『俺たちの明日』は定番の座に。そしてアンコール、再び白シャツ。アコギ持ったが何かと思ったら『リッスントゥザミュージック』。声の調子がひたすらいいのでとてもよかった。最後のセッションは何度聴いてもグッとくる。「俺たちのテーマソングです」と言って『地元のダンナ』。盛り上がる!大好き。『翳りゆく部屋』は、やはりミヤジの声が絶好調ゆえの選曲だと思われた。高らかに歌い上げる。これはさすがに涙出た。こうなると『桜の花、舞い上がる道を』はやってくれないのかなと思ったら、やってくれました。名曲。宮本先生の歌唱力が存分に発揮される。歌い終わり「ありがとう!」と引っ込んでしまう。あと5分しかないが二度目のアンコール間に合うのか?とドキドキしていたら、すぐにピャーッと走って現れてくれた。白いFIGHTING MAN Tシャツだったと思う。丹下さんのエレカシTシャツの背中について、「これ(東京じゃなくて)大阪っていうのもあってビックリしました」と言い、すぐにせいちゃんに合図。ずーーん。出たー『待つ男』!!最大の声量をふりしぼって、まさに全身全霊で歌っておられました。25曲めにあの声って。宮本さんって…喉じゃなくて全身が声帯なんじゃなかろうか。歌いきるとマイクをゴンと捨てて退場。消える間際、客席に向かって両手を拡げてポーズをとってみせた。参りました先生。こんなすごいライブを生で観られる幸せ、こうして最高の瞬間に立ち会えることがどれほど素晴らしい幸運かをかみしめました。他に覚えている先生の言葉は、「みんなすてきだぜー!」「楽しみに待っていてくれてありがとう!嬉しいです。みんなも嬉しいだろうけど」
エレカシのみなさま。あなたたちは本当に素晴らしいです。エレカシに出会えてよかったです。いつも勇気をくれてありがとう。
20100108 渋谷C.C. Lemonホール
『今宵の月のように』『悲しみの果て』『ガストロンジャー』も、『ファイティングマン』さえもやらず、全て新しい曲を「コンサートの定番」に位置づけていた。だから新しめの曲中心で古い曲が少なかったけど、その挑戦と強い意気込みを心から頼もしいと思った。トミがとにかく素晴らしかった!痩せて、凄まじい気合い。全体に演奏はしっかりガッチリでよかった。ものすごい練習量がしのばれる素晴らしいコンサートでした。宮本先生は白シャツ黒ジャケで登場。序盤までやや固く、中盤から上がってアンコールは絶好調!ラスト『待つ男』、本当に最高でした。『真夜中のヒーロー』はコンサートでやってほしいとずっと思っていたので嬉しかった。『おかみさん』はアレンジがかっこよく、ギターバトルでは石君と宮本さんがしっかりおでこをくっつけていた。『すまねえ魂』はリアルに壮絶だった。久しぶりの『絆』も良かった。『真冬のロマンチック』、歓喜でした。もうこうなりゃみんなで昇天さ!MCが突然「ばかやろう…」と切り替わり、「おい…持ってこいよ」みんな歓声。『化ケモノ青年』石君のアタマにマイクでコンコンやってリズムをとっていた。『さよならパーティー』全員素晴らしくかっこよかった。いいバンドだなあ。いよいよ新曲「し、あ、わ、せ、よ、こ、の、ゆ、び、に、と、ま、れ」と一文字ずつはっきり発音して説明。高低の変化が激しいが素晴らしい歌唱。続いてもう一曲、新曲披露。渋さも陽気さもあり、懐かしいエレカシの、風の中を散歩している感じがあって、男くさくてよかった。『俺たちの明日』、サビで客電が点く。おばあちゃんのお客さんもノっていた。泣けた。「エブリバディ今日はこんなにあったかく迎えてくれて、さんきゅーー!」一度引っ込んで、アンコールはFIGHTING MANの黒Tシャツで再登場。なんと『地元のダンナ』!盛り上がった。『桜の花、舞い上がる道を』は、声がすばらしすぎて立ちすくんだ。神だと思った。このアクトは本当に凄まじくよかった。照明もかっこよく、絶好調のミヤジが勇ましい勇者みたいで、素晴らしい仲間達と共に今をかきならしている…なんていうか、非常にドラクエ的に見えたのでした(スミマセン)。ミヤジ「今年もドーンと行けー」と退場。暗転、長引く。みんなの拍手が止まらない。すると出て来てくれた!なぜか再び白シャツ。「では、一番めでたい曲を…」せいちゃんに合図。ずーーん。ででででっでで『待つ男』だー!!貧血起こして手すりに倒れかかってしまった。これがもう、本日のすべてをふっとばしてしまうくらいの出来だった。富士に太陽ちゃんとあるー!もう鬼神です。なんという声でしょう。壁の反響がビリビリ鳴って、会場全体がどこかの果ての異空間になった。最後、残響。マイクをゴンと投げ捨て、さーっと退場。かっこよかったなんてもんじゃない。終演後、こちらはしばらく呆然。
宮本先生語録。「本日はエレファントカシマシ、エス、でお送りしております」「見てください、相棒の石森敏行。なんというめでたい感じ!なんとなく!」「みんな今年もいい一年になるぜー!俺が請け合……わないほうがいいですかね?下手に請け合っちゃうと責任が…」「なんだうるせえなぁー。あ、アンプがね ♪」「俺お年玉もらいました。今年44なんですけど」「今年もいいこといっぱいあるぜー!つらいこともあるだろうけど、でもいいことも絶対いっぱいあるから、エビバデ今年もどーんと行けよーー!」
20091231 COUNTDOWN JAPAN 09/10
本日の先生は黒ジャケットに白シャツをズボンイン。髪がまた伸びていた。トミが金髪に近い茶髪になっていてびっくり。先生ごきげんで「いえーいエビバデようこそー!」一曲目が『おかみさん』。やはり昇れる太陽で始まった。みんなに向かって「おかみさーーん」おやじさーーん」と絶唱。『今宵の月のように』『悲しみの果て』。今日の声、すごくいい。『Sky is blue』『ジョニーの彷徨』2009年のテーマ曲だったな。次がなんと『So many people』。みんな跳ねまくっていた。「みんな、生きていこうぜーー!」と叫んでいたのはこの曲?宮本先生、この頃には暑くなってジャケット脱いでいた。さらに細くなったような…。シャツはズボンから出してらした。『ハナウタ』はみんなも歌っていて、じーん。何かの歌でも、「みんなに、しあわせをー!」みたいなことを言って観客席に大きく投げキッスしていたように思う。「次は、こないだできたばっかりの新曲を聴いてください。プリーズプリーズ、幸せよこの指とまれってそういう歌です」…まさかここで拝聴できるとは!「一生懸命、歌います」と。これが…すごく良い。初めて聴いたのに号泣してしまった。キャッチーでちょっとさわやかな感じで、「雨のち晴れ」っていう歌詞が心に残った。歌い終わったあと、蔦谷さんの顔をみて宮本さんがにっこりと笑った。最後は『ガストロンジャー』。すごいエネルギーだった。宮本さん、「だから胸をはってさ」のところで白シャツの胸をバリバリと破き、ボタンが飛び散った。「出来うる限り己自身の道を歩むべく」意識的な感じで「戦い続けようじゃないか」と言った。もう単純に反抗することじゃないんだと思った。一人ひとりの目を見るようにして静かに「自分の胸に聞いてごらん?」と言ったのが、逆に強烈に残った。「今年もいろいろあったけど、来年もドーンと行こうぜ!」良いお年をー!と叫んで、さっさとステージを去ってしまった先生。いつもながら、心に突き刺さるステージをありがとうございました。絶好調だった2009年、エレカシ2010年も間違いないと思った。今年もついていきます。よろしくお願いします。
20091025 日比谷野外大音楽堂
20091024 日比谷野外大音楽堂
20090923 サンキュー!サンジュー!ディスクガレージ~MUSIC PARTY~
一言でいえば「すべての曲が最高だった!」という会心のライブでした!武道館につぐ…もしかしたら匹敵するくらいの…?まずはZAZEN、ものすごい超絶技巧。こりゃスゲーと思いましたが、やっぱりエレカシは次元を超越していた。やってくれました。

白シャツの先生、先頭で舞台に登場するなり「イェーイ」とご機嫌。石くんはレトロなパーマネントヘアに紺色シャツでした。一曲目『俺の道』、神懸っていた…ちょっと文章にできないです。とんでもなかった。メンバー全員すっごい気合い。演奏もしっかりガッチリでド迫力。やはりZAZENが良い闘争心をかりたてたのかな。あとで宮本さんが「ZAZEN BOYS、どんな練習したらあんな演奏ができるんでしょうねえ」と感心していた。そして『おかみさん』、ついに完成!って感じの、今まで聴いた中で間違いなく一番かっこいい『おかみさん』だった。『ゴッドファーザー』もトミとせいちゃんの迫力が半端なかった。『悲しみの果て』『風に吹かれて』の宮本さんは確実に勝負に出ていた。信じられない声。これでもかーという歌ぢからに私は爆泣きしました。『ジョニーの彷徨』、今日はわりとCDどおり。演奏も素晴らしい。これも今までで一番よかったな…。そして『リッスントゥザミュージック』、武道館DVDが思い出されて視界がにじむ。かなり安定した出来。さらに『珍奇男』!出血大サービス。先生気持ち良さそうに歌っていた。最後もすごくよかった。『何度でも立ち上がれ』には卒倒しそうになった。生で聴ける日がくるとは…。次の『コール アンドレスポンス』には死亡しそうになった。生で死刑宣告を受けられる日がくるとは…。大好きな曲を2つも初体験させてもらった。『FLYER』のトミすごかった。今まででいちばん。『ハナウタ』宮本さん完璧だった!『ファイティングマン』も楽しかった!肘から先がふっとんでいくかと思った。終わって客電がついたあとも、みんなずっと拍手をしていました。

宮本さんが言っていたこと(だいたい)。「ディスクガレージ30周年で…なんで呼ばれたのかよくわかんないけど、売れてない頃も東京だとディスクガレージで…今も大して売れてないけど、もっと売れてない頃。何をやってるのかこまかいことはわかんないんですけど、おめでとうー。そしてエビバデ今日はありがとう」「みんなもきっとそうなんでしょうけど、いい時もあれば悪い時もある。この夏はたくさん歌って楽しかったんですけど、みんなもそうなんでしょ?仕事がノリノリの時とか。僕はそういう時期だったみたいです今年」「やさしいけど、どぎつい歌です」(と言ってハナウタだったような)メンバー紹介「頼れる男、蔦谷好位置。好きです」「高緑成治、帽子を新調してきました。顔がバタくさい」「今日はノってます!トミ!」「それから相棒の石くんです」「寡黙なんだけどあったかい男です。スペシャルギタリスト、ミッキー」
今日はハラハラするところが全くなかったように思う。『今宵の月のように』も『ガストロンジャー』も『俺たちの明日』もないセットリスト。こんなにも分厚い最高のライブをやってのける、エレカシの楽曲の持つ力をあらためて思い知りました。エレカシ、最高のステージをありがとう!!
20090920 大阪城野外音楽堂
2日目、快晴。午前中は大阪城公園を気持ちよく散歩した。木漏れ日と秋の風を満喫し、次は太陽の広場にでも行ってみようと歩いていると、向こうから思いきりリハ音が聴こえる…。『俺の道』のイントロが聴こえてきて興奮。最初の部分を何度も念入りにやっていた。『精神暗黒街』『こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい』『笑顔の未来へ』『あなたのやさしさをオレは何に例えよう』『女神になって』『ジョニーの彷徨』『悲しみの果て』などもやっていて、せっかくのセットリストが事前にわかってしまったけど、リハを聴けたのは興味深かった。
さて本番、先生は本日も白シャツ、石君はオレンジポロシャツにぴっちり8:2分け。最初がやはり『俺の道』だった。先生が石君に「真面目にやれ」。目の前で聴く「どぅどぅどぅどぅっどぅどぅ~~」はすごすぎて…感動というより衝撃で涙が出た。先生が最初のMCで「ほにゃらかさんたち、こんにちは」と言った。『女神になって』はやっぱりかっこいいな。ジョニー(の時だったか)の前奏で宮本さんのすすり泣きのような声が入って、とても哀しかった。そして「自己紹介も兼ねて」と『珍奇男』。何度聴いても圧巻。昨日のような長いセッションはなく、『あなたのやさしさをオレは何に例えよう』でメンバーひとりずつ披露した。とてもかっこよかった。『ハナウタ』は最初トミと合図が合わず、ゴメンと言って二度やりなおしたけど、真摯な熱い「メッセージ」に会場が感動につつまれ、いい雰囲気だった。虫の音のなかでの『冬の夜』は、急にやったのかも?『今宵の月のように』も、順番変えてここに持ってきたような感じだった。『俺たちの明日』は感動的だった。何かの曲で「ドーンと行けよエビバデ!」「怖れずに行け!」って言っていた。アンコールの『FLYER』、すごく盛り上がった。クライマックスは『ファイティングマン』。無敵です。会場が一体となって飛び跳ね、こぶしをつきあげ、今まで体験した『ファイティングマン』の中でも良かったです。
最後、宮本さんがみんなにお辞儀と投げキスをし、バイバイしてちょっと去りかけたが、また戻ってきてマイクを拾い、もう一度「エビバデありがとう」と言った。
最高のライブでした。二日間、めいっぱいの曲のプレゼント。エレカシ、本当にどうもありがとう!
20090919 大阪城野外音楽堂
宮本先生は白シャツ、石君は黄ポロシャツに髪はぴっちりなでつけ8:2分け。この日のセットリストは個人的に胎動期の曲たちが嬉しかった。1曲目で『DEAD OR ALIVE』のイントロが始まった時は感激した。暮れゆく空に似合いました。『ゴッドファーザー』も意外な感じで嬉しい。ライブの『女神になって』はかっこいい。『悲しみの果て』『風に吹かれて』は毎度ながらグッときた。『ジョニーの彷徨』はいつも以上にキレていて「アハハハハ!」って嗤うところがあり、なんだかとても哀しくなるような切ない叫びだった。せいちゃんが素晴らしかった。トミも何かの曲でスティック折れて飛んでいた。日が暮れて、秋の虫が鳴くなかでの『月と歩いた』も沁みました。とにかくすごかったのは『珍奇男』。前奏で会場からもオ〜と歓声。後半のセッションは圧巻で、思わず「スゲー…」と言ってしまった。メンバーひとりずつソロを披露する形でした。『Sky is blue』『おかみさん』、新曲群やっぱりいいなぁと思った。『ハナウタ』は会場の皆も大好きな感じがあふれていた。急遽ギター変えて『FLYER』。本編最後は『俺たちの明日』。宮本さん、さすがでした。アンコールは『今宵の月のように』『ガストロンジャー』でした。全体にスピード感があってガツンとロックな感じでした。
宮本さんの発言(うろ覚えですが)。「総合司会、兼、管理人の宮本です」「太陽と月の下の往来ってアルバムの名前だったんだけど、『昇れる太陽』になっちゃったんでこのイベントの名前にしました」「エビバデこんな最高のイベントに…ありがとうっていうか、ありがとうって言えっていうのもあるけど、こちらこそありがとう」「エレファントカシマシのライブが初めてって人もいるんですか?あんまりいない?よく見えないけど…(会場にライトが当たる)あ、いいですいいです。見えても見えなくても変わんないんで」
20090830 SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER
今日は本当に行ってよかった。エレカシの時間には雨が上がり、涼しく心地よい風。本日も先生は白シャツ・ロン毛、石君はパーマにオレンジシャツ。出てくるなり「桑田佳佑の前座です、イェーイ」。今日も冒頭から『今宵の月のように』『悲しみの果て』『風に吹かれて』のヒット曲3連発。今日の先生、すごく声がよく出て力強く伸びている。めちゃくちゃ気合い入ってる。何度も涙腺に来ました。みんなも一緒に大合唱。『風に吹かれて』の「本当はこれで〜」でお尻ペンペン、「そう本当はこのまま〜で〜」で、股ぐらから観客をのぞきこんでいらっしゃった。そして今日はジョニーはやらず、『笑顔の未来へ』をやった。声がいい。次の『ハナウタ』は最初の「ウ〜ウウ〜」で舞台袖にある撮影用マイクのフサフサをなでなでし、2番の頭では反対側の舞台袖でマイクのフサフサをなでなで。靴を脱いでマイクに履かせようと?していたようでした。『俺たちの明日』はみんな喜んだ。『ガストロンジャー』はこういう選挙の日にやるっていうのがまた味わい深かった。終演と同時に会場はどよめき。近くにいた若者男子たちもえらく感動し、すげー宮本さんマジヤバい、超かっこいい、俺もうずっと鳥肌が……と興奮していた。たった7曲だったけどすごく濃くて、充分満たされた。今日はスクリーンもよく見えたので宮本さんの表情も拝めましたが、改めてなんて美しい男だろうと感心しました。今の宮本さんの美しさは、何より説得力がある気がする。帰り際も周囲で感銘を受けた方々が力説していました。若い男子が「今の日本は病んでるんだよ、その中でこうやって歌で、勇気を持って堂々と行けっていうのが……」、あるお父さんは妻と子供に「エレカシ良かっただろ?これぞ男!っていうさ」子供が何か言うと父、「お前そんなこと言ってたら宮本にひっぱたかれるぞ!」。エレカシも夏フェス最終日、完全燃焼されたのではと思います。これで私の夏も終わったけれど、心は早くも武道館DVD。エレカシ、本当にいつもありがとう!
20090829 音楽と髭達 2009 "Way"
カンカンに晴れて暑い時間帯。先生は白シャツロン毛でご登場。本日も青白くて素敵でした(笑)。石君が…また違う人になっていた。いきなりアコギで『今宵の月のように』、会場は歓声。続いて『悲しみの果て』もやってしまう。みんな歌っていた。次のイントロが知らない感じだったので、もしやと思ってドキドキしたら、『風に吹かれて』だった。すごい3連発だ。それから『ジョニーの彷徨』、先生やや歌詞飛び気味。『新しい季節へキミと』はトミのドラムがカッコよくて見とれる。『ハナウタ』も危なげなくのびのびとした声。「不器用に生きてる人に捧げます」というようなことを言って『俺たちの明日』。最後は『ガストロンジャー』でビシリ。贅沢な時間だった。メンバー紹介では、せいちゃんは「顔がバタくさい」がすっかり定番に…?今日もぐわーーっと歌って、さーっと風のように去ってしまった先生。でもしっかり元気もらいました。どうもありがとうございます。
20090809 SUMMER SONIC 2009
待ちに待った久しぶりのライブ。今日の最大の収穫は、『待つ男』を初めて生で聴けたこと。「富士に太陽ちゃんとある」を目の前で拝めて幸せでした。本日の先生は白シャツで登場。やはりプチロン毛でいらっしゃいました。暑かったですが、ステージを右に左に疾走なさっていました。『おはようこんにちは』は結構みんな合唱していたので、エレカシファンいっぱい来てるんだなあと思った。「ぶあい、ぶあい、ぶわぁーーい」がすごかった。『悲しみの果て』も歓声、盛り上がる。「憂鬱な歌です」で『BLUE DAYS』、相変わらずの石君いじり。メンバー紹介、蔦谷さんは「頼れる男」せいちゃんは「顔がバタくさい」トミは「中学の同級生」石君は「本当は黒いシャツが嫌いなのに俺の真似して黒いTシャツなんか着るようになった」ヒラマさんは「美少年、もうすぐ美中年にさしかかっている」みたいな感じでした。『ハナウタ』は声が出ていて歌いこなしている感じ。『今宵の月のように』はやはりみんな喜んでいた。そして何より『待つ男』、見事に叩きつけた。ヤバかった。宮本さんの目にゾクゾクした。最後「らたとぅだたとぅたっっ!!」で、声がこだまして終わった。一瞬シーンとした。ラストの『ガストロンジャー』、最後ビシッ!と決まって最高に気持よかった。天にも昇る30分、あっという間に感じました。しかし宮本さんの歌、今日もすごかった。この迫力、声量、表現力、熱量。どうだすごいだろうと自慢したくなった。これでまた「エレカシすげー!」って感じた人が増えたかな。帰りに「エレカシ、やっぱガストロンジャーやべぇなー」と話している男子たちがいた。今日のライブはじーんと来るよりニコニコ元気になる感じだった。全く泣かなかったの初めてかも…。エレカシ、今日もありがとうーー。また会いに行きます!それまで頑張ります。
20090530 広島クラブクアトロ
満員SOLD OUT。狭いけれどステージが高く見やすいハコでした。中央やや右寄りの3列目。宮本さんがギターの左手を見るたびに表情がよく見えてよいポジション。
気のせいか1曲目、2曲目あたり宮本さんの目がうっすらにじんでいるように見えた。とにかく声が良かった。『絆』、今までで最高でした。あんな歌聴いたことない。もうずっと泣いてしまった。たぶん他にも泣いていた人がたくさんいたのでは。宮本さん、「みんなのおかげで上手く歌えました」と言っていた。また、「ツアー前半はたくさん喋っていたけど、やっぱり歌で伝えるべきと思い、ササッとやってます。ササッていうかビシッと。話したいことはたくさんあるんだけど」とも。なるほどそうだったのですね。『ハナウタ』、みんなへの贈りもの届け届け、って感じで全身で歌ってくれて、なんだかすごくお兄さんっぽく見えた。『今宵の月のように』、とても良かった。涙あふれました。『冬の夜』『月と歩いた』、聴けて幸せでした。宮本さんも嬉しい気持ちなんだなぁと思って嬉しかった。私は今回のツアーはこの広島で最後なので、『風に吹かれて』が聴けたら最高だな、と思っていたら本当にやってくれた!めちゃめちゃ泣きました。『悲しみの果て』『さよならパーティー』『リッスントゥザミュージック』『あの風のように』『桜の花、舞い上がる道を』、涙を流してばかりのライブでした。前の女性に何度か腕が当たってしまったので、終わったあと謝ったら「全然いいですよ、大丈夫ですよ」と笑顔で答えてくれた。エレカシを好きな人がいいひとで嬉しかった。私にとってはファイナルの広島は、本当に素晴らしかったです。名古屋・大阪のみなさんのレポートを楽しみにしています。
これからも上り下りのエブリデイ、頑張ります。ドーンと行きます。
ほんとうにありがとう、エレカシ。
20090529 ZEPP FUKUOKA
半休もらって空路で福岡へ。博多に着いてホテルまで走ってチェックイン、唐人町でタクシー拾ってZEPPに着いたのは会場時刻。意外と前のほうで見ることができ、周りの人の雰囲気もよく、自由にノッたり拳突き上げたりできた。今回の『星の砂』はクールな感じ。「ハレンチな〜」で体をまさぐったり「ウ!」の決めポーズとかはなく、宮本さんは客席を終始冷たい目で見渡しながら声だけが暴れていた。「耐えろ!」とか言っていて目眩がするほどかっこよく、思わず唸り声が出てしまった。今回もMCは少なめでひたすら歌に集中するライブ。とにかく最強だったのは『絆』。『悲しみの果て』も素晴らしかった。『おかみさん』『ネヴァーエンディングストーリー』はどんどん良くなる。『リッスントゥザミュージック』は「40になっても…50になっても…70になっても…尽きない、尽きない思い」が良かった。『ハナウタ』も心をこめて丁寧に歌っていて、呑まれたように聴き入った。『桜の花、舞い上がる道を』『今宵の月のように』『俺たちの明日』は涙が出た。そして『男餓鬼道空っ風』とは!盛り上がった。最後は『ガストロンジャー』でビシッと締まった。(「だから胸を張ってさ」のところで石くんの両胸をドコドコ叩いていた)この日の「いろいろあるけどよ、行くしかねえんだ、頑張ろうぜ!」はすごく沁みた。ありがとう、ありがとうと何度も思った。新潟・仙台はフレンドリーで温かさを感じたけれど、福岡はすごく気魄のある、密度の濃い、熱いライブだった。こうまで毎回違う味とは驚愕です。すべての瞬間は「もう二度と戻らない」から、宮本さんはいつも「俺の全部精一杯で」捧げるように全身で歌うんだと思った。死ぬまでにあと何回、あの「光さす丘の上で落ち合える」んだろう。本当にありがとうありがとう、エレカシ。この感謝をいったいどうやって返したらいいのか。。。
20090522 ZEPP TOKYO
やはり2daysは極力両日行かないとダメですね。本当に楽しかった。早退するつもりが仕事が長引いてしまい、出先からゆりかもめで会場に駆けつけたのはほぼ開演時刻。さすがに良い場所はとれず、人の隙間からちらちら見える程度。でも最高の時間を共有できたのだから満足!この日の宮本さんは、あまり曲の説明やMCをはさまずにガンガン進めていたけど、すごく嬉しそうで楽しそうで、歌や演奏がいい感じに暴れまくってて、まさに全開だった。最初のほう喉大丈夫なんだろうか?と心配したけど、中盤からよく出ていた。23曲ぶっ続けで絶唱しても最後まであの高音の美声を聴かせる…さすがです。一曲目がいきなり『こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい』で、驚かせてくれました。『おかみさん』初め新曲群は本当にカッコいい。トミに見とれてしまいました。また、『悲しみの果て』を聴くと必ず涙がでる体質になりました。『今はここが真ん中さ!』も『ガストロンジャー』もやってくれた。会場は若い女性も男性もサラリーマンもおばさんも、狂喜して盛り上がった。ではアンコールは何を?と思っていたら、なんと『太陽の季節』。これには感激してイントロでよろめいてしまいました。宮本さんが「午前中に昔のアルバムを聴いていたら、『Sky is blue』の裏テーマを歌っていたことに気づき、自分で驚いた」というようなことを話していました。今のミヤジが歌う『太陽の季節』は、声は昔とそんなに変わらないのに印象が全然違った。泣けた。宮本さん、「古レコード屋さんに行くと『奴隷天国』がすごい高値になっちゃってて、ということは需要があるということなんで、レコード会社の方、復刻してください」とおっしゃってました。
そして最後は『ファイティングマン』。嬉しい。「えびばでファイティングマン!」の前に、素の声で「じつは」って入れて歌うのが良かった。あと、宮本さんと石くんはゆりかもめに乗ったそうです。「一度乗ってみたくて。ギターとかデカい機材持って」って言っていました。
1日目と雰囲気の全く違うライブでした。心から楽しみ、感動に涙し、元気づけられました。本当に、いつもいつもありがとうエレカシ!!
20090521 ZEPP TOKYO
新潟・仙台で、近くで観すぎて興奮のあまり心身のバランスを崩したので(笑)、東京は控えめに後方で参加。でも段差のところだったので、視界は良好。今日の宮本さんはさらに絶好調。上機嫌。トークもいっぱいしゃべって、かなり面白かった。そして何より、歌、すごかったんじゃないでしょうか?声の調子、良かったと思う。高音が最後まできれいだった。そしてまた「初めての人?」という質問をしていたけど、今日もけっこうたくさんいたので(宮本さん曰く3000人中230人くらい)、宮本さん嬉しかったみたいです。セットリストは仙台の時とほぼ同じで、アンコールに1曲加わって『to you』もやった。初めてアルバム全曲やったわけです。感想はほぼ新潟・仙台をなぞる感じですが、ますますパワーが炸裂していてすごかった。『星の砂』相変わらず最高。『さよならパーティー』好きすぎて泣きました。『悲しみの果て』またもや号泣しました。『絆』完璧に歌いこなす。圧巻。『ネヴァーエンディングストーリー』すごくライブ映えする曲!『リッスントゥーザミュージック』これもライブで観るの大好きです。カッコいい。『it's my life』楽しい!『桜の花、舞い上がる道を』普段着っぽいのもいい!『新しい季節へキミと』これもライブでいつも素晴らしさを再確認する曲。『so many people』嬉しい!また聴けた。めちゃくちゃ盛り上がった。『to you』は最初、歌詞が出てこなくて歌い直しをしたのだけど、これがすごく素晴らしかった!!宮本さん、本当に歌うまいなぁ。。。サービス満点で本当に楽しいライブでした。あれだけすごい全力を見せてもらったら、こっちも頑張るしかない。エレカシ、いつもありがとう。
20090515 ZEPP SENDAI
新潟から高速バスで仙台へ。ライブは、初めて参戦した人もたくさんいたようで、宮本さんも嬉しそうでたくさんしゃべって、楽しいライブだった。「いろんなインタビューでも言ってるけど、せっかくこういう機会だから」と、宮本さんがマンションの管理人さんの話を熱く語ってくれた。気持ちがこもっていてとてもよかった。『ハナウタ』のあと「うまく歌えてよかった」と。最後の方で新潟と曲順が変わったので、アンコールを期待していたら『so many people』をやってくれて嬉しかった!すごく盛り上がった。今後のツアー、回を重ねるごとにどんどん良くなりそうで楽しみです。
20090514 新潟LOTS
きっと裏で握手してから出てくるんだろうと想像しながら待った。ライトが落ちて登場。『Sky is blue』ついにライブで聴けて感激。かっこいい!『星の砂』には悲鳴に近い歓声、盛り上がりまくり。『おかみさん』文句なしに素晴らしい。ライブの定番間違いなし。『BLUE DAYS』はすごかった。あの目。思わず涙出た。『まぬけなジョニー』は「30くらいになると…」と前置いて感情たっぷりに歌う。『さよならパーティー』、もう最高です。それから「東京に下北沢という街があって…」という話のあとで『悲しみの果て』。号泣してしまった。『絆』、声が出ていてすごくよかった。完全にモノにした貫禄。『ネヴァーエンディングストーリー』は前半の声の美しさに聞き惚れ、中盤はかなりロック。ライブで映える曲だと思った。『ジョニーの彷徨』、色っぽい!『暑中見舞いー憂鬱な午後ー』大歓声、跳ねまくり。『リッスントゥザミュージック』前半あまりに良くて聞き惚れ、後半恍惚。口笛もきれいだった。『It's my life』すごく盛り上がって楽しかった!「みんなに捧げます」と言って『笑顔の未来へ』、『あの風のように』は壮大で胸がいっぱいになった。「大好きな曲」と言って『ハナウタ』、『桜の花、舞い上がる道を』、普段着っぽくてよかった。新しい季節へキミと、ライブで聴くたびいいなぁと思う。アンコールは白シャツで登場するなり「テレビの主題歌で…」といつもの話をし始めて、初めての人もいるので先輩方は温かく見守ってくださいと。『今宵の月のように』はいつも出だしの声にハッとさせられる。「約束の歌」で『FLYER』、会場ものすごい一体感。『俺たちの明日』、宮本さんも感激しながら歌っているように見えた。 MCでたくさん話して、例のマンションの管理人さんの話をしてくれた。「マンションの管理人さんが、音楽仲間以外の数少ない生きている仲間っていうか…だからすごく影響受けちゃって…」と話しはじめたら、最初のほう笑っているお客さんとかがいて、宮本さんは真面目な顔になって「いやこれ、冗談とかじゃなくて。偉人じゃなくてもみんな一生懸命生きている…。歌と関係ない話なんですけど」。宮本さんは言葉を探しながら熱心に話して、最後はみんな拍手した。この話が生で聞けてすごくよかった。あと、何かの曲の後に宮本さんが後ろ向いて水を飲みながらメンバーに「頑張らなきゃな」と言ったことが心に残った。新潟のお客さんは本当にあったかくて盛り上がって最高に楽しかった。宮本さんも「こんなにあたたかく迎えてくれて、俺たちも嬉しいけどみんなも嬉しいはずだ!」と言っていました。
20090411 日本武道館
すごい歴史的瞬間に居合わせていると感じました。
奇跡。ですね。

「この世は最高」の時のあの声と目!ゾクっとしました。
「風に吹かれて」「さらば青春」、しみ入って泣けました。
「未来の生命体」「男は行く」「シャララ」「FLYER」、
憑いてるみたいにかっこよかったです。
「ハナウタ」、CMの印象より男くさくて感動的でした。
「絆」、圧巻。
そしてあの「風」。そりゃ号泣するでしょう。
最後が「ファイティングマン」、嬉しかったです。

自分の感受性の許容をはるかに飛びこえて、
あまりのことに帰途は耄けてしまい、
そのまま餓死してしまいそうな気分でしたが、
明日になって陽が昇れば、やっぱりお腹がすいて、
また頑張れるんだろうと思います。
ありがとうエレカシ。
20081231 COUNTDOWN JAPAN 08/09 大阪
幕張に続き大阪も参戦してきました!
言葉にならないほど、最高に幸せな年明けの瞬間でした。
『絆』、幕張では声をじっくり聴かせる感動的な大作という感じ、
大阪では最後だったのもあってか、すごく気魄があって
一人一人に届け!届け!っていうのがまっすぐ伝わって
もうこれは本当に参りました。すごい曲です!!!
JCBに続いてまた『It's my life』が聴けたのも嬉しく、
『桜の花、舞い上がる道を』は幕張、大阪と両日とも
泣いてしまいました(笑)。
宮本さん、いま本当に輝いていると思います。
今からもう、次のライブが楽しみです。
20081230 COUNTDOWN JAPAN 08/09 東京
前から三番目くらいで観ました。最高でした!
「絆」、良いです!美声が響きわたりました。
明日の大阪も参戦します。楽しみだーー
20081017 水道橋JCBホール
勇気を出して初参戦。一生忘れない日になりました。
これからどう生きていけばいいのかがわかった気がしました。18日も行きたかったです。

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