エレファントカシマシDB ライブレポート

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レポート

   
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20230311 横浜アリーナ
公演前、会場にはストーンズのShe's a Rainbowが流れていました。ソロの時のクラシックと違って、やっぱりエレカシのコンサートに来たなと実感しました。暗転してオープニングはエピック時代から順にスクリーンに絵が映し出す演出で盛り上がり、メンバ登場。少し経過して石くんがスキンヘッドっぽいなと思った(後でスクリーンで確認。サングラスに黒い服でなんだかジョーサトリアーニか?って感じ。毎度楽しいです)。
25thさいたまスーパーアリーナの再現の様に『Sky is Blue』でスタート。昨年の新春公演の様に噛みしめる程ではないですが、スピードを抑えてしっかり歌う感じでした(後の『デーデ』なども同じく意識的スピードコントロールしてるかな)。ミヤジは白いパーカーを羽織っていましたが、数曲後いつの間にか投げ捨てて、黒いシャツになっていましたっけ。
『ドビッシャー男』を演奏後、ミヤジがギターのチューニング実施。割と最近よく見かけます。ギター調子悪いのかな。でもステージ上で落ち着いて実施できるものなんですね。『珍奇男』は今回もギターを力強くはじき、もはや名人芸の域ですよね。演奏後の観客の掛け声にミヤジが答えてた様に見えました。やっぱりこういうやり取りがあると良いです。
今回も金原ストリングスチームのイントロで『昔の侍』が聴けました(金原さんとは『シャララ』以来の長い関係という説明ありました)。『奴隷天国』でシャツのボタンを全部引き裂き、この後、はだけたままどうするんだろうと思っていたら一旦ステージを終えたのはちょっとびっくりでした(1時間も経たなかった?)。
再開後の第二部では『彼女は買い物の帰り道』を作った時の喜びをMCで伝えつつ演奏。貴重でした。『風に吹かれて』は蔦谷さん・ミッキー・金原さんがいらしたこともあり、アコースティックバージョンでした。『Rainbow』で一段落しステージを抜け、再開後『悪魔メフィスト』を一曲演奏し再度ステージを抜け、第三(四)部となりました。『桜の花~』の花びらが舞う演出は華やかでした。『so many people』はいつも盛り上がる一つの山場になっていますね。その後の演奏で声援も多かった感じで、石くんへの声援に少し笑いが起きてましたっけ。『yes. I. do』はコンサートでは初だということで、演奏の場に立ち会えたのがありがたかったです(今日のセトリの流れから新曲を演奏するのかと思っていたので安心しました)。アンコールの『待つ男』は力を使い切った分、あっさりとステージを降りてましたが、満足して終わったという感じです。
2022新春と野音ではエピック時代に光を当てたセトリになっていたので、今回はユニバ初期でまとめた感じもするコンサートでした。ステージを前半で区切って三部構成にするのも変則的でした。今回のツアーが横浜からスタートしてもらえたのはうれしかったですし、ツアーの最初に参加出来たことは非常によかったです。
20220925 日比谷野外大音楽堂 2022
今回配信もあり、会場の雰囲気も共有出来ていると思うので、現場レポを中心に書きます。
12:30よりグッズ販売があるということで、13:30頃に日比谷公園に入りました。台風明けでいい天気で気持ちが良かったです。小ホールの辺りを歩いていると、そこそこの音でミヤジが歌っている(何の曲でもない音合わせ?)のが聞こえました。ギターがメタルっぽい音で、今日はミッキーじゃないなって思いました(後で佐々木”コジロー”貴之と紹介されていました)。グッズ列に並ぶとリハの音がガンガン聞こえてきました。ここで丸々2時間、リハを聴くことが出来ました。
 I don’t know たゆまずに
 未来の生命体
 なぜだか、俺は祷ってゐた。
 過ぎゆく日々
 地元のダンナ
 デーデ
 星の砂
 偶成
 昔の侍
 俺たちの明日
 武蔵野
  :
 (何曲か繰り返し)
はじめ、リハがかなりの音圧で聴けて良かったのですが、さすがに2時間11曲も聴いていると、ネタバレで、本番の新鮮さが落ちるかも等と思っていました。でもいい経験しました。
この間列は進むのですが、結局販売時間の15:30を過ぎてしまい、グッズは買えなかったです。野音の入り口は狭いので、掃けるのがどうしても遅くなってしまうのでしょう。16:00開場後の会場内でも販売を続けていましたが、諦めて着席しました。
開始前は比較的静かなポップス(ノラ・ジョーンズ、R.E.M、マーズ・ヴォルタ...)が流れていました。トンボが飛んでいましたっけ。ずいぶん落ち着いた雰囲気でした。
オープニングは「過行く日々」で実に野音らしい。「偶成」はリハで聴いていたのですが、知らなかったらおおっ!てなりますね。「珍奇男」はギターのトラブルで交換したりで一瞬止まりましたが、えらく迫力が感じられました。ギターを打楽器みたいにガンガン攻めてる様子が今回は特に感じました。ガストロンジャーをやらなかったのは画期的だったかも。「東京の空」は感激しました。「so many people」は声出し禁止でも盛り上がっていました。
リハでずっと立っていたこともあり、今回は特に足がパンパンの状態になりました。
20220611 縦横無尽完結編 on birthday #宮本浩次
代々木第一体育館はプールのためか細長いので大きく感じられます。私は北側スタンドの割とステージに近いHブロックでした。開始前はやはりクラシックが流れていました。花道が用意されており、ステージはドラムセットを中心に楽器やPAがシンプルに置いた状態でした。開始時ステージ後ろ全体が大きなスクリーンになっていて、今までのツアーの実績を紹介して『光の世界』に入りましたが、いきなりミヤジは花道の先端のお立ち台にスポットライトを浴びで現れました。歌の冒頭と途中、ちょっと躊躇する様に聞こえたのですが、たぶん感極まって泣いていたんだと思います。泣きそうになるたび、お客さんが拍手で励ますことを繰り返して、これはぐっときました。いきなり一体感生みましたね。
会場は体育館なんで、音を心配していたんですが、全く心配しなくていいレベルです。玉田さんのCanopusが超力強く響いていました。きっとツアーを流してエイジングで音が良くなったのでしょう。今日の演奏の主役かも。5人の演奏でこれだけ迫力あるんだなと思いました。
冒頭の曲は涙こらえながらでしたが、『夜明けの歌』からは絶好調で、声が透き通ってました。結構お客さんが立ち上がるのが早かったです。私の前に年配のグループの方がおられ、休みながらも結構立って聴いてました。楽しそうで良かった。MC入って日本の名曲を立て続けに聴いてくれと言って『あなた』から入って『化粧』、『春なのに』を歌いました。この辺の中島みゆきが続くところ、良いですね。
ミヤジは花道、ステージ左右、アリーナに下りたり走りまくってましたが、息が切れなかった。エレカシの時の様に限界を超える歌い方はせずにコントロールしているんでしょうか。
sha・la・la・laでは寝ころびながら回転して歌ったり、着替えたばかりの赤いシャツのボタンを引きちぎってはだけたり。『浮世小路のblues』はインタビューでも言っていましたが、確かにカシミールっぽいですね(キーボードが意図的に寄せてますよ)。
後半のお立ち台に大雨が降る演出や(ミヤジずぶ濡れ)、お立ち台からミヤジが消える演出がありましたっけ。
メンバー紹介ではギターのメロディーをまねて歌ってイアンギランみたいでした。玉田さんのドラムは日本代表と言われて手でドラムを叩いておられた。各メンバーの紹介に愛を感じました。
今日はトークタイムなかったですね。
アンコールでは『Just do it』、『東京協奏曲』をやってくれました。
20220112 日本武道館 新春ライブ 2022
今回のコンサートはエレカシとしては久しぶりなこともあり、セトリに注目していました。新春の武道館なので金原ストリングスは来るとか、逆に4人だけとか、編成で大きくセトリが変わると思っていました。
当日席に着いてステージを見ると、オケボックスがあるので、ストリングス参戦は確実。ギター調弦時に大きな黒いギターが見えたので、ミッキー参戦を確信したり...。また開始前の会場に流れる音楽は割と静かで、以前の野音で流れたストーンズやベックみたいな曲はなかったので(個人的に知らない曲)、きっと正月モードの華やかな内容かなと直前まで思っていました。メンバ登場で細海魚さんを確認して、もしや渋いモードもあるかもと考え直したり...。
ミヤジは白いシャツとジャケットのエレカシモードにさらにネクタイを付けていました。静かにリズムを刻んで始まった曲は「うつらうつら」。会場の意外だという空気を感じた気がします。以前の武道館の一曲目が部屋だったとき以上かも。次の「奴隷天国」もそうですが、すごく言葉を噛みしめて歌う感じでした。やっぱりエレカシの曲が聴けるというのは格別です。いつの間にかネクタイはなく、いつものボタンを少しはずした格好になってその後もエピック時代の曲が続き、歴代のコンサートの中で最も渋い内容になると成り行きを見守っていました。「いつものとおり」ではかつて住んでいた跡地がが東洋大学になったという話があり、「月の夜」までオールエピック。新しい曲をやると言いつつ、「風」を披露したのもいい。長いエレカシの活動を考えると新しいってことですね。「シグナル」は聴いていてたまらないですね。「生命賛歌」も聴けるとは。「悲しみの果て」辺りから通常モードに移行していきましたが、一部は圧巻でした。後半の「友達がいるのさ」や「四月の風」もいい選曲だった。アンコールの「待つ男」は出し切った感があり、気持ちよくスパッと切り上げて格好良かったですね。野音がなかった分、反動でこういうセトリになったんでしょうね。演者とファンが望んだ結果かもなと思いました。感激です。席もアリーナ2列目と、もう運を使い切った最高のコンサートでした。
20211105 神奈川県民ホール 大ホール #宮本浩次
当日開演前に『俺たちの明日』のロケが行われたTHE BAYSビルの1Fの『CRAFT BEER DINING &9』にて、ベイスターズラガーなるクラフトビールと手羽先クリスプ、ビーフとポテトのバスケットを頂いてテンションを上げてから会場入りしました。県民ホールは個人的には一昨年12月の横響の第九公演参加から二年弱ぶりです。
会場には開始30分前位に入りましたが、混んでなくてゆっくりグッズを見たりロビーを回れました。本当に老眼鏡がグッズとして売っていてちょっと笑いました。CD 売ってましたが、コアファンだけでない想定なんでしょうね。ホールに入ると一席飛びに座る形なのでとてもゆったりした感じでした。普段クラシックで使う会場なので、スモッグが掛かっているのがいつもと違いました。
開演直前までクラシック音楽が流れていて、静かにミヤジ登場。野音でも夢のちまたで静かに始まる時がありますが、もうちょい飾った感じです。この曲で今回の空間を定めていると思いました。
夜明けの歌ではウッドベースを使っていたかな。strangerでは会場の雰囲気が高まる感触がありましたが、皆座って聴いてました。異邦人でたまらず、1F左側の方から立ち上がり出して、一気に全員スタンド状態になりました。声は出さず拍手のみなんですが、十分盛り上がる空気の流れを感じました。きみに会いたいは歌謡ショーの華やかさを感じ、化粧でしっとりと入り込み、春なのにで懐かしさ混ざって切ない感じに。
カバー曲よりオリジナル曲の方がレンジが広い様で、必死に歌う様子が見えました。最初はショーの世界観を意識しながら、強く美しく歌い上げていました。さすがだなと感心したものですが、後半は興奮してシャツのボタンを引きちぎり、エレカシのミヤジに戻って歌ってましたね。後半はテクニックなんか関係なく大声で歌ったり、P.S. I love youでは涙声になっていましたが、こういう展開で良かったです。ガストロンジャーで音がちゃんと聴けたのは若干音を抑えているせいかな。歌の中に横浜ー!って入れてくれると、嬉しくなってしまいました。ステージが作った雰囲気に釣られ、愛してるよー!と言ってましたがこれはエレカシではない光景でした。若い人も年配の人もいて、暖かい雰囲気だったということもあります。
小林氏はヘッドフォン着けてスコア見ながら演奏していましたが、ステージでの存在感大きいです。あなたのやさしさをオレは何に例えようでメンバ紹介するようになっているので、なおさらですね。バンドのメンバはベテラン揃いなのですごく安定した様子でした。ドラムソロで玉田さんが素手で叩いてドラムセットを壊してましたが、それ以外は本当に安定していました。ミヤジはほとんど歌に徹していて、何度も着替えていたところが、エレカシのライブとは違いました。
横浜には港の方に象の鼻地区や、MVのロケ地の横浜スタジアムというエレカシに関係する場所もあるので、今度はエレカシで県民ホールに来てほしいです。
20200105 東京国際フォーラム
20180317 さいたまスーパーアリーナ
20170106 日本武道館
20161015 Zepp Tokyo
20151119 豊洲PIT
20150103 日本武道館
20141019 日比谷野外大音楽堂
20140913 Zepp DiverCity
20140111 さいたまスーパーアリーナ
20130915 日比谷野外大音楽堂
復活の野音。前日の9/14は映画中継に参加。
20121014 日比谷野外大音楽堂
ミヤジの耳の病気で活動休止に入る時の特別ライブ。
20120627 Zepp Tokyo
初めて参加したライブ。トミの病気で6/1実施がシフトした。当初はMASTERPIECEがリリースしてすぐライブというスケジュールだった。

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