選択 | 日付 | タイトル |
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20230612 |
宮本浩次 Birthday Concert 「my room」 |
弾き語りのコンサートというのは初めてだなとか思ってただけで、あまり何も考えずに行ったのですが、聞き始めてよく考えたら、私宮本さんのギター大好きだったんですよね。
すっかり忘れてた~。
アリーナ8列目の一番端っこでした。
8列目は近いけど端っこは遠い。
でもよく見えました。オペラグラス持ってったし。
とにかくギター最高でした。
超絶リズム感。
観客の手拍子嫌そうだなあと思ってましたが、その嫌そうな顔と、手拍子やめろーの仕草に気づかなかった人が手拍子だいぶしてて、とうとう宮本さんにやめてくれと頼まれてましたね。怒った感じじゃなくていい感じで。でも後の曲では手拍子を促したりして、宮本さん自分にツッコミ入れてらっしゃいました。
あー宮本さんだなあ。
最後の、映像で楽屋まで宮本さんを追ってく演出に映る宮本さんが、めちゃめちゃ嬉しそうだった。
晴れ晴れと楽しげな宮本さんのライブでありました。
まあ鬱屈した感じというのはあんまりなかったかな?
もう1ヶ月以上も日が経っていて、あまり覚えてないのですが、あー楽しかった、という印象だったかと思います。
やっぱりライブはすぐに記録しないとダメですね。 |
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20230319 |
有明アリーナ |
成ちゃん側、舞台に近い2階席。前後左右が空席で、座っていても快適に宮本さんが見えた。
ときどきオペラグラスで宮本さんを覗くと、オペラグラス内と左目のはしっこの宮本さん映像が同じくらいの大きさで、面白いビジュアル体験だった。
だからといって座って聞いていたのがいけなかったのか、今一つライブに入り込めなかった。
新曲がよいし、久しぶりのエレカシなので楽しみにしてたけど、新曲でやってくれたのはyes.I.doだけで、あとは昔の作品で、それも、私が特に好きな曲はあまり入ってなかったからかもしれない。
蔦谷さんや金原さん達の組み合わせが以前と全く同じで、内容変わらず年月だけ過ぎた感があり、ああ、昔はライブハウスで近い席から聞いていたのにもうそんなことはできないんだな、昔には戻れない、というような感慨ばかりが頭をよぎった。
体調が悪かったのか、精神的に疲れていたのか、後半、なぜかどんどん落ち込んでいってしまった。
でも、新曲は大好きなので、アルバムとアルバム・ツアーに期待!
インスタだったかYouTubeだったか、宮本さんがメンバーと一緒にとった映像の皆さんの表情がとっても嬉しそうでよくて、それを見ている私もすごく安心した。やはりエレカシが最高! |
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20220925 |
日比谷野外大音楽堂 2022 |
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20220612 |
縦横無尽完結編 on birthday #宮本浩次 |
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20220611 |
縦横無尽完結編 on birthday #宮本浩次 |
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20211207 |
ザ・ヒロサワ・シティ会館 (茨城県立県民文化センター) 大ホール #宮本浩次 |
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20210612 |
宮本浩次縦横無尽 |
配信で見ました。
昨日はうっかり6:00pmからだと勘違いして5:42pmに気づいて見始めるという大失態。ちょうど3曲目からはじまりました。
最初はDVDを見ているような感覚からなかなか抜け出せなくて、これはライブなんだと何度も自分に言い聞かせてたんだけど、途中から部屋を暗くして大音量にして踊りながら聞いてたらライブ感が出てきた。(でも家族に何度もうるさいと邪魔されてそのたびにしゅんとしたりして。)
今日も朝から1日中何回も見てました。2回半くらい通しで、あとは最後の3曲だけ何度か。
単独になってからあまり宮本さんの今を追いかけなくなっていて、音楽もあまり効かなくなっていたのは、エレカシじゃないからだと思っていたけど、きっとライブが足りなかったのだね。林檎さんの曲とか、高橋一生さんにあげた曲とか、スカパラの曲とかがおもしろかった。ロマンスの曲自体にはそんなに興味ないけど、目新しいからそれはそれでおもしろいし、歌が丁寧でよいし。演出もシンプルかつ見どころもあってちょうどよく、曲の途中で着替えてきたのもきちんとびっくりさせられました。宮本浩次になってからの曲の良さがやっとわかった気がする。Sha la la laとか、ものすごくいい曲だったのね。
バックがエレカシじゃないのも、それはそれでいいことなんだ、宮本さんにとって、必要な挑戦だったんだなあと(いずれはエレカシに戻るということ前提でですが)納得できました。宮本さんが次に何をやるのか楽しみになってきた。
ただ、このライブが、自分の今とどう重なっているのか、自分にどんな影響を与えているのかは……よくわからない。
最近は、死ぬまでにどう生きていくんだろうと思い迷ったりしつつも、どうもエネルギーはわいてこなくて、なんとか少しずつ生活を進めていっている状態。「いつ仕事がやめられるか」という計算ばかりしたりして。朝5時代に目が覚めてしまったり、昼間どうにもならずに寝てしまったりするので、少々脳の状態がよろしくないのかもしれない。カフェインとアルコールは完全にやめたけど、運動不足をもっと改善した方がよいだろう。本を読もうとしても簡単な本しか読めないことが続いている。仕事は、なんとかこなしているけれど……。
というわけで、ライブは、エンターテインメントとして受け取るのが精いっぱいだったかもしれない。または、それ以上のものをもらえているのかもしれないけど、今の私にはわからない。
ただ、とても価値があるものが世の中には存在していることは実感できた気はする。宮本さんの行く方向は私と離れていっていない、離れたかと思ったけど、たぶん、そうではない、と思う。 |
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20201004 |
日比谷野外大音楽堂 |
チケットがあたったのです。
それも、非常にいい席でした。
今回、コロナのためにAブロックから時間を決めての入場となっていたのですが、私は開場時間の3:30pmに入場しました。
完全自慢だよ。宮本さんから10m離れてない感じでした。
今まで野音でこのような席になったのは、ファンになって初めての野音、2006年のみです。
あのときは、渋谷AXに当日券が出るくらいでしたから、倍率が低かったのでよい席になったのだけれど、こんなのもう2度とないだろうと思っていました。それが、コロナで席が半分で、1日しかないこの野音になんであたったんでしょうね。
なんかの運と引き換えなんでしょうか。私、先日転職の面接したばかりなのですが、それはもう諦めましたよ。
さらに、私、実はちょっと後ろめたい思いもあったのですね。
私はこのチケットに値するほどのファンではない、という。
野音はこの前の2年間チケットがあたらず、諸事情で外聞きもしていませんでした。
諸事情でというより、簡単に言えば、熱意がなくなっていたのです。
理由を探せばいろいろ探せるけれど、結局、熱意の問題だよね。
最近の宮本さんの曲も、YouTubeやAmazon Musicで聴いて、ひとつひとつはいい曲だなと思ってたけど、以前のあの熱烈なファンだったときのワクワク感はなく、アルバムさえ買いませんでした。(Amazon Musicで聴いたんだけど。)
YouTubeのコメント欄や、インスタグラムのコメント欄をちらちら見ると、ファンの人がいろいろ書き込んでいますが、それを、なんだかもやもやとした思いで眺めていました。
だから、チケットをダウンロードして、座席の番号を見たとき、嬉しいっていうより、「なんで今?」という感じでした。
いや、嬉しかったけれどね。にやにや顔が笑ってはいたけれどね。
10年前の私にこのチケットをあげたら、めちゃめちゃ狂喜しただろうに。
このチケット、10万円出しても買いたい人がいるだろうに。
という後ろめたさです。
というわけで、3時間ほどかかって野音に着いて、「立ち止まるな、待ち合わせするな」という拡声器のお兄さんの声を聴きながらおにぎり食べて、すぐに入場し、マスクの下で半笑いしながら、まだ人のほとんど入っていない野音の階段をどんどん降りて行ってkindleで小説読みながら待ち、開演まであと数分のところでkindleしまって、開演時間になったら、宮本さんが出てきた。
出てくる前のスタッフの人の声が聞こえるし、出てくるときの表情までが見えるのだよ、この席からは。(自慢です。)
顔がめちゃめちゃ気持ち悪いにやにや笑いになるのを止めることができませんでした。
マスクしててよかったと思った。
同時に、私って、宮本さんから見えてるかも、と初めて気になり、もう少し着るものに気をつかうべきだった。マスクもアベノマスクじゃなくって、エアリズムマスクでも買うんだったか、とくだらないことが突然気になりだしました。
しかし、一発目から野音だったよね。夢のちまた。Dead or Alive。
ギターのおにいさんは知らない人だったけど、石君は石君だし、トミさんも成ちゃんも同じだった。まったくのエレカシだった。
エレカシは根本的に正しいのだ。よかった、よかった、「お父さん、お母さん、離婚しないのね」とほっとした子供みたいだった。
宮本さんもエレカシを求めているのだと、野音を求めているのだと、これが正しいのだ、と、そんなことを感じながら聞いていた。
一晩たつといろいろ忘れてしまったので、セットリストを見ながら書くことにした。
うんうん、何もなき一夜、無事なる男、どこがというのはもう忘れたけど、いいなと思ったのは覚えている。
珍奇男も、リズムが崩れかけぎりぎりのところをぐわーっと連れて行かれる感じが、これよ、これ、という感じでした。めちゃめちゃよかったと思います。
晩秋の一夜、月の夜(ここでギターの音がならずにやり直したんだっけ?)、武蔵野、この流れがとにかく最高でした。
武蔵野のギター、よかったな。すごく気持ちいい演奏だった。
なにしろ宮本さんがこの一連の曲を大事に思っていて、今ここで、野音で、演奏しているのを大事に思っているのがダイレクトに伝わってくるのです。会場ののりも最高だったと思う。私からはよく見えないけど、宮本さんの様子を見るに。
このときは、今日のハイライトはこれだな、と思っていました。
次のパワー・イン・ザ・ワールド。いいよね。でも私の体力がなくて、ちょっとここで疲れだしてしまいました。
次の悲しみの果てはちょっと私の集中が途切れていましたが、次のRAINBOW。とてもいい曲だ、と思いました。
普段は宮本さんが力を振り絞って歌うのは、実はそこまで好きではないことがあるけど、今回は、なんか、それがよかったな。
ガストロンジャーも。
ズレてる方がいい、は実はそこまで好きではない。
でも俺たちの明日はとてもいい曲だ、と改めて思いました。
ここで第一部終わり。宮本さんの表情と様子がとてもよかった。
第二部登場後のハナウタ、最高じゃなかったですか。最高でした。この曲好きなのです。
今宵は歌い出しがよかったことしか覚えていないけれど、友達がいるのさはよかったな。
野音の友達がいるのさは、格別ですよね。宮本さんの思いがこもるから。
かけだす男! なんか会場ののりがものすごくなってきたよ。もちろん私も。
so many people。会場、壮絶にのってました。今日のハイライトはここだったか、とこのとき思いました。
「野音だから」と言って、急遽「男は行く」。石君とギターの人がギターを取り換える前に始まってるところが面白かった。
しかし、この野音、女性率がすごく高かったと思います。少なくとも私のまわりは20対1くらいだった。このときまわりを見回して数えたから確かです。
以前の野音の男女比率はせいぜい3対1くらいだったような気がするのに。ファンクラブに入っている人が圧倒的に女性ばかりなのかもしれない。以前は、旦那さんとか彼氏とかを連れてきていたのかもしれない。
野音だからと言って20分の1の観客対象の曲(というわけでもないんだろうけど)をやる宮本さん。
ファイティングマン、それから、これも急遽やることになったっぽい星の降るような夜に。野音のこの曲はいい。
風に吹かれては、「男は行く」と対照的に、女性向けの曲、という位置づけらしかった。そういう風に聞こえました。
私が女性だからかもしれない。
最後の曲にふさわしい演奏でした。
でも最後の最後は待つ男で、やっぱりエレカシはこれで終わらないと! ですよね。
もう、この席は本当に2度とないんだろうな、と思いながら会場を後にしました。
結論は、「野音だった」でしょうか。
あと、私がこのチケットで聴く権利は、あったと思います。
私はこの野音の観客として相応しかったと思います。
エレカシに戻ってくれないかな、と思っています。宮本さんがソロでやりたいっていうんだから、そう思わないようにしてたけど、そう思っています。そろそろ戻ってくれないかな。
この野音で唯一足りないところがあるとしたら、宮本さんが最近エレカシで曲作っていない、ということでした。
ノスタルジックだけでは足りない。
宮本さんがソロでやるのは正しいことなんだろうし、みんなそう言ってるし、音楽業界の人達もそう言ってるんだろうし(インタビューとかまったく読んでないから知らないけど)、きっとそうなんだろうけど、でも、私は、宮本さんがエレカシの限界の中で不自由そうにしながら新しいものを生み出しているのがよかったんだな、と思います。
熱意のフォーカスがしにくいのです。エレカシと、ほかにわかれていると。私の都合ですが。
単なる私の都合だし、そう思ってもどうにもならないし、何の影響もないから、別にここに書いてもいいでしょう。 |
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20200104 |
東京国際フォーラム |
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20190118 |
日本武道館 |
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20180317 |
さいたまスーパーアリーナ |
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20171119 |
大宮ソニックシティ大ホール |
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20170918 |
日比谷野外大音楽堂 |
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20170618 |
神奈川県民ホール大ホール |
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20170422 |
茨城県立県民文化センター大ホール |
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20161015 |
Zepp Tokyo |
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20160917 |
日比谷野外大音楽堂 |
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20160105 |
新春ライブ2016 東京国際フォーラム ホールA |
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20160104 |
新春ライブ2016 東京国際フォーラム ホールA |
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20150927 |
日比谷野外大音楽堂 |
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20150801 |
ROCK IN JAPAN FESTIVAL |
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20150103 |
日本武道館 |
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20141019 |
日比谷野外大音楽堂 |
わたしにとっては9年目の野音。ほかのファンの感想とかはまるで読まずに書こうと思う。
わたしがそれほどエレカシのファンでなくなるとか、ありえない、と思った。まさに、期待していたとおりの野音だった。終わった後で、ライブは「ぜんぶ野音でもいいんだけど!」と言ったら、「それじゃあ新しいファンがついてこれない」と言われて、まったくその通りなんだろうけど、でも、私がファンになったころの2006年頃は、ツアーだってもっと野音ぽかった気がする。だから売れてなかったのか。って、そんなことはどうでもいい。私は話がそれてしまっていけない。(それに、今回のツアーはわりと渋かったわけだし。)
「太陽ギラギラ」を呆然として聞いていた。声が艶があるのと歌い方がCDと違って艶をあえて全開にしてるので、この曲のポテンシャルってこうだったのね、というか、これ、この場一回限りで終わってしまうのがもったいない。もう一回聞きたい。
とにかく、演奏する曲がすべて予想を裏切って渋いので、いちいち感動していて、そろそろ別の種類の曲になっちゃうのかなあと思い始めてもいつまでも渋かったのがすごかった。曲名を思い出せないんだけど、とにかくいつもは聞けない曲が多くて、とうとう「笑顔の未来へ」になったときにはじめはちょっとがっかりしたんだけど、なぜかこの曲も新鮮な、はじめて聞いたような感じで聞けてしまった。「俺たちの明日」も、歌詞のあるぶぶん、はじめて感動した。
前後するけど、starting overを最近口ずさむことが多くて、行くまでの地下鉄乗り場でもふと頭の中を流れていたのだけれど、これはやらないだろうと思っていたらやった。でもそんなのもびっくりしなかった。こんな野音だったらそんなこともあるだろう。とにかく、曲順が最近のパターンをはずしていたのでうれしくて、ここで悪魔メフィストとかやったらおもしろいかもね、と何かの拍子に思ってたら、そこではやらなかったけど、後で、このタイミング!というときにやってくれた。(月夜の散歩の後。)その月夜の散歩はコードを間違えてむちゃくちゃになって、途中でいったんやめて、「ものすごく何度も歌を聴いて歌詞を覚えようとするんだけど、覚えられないんだよ~~! 今日はうまくいったほう!」とものすっごく感情こめていっていたのでみんなわらっていたけど、それも、よかった。その後再開したのもコードむちゃくちゃなままだったけど、それが、かえってよかった。それで悪魔メフィストだからね。すてきすぎる。
さて、もう出勤しなければいけない。「太陽ギラギラ」、今聞いてみたけど、やっぱりCDは歌い方もちがうし、これはこれはいいんだけど、昨日の野音のがもう一度聞きたい。昨日の野音の演奏を聴いた体験を毎日してもいい。できないから特別で、お互い、集中できるんだけど。
そう、この野音を聞けるのなら、これから20年間毎日自分がやりたくないこともやって働き続けるのも耐えられる、自由がなくても耐えられる、この野音が理解できる自分になれたのだから、これまでのすべての自分の行動と経験も肯定できる、というようなことを、思った。
何十億人もの人が生きている中で、今、この瞬間にここにいられることはなんと幸せでぜいたくなことだろう、もっといえば、今までものすごい数の人が生きて死んで、これからも別の人たちが生まれてくる中で、今ここにいられるのはなんと幸せなことだろう、と思ったりした。
文章にあらわすと、自分が体験したことがうまくつたわらなくて、この大げさな書き方が決して大げさではないということがまったく伝わらないのでもどかしいけど、今書けるのはこのくらいだ。 |
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20140912 |
Zepp DiverCity |
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20140810 |
ROCK IN JAPAN FESTIVAL |
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20140111 |
さいたまスーパーアリーナ |
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20130914 |
日比谷野外大音楽堂 |
-------------------以下は15日に書いて下書きのまま残っていた文章-----------
14日のみ行ってきました。昨日は立ち見のチケットがせっかく手に入っていたのにもかかわらず、体調悪いので行くのは無理と判断して夫に譲ってしまいました。しかたない……とは思いつつ、一曲目が「平成理想主義」とわかった瞬間から、「やっぱり無理しても行くべきだったか……」ともやもや。でも、ライブが終わって1日半かかってやっと気力体力を取り戻しているくらいなので、昨日行っていても、せっかくのライブを受け止めきれなかっただろう。
私の体力と気力が衰えたのか? ライブってこんなにいろいろ揺さぶられて、つらくなるものだったっけ? 1年前までの私は、こんなのにいつも耐えていたのだっけ?
1年間、ほとんどエレカシを聞かなかった。なぜか宮本さんのことも全く心配せず、自分の薄情ぶりが自分でよくわからない状態だった。
----------------下書き部分、終わり--------------------------------------------
で、今日は1週間たった22日です。
昨年の野音も、チケットを譲っていただいたおかげで行けていました。感想を書きたかったのですが、「チケットを払い戻すか否か?」というところでつまずいてしまって、結局払い戻した私は、なんとなく、熱烈なエレカシ・ファンだという自信が崩れたというのか、ブログが書けなくなっていました。
去年の野音に行って、思いのほか宮本さんは元気だと思った私は、その後、全然宮本さんのことを心配することなく、1年間、日常を過ごしていました。最後の曲で左耳を押さえていた姿は、私にはよく見えていなかったのです。(この野音の映像をちゃんと見ることができたのは、今年の野音が終わった後でした。)
25周年のCDも1枚も買わず、オフィシャル・サイトもほとんど見ず、そもそもエレカシをほとんど聞かずに暮らしていました。聞こうとしてCDをかけだすと夫か子供からクレームが来るし、3月には引っ越したので、どのCDがどこにあるのかよくわからなくなるし。
(そんな中でも、「大地のシンフォニー」と「約束」はわりと聞いていた。最初のダイジェストのMVを子供を抱いて何度も聞いていた関係で、子供がその部分だけ歌いはじめたときに、私が大ウケしてすごく褒めたので、子供が調子にのって歌詞を覚えようとして、かけてくれと何度もせがむので。でも、エレカシのほかの曲をかけようとすると「「べいべ」がいい」と言われるので「約束」をかけ、それが終わると「「だいちのしんぽに」がいい」と言うので「大地のシンフォニー」をかける、というのを延々と繰り返すうちに、私はさすがに飽きてしまい、エレカシ自体をかけなくなってしまったのだった。
ちなみに、子供は2歳半くらいのときはこの2曲のサビあたりの歌詞が、意味もわからずだいたい歌えるようになってしまっていて、録音してネットにアップしようかと何度も考えたが録音しなかった。アップはともかく、録音しておけばよかった。「べいべ、べいべー!」と絶叫するとことか、息遣いまで完璧に真似ているのがすごかったのにな。今はもう歌わない。)
というような感じで1年過ごしてしまったので、自分がまだエレカシ・ファンなのかもすでによくわからなくなっていた。
そして、野音。14日だけ聞いた。結局、その後2日間、寝込んだ。体が疲れたのと同時に、頭の中身が一気に混乱した思いでうずまくようになり、その状態がおさまるのにそれくらいかかった。
4月からフルタイムで仕事をしていて、夫の仕事をセーブしてもらって家事はだいぶやってもらっているけれど子供がいるから結構時間がなくて、16日は休日出勤して仕事を進めるはずだったのに、ぜんぜんそんなことできなくなってしまった。
そして、1週間、エレカシを聞き続けている……。
ブログをたくさん書いて、ギターで弾き語りなどしていた2008年、私の精神状態は最悪で、生活はなってなかった。仕事はフリーランスだったが、ぜんぜんしていなかったと言っていい。私は、そういう風に暮らしながら、本当に嫌だった。なにが嫌だって、そういうファンであることが嫌だった。ちゃんと仕事しながら、合間にエレカシを聞いて元気づけられて、またちゃんと仕事する、そんなファンが理想だった、というか、宮本さんはそういうファンのほうを尊敬しているに違いないという気がしていた。
今から思えば、自分を責めすぎだったし、「宮本さんにとっての理想のファン像」を勝手に設定している時点で何か違うとも思うけれど、ほんとに、ブログを書きながら、こころの一部では、エレカシのことを毎日毎日考えてブログを書いている、そういう自分がいやでいやでたまらなかったと思う。その状態じゃない今は正確なところが思い出せないけれど。
その後、私は一応仕事を少しはできるようになって、精神状態もよくなって、というか、そうだ、子供を産んだんだった。というわけで、めでたく、毎日の日常を精一杯生きながら、その邪魔にならない程度にエレカシを聞くという、自分の理想のファン像に行きついたと思っていた。2008年くらいの、あのものすごいエレカシ没入ぶりを外から眺めて懐かしんでいた。
しかし(ここからが本題)、今年の野音、特に、真ん中へんの、新曲(3曲目まで)をやってくれたあたりから受けた衝撃がすごすぎた。
「仕事の合間にエレカシを聞いて元気づけられる」というのは、私ではないのだと自覚した。私は、ライブでエレカシを聞き、ひたすら何かを考え、考え、考えて、生活が侵食され、感情も侵食され、何がなんだかわからない、それが、私の反応で、そういう風な反応をするファンとしてしか存在できないのではないか。
それとも、それは私のせいではなくて、1年間休んだ後にパワーアップした宮本さんのせいなのだろうか?
そんな気もする。宮本さんは、声が出ているというのは第一声からもちろんはっきりわかったけど、パワーアップしているのは声だけではなくて、伝わってくるエネルギーも、歌詞の純度も、破れかぶれぶりも、何もかもすごくて、新しく、かつ、宮本さんの根源的なところが、宮本さん自身の制御や考えを超えて出てきてしまっている、そんな存在になっていると感じた。 |
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20121014 |
日比谷野外大音楽堂 |
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20120107 |
渋谷公会堂 |
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20110917 |
日比谷野外大音楽堂 |
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20110619 |
TOKYO DOME CITY HALL |
「悪魔のささやき~そして、心に火を灯す旅~」ツアー、終わってしまった。ツアー中、ライブは仙台のUstreamも合わせて4回見た。できることならもっと何度でも行きたかったけれども、でもこれでも充分満足だ。楽しかったな。
昨日は2階バルコニーで、まわりの人はみんな座っていたので自分も座ってアリーナがのりのりなのを眺めていた。今回はこのツアーではじめて開演時間に間に合って、最後までいた。
アンコールの曲目がよかったな。メフィストが終わってアンコール一曲目が「極楽大将生活賛歌」というのも、ちょっと気が抜けたというか、なんかいい選曲だった。そんなに好きというほどでもなかった「習わぬ経を読む男」、昨日はじめて気を入れて聞いた気がする。昨日の曲目全体の中で一番よかった曲のひとつ。
あと、「俺たちの明日」の歌詞を、なぜか昨日はしみじみと聞いた。これ、宮本さんがある特定の友達を思い浮かべて作った曲なんだなあ、って、そんなことは始めからわかっていたけど、今まではこの曲を聞くときに「宮本さん→自分」という方向に何かが伝わっていたのが、昨日は自分も自分の学生時代の友達のことを思い浮かべたりしていて、自分のなかで聞き方が変わっていた。
「普通の日々」ってもしかして始めてライブで聞いたのだろうか、私。東京ジェラシィはよかった。これは以前野音で聞いた気がする。「定め」がよかった。「昔の曲……昔って言っても10年くらい昔の曲も20年くらい昔の曲も30年くらい昔の曲もあるんだけど、これは10年くらいの昔の曲」というから、なんとなくポニーキャニオン時代ぐらいを思い浮かべていたら「定め」で、あれっ!?「風」ってそんなに昔!?と思ったが、確かに7年くらいはたっている。自分がファンになったのが「町を見下ろす丘」のときで、そのひとつ前の最近のアルバムだという感じがずっとしてたから意外だったんだけれども、ファンになってからもう5年もたってるんだもんなー。
野音が楽しみだ。チケットとれたらいいな。
しかし、ほんとにいいツアーで、いいライブだったなあ。 |
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20110603 |
仙台Rensa |
Ustreamで見た仙台は八王子とは全く違っていたが、それはそれでまたよかった。子供を寝かしつけたり夫が途中で帰ってきたりしてかぶりつきでは見られなかったけれども、家で見るよさもある。夫が感動していたのでちょっと嬉しかったり。 |
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20110601 |
オリンパスホール八王子 |
八王子のライブは最高だった。東京の空。
電車が遅れてまたもや遅刻してしまったけれども。ライブハウスに行けなくなってからこんなに近くから見られたことはないくらいのよい席。音響もとてもよかった気がする。戸田は「悪魔メフィスト」がカオスでそれはそれでよかったのだが、八王子は音のひとつひとつがクリアに聞こえた。
でもそんなことよりも、宮本さん(とエレカシ)のパフォーマンスが最高だった。アンコールになっても、宮本さんのあの動きのきれ。エネルギーがスパークする。観客の盛り上がりもよかった。ただ盛り上がりたくて盛り上がるのではなくて、まっすぐに音楽と向きあって盛り上がっている。東京の空が嬉しく、東京の空の後の観客の喝采も気分がよかった。宮本さんが、「これは自慢だけれども……みんなわかってくれると思うんだけれども……何年もやっていると、まっすぐに伝わるのがわかるときがある、今日は最高のときを過ごさせてもらっている」というようなことを言っていて、聞いているこちらも、その言葉に素直にうなずいていた。 |
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20110510 |
戸田市文化会館 |
30分弱の遅刻。楽屋のほうの入り口でお兄さんに正面入口への道を聞いたときには「彼女は買い物の帰り道」が聞こえていたが、席にたどりついたのは「歩く男」の途中。(帰宅してから、大好きな「moonlight magic」を聞き逃したことを知り、次は最初から行くぞと思っています。)
いろいろと間違えてたけど、そこも味になっているおもしろいライブでした。「遠い浜辺」で最初の歌詞がれろれれ~みたいになってしまって、「あああ~~~!!! 恥ずかしい……」と顔を両手で隠したシルエットが目に焼き付いています。あれは、なんだかかわいらしかった。あと「暑中見舞い」を最初からやり直したのと、「明日への記憶」のリズムが合わなくなってたてなおしたのと。
いや、そんなことはどうでもよくて……とにかく、「エレカシのライブはいいものである」という事実を再確認しました。「いい」というのは、ほかのバンドと比べてとか、ほかの芸術と比べてとか、ほかの時間の使い方と比べて、とかではなくて、その時間の中のある瞬間、どこかを、いつも生きている場所とは違う時間を体験している……日常の時間に戻った自分には、もう、うまく書けないけれども、とにかく何かものすごい力があるということです。それを、最近は日常に埋れているだけに、とても強く感じたライブでした。
残念なのは、用意が悪くて出掛けに遠くがちゃんと見える眼鏡が見つからず、近くを見るためにわざと度を落としている0.3しか見えない眼鏡で行くしかなかったこと。どれくらい見えないかというと、キーボードが蔦谷さんじゃないことに、メンバー紹介になるまで気づかず、髪型変えたのかしらと思ってたくらい。 |
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20110109 |
日本武道館 |
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20100723 |
MUSIC ON! TV presents GG10 |
指定席で珍奇男聞きながら泣いていました。体力がなくなって途中から座って聴いてましたが、いいライブだったな。 |
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20100717 |
日比谷野外大音楽堂 |
いろいろと書くことを考えていたけれど、書けるかわからない。とりあえず、メモとして。
1.おはようこんにちは
2.ドビッシャー男
3.ファイティングマン
4.うつらうつら
5.too fine life
6.シャララ
ときたところで(ほんとにこの曲順だったかは定かではないが)、ぼんやりと、次は順番からいってアルバム「奴隷天国」からだろうか。まさか「道」とかやらないかな~、いやいや、私が聞きたいからといって、やるわけないよね……。
「シャララ」が終わって、ちょっと疲れたので座っていたら、「暇なやつだけ」って!!!
というわけで、月夜の散歩、too fine life、ドビッシャー男、人間って何だ、道、を初めて聞いた。
なぜか、そんなに好きではないというか、どちらかというと苦手だったはずの「月夜の散歩」で涙が出てきた。おそらく、宮本さんファンとしてではなく、曲を曲として聞けるようになったからだと思う(ファンとして聞くと、宮本さんと彼女が川辺をあるいている歌だ、とか想像してしまっていたから)。あと「Baby自転車」。あれは泣く曲なんだろうか……???
「ハナウタ」はやっぱりとてもいい曲だ。「死んでも生きてるぐらいの感じ」というようなことを言っていた。そうだと思った。
今回、CSの録画はできてないので、再放送のときになんとか。(実家に頼んでみる。)
「うつらうつら」、「月夜の散歩」は声のよさが際立つ。
聞きながらいろいろと考えていた。エレカシへの情熱は、一時期よりは薄れている。と言ってしまっては正確ではないけれど、ファンになったばかりの頃とか、ブログを始めたばかりで4ヶ月間月100個も記事を書いていた頃とか、その後ギターで弾き語りをしていた頃と比べたら、最近はエレカシへの集中力がなくなっている。そうなると、正直にいって、ライブを聞いていても、昔よりは感動も薄れている。(なんども言うけれど、そう言ってしまっては正確ではないのだけれど。)そして、それは、惜しいことではあるけれど、仕方のないことで、そうなってよかったのだ、と思っていた。苦しいおかげで聞けていたのだから。今は、一時期に比べたら、苦しくないから。(この状態が続きますように。)
などと思っていたら、「デーデ」が猛スピードではじまった。
あーっ、これについてはまだ苦しい実感があった! と思ってちょっと可笑しくなった。お金! 笑い飛ばせるといい。みんながお金に悩まされなくなるといい。でも、今度の不況はほんとにひどいから……。
ちょっと涼しくて、風も吹いてきて、快適でした。8時15分くらいに終わって、外聞きしていたツレ君と一緒に帰りました。
今回は体力が心配で、きっと座ったままでいるだろうと思っていましたが(だから外聞きでもおんなじかと思ってた)、結果は、3分の2くらいはやはり立って見て聞いていました。チケットを手に入れてくださった方、仲介してくださったかた、譲ってくださった方、ありがとうございます。聞けてよかった。楽しかったです。 |
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20100108 |
渋谷C.C. Lemonホール |
残念ながら明日のチケットは取れず、大阪も行けないので、今日だけです。諦めがはやかったからか、良いライブだったからか、満足です。明日にそんなに未練はありません。
6人のメンバー紹介のあとで、「エレファントカシマシ エスです!」と言っていた。「エス」って30日の野音の帰り際にも宮本さんが叫んでいて意味がよくわからなかった言葉だったが(SMのS? 宮本さんと石くんの宮本さん??? んなわけないか、とか一応考えてました)、「エレファントカシマシ」と合わせて「6人のメンバーでのエレカシ」を表すSで始まる言葉の頭文字なのではなかろうかと考えた。Elephant Kashimashi Super、Elephant Kashimashi Special、Elephant Kashimashi Six...。"Special" と "Six" あたりをかけた "S" なのではないか、というのが今のところの結論。
まあそんなことは置いておいて。新曲は2曲やってくれて、2曲目は予想していなかったのでびっくりしたのですが、2曲ともメロディが売れ筋の方のエレカシっぽい音、歌詞も明るさを増していた気がする。メロディを聞いていたら歌詞はよく聞き取れなかったのですが。
いろいろと意外な曲をやってくれました。
あ、席は1階の最後列でしたが、とてもよく見えました。宮本さんの全身がずっと見えていました。渋公は見やすくていいですね。
宮本さん、暖かい雰囲気で嬉しいとか、声援が嬉しいとか、ホームって感じだとか、そんなことを何度もおっしゃっていました。
そして、「また会おう、来年も!」って、また言っていた。年のはじめからいつもそう言うので、つい笑っちゃうのだけれども、この言葉は、要するに、「これからの山あり谷ありの一年を楽しんで、来年もまた会おう」って意味なのだろうな。 |
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20091025 |
日比谷野外大音楽堂 |
私は昨日ほど集中できませんでしたが、今回のライブがすばらしいライブであったことはわかりました。最後のコールアンドレスポンス、ゴクロウサン、ファイティングマン、それから、アンコールの最後のSky is Blue、花男、そして、二度目のアンコールに出てきてくれたやったガストロンジャーという流れ。ものすごい盛り上がりでした。花男は相談後に急遽、ガストロンジャーも予想外。いやー、盛り上がりましたねえ。ガストロンジャーの宮本さんの語りというかうなりというか内心の声というか、すごかったですね。
「凡人-散歩き-」が、とにかく、ものすごくかっこよかった。
「昨日はちゃんと言わなかったんだけど、ツタヤさんとヒラマさんというすばらしい十歳年下札幌のふたりだけれども、久しぶりに四人で演奏します、と言ったマニアックな「生活」というアルバムの、あんなのよく出したなと思うんだけど、その中でもマニアックな曲」というようなMC。
その前に、「石橋たたいて八十年」は「ヨーロッパ各都市」言ってくれましたね。昨日「諸都市」って間違って書いちゃった。
「土手」は好きな曲なのに、なぜかぼーっとして半分までよく聞けなかった。何やってるの自分。
「珍奇男」。「みんなが機嫌がいいと俺にうつるんだよ。ここだけの話だけど。昨日は雨の中で」
「晩秋の一夜」。「凄惨な曲。ほんとは凄惨じゃない。23歳ごろに作った」
「翳りゆく部屋」。イントロで拍手が起こっていた。この曲は嬉しかったが、声が少し荒れている感じでちょっと残念。
テンポ速めの「あの風のように」。演奏がむちゃくちゃかっこよかった。
「俗受けするいい曲」と言ってから、「照れてるんです。許してください」(言葉違ったかも)というので、何の曲かと思ったら「友達がいるのさ」。この曲、そーいう認識だったんですか。野音で、「捧げます」って言って歌うといつも確実に受けてるからかな。照れてるんだな。
「捧げます」は「ハナウタ」の前にも言っていた。正確な言葉は忘れたがなんかおもしろい言い方だった。「この曲をみんなに捧げます……いや、どの曲も捧げてる……というわけでもない」「捧げるというのとは違うよね」(と石君に確認)
今EKDBさんのセットリストを見た。33曲もやったんだ。すごいねえ。そりゃあ、疲れるはずだわ、私。
成ちゃんが髪を自分で切ったということは昨日言っていた。昨日は「ロンドンみたい」って言っていたが、今日は「ニューヨークみたい」に変わっていた。どういう髪型なんだろう。
へんなところですが、終わります。 |
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20091024 |
日比谷野外大音楽堂 |
疲れたけど、よかったですね。私は不覚にも、朝起きたら風邪を引いていまして、すごく喉が痛く、まだ直りません。
お風呂がわく間に、ばらばらと感想のようなものを書きなぐっておきます。時系列じゃありません。
「シグナル」の間に、私はもう大丈夫になったらしいと気がついた。
野音会場を出たところで携帯電話の電源をオンにして時間を見たら8時44分だった。
「いつものとおり」って、軽みとかっこよい音の混じり具合がすごくいい、エレカシっぽい曲だったんだな。
「地元の朝」ってこんなに壮大で、歌詞が宮本さんらしい展開で過不足がない、というような曲だったのだ。
「ココロに花を」がこんなにのりのりの曲だったとは。むちゃくちゃいい曲じゃないか。
「シグナル」はこんなに明るくて希望に満ちた曲だったか。
石君のギターがかっこよかった。髪形にはびっくりしたようなしなかったような。これからこのまんまなのだろうか。それとも、これからは以前よりも、もっとフレキシブルに伸ばしたり刈ったり剃ったりするのだろうか。宮本さんによれば、これは二段階であり、昨日までは五分刈りだったそうだ。「今日のために、なぜか丸はげ!」とおっしゃっていた。石君は、中学校のころから、髪が目に入るのがいやで、かきわけていたそうだ(アクションつき)。
「ファイティングマン」のツタヤさんのキーボードがきらびやか。演奏がとてもよかった。ほんとにいい曲だ。
「生命賛歌」もかっこよかったね。
「ジョニーの彷徨」はイントロというか、打ち込みのドラムの音(っていうのか)を聞くとわくわくする。
「Sky is blue」もよかった。
「笑顔の未来へ」、大切な曲、と言っていた。
マニアックな曲もたくさん用意してきました! というので昔の曲をやるのかと思ったら「おかみさん」で、この曲はそんなにマニアックでもなかった。
雨がいっぱい降って寒かった。宮本さんは水をかぶらなかった。最初にひっこむ何曲か前あたりでは、「忙しくて水をかぶる暇もなかった」というようなことを言っていた。雨のこと。俺にはよくわからないんだけど、みんなカッパを着ているということは、降ってるんだよね、と前の方に来て雨を見上げる。アンコールでだったか、最後のほうで、雨のことを、久しぶりの雨で、俺にとって久しぶりってことで、初めての人もいると思うけど、よかったと思います、と。風邪なんてひかないで、と言った後に、「風邪とか言って、ネガティブなあれが入っちゃったかな」。その後にメンバーと何か話をしていて見せた笑顔がよかった。
私はB7列の右の方だった。明日はかなり後ろ。
最後は「俺たちの明日」。
「Flyer」OKトミと言っておきながら、カウントをご自分でとろうとしてトミさんとずれ、やりなおしていた(宮本さんがカウントをとった)。あれ、それは違う曲だったっけ?
何曲やったんだろう、いったい。「悲しみの果て」、「今宵の月のように」。「何もない一夜」。「遁生」(「と」が低くて「んせい」が同じ高さ、という発音なんだったと初めて知った気がする)。「暮れ行く夕べの空」(10月は日が暮れるのが早いんですね。時間の計算を間違えたかもしれません)。「石橋叩いて八十年」ヨーロッパ諸都市を期待していたが、言わなかったような気がする。「女神になって」「サンキューおまえ女神になって」ってむちゃくちゃ宮本さんらしい歌詞だ。「石橋叩いて八十年」の「喜びもどうかすれば刺激さ、悲しみもどうかすれば刺激さ」って印象的だけれどもどういう意味なのかもっとはっきり説明してほしい気がしていたけれども、今日聞いて、確かに私が感じていた意味でいいのだと思った(説明すると違っちゃう歌詞なのだ)。
その他たくさん。
のどが痛い。お風呂入って寝よう。
と記事を保存したところで思い出した。「遁生」の説明で、23歳くらいのときに両親と住んでいた団地で火鉢を使っていて夜中の三時くらいになるといつも一酸化中毒で頭が痛くなっちゃって、と、いつもの同じ話だなと思っていたら、風呂に行って火鉢にじゅーっと水をかけて消すという話が加わっていた。皆さん火鉢って知っていますか。
今回早めにやった武蔵野で、宮本さんは泣かなかった。
ガストロンジャー。
ほんとにお風呂入って寝よう。明日も雨なのかな。
今日は、ファンになってもうすぐ3年5ヶ月の私にとって4回目の野音でした。
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20090923 |
サンキュー!サンジュー!ディスクガレージ~MUSIC PARTY~ |
いやあ、なんだかやけにいいライブだったような気がするなあとは思ってたんですが、やっぱりそうだったのか。蔦谷さんとヒラマさんも絶賛、みなさん大絶賛。そっかあ。そういう風にはぴんときていなかった私はだめだなあ。
いや、そういえば、「今日は演奏がどこまでも完璧で、音が迫力があって、みんなぴたっと合ってて、すごいうまい気がするなあ」という風には思っていたんだけど。宮本さんの声ものびてるし、気合い入ってるなあとも思ってた、思い出すと。セットリストがとんでもないとも。ということは、つまり、とんでもなくすごいライブだったということですね……。なんでそういう素直な総合的な感想が出てこなかったんだろう、自分。なんかすごすぎて反応しきれなかったのか?
順を追って思い出してみよう。
朝はこの日はすごく早く起きて(5時台)、用事があって出かけて、途中で頭痛がして、家に帰って、ちょっと休んでから急いで家を出た。寝不足だけれども幸い頭痛はおさまっていてそんなに体調は悪くない。ザゼンボーイズがはじまる前ぎりぎりに席についた。第二バルコニー左端近くの後ろの方。結構よく見えるし、音もいい。ザゼンボーイズはとても気持ちのいい音だった。宮本さんが、「どんな練習をすればあんな風に演奏できるんだろう、すごい演奏でした」と言ってたとおり、すごかった。また聞きたい。
で、トイレに行って、帰ってきて、エレカシになって、宮本さんが出てきて、いつものとおりかっこよくて、で、「俺の道」。
初めての俺の道。うわーっとなった。席を立ちたかったが、私の前は誰も立っていない。後ろの席の人も立っていないが、その人の人の隣の人は立っていて、その人の前の私の隣の人は、なぜかいなかった。ので、隣の席の方に立ってみたが、後ろの人は大丈夫かしらと心配になったりしてなんとなく心もとなくてまた座ったりしていたという記憶があって、肝心の俺の道のことをよく覚えていないという、残念な私の記憶。
おかみさん。たしか座って聞いていた。あまり覚えていない。なん曲めからか、やっぱり立ちたくなったので立ち、それからはそのままずっと立っていた。前の人は座っていたので、視界がすごく開けていて、上半身全体に音を浴びている状態で、最高だった(音がいいのはそのせいかしらと思ってた)。宮本さんがこちらの方を見るたびに、なんだか個人的にコミュニケーションをとれている気分になっていた(もちろん錯覚です)。宮本さん、最初の方で、「見えますかー」とバルコニーの方を見て叫び、「見えやすい」、うんうん、という様子で納得していたというやりとりがあった。
ゴッドファーザー。かっこいいなあ、すごいなあと思ったはず。これも初めて聞く。
悲しみの果てと風に吹かれて。すばらしい声が出ていた気がする。あまりに自然にすごかったので何も思い出せないのかな(泣)。「風に吹かれて」のイントロから、ぴたっと決まっていた記憶はある。
ジョニーの彷徨、よかったような気がする。気がする、って……。リッスントゥザミュージック。やさしいギターから始まって完璧に進んでいった。
「珍奇男」の前に、今年のフェスにたくさん呼んでもらって……皆さんもそういうことあるかもしれないけど……(言葉が思い出せないが、今年の夏はなんだか知らないがとにかく絶好調だったという意味のことをおっしゃっていた)。あ、絶好調だったんだなあ、と思って、珍奇男になったら、なんだこのギター!とびっくりするギタープレイだった。こんなのりのりの珍奇男のギターは聴いたことない! 珍奇男なのにむちゃくちゃ楽しげな。でも、ヤイリギターの音が優しすぎると感じるくらい攻撃的で。音がぶわっと広がるのにものすごく歯切れのよい。宮本さんが全身で弾いている姿を覚えている。あああ、もういちど聞きたい。
何度でも立ち上がれ。初めてだ。
コール アンド レスポンス。初めてだ。自分がいつかは死ぬのだと初めて知った幼稚園の頃のことを思い出していた。たぶん、そんなことを考えるくらい、つきささったんだろう。
FLYER。「約束の歌」。私は、最近のライブで、「約束だぞ」って宮本さんに言われるたびに、(今までもライブで約束しても守れなかったし、たぶんこれからも約束は守れない、宮本さんごめんなさい)という気分になっていたのだが、このときは、なぜかそんな気がしなかった。この日の歌で、その気になっていたのかな。心が、回復したというか。
ハナウタ~遠い昔からの物語~。いい曲。すごい声。
ファイティングマン。ああ、最後の曲なのか、名残惜しい、でもいいライブだった、と思っていた。
こうして思い出すと、全体的な評価(今までで一番すごいライブ、というような、総合的な判断)にまでは考えが及ばなかったが、私は、ちゃんと聞いていたのかもしれない。記憶に残っていないのがもったいないが、たぶん、深いところで、ちゃんと受け取れたんだと思う。
蔦谷さんによれば、石君のギターが絶好調だったとのこと。残念ながら、私にはよくわかりませんでした。ほんと、もう一回聞ければいいのに。
最後、終わりのアナウンスが始まったのですぐ出てしまったのですが、拍手が鳴り止まなかったそうで、最後までいればよかったなあと今思っているところ。 |
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20090809 |
SUMMER SONIC 2009 |
結局Mutemath(?)には間に合わず、エレカシがぎりぎり。観客の入れ替えをするのか列に並ばされ、マリンスタジアムに入ったのはだいたい20分前くらいだったか、3分の1くらいしか人が入っていないという雰囲気でちょっと心配になったが、始まるまでにはわりと人が増えて、アリーナは結構いっぱいになって安心した。私はRなので右側で、RIJFの教訓を胸に少し離れたところから見た。といっても、舞台右端の、柵がぐぐっとこちらにひっこんだところの柵にもたれていたのでそんなに後ろではなかった(言葉で説明できないが前から10人か20人目くらい? 10人と20人じゃだいぶ違うが)。始まって早いうちに宮本さんが舞台の端まで走ってきてくれたのでよく見えてうれしかった。ぶんぶん手を振ってしまった。
エピックのハードな曲を3曲、最近の曲も気合系の曲にハナウタ、あとは悲しみの果てと今宵とガストロンジャーという、私はすごく嬉しいがファンじゃない人はどう思ったのかぜひ聞いてみたい選曲。
最初の曲でトミさんがたたきはじめたドラムをやめさせて自分がカウントしていた。
Sky is Blue の前に、「レコーディングでこれぞスライドギター!というギターを俺が弾いて」というようなことを言っていた(もっとなんかすごく自慢げだった)。「スライドギターを弾くのが初めてだった」という情報がうまく伝わっていなかったので、ファンじゃない人にとってはただのとんでもない自慢に聞こえたんじゃないだろうか。可笑しかった。
ガストロンジャーで:孔子も言ってるよ、30にして立つ、40にして惑わず、50は忘れたけど!
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20090802 |
ROCK IN JAPAN FESTIVAL |
無念ながら、エレカシを聞く場所で大失敗してしまった。前に出すぎた。真心ブラザーズを聞いた真ん中前から十列目端くらいにとどめておくべきだった。ついつい、欲に負けて、ど真ん中の四列目まで出てしまったら、前の方に背の高い人だらけでぜんぜん見えない。それに、ひどく押される。途中から少し後ろに下がれてちょっとよくなったけど。あまりに押されて、聞くほうに集中できなかった。なにしろ、宮本さんが出てきても、まったく感動しない。がーん、感動しない……とショックだったくらい。
去年も押されてたけど、今年はもっとひどかった。一昨年は落ち着いて聞けて一番よかったな。でも、せっかくフェスなんだから、ほかのバンドと観客の様子を比べたり、大きなスクリーンで見たり、いつもと違う聞き方をするべきだったのだろう。明日のサマソニでは、もっと後ろで聞きます。(でも今ほかの方のレポートをちょっと見たら、少しはずれたところではそんなに押されてなかったらしい。)
覚えていることだけちょっと書くと、最初のSky is Blueでは、宮本さんが突然黙って、というか演奏をやめて、「ギターの音がしない」とぼそっと言い、「俺のギターがないとどうにもなんねえから」と観客に向かっていったその言い方が、今日はやさぐれモード!?と思わせた。髪は長いまま、やせすぎ?ってくらいやせているし。でも、今から考えると、軽快な真心ブラザーズの後だったので、相対的にそう見えただけなのだろうか。
高校のときから曲を作って、大人になっても、学校とか、会社とか、スタジオとか、うろうろうろついている。テレビに出たりするのも、みんなに伝えようとしてなんだ。というようなMCの後だったか(それとも記憶がまざっているのか)、「友達がいるのさ」というちょっと意外な選曲。ベスト盤を選曲していて、2004年のフェスを思い出したりしてこの曲になったのかなあなどと考えていた。(そのときのこの曲の映像はすごかったから。)
「俺たちの明日」の前に、「人を傷つけることを言っちゃったり……言われたり……不器用で……みんな、そういうことってあるよな」というようなことをもう少し長く言っていて、その言葉になんだかとても実感がこもっていて、ラジオのことなど思い出して、泣けてくるような思いがした。
私のまわりでは、「悲しみの果て」と「今宵」と「ハナウタ」と「俺たちの明日」をみんなが歌っていた。ハナウタも歌われる曲に入ったんだなあと思った。以前はガストロンジャーの「おーおーおー」しか歌うな!と思ってたが、今回はみんな歌っていて悔しいので私も歌った。考えてみれば、宮本さんと一緒にエレカシを歌う機会なんて、ライブでしかないんだと思いながら。でも、俺たちの明日は、ただ聞いていた。いつも、この歌はのりのりの観客の間で、じっと聞き入ってしまう。 |
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20090522 |
ZEPP TOKYO |
日がたってだんだん面倒になってきてしまいました。武道館はこういうふうにしていたら結局書けずに終わりましたので、こちらはなんとか書いておこう。
ところで、この間パンフレットの歌詞のところをぼんやり見ていたら、おかみさんが取り込んでいたのは布団であって「浴衣」ではないとやっと気付きました。「ゆかたとりこむ」だと思い込んでいました。浴衣の柄まで想像し、2100年にも浴衣着てるのね、さすが宮本さん、すごい想像力、和風だわ、と感心してたのに。
整理番号は1470番。当然バーの後ろは全滅だったので、後ろでも前でもきついのは同じ、どうせなら前へ! と一番前のスペースに並ぶ。成ちゃん側の端、前から5列目付近。実は5時間くらいしか寝られずに寝不足で、前夜の疲労も残り、頭は朦朧としかかっていた。一人で立っていたので暇。仕方がないので数を数えることにした。まずは1から100まで。携帯電話の時計を見ると、約2分半かかっていた。そのまま数え続けるよりも、数え終わったときに開演の7時が来るように逆から数えようと計算したら数えるべき数は2000。で、2000から逆向きに数え始めたら、なんだか西暦を遡っている気分になった。自分が過ごしてきた年やら自分が生まれた歳やら宮本さんが生まれた歳、戦争に明治維新……でも江戸時代はよくわからないので1800で止めて、こんどは2000からおかみさんの2100年までを数えることに。しかし、数えていたら、時が過ぎ去るのがあまりにも早くて、きっと自分もすぐ死んじゃうし、みんな死んじゃうし……と思ってだんだん憂鬱になってきた。
7時をだいぶ過ぎ、「ジョニーの彷徨」のイントロと共にばらばらとメンバーが出てきた。ほかの音楽もいろいろ混ざる中、「こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい」に突入。これ、よかった。この後、前夜とはうってかわってMCなしでライブが進んだ。今、セットリストを見ているけれども、やっぱり一週間たつとだいぶ忘れてしまっている。
「ネヴァーエンディングストーリー」がとても美しかったのは憶えている。最後の、歌とピアノとギター。
「あの風のように」。「氷が融けて流れていくその瞬間、1、2、3、で目覚めはじけてオーライ」って歌詞を言って始めたのは2日目だったっけ? 途中で蔦谷さんの前あたりで転んだが、すぐ立ち上がって何事もなかったように歌っていた。曲が終わって、前の方の誰かが「大丈夫?」と言ったのに答えて「おまえが大丈夫か!(軽く怒ってる)」。その方は「大丈夫~」と答えてらした。宮本さんはご自分が転んだのを忘れてて、それについて心配されていると認識していなかったのかもしれない。
「ハナウタ~遠い昔からの物語~」の前のMCで、宮本さんがこの曲の説明をして、最後に、人が大勢いるので(こんな感じの説明で)というようなことを付け加えたのだが、それがなにか可笑しく感じて(今書くとぜんぜん可笑しくないんだけど)、つい笑ってしまった。笑ったのは私だけではなかったが、宮本さんは「何も可笑しくない」とぴしり。すすすすすみません……。その後宮本さんはふつうに機嫌良く歌っていたが、私はショックでせっかくの「ハナウタ」が耳に入りませんでした。次の「ジョニーの彷徨」では、そんな気にすることでもあるまい、と回復しましたが。
「ジョニーの彷徨」すばらしい。これは2日目がよかったです。
あとはアンコールの「太陽の季節」。これ好きなんだ~。ほんとに嬉しかったです。「Sky is Blue」と同じことを別の言い方ですでに歌っていたことを発見して「小躍りした」っておっしゃってました。前に「太陽の季節」をライブでなさったときは、たしか「翳り行く部屋」と同じテーマって言ってて少々意味不明だった記憶があります。「奴隷天国」が廃盤になってるので復活させてほしいとおっしゃっていました。「今宵の月のように」を歌う前に、同じ「奴隷天国」に入っている曲(なんの曲か忘れてましたが、別の方のレポートを見たら「絶交の歌」だったよう)の最初の節を弾き語り、「今宵の月のように」とこの曲も同じテーマというようなことをおっしゃっていたような(うろ覚え)。「歌ってください!」と叫んでみましたが、にやっと笑って何かおっしゃって(これも、他の方のレポートによれば「できねんだよ」)、「今宵」へと。
「俺たちの明日」。もう終わる雰囲気だったので、終わっちゃうのか~と、とても残念に思っていたら、宮本さんも観客の気配を察したのか、後ろを振り向いてメンバーに合図して「ファイティングマン」を。すばらしかった。
その他
どこでだったか、メンバー紹介のときに、まず蔦谷さんの紹介の文句を考えながらふらふらとステージ前方に出ていらして、その前にいた私を含むファンたちがざわざわっとして、どなたかが「***宮本さん、***(聞き取れなかった)」とうわずった声で口走り、宮本さんが「ええっ?」とものすごくびっくりされていた。(宮本さんも寝不足なんだろうかと、寝不足の私は思った。)ヒラマさんの紹介は、「成ちゃんの渋い話をにこにこして聞いている、十歳しか歳は違わないけど、なんてかわいいやつなんだ!」。
今日は石君とふたりで、重い荷物をかかえてゆりかもめに乗ってきたとのこと。会場ざわざわ。ゆりかもめは初めて乗ったそう。
フェンダーのストラト。石君のギターだけれど音がいいので借りてて、もう自分のものにしてしまっている。何年の?と石君に聞いて、石君が答え、「つまんなくてごめんなさい」と観客に言っていた。このギターについては昔石君がジャパンのコラムで書いていて、石君の所有物のはずなのに、蔦谷さんもチャボさんも、宮本さんのギターって言ってて、あれ~?と思っていた。やっぱり、そういうことでしたか。 |
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20090521 |
ZEPP TOKYO |
整理券は300番台でまあまあで、3列目くらいに立てそうだったから、いつもなら絶対前に行くのだが、今回は、去年のJCBホールで目の前に背の高い男性が開演直前にすべりこんできて、結局宮本さんがあんまり見えなかったときのフラストレーションを思い出し、前から2つ目のバーの後ろ(右側)に立った。そして1時間、やっぱり前に行っときゃよかったかしらと後悔していたけれど、開演になって、目の前がすっとすいて、宮本さんがずっと見えていて、結構まわりにも空間があるわりといい位置だったことがわかった。よかった。
ツアーはセットリストもレポートも見ないようにしていたので、曲目は知らなかった。だから……宮本さんが「Blue Days」と言ったときには、「!!!!!!!」と声なく叫んでいた。涙が出た。なぜ、私の聞きたかった曲(それも自分では意識していなかった)を、いつも選んでくれるんだろうと思う。
今回、すごくリズムがよかった気がした。もしかすると、目の前にヒラマさんがいて、そのギターを弾くところが目に入っていたので、それでリズムがいいと感じられたのかもしれないし、実際いつもよりもよかったのかもしれないし、音の関係でそう感じたのかもしれないし、単に私の感じ方が変化したせいかもしれない。
あと、宮本さんの声が、いつも以上に元気でエネルギーにあふれているように思った。
それから、まわりの観客が気に障らなかった(いつも気に障ってたのか?)。立つ位置が違うからなのか。
ライブ後半、宮本さんのMCに反応して、自然に笑えた。笑ってもいい雰囲気だった。
「Sky is Blue」のスライドギターはCD以上にかっこよい。目の前で見ていると、なんか、こう、セクシーだ。いやそれは「星の砂」だったか(笑)。「おかみさん」つくづくかっこいい曲だ。「Players」のインタビューによればレッドツェッペリンに勝手にあこがれた結果というギターソロ、かっこいいです。高校生、17歳の頃、京浜東北線で学ランで学校に通っていて、歌詞を書いて……という話の最後に曲名を言うまでどの曲かわからなかった「BLUE DAYS」は、この曲をやってくれているという衝撃で頭がぐるぐるしていて曲の前半あんまり聞けていなかった。今日はちゃんと聞くぞ。「まぬけなJonny」、好きな曲なので嬉しい。「さよならパーティー」。MC、細かい言葉を忘れてしまったけど、背中を押したくて作った曲というような言葉に感動した。「悲しみの果て」。曲名を言ったらまわりの観客が喜んでた。「コーヒーを飲もう」の後に「二人で」って言わないと思ったらなんだかすごく声が伸びていた。いい悲しみの果てだった。「絆」6人の演奏だけでの「絆」は初めて。ピアノとヒラマさんのアコギ(だったと思う)とドラムが刻む音(べースは聞き損ねたのだろう、記憶にない)に宮本さんの声、すごくいい。「ネヴァーエンディングストーリー」、美しいメロディー。CDよりも力強い。「ジョニーの彷徨」、バンドだとCDと違う。どう違うのか言葉では書きづらいが。「暑中見舞‐憂鬱な午後‐」、「ニューヨークで録音したけど意外にジャパニーズロック(言葉は違った気がする)」とのMC。「リッスントゥザミュージック」、ほぼいつも通り説明の後、「へそ曲がりの未来地図は、尽きない、尽きない思い、そうだよな?」と観客に。宮本さんがアコギ。これもよかった。「It's my life」「石君!」と言う声で石君のギター。宮本さんはタンバリン。舞台上、楽しそう。観客ものりのり。「笑顔の未来へ」。この曲を最初に聴いたときの違和感、今はもうまったく感じない。「あの風のように」CDよりも自然で普通の曲に聞こえた。最後の台詞部分も普通に、歌と不可分のものとして。「ハナウタ」。「ここにいる人のほとんどがたぶん……自信作です」(CMで流れてるから知っててくれてるだろう、っていう意味かな?)「桜の花、舞い上がる道を」若い頃は桜に背を向けていた(上野の山はまだ参加したいと言ってるからいいけど夢のちまたでは完全に背を向けて)けど、今は桜でもなんでもどーんと来い(言いまわし覚えてないがここで笑いが)。「Flyer」トミさんのドラム。「新しい季節へキミと」勢いのあるいい曲だと感じた。
いったんメンバーがひっこんだ後、アンコールを求める拍手が、リズムがそのままでずーっと続いていた。いつもは、みんなのリズムが合ったかと思うとばらばらになり、またあったかと思うと……って感じだったのに、今回のこういうのは初めてだと思う。
白シャツで現れた宮本さん。歓声に応えて「Yeah!」とやった後、「結構恥ずかしいんだよ」。「今宵の月のように」の説明。(ライブの最初の方で、はじめてエレカシのライブに来た人に手を挙げてもらってたので、その)「230人くらい」のための説明ということで、いつもの、ドラマの主題歌で流れてっていう説明をやってたけど、今回笑い声が起きなかったからか「今回説明下手だったかな」。観客の歓声。「今宵の月のように」声に勢い。それでも、ちょっと待て、そう簡単にはいかない(というようなことを言って)、「so many people」。観客すごくのってる。「to you」。宮本さんがコードを忘れたのか、成ちゃんたちと話した後に、やり直し。「ごめんよ。このツアーで初めてやったのに」MCをちょっとだけ詳しくして、やり直した。最後に、「俺たちの明日」。
後半から、私は結構ふらふらしていたが、もう、ひたすら、よいライブだった。しみじみっていうよりも、前半はぐぉーって感じで、後半は楽しい、エネルギーを感じる、ライブでした。 |
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20090411 |
日本武道館 |
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20081018 |
水道橋JCBホール |
ブログの一部のコピペ。
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「誰かのささやき」の前に、「風止めて」とローディーさんに頼んだのに、風が止まらず、歌の間、気にして何度も振り返っているのが気になってしまった。次の曲の前に「風があたって寒いんだよ! 俺んとこにまともにあたる。汗かいてるから」云々と言ってた。すぐに、観客のことに想像が及び、「でもみんなは暑いよね。これからもどんどんいくよ」という風に話がつながるのもおもしろかった。
「雨の日に」は歌詞の間違いがなくなっててよかった。
「流されてゆこう」は前日と同じくすばらしい。これ、弾き語りをしたくなった。
「まぬけなJohnny」つたやさんのキーボードが好きで、自分も弾きたいと思って覚えようとしたがぜんぜん覚えられなかった。これは歌詞どうだったでしょう。どちらの日も間違えたような気がしたけれど、私の方が間違っているのかもしれない。前日のライブの後、聞いていた友達から、斜め前の女性が、歌詞が具体的すぎてひいていたと言っていた。男だったらわかってくれ、みたいなことを言っていた。斜め前、ひいてたって、どういう状況だったんだろう。友達は実際にはどういう状況でなんて言ったんだろう。バックステージに会いに行ったんだろうか。
「珍奇男」。宮本さんの遅れ気味なペースにトミさんが引きずられてリズムが乱れ、それが気になる宮本さん。後ろを向いて手を振り回し、ペースあげろ!サイン。そして、その後、一瞬間が空いてしまったときに「なにやってんだ!」と文句。きっと、リズムはあくまでもしっかり刻まれているところで、自分は遅れ気味に歌いたいのであろうと思った。肝心な歌の印象よりそういうことを覚えてしまう。
「It's my life」、今回は歌詞間違いなしでよかった。
ああ、ほんとになんでこう細かいことばかり覚えてて、肝心の歌とか演奏とかはよみがえらないのだろう。覚えておきたいことは、きれいに消えている。
一回目のアンコールは黒Tシャツ。そういえば、前日は黒シャツ→白シャツ。だったのが、この日は白シャツ→黒Tシャツ→黒シャツだった。グレーシャツはメディア用なのかな。
「今宵の月のように」のコードって、ハイコードだと単純なんだよな、こんど自分でも弾いてみようと思っていた。
「流れ星のやうな人生」宮本さんが成ちゃんを前に出したが、成ちゃんなかなか後ろに下がらず、また宮本さんに下げられちゃうんじゃないかと心配したが、そんなことはなく、石君が来てくれて向かい合って演奏していた。この曲はみんな楽しそうだ。前日と違って、この日はアンコールが楽しかった。
「Baby自転車」恋人同士の自転車二人乗りを見て、自分はもちろんやったことなくて、でも、歌というのはいいもので、願望を実現できるというような話。歌の途中で石君に、Tシャツが似合わねえなあと言っていて、歌が終わってから、観客に聞こえるようにもう一度言ってた。つい、「そんなことない」と声をかけてしまった……。It's my lifeTシャツ、結構似合ってましたよ、石君。
二回目のアンコールは嬉しかった。宮本さん黒シャツ。石君も無地黒Tシャツに着替えて遅れ気味に出てきた。「地元のダンナ」。やりきったという表情の宮本さんが歩いて舞台から去っていくときの横顔を覚えている。 |
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20081017 |
水道橋JCBホール |
ブログの記事の一部をコピペ。
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「こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい」最初の部分の優しい歌い方がよかった。「誰かのささやき」「こうして……」もそうですが、自分で弾き語りをやった曲は細部まで聞ける感じがします。いい演奏でした。「雨の日に」歌詞をものすごく間違えてましたが、演奏はよかった。この曲、もともと好きで、「町を見下ろす丘」の曲を弾き語りするなら、まずはこれと考えていたくらいで、あと、「こうして部屋で……」と「It's my life」にからめてちょっと何か書こうかと思っていたところだったので、おっと思いました。「流されてゆこう」サビの部分のメロディと演奏のからみがこんなにかっこいい曲だったか。「まぬけなJonny」好きなので嬉しい。「It's my life」歌詞間違いまくり。弾き語りを練習していると、そういうのもはっきりわかるようになってしまって、いいとも悪いともいえねえのか。「傷だらけの夜明け」いい声。「鳥が空にはばたくように 僕らもふたたび山を越え行こう」のところ、ほんとうに美しいイメージが広がった。「みんなに」といってから「きみに」と言い直したのはこの日だったか18日だったか。この「きみに」は、観客ひとりひとりに向かって言っているのだ。歌詞を作っていたときに何を思って作ったかはわからないけれど(でも、きっと、実際の恋人というより、歌を聞いている人のことを思い浮かべていたのではないかと思う)、歌っているときには、観客ひとりひとりに、自分に歌われていると思って欲しいと思って歌っているのだと、確信がある。文章おかしいですか。意味わかりますか。この曲だけではなくて、どの曲も、そうなのだ。 |
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20081012 |
野郎共の競宴 SHIBUYA-AX |
自分のブログの記事からコピペ。
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宮本さん、なんと、髭!(立ち見席で遠かったのでぼんやりしていましたが、あれは髭ありの顔だと思います。)
成ちゃんの髪型かっこいいぞ(これもぼんやりしてましたが、オールバックでかつ後ろでたばねていたように見えました)。石君髪伸びたぞ。
宮本さんアコギ比率高かった。すごい嬉しい。
みんな座って聞いてるぞ!
おかげで、座って聞く客(それも、年齢層高い、泉谷、チャボ、キヨシロー・ファンという、まったくあなどれない人たち)の前で演奏するエレカシというすごく珍しいものが見れた。
すごい気合い。めちゃめちゃ練習したっぽい。すごい。
最初の「今宵」のあたり、緊張して髪をひっかきまわす宮本さん。
「悲しみの果て」。うまい。
RCの話とかして、RCの曲じゃないんですが、でも、用意して来ちゃったからと(選曲間違えたかなという雰囲気で)「さよならパーティー」。めちゃめちゃよい演奏と歌でした。泉谷しげる氏の昔の曲一曲、RC二曲。
RCの一曲目の曲が特にうまかった~。もう一度聞きたいです。
チャボさんが後で「うまかった」って言ってたくらい。
RCの曲二曲目は、石君と一緒に初めてコーラスの練習をした曲だそうです。
「笑顔の未来へ」、最初宮本さんがアコギで、結構長く弾いてくれて、すごいギターがよくて嬉しかった。曲の途中で、ご自分でエレキ・ギターにチェンジしていました。
新曲はハードバージョン。
「俺たちの明日」。「若い頃は器用な人もいるのかと思ってたけど、今42歳ですが、大人になったら、器用な人間なんていないということがわかりました。」
ひっこまずに、すぐに続けて自ら「アンコール」と言って、「ガストロンジャー」。座ってる客の前で! 指定席には、手をふりあげている人がほとんどいませんでした。でも、終わった後の拍手は多かった。
泉谷しげるさんのバンド、むちゃくちゃうまい。ほとんど知らない曲なのにリズムで乗ってしまった。最後に合唱したのは楽しかったな。
チャボ・バンドもすごい。「昔友達と作った曲」と紹介された有名なRCの2曲以外は知らない曲だったのですが(単に私がロックをよく知らないからですが)、なんかすごかったです。ボキャブラリー貧困。すみません。
チャボ・バンドが「冬の朝」を演奏! それも、チャボさんによる歌詞の朗読つき。
(きっと宮本さん感動してるに違いないと思いながら聞いていた。)
泉谷さんバンドとチャボ・バンド、貫禄ありすぎ、うますぎで、エレカシの印象がかすむくらいでした。
いいもの聞けました。行って良かった。 |
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20080831 |
SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER |
自分のブログの記事より、エレカシの部分のみ抜粋。いろいろと間違っていると思います。
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ファンになって2年と3ヶ月。「今日は晴れて良かったですね。でも、雨が降っても、水をかぶればいいだけだし!」という言葉は何度も耳にしてきましたが、実際に水をかぶる姿をとうとう見ることができました。
ブラフマンが終わったので移動して、なんとか真ん中辺の三列目を確保。エゴ・ラッピンは涙をのんでパスして、待つ。結構苦しかった。前の若者たちが、なんでこんなに押されるのとかぶつぶつ言って押し返そうとしてくるんだけど、私が押したくて押してるんじゃないってば。前の方にいたら、後ろから押されるくらい耐えるのは当たり前だと思ってたけど、違うのか? すぐ前にいた男女はやたらいちゃいちゃしてるし(あー、暑苦しい)。女性の方が男性の腰に手をまわし、さすってると、男性が「この手、○○(彼女の名前)かあ……まぎらわしいことするなよー(はあと)」などと言ったりする。まぎらわしいってなんだ。オマエの彼女以外誰がそんなことをするというのだ。私か? え? 私なのか? いや、そんなんに腹たつのは中年の証拠? などと結構葛藤があった。人混みは嫌いだ。彼らはブラフマンのモッシュを知らずに前の方にいたらしく、ひどい目にあったと愚痴を言いながら、「次はエレカシだから大丈夫だよね。スピッツみたいなもんでしょ」と言い合うのだった。(それはちがーう!!!)
待つこと50分くらい、とうとうエレカシ登場! 後ろからぐいぐい押され、前の男女はまたもや私をひじで押し、私は半身で首を上げ、足下は不安定という苦しい状態だったが、見える! 見えます! 宮本さんが。待って良かった。
「みんな、かわいいぜ!」というのは初めて聞いた。年齢層がふだんより若いからか。「今宵の月のように」、「悲しみの果て」。よいつかみ。件の男女もすごいねモードだ。へへん。あたりまえだよ。(内心自慢げ。)このあたりでか、宮本さんが水はないのかと聞く。水??? と、右の方の誰かや、チューニングする人がボトルの水を差しだそうとするが、どうやら違う水のことらしい。(これは……と期待。)また、いつやったのか覚えていないがメンバー紹介で、トミさんを紹介した後に「42歳!」と言っていた。それはトミさんだけではない。「笑顔の未来へ」はまわりの観客結構のっている。ちょっと私の体勢が苦しい。「風に吹かれて」。とても美しい声。観客しーんと聞き入っている。
そして……「風に吹かれて」が終わると、宮本さんがバケツの水をかぶったのでした。おお……とどよめく観客。私感激。張り付く髪の毛、白シャツ。か~っこいい~。「水かかっちゃった。ごめんなさい」と謝ってるところも宮本さんらしい。観客受けてた。そのまま「ガストロンジャー」に突入。これが、すごかった。日本の現状は、悪い。「ガキのくせに」。「俺の化けの皮をはがすことを決めた」。「風に吹かれて」の後で、これ。いい演出だなあ。ああ、いいものを聞かせていただいた。件の男女もこぶしを突き上げながらのっている。そうかそうか。先ほどの数々の無礼も許してやろうじゃないか(何様)。
「せっかく同じ時代に生きてるんだから、戦友だよな」と言っていたのはこのあたりだったか。「新しい季節へ、キミと、新曲」。ガストロンジャーの声のまま熱唱。最初の四曲と似たタイプの曲だと思うけれど、その声のモードに戻らないのがよいなあ。「俺たちの明日」。「器用な奴なんていないんだよ」。「三十代、愛する人のためのこの命だって気付くのさ」。やっぱりそんなに二十代以下が多かったか。
短かったけど、とてもよかった。この場に合った、ベストな選曲だったと思う。 |
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20080802 |
ROCK IN JAPAN FESTIVAL |
宮本さん白シャツ。石君の髪はオレンジというより薄い金茶に。かっこいいです。六人編成です。後のメンバー紹介で、ツタヤさんとヒラマさんを区別しないで紹介していたので、エレカシって六人だと思った人が多かったんじゃないか。「今宵の月のように」は、かなりの人が一緒に歌っていたよう。いい声です。十七歳くらいのときに作った曲、「デーデ」。この中で、歌としてのベスト・パフォーマンスは「翳りゆく部屋」だったと思います。「今日は今人気の(話題の?)Perfume(強調して言った)が来ているというのに、ごりごりのロックに来てくれて」というようなことを言って「待つ男」。歌詞が最後の方、飛んでしまった、と思いましたがほんとにそうだったかはわからない。声がここまでもたなかったかな? と思いました。去年はこの曲がほんとにすごかったんで残念でした。「Flyer」もいつもより声が出ていなかったかも。(あくまでも、いつもに比べればです。)真夏だけど、桜咲いてないけど、と言って歌ってくれた「桜の花、舞い上がる道を」を聞いて、あらためてすごくいい曲だと感じる。ヒラマさんのギターもいいし。「春の風が吹く青空の下」を「夏の風」、「曇り空」と言い換えてました。そう、昼時でしたが、空が曇っていて助かりました。 「似たようなテーマなんですが。徹底的に」(ファン以外にはよく意味がわからなかったかも)と言って歌った、「新しい季節へキミと」は、やっぱりいい曲です。 「俺たちの明日」、最初の方でちょっと歌詞を変えて歌ったらその後、忘れてしまって「あーあー」で歌っていましたが思い出せず、やり直し。「ごめんなさい、歌詞忘れちゃって。プロにあるまじきことです。でも、本当の俺たちの明日を」というようなことを言って、今度はちゃんと歌ってくれました。 そして、「次はチャットモンチー」と叫んで去って行かれました。以上、自分のブログに書いたものの一部をコピペしました。 |
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20080712 |
大阪城野外音楽堂 |
(自分のブログに書いたものを一部コピペしました。)
出てきた宮本さんは白シャツ。このシャツは数曲のうちにすぐに汗でぐっしょぐしょになった。話はとぶが、アンコールはTシャツじゃなくて黒シャツがいいなあと思ってたら黒シャツですごく嬉しかった。黒シャツがあまりにかっこよかったので声をかけたら、ちょうど、みんなの歓声に照れたのかおしりぺんぺんされた。さらに話が飛ぶけれど、アンコールの最後で黒シャツを脱いで投げるふりして投げなくて帰って行くときに、もう一度声をかけたらちょうど振り向いてくれて嬉しかった。
今回、予想していたセットリストは日比谷と同じかちょっと変えるぐらいかと思ってたら、皆さんきっと書いてると思うけれどもがらりと変わっていた。リハで聞いた数曲はTonight以外は日比谷でもやった曲だったので、そのことには始まってから気づいた。宮本さん自身も、「日比谷とがらりと変えてお届けしています」とMCしていて、驚かせようと考えてきたんだろうなと思ったが実際驚いた。
この後は記憶がとびとびになってしまってるのであんまり書けないが、とにかくとにかく嬉しかったのが「もしも願いがかなうなら」。「東京の空」の中で長いこと一番好きな曲だった。「センチメンタルな曲なんですが」って言ってたと思う。あと、「どこへ?」。歌詞の意味がよくわからないと思ってた曲で、やっぱりよくわからないが、早いテンポですんごくかっこよかった。
あとはランダムに覚えていることを。「「序曲」夢のちまた」で始まった。「おはようこんにちは」。「友達がいるのさ」(最初の方で歌詞を間違えてその場で歌い直したらバンドがぐちゃぐちゃになってやり直した。ちゃんと「俺(私?)が間違えてしまいました」って言ってた。)アンコール前は「俺たちの明日」で、みんなのって手をふりあげてたけど私は固まって聞いていた。アンコール一曲目は「ガストロンジャー」。前に出て弾いてた成ちゃんのベースがすごいかっこよかったが、宮本さんにもういいと言われて下げられていた。「ハロー人生」もあった。発掘してきたと言ったのは「Tonight」だったか。
MCはとくに変わったこと言ってなかったな。「体力の限界に挑戦しています!」って言ってた。暑さと体力については何度も言ってた。確かに、暑くて、宮本さんは大変そうだった。声は出てたが体がきつそう。
あと、最新アルバムの曲。大阪近辺では神戸の少人数でやっただけなので、これがアルバムが出た後初めてのライブという人もいっぱいいたはずだから、その人たちのためだろう。「翳り行く部屋」のMCで、ユーミンが渋公に来てたって言っていた。「リッスン」いい声。「こうして……」のイントロは短かったけれども「俺二十五歳で初めての一人暮らしで、昔の偉大な人たち、ドストエフスキーとか(あと誰って言ってたっけ?ニーチェ?)を背伸びして読んで、ローリングストーンズとかレッド・ツェッペリンとかビートルズとか聞いて」。「starting over」はやらなかった。「さよならパーティー」を最初の方でやってくれて、やっぱりいい曲だと思いながら聞いていた。
「夏だけど」って言ってやった桜の歌が、よかった。ライブだとCDよりもエレカシっぽくてよい。実はちょっと飽きがきてたけど、こういう風に聞くと、とってもいい曲だと思った。
最後の新曲。聞いた直後はメロディ覚えたって思ったが、ライブが終わって駅に着いたらサビしか覚えていなくて、次の日にはサビも忘れてしまっていた。日比谷と大阪城と大阪城のリハで三回聞いたけれども覚えられなかった。とってもポップなんだけど。「グラデーション」って言葉しか覚えてない。 |
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20080628 |
日比谷野外大音楽堂 |
自分のブログに書いたのの一部です↓
一曲目、「パワー・イン・ザ・ワールド」! 野音の前に書いていたとおり、聞きたかった。もうなにか、ブログに書こうと思う文章が頭の中にうずまいてた気もしますが、嬉しかった。私のためにやってくれてるんですかー? と思ってました。
「うつらうつら」 これも! これも! 最後のあたり、すっごい。正月にやってくれたので、当分聞けないのかと思っていました。
「平静理想主義」これも、ずっと聞きたかった曲。もーーーーー!!! (すいません、ぜんぜんレポートになってない。)
大好きな「真夏の星空は少しブルー」! CDのリズムはきっちりしすぎてずっと聞いていると気持ちが悪くなるのですが、今回のはとっても気分がよくなるリズムでした。最高でした。
「月と歩いた」トークがおもしろかったですね。ふだん賭け事はしないのだが、競馬の馬がかわいくて好きだったことがあって、後楽園の場外馬券場でその馬(なんだっけ?忘れてしまいました)に有り金5800円全部を賭けたらその馬がシンボリ・ルドルフに負けてしまって赤羽まで歩いて帰るときに、ちょっとしょぼんとして歩いていたら空には月が見えて、ポケットには永井荷風の珊瑚集、うっとりしながら、月がこっちから見えたと思ったら今度はあっちから見える、そのときの歌。(「蝸牛(かたつむり)匍(は)ひまわる泥土(ぬかるみ)に)」と朗唱してくださいました。珊瑚集の最初の詩で、ボードレールですね。今確認しました。私、なぜか数日前にちょうど珊瑚集のこの詩を読んでいたのでびっくり。)
その後に「月の夜」。ギターをほんの少々間違えてらっしゃいましたが、歌すばらしい。去年と違ってツタヤさんのキーボードもうるさくなかったですし。ツタヤさんと言えば、今回「平静理想主義」のコーラスされてましたね。
23歳のころ、夜になると赤羽の公団の部屋で火鉢を焚いて夜三時くらいになるときまって一酸化中毒で頭が痛くなっていたけど、夜になると突然火鉢を焚いてギターをガシャガシャやっているのを見て、今日親父とお袋来ていますけれども(関係者席を手で指している)うちの子どうしちゃったんだろうと思っていたんじゃないでしょうか。長いですが。「遁生」! 「遁生」! 「遁生」!
あと、「ここだから言うんですが」と前置きして、準備していると安心感がある、と。甘えですけど、でも、いいよね。何いってるか分からないだろうけど。(いや、わかりました。今回、ほとんど歌詞飛んでなかったですし、準備万端!な感じがあって、やっぱりこちらも安心感がありました。)
「ゴクロウサン」。あんたのおかげで楽しい暮らしというこの歌詞の意味についてこの前のインタビューで言ってらしたのを思い出しました。
「俺たちの明日」。観客を不器用だと言って。「だって、エレファントカシマシのコンサートに来ちゃうなんて」
「てって」。歌詞が身に沁みました。
「武蔵野」。音が外れてる……もしや? と思ってオペラグラスをのぞいたら(今回私はC7列)、泣いてらした。歌った後で、リハーサルでは大丈夫だけど、本番でみんなの前で歌うと涙腺がゆるんで……年かな? と。
最後は新曲。いい曲だと思いました。もうメロディが記憶から飛びましたが、また聞きたいです。メロディと演奏に集中していたら歌詞がぜんぜん聞き取れませんでした。メロディは、ポップだけれどもぎりぎりのところでありきたりを避けているような、絶妙なライン(これは、「それを愛と呼ぶとしよう」をCDで聞いたときにも思ったのですが)。やっぱり、この人の曲とメロディはすごいところにぴたりと来るんだなあ、と思いました。
あと、「東京ジェラシィ」(日比谷のあたりは海岸だったというのはこの曲のMCでしたっけ?)、「真夏の革命」、「笑顔の未来へ」、「孤独な旅人」、「シグナル」(歌詞が飛んでいたのが残念!)、「デーデ」。あー、あと十曲くらいはありました。セットリストを見たらまた思い出すでしょう。
コンサートの終盤、私は、宮本さんは、どうしても、満足できないのかな、ずっと人を求め続けるのかな、だから、何千人何万人のファンがいても、私がストーカーすれすれで宮本さんのことを好きでも、そんなのはあっさり吸収してしまうキャパシティがあるのだろうなどと、考えていました。それで宮本さんが幸せなのかはよくわからないけど、それが天性のロック・ミュージシャンというやつなのかな、なんて。それくらい、求められている気がしたのでした。もちろん、私が、とかいうわけじゃなくて、何千人の観客全員が、そう感じていたのではないか? そういえば、何かの曲の前に、「友達になってください」(「くれ」だったかな?)と叫んでらして、(わー、すごいこと頼まれちゃった……)と私は感動していました。宮本さんが、こうなので、私は力をもらえるのだと思います。寂しい気持ちがしていたけれど、そんなことないのだと。 |
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20080503 |
渋谷C.C. Lemonホール |
いやあ、良かったですね。私、最後列で、もう、すんごいのりまくってました。このホールは音がよいですねえ。今まで、これほど音が良かったのは、ほかにはAXの2階席くらいでした。ときどきは、またここでやって欲しいです。ライブハウスととりまぜて。
そして、こういうライブこそ、何にも書きたくない。
新潟のライブはそう言いつついろいろ書いたけど、これは本当に何にも書きたくないです。
あ、でも書く。「starting over」最高。石くんだけじゃなく、蔦谷さんとも向かい合って弾きあってたのがよかった。
「まぬけなJohnny」もいい曲だ。
「風」が、宮本さんのギターと歌以外の音が大きすぎて邪魔だった。これは4人での演奏の方がよかった。
「ガストロンジャー」いい曲だ。「so many people」盛り上がってた。いい曲だ。
「流れ星のような人生」、実はちょっと飽きてた気でいたらそんなことなかった。しかし、今から考えると、「町を見下ろす丘」と今じゃ、ほんとにモードが違うんだなあ。今回のアルバムは、「こうして……」とかでも、何かまっすぐに明るい。
結局書いてるんじゃん。
そして、こんなライブを聴いた後に、「私もがんばろう」という前向きな気持ちにならない私である。いや、意識してないけど実はなってるんだといいけど。
どっちかというと、「何も変わりゃしねえ」という方が実感に近い。
でも、今回のツアーでは、「ガストロンジャー」の歌詞が自分のものとしてちゃんと感じられたというのが大きかった。歌われてる間だけのような気もしないでもないが……。 |
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20080502 |
渋谷C.C. Lemonホール |
C.C.レモンホール1日目、ファンではない友人と2人で行ってきました。友人も満足してくれたようでよかったです。「CDよりもライブがよい」という感想があっさり出てきたので、やっぱり、ファンじゃなくてもそう感じるんだなあと思いました。
明日もありますし、放送もされますから、書くのはちょっとだけにしておきます。
セットリストはこれまでのツアーと同じ。
「リッスン」、「こうして……」、「starting over」という流れが、名古屋や新潟よりもさらに長く丁寧にかっこよくなっていた。「リッスン」盛り上がり、「こうして……」イントロかっこよし。「starting over」も相変わらずよい。
「ガストロンジャー」中ヒートアップした宮本さんが、
「弾けよおらぁ!」バコッ。
と石くんのギターを蹴飛ばす。わたくし思いますに(遠くて表情がよく見えませんでしたし、まったくの想像でしかありませんが)、石くんが弾く予定じゃなかったところでアドリブで弾いて欲しくなった宮本さんが「弾け!」というのに石くん弾かないので、思わずやってしまったのではないでしょうか。石くんがアドリブ苦手というのは前に宮本さんが言ってたことですし、たぶん、何でもいいから遠慮しないで自由に弾いて欲しかったんじゃないかなあ。気のせいか、「デタラメでもなんでもいいんだ!」のとこ、石くんの方を見て言っていたような気がする。
あと、渋公は初めて行ったのですが、段差がかなりあるので、1階後ろから3列目でもよく見えました。音はライブハウスよりも良かったし(ライブハウスでは前の方にいるからかもしれませんが)、席が後ろというのはそれほど気にしなくてもよい感じですね。思ったよりもずっとよかったです。 |
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20080425 |
新潟LOTS |
ライブがよいと、感想を書きたくなくなることがある。
今日の新潟ライブはそういうコンサートだった。
音響とてもよし、演奏も完成度が上がってる気がするし、すごく楽しそうだし、宮本氏の声はでまくってるし、MCいっぱい入れてくれるし、観客の雰囲気がよい。私にとってはありがたいことに誰も歌わないし、前から4列目に立っていて押されないエレカシ・ライブというのは初めてだった。
やっぱりあんまり感想を書きたくないので、ちょっと覚書だけ。
「Dead or Alive」。適度な緊張感がかっこよし。なんとなく、よい感じだ今日はと思った。
「今はここが真ん中さ!」、「さよならパーティー」。みんな歌わなくて、声もすごく出てて、音もよい。
「悲しみの果て」声すごい。
「今宵の月のように」
「四月の風」27くらいで、外は明るいのに部屋は暗くて、でも、何か起こりそうな気がする、そんな歌。この曲は実は苦手だったが、今日はすごくいい曲だという気がした。
「泣いている人を見ると、それが男でも女でも、慰めたくなる……ならない?」=「涙のテロリストは手に負えない」の意味。
「翳りゆく部屋」これは、歌がすごかった。みんなの拍手がいつもより長かった気がする。
リッスン・トゥ・ザ・ミュージックのとき:今日はいないけど、若くて、いいやつ、蔦谷さん=現在のバンマス。名古屋のときより、しみじみ聞けました。
「こうして……」の後で。今でも思うことがあるけど、一人暮らしをしていると、,etc. かっこいいイントロ、何の曲かと思った。
「starting over」名古屋のときよりも最初の宮本さんと石くんの掛け合いが長くなってた(と思う)。すっごいかっこいいです。これがまた一週間後に聞けるのが嬉しい。
「友達に聞いたのさ。(このままで)いいのかい、なんてさ?」「風」も、また、よかった。
「生きててよかった……そう思わない?」(思いました。)
「ガストロンジャー」今まで、歌詞の「あいつら」って実感がわかなかったのだが、今日、思い当たった。どういうことだか。この歌を聴いていて、初めて、歌詞をそのまま信じたかもしれない。
桜の歌も、よかったな。
「俺たちの明日」の前。(観客に)「どう見ても不器用に生きているっていう感じ」
「ファイティング・ウーマン! 」(あんまり目立たなかったけど、確かにいちどそう歌ってた。Baby!に力が入ってた。)この「ファイティング・マン」もすごくよかったな。
やっぱり、書くと、矮小化されてしまう。こんなもんじゃなかったです。
行ってよかった。
心残り: 宮本さんは浮世絵展に行ったとのこと。なんで、それを思いつかなかったんだ~~わたし~~と思った。名古屋のときは調べてちょうど終わったばかりだったのだ。今は新潟でやってるとは知らなかった。 |
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20080412 |
名古屋ダイアモンドホール |
正しい順番は、「風に吹かれて」の次が「笑顔の未来へ」
「starting over」の次が「翳りゆく部屋」、その次が「悲しみの果て」、その次が「風」でした。下の記述はそのままにしておきます。
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曲の順番や、MCの言葉は間違っている可能性あり。特に、「笑顔の未来へ」と「悲しみの果て」の場所が怪しい。正しい曲の順番がEKDBさんに反映されたら訂正しようと思っています。 前から5-6列目の真ん中あたりに最初はいましたが、今日は人ごみがものすごくて、どんどん後ろに追いやられ、ライブの終わりには10列目くらいになっていた気がします。いや、ほんと、すごかった。途中で将棋倒しになる?とちょっとひやっとした場面さえありました。こんなのは、私は初めてでした。このところ、指定席とかフェスとか1列目とかだったので気づかなかっただけなのでしょうか、それとも、今回がやっぱりすごかったのでしょうか。私は、この人ごみが続くとしたら、耐えられないかもしれません。後ろで聞くことを選ぶしかなくなるのでしょうか。 四人がだいたいいっぺんに登場。宮本さん黒ジャケット白シャツ。髪短めにきちんとカット。2006年6月に初めてライブに行ったときの髪型を思い出しました。今日の宮本さんは、宮本さんフリークじゃなくともカッコいいというのではないでしょうか。白シャツとスーツ、デザインがよいのでしょうか、ものすごく似合っててかっこよかったです。スタイリッシュ。 石君、右手にギブス。ちなみに、後のMCで、「骨折」しているとのこと。前後しますが、そのとき観客から「石くん、がんばれ!」との言葉。宮本さん、「ぜんぜん気にしてません、さすが」。(骨折をじゃなくて、「がんばれ」という言葉を気にしてないということかなと思いました。)よく見えませんでしたが、親指、人差し指、中指は無事なようでした。 -最初の曲はなんと、「Dead or Alive」。これを聞いただけでも来たかいがあると思いました。 -今はここが真ん中さ! ここから不満が始まります。だって、歌うんだもん! まわりの方が結構たくさん。最初から最後まで。宮本さんの歌を聞きにきたのに……と思って青ざめました。 -さよならパーティー この曲も最初から最後までまわりの方が歌っていて、「私はまわりの人の歌を聞きに名古屋まで交通費2万円もかけて来たのか……」と絶望しかけました。が、この後の歌からはだんだん歌われなくなっていったので、助かりました。「俺たちの明日」は歌われてましたが。 宮本さんの歌は良かったような気がします。でも、うろたえていたのであんまり聞けませんでした。 -四月の風 MC入りました。もう四月だ。というような。 -風に吹かれて 今回は最初から最後まで4人でしたので、もとのバージョン。もとのバージョンもいいですねえ。 -翳り行く部屋 蔦谷さんがいないので、男四人で○○○にというようなMC(○○○部分は単に忘れただけ。伏字ではありません)。 「プロモーションをしてたんで忘れてしまいましたが、新しいアルバムを1月だったっけ……に出しました。1月30日だったっけ」 -リッスントゥザミュージック いすの背に腰掛けて。最後の方はDead or Aliveみたいになってて(つまり、バンドっぽくなってて)かっこよかったです。 -こうして部屋で寝ころんでるとまるで死ぬのを待ってるみたい ギターの音が大きくて、歌がよく聞こえなかった気がします。これがもうひとつの不満。音が、今まで行ったライブの中では最悪だと思いました。「笑顔の未来へ」とか、変でした。歌が聞こえなかったり、キーンというような音がしていたり。とにかく、ライブ全体にわたってエレキ・ギターの音がうるさくて、歌が聞こえにくいという印象がありました。 -Starting Over イントロと最後がCDと違う。かっこよい。この曲が聞きたかったのでとても嬉しかったです。石君と宮本さんが向かい合って弾く場面が2回かそれくらいあり、向こうを向いている石君の頭を宮本さんがはたいてこっちを向かせて弾いたりしていました。もう一度聞きたい。そして、ツアー中にまた聞けちゃうんですねえ……。幸せです。 -風 私にとってはこれがハイライトのひとつでした。「ライブでやったことのない曲を発掘した、このアルバムは半年で出してとても忙しかったのでやっている暇がなかった(言葉はだいぶ違ったような気がしますが)」 終わってから、「古い曲を聴いてくれてありがとう。緊張しました」そんなに古くないのに、と思いました。このギターの音はうるさくなくて、宮本さんのアコギで、歌、最高でした。これもまた聞きたい。CDかDVDで聞きたいです。 -笑顔の未来へ アンプを通したギターの音か、歌のマイクか、何か変な感じがしました。MCで、「涙のテロリストだった曲」とおっしゃっていたような? ちがうかも。 -悲しみの果て この曲は宮本さんの声に合うと思いました。 -Flyer この辺から、私の体力の限界を感じ出しました。暑くてどうしようかと思いました。ここらへんでひっこんでアンコールかな、と思ったら違って、 -ガストロンジャー この曲くらいから、あんまり聞けてません。ここで終わってももう充分聞いたなどと、ライブで初めて思いました。アンコールはここかな、と思ったら、また違って、 -俺たちの明日 あんまり記憶がないです。皆さん歌ってらした気がします。今回はアンコールなしのつもりなのかな、とふと思いました。 -桜の花、舞い上がる道を 「舞い上がって行こうぜ」?宮本さんがものすごく一生懸命歌ってたのですが、音がだいぶはずれていた気がします。でも、もう体力なくて聞けてなかっただけかも。 ここでアンコール。 -So Many People 宮本さんは「LISTEN TO THE MUSIC」黒Tシャツを着ていらっしゃいました。カッコいいーという声にか、熱狂の声にか、「照れる」と。また、何かおっしゃって、「嬉しくて」と言い訳を。やっぱり、今日の熱狂は今までとは違ったんだと思います。これからもこんななのかなあ……。 一曲で退場、舞台のライトが消え、不満の悲鳴が。無情にも放送始まり、でも私は特に不満もなく、帰りました。私のまわりでは、アンコールの拍手をしながらほとんどの人が残っていたところを見ると、やっぱり体力のないのは私だけだったんでしょうか。今日、あんまり体調よくなかったのかなあ。 後は、どこでだか忘れましたが、メンバー紹介が何回か。最初のは、音を鳴らしながらで、かっこよかったですが、最後ブツっとあっさり終わっていました。えっと言っていた人がいましたが、練習どおりという感じで、さっさと次の曲にいってました。 トミさんについて宮本さんが何かいってらして、トミさんが笑っていたのですが、聞き取れず。成ちゃん、今日もダンディに決まってますはいつもと一緒。トミ、頼もしい男です(というような感じだったような)。石君、「とぼけた男です」、あれ、違う言葉だったかも。なんだったか……。石君笑ってました。 17:00始まりのはずでしたが、もう少し遅く始まった気がします。時計を持っていなかったのでわかりませんが。終わった後、ロッカーから荷物を取ってそのまま地下鉄の駅まで行き、ちょうど19:00の地下鉄が来ました。 |
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20080106 |
ZEPP TOKYO |
いやあ。いいライブでした……。
端の方でしたが初めての最前列。最前列はいいですねえ。
「今はここが真ん中さ!」は、カウントダウンで聞いて、はっちゃけた曲だなあと思っていましたが、今日聞いたらメロディがすごくよかった。演奏と歌がうまくあっていて、いい曲ですね。
あとは、「うつらうつら」がよかったです。ツタヤさんのキーボードがぴろぴろしているのがかわいかったのもありますが、宮本さんの歌が CD よりもぐっと聞きやすくなっていて、なんていい歌なんだと感動して聞いていました。私の主観ですが、CD の歌い方は、自意識やらなにやらがそのままの形で声に表れていて、すごく聞きづらかったのです。この録音、CD にならないかなあ。Music on! TV が録画できなかったので、なんとか別の形で聞ければいいのですが……。
その前の「太陽の季節」もよかった。しかし、「翳りゆく部屋」と「テーマ(っておっしゃってましたっけ?)は同じだが私が歌うとこうなる」というようなことをおっしゃっていて、いったいテーマのどの変がどう同じなのだろう……というのが疑問でした。もう一度歌詞を見直してみないと。
「まぬけな Johnny」は、ジョン・レノンと何か関係があるのかなあとちょっと思っていましたが、まったく何の関係もなかったですね。宮本さんの MC によれば、ジゴロ気取りでいたら彼女に逃げられ、泣きながら彼女を追って部屋を飛び出したけれども見つかるわけもなく、ファミレスでひとりコーヒーを飲んだという歌らしいですね。なんて心温まる歌詞なんだ……と思いました。「まぬけな Johnny」っていう繰り返しがサビでしたが(……いや、そうでしたっけ? メロディが記憶から飛んじゃってますが)、曲も演奏も歌詞も好きです。
桜の歌は聞くの四度目ですが、やっぱりいい曲ですねえ。
歴史、デーデ、星の砂もよかった気がする。すべて良かった気がします。あっ。実は苦手だった「おはようこんにちは」もすごくよかったです。 |
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20071229 |
COUNTDOWN JAPAN07/08 東京 |
「風に吹かれて」をやるかなと思ってたのと、桜の歌をやるのを思いつかなかったぐらいで、後は予想通りでした。桜の歌をやるのも考えてみれば当然ですね。でも、アルバムの宣伝しなかったような気がする。鍵カッコ内は宮本さんの言葉。ただし、記憶が不正確な可能性は多分にあり。
ツタヤさん(「ナイス・ガイ」)のほかに、ギターのひと一名(「イケメン・ギタリスト、若い」)。成ちゃんオールバック。(「今日もダンディにきまってます。オールバックです。)石君(「俺の相棒です」)。石君、「悲しみの果て」のギター・ソロのとき、人間じゃないみたいでした。しかし、石君普通にしてるときは迫力ありますね。四人とも本当にかっこいいですね。
1. 今はここが真ん中さ!
「新曲です」
はっちゃけた曲だった。極楽大将系の歌い方で。笑いながら聞いてました。
2. 今宵の月のように
「輝くように生きていこうぜという曲です」(って言ってたとえば、思うんだけど。別のライブの記憶かも)
3. 笑顔の未来へ
「男ってものは大見得きって生きていきたいと思ってる。彼女に(対して)はいつも格好良くいたい。そういう曲です」
4. 悲しみの果て
5. 翳りゆく部屋
「バラードなんですけど……荒井由美さんの、ユーミンの、今は松任屋由美ですが、昔のバラードです。人の曲なんですけれど。恋愛の真相(深層? まったく違う言葉だったかも)をついている曲」
これ、すごかったです。聞きたかったので嬉しかった。
6. 俺たちの明日
7. ガストロンジャー
8. 桜の歌 「ドーンといこうぜという曲です」
全体的には、ぐおーっでも、緊張してぴりぴりとかいうのでもなくて、ぱーっとはじけた感じ。ぶあーっというか。 |
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20070930 |
SHIBUYA-AX |
最高でした。いろいろ書きたかったけど、胸がいっぱいで書けません。AX の指定席は音楽を聞くのにはいいということと、2 days は 2 日とも行くべきだというのがわかりました。
「東京の空」が聞けたのが本当に嬉しかった。バンドの演奏がシャープで迫力あった。
宮本氏長めのトーク。34歳くらいまではいけると思ってても、その後「覚醒」のようなことを考える時期が来るとのこと (男性限定)。私は女性だが、そのとおりになってる。暗示にかかってるんじゃないだろなあ。その後また大丈夫になるというんだけど、あと何年あがけばいいんでしょうか。
帰りの電車の中で自分の人生どうなんだと考えてしまった。今も考えている。 |
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20070929 |
SHIBUYA-AX |
いやあ、いいライブだった。三列目真ん中あたりで見れたということもある。はじめての曲もいろいろ聞けたし。宮本さん声出てたし。よかったなあ。MCも楽しそうだった。えーと、「面影」の後でニューヨークの話をだーっとしてたり。「さくら」の新曲の前には、シグナルの歌詞の花を咲かせるっていうのはあるんだ、そういう曲だ、とか。あと、からまったコードをほどきにきたローディーさんに抱きついてたりした。イシ君が宮本さん風にお尻で成ちゃんを前に押してたりもしてたな。宮本さんが目の前で一瞬しゃがんで顔がすごく近いところに来てびっくりした。「俺たちの明日」の「三十代、愛する人のための命だってことに気付いたな」の後でウィンクしてた。バンドもかっこいいし、ほんとに絶好調。明日も楽しみだけど、指定席で遠いのが残念。 |
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20070804 |
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2007 |
凄かった!
斉藤和義では遠慮して後ろの方にいましたが、それでも 2 列目真ん中よりちょっと右というすてきな場所に立てました。
以下、曲順と正確な MC の記憶があいまいですが……。
最初、正式に出てくる前に姿が見えて、拍手と歓声。メンバーが出てきた後、宮本さんはふらふらーと出てきてマイクに頭をぶつける。エンターテイナー。
*最初に「ガストロンジャー」。
*「今宵」。「今日の空のように輝こうぜ」って言ってたけど、観客にとってはちょうど良いくらいに曇ってました。
*観客に、「美男美女!」と呼びかけていた。何度か呼びかけた後、「そんなに美男美女かはわかんないけれども」って言い直してた。楽しい。
*新曲。正確な歌詞は覚えていないけれども、苦しい胸のうち、というような感じで始まって、「パーティから出て行こう。だって、つまんない。」というようなのがサビで(印象的な歌詞だったのに、なんで覚えられないのか、私は。)、もっと広い世界に出て行こうというような歌だった。曲調は、「俺たち」や「笑顔」と似ている。いい曲。
*「悲しみの果て」。
*「風に吹かれて」。楽しみにしていたので嬉しかった。声がハスキーにならないで、はじめっからよく出ていた。
*そういえば、タバコをやめてから声がよく出てます、というので歓声を送ったら、「2、3 日やめただけですぐ出る」とか言うのだった。実は止めたのは 4 日前だそうで、「40 過ぎたらタバコの本数減らした方がいいよ!」と言っていた。だれか、「完全に止めたらもっといいですよ」って言ってくれないものか。いつも言おうかと考えるが言えない。
*「笑顔の未来へ」。野音のときは「いとしい人」って「昔の恋人? それとも今の恋人?」とか考えてしまい腑に落ちなかったのだが、今日聞いたら、リスナーのことだと思っていいのかな、と思った。デビューした頃とは俺は変わってしまったのかな、でも、っていう曲なのかって、思えた。
*すぐに「待つ男」。古い曲はこの曲だけだった。しかし、パワフルな曲だ。歌い方もすごくパワフル。「笑顔」よりもパワフルさでは勝ってるよと思っちゃった。
*「俺たちの明日」。いい曲だー。どんどん好きになってます。
*メンバー紹介で、「ギター、石森敏行、トシくん! 違った、イシくん!」って言ってた。言い間違いらしい。笑った。イシくんも笑ってた。イシくんと言えば、なんか、そんなに、仁王様みたいじゃなくなってたような気がする。でも、これは、私が今まで「ギター、イシくん!」て言われたときにしかイシくん見てなかったから知らなかっただけで、いつもいつも仁王様みたいというわけではなかったんでしょうか。やさしいイシくんぽい顔で弾いてたような気がしたのだけれど。
*あと、「笑顔」の前に、「最新の、自信作」というようなことを言ってから、突然「ごめんなさいね」と謝った。私は一瞬、シングルが出るのが遅れてることを謝ってくれてるのか? と思ったけれど、何を謝ったのかは結局謎のまま。
最後は、ふらふらと会場を出てきました。泣きそうになってた。フェスは初めてだったけれど、行ってよかった。来年も行きたいな。 |
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20070526 |
日比谷野外大音楽堂 |
新年に「俺達の明日」を聞いてからこの数ヶ月、怠惰な日々の中で、なんだか宮本さんに置いていかれた気がしていて、今回のライブもどういう気持ちでのぞんでいいのかよくわからない感じだった。何ヶ月も空いたから、待ちくたびれてもいたし。5/20 の Japan のインタビューを読んでも、ここ数年はっきりと言えなかったことが今回は焦点が合ったというようなことで宮本さんと山崎さんは意見が一致してるのを見て、今回の曲から売るモードだぞっという感じに思えて、不安だった。だって、ここ数年の曲の繊細なわけのわからなさこそが大好きだったのだもの。「俺達の明日」も、ポップだけれど、そこまでいい曲かなあ? と思ってた。
でも野音では、なんだかそんなもやもやした気持ちは吹き飛んだ。「俺達の明日」はすごくいい曲だった。なにより、宮本さんの歌の説得力がすごすぎた。このだめな私も含めて全員ひっくるめて、一緒に連れて行ってくれるつもりらしい。よかった。楽しくてしょうがなかった。私のこのごろの生活が変わるかはわからないけれど、置いてかれるなんてことはないのだと、安心した。
それに、荒井由美の「翳りゆく部屋」を歌ってくれたけれど、その歌詞がとっても後ろ向きなのにも安心した。宮本さんは宮本さんだ。ちょっと前に、フライングポストマンで「男の人が女性の気持ちを歌ってる曲っていうのは、なんか色っぽく感じますよね。」と言っていたけれど、そういうのをやりたかったのかなと思った。面白かったし、「なんか色っぽかった」です。
キーボード・バージョンの「風に吹かれて」も良かったな。CD で出ないかなあ。でも「月の夜」のときのキーボードは音がうるさかった。
うわさの「涙のテロリスト」(「笑顔の未来へ」に題名変わったのかな)は、歌詞を一生懸命聴いていたが、結局どういうシチュエーションなのか釈然としないところが残った。どういうつもりの歌なのか聞いてみたい。 |
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20070107 |
ZEPP TOKYO |
初めて後ろの方で見ました。結論。ライブは前方に限る。
「未来の生命体」がかっこよかった。「涙」もよかった。新曲は想像してたよりもポップな感じ。前半は意外な選曲だったけれど、後半は盛り上がった。
Zepp の音の設定が悪いのか、宮本さんの声が、いつもよりも(といっても、今まで3回しか体験していないのだけれど)人工的な音で、割れてる感じがしたのがすごく残念。後ろの方で聞いたからなんだろうか? そんなに音大きくしなくてもいいのに、と思ってしまった。 |
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20061007 |
日比谷野外大音楽堂 |
すばらしかった。最高でした。 |
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20060831 |
LIQUIDROOM 2nd ANNIVERSARY "liquid surprise 02" |
前から 2 列目まん中辺という、ありえない位置。2-3 メートル先にずーっと宮本さんの全身が見えているというのは、はじめはかえって現実感がなかった。どこまでも細い人だった。でも、首太かったな、歌うと筋肉つくんだろうか。あごのあたり、6 月よりも肉がついているような気がするのは下から見上げているからか。白シャツ、最初に半分くらいまでボタン開けて、途中で次のボタンに手をかけたので、脱ぐのかなあと思ってたら、最後に脱いだ。
初めて行った 6/26 のライブに比べると、楽しそうという感じが消えてて、でも迫力はすごい、と思った。怒ってるんだろうか。うまくいっていないんだろうか。単に、今日は宮本さんとバンドだけがよく見えて、まわりののりがあまり伝わってこなかったからそう感じたのかもしれないし、6 月のライブの方が例外で、本当はいつも怒ってるのかもしれないけれど。でも、最後のガストロンジャーでは「翻って己の現状を鑑みるに、いいとも悪いとも言えねえなあ、いや、むしろ、悪い!」ってきっぱり言ってたし。いらいらじゃなくて、ふつふつと、静かな怒り。歌詞を間違えたのに気付いたのは今宵の月のようにで一回だけ、あとは歌詞を変えて歌っていたのが多かったけれど、歌詞の変え方が、深刻度を増していたような気がする。どの曲か忘れたが、「死んじまう」って変えてたのが印象的だった。「高みをのぞんでは敗れゆくのが」のところだっただろうか。
最初の方で、ギター弾いてる石君の鼻をぐぐーっと上に向けた後、石君のシャツでぬぐってた。比べる対象は 6/26 と、映像のライブだけだけど、変なアクションが多かったような。頬を膨らまして息とめてたり。おなら?と思しき動作も。決めポーズも変……そこがかっこいいけど。いつもこんななんでしょーか。
覚えているところだけ。うろ覚えなので、間違っているところもあると思います。
「今日は、この素敵なイベントに呼んでくれてありがとう。びっくりしましたよね、180度……ブラフマンと、がらっと変わってて」
「歴史」が良かった。CD よりもいい。すごく気持ちが入ってて迫力がある。CD で聞くと、「山椒大夫」ってそんなにいいっけ? とか、変な歌詞、とか、つい考えちゃうのだが、そんなことを考えている暇はなかった。立ち止まっているときがかっこいい。「死に様こそが生き様だ」って、歌う前にも言っていた。歌ってるときも、ここに力を込めていた。
「星の砂」で「我慢しろ」って言ってたのは、皮肉だと思った。「我慢すりゃあいいんだよ、慣れてんだろ」って言ってたと思う。奴隷天国モードで。
「今宵の月のように」「夕暮れ過ぎて……」のところが好きな曲なので、うっとり聞いていた。「夏の風 町に、渋谷に吹くのさ」って歌ってたけど、ここは恵比寿。ライブが終わった後に言われて気付いた。あんまり確信を持って歌うので、そのときは素直に渋谷かと思ってた。いやでも、渋谷区だからいいのか、と今考え直した。
「シグナル」「あの悲しみにひとりで涙した夜もある。」で、泣くアクション。「なくなよ、男よなくな。」「雨上がりビルの向かうには晴れた空。行けよまん中、太陽がまぶしいぜ。」で、すかっと歌ってなかった。むしろ苦しそうに歌っていた。
「I don't know たゆまずに」「冬が来て春が来て夏が過ぎて今この時がある」(だったかな?)
「地元のダンナ」「地元のボウズかつては」のところで自分を指し、「地元のダンナ どこやら卑屈な笑顔でしみじみと。」のところで、どんなアクションか忘れたけれど、卑屈な笑顔をあらわすアクションをしてた。
アンコール、「どんどんやっちゃうよ。おじさんをおだてると長いよ。」(言葉が違ったような気がする)
「流れ星のやうな人生」:「ずいぶん遠くまできた」->「ずいぶんおじさんになった」(まじめな口調で)「おじさん」って、ほかのところでも何度も言っていた。悟ってるっていうよりも、焦って絶望してると感じさせる口調だと思った。「今の自分を信じてみなよ」->「今の自分を信じるしかないんだ」って言っていた気がする。
「ガストロンジャー」:しゃべりまくるのではなくて、言葉を噛み締めるように、搾り出すように。「翻って己の現状を鑑みるに、いいとも悪いとも言えねえなあ、いや、むしろ、悪い!」(悪いのか!)「靖国なんて、全共闘と同じだよ。単純な総理大臣に煽られてるだけなんだよ。会社に就職したら忘れちまうよ。会社に就職したら忘れちまうんだよ。まわりで、ずっとつっぱしってるやつなんているかよ?」「どーんといこうぜ。キリスト教の聖書でも、きっと言ってるよ。どーんといこうぜって。(だったかな?)聖書にも、きっと、書いてあるよ。読んだことねーけどさ。」(やっぱり、読んでなかったんだな。)「男らしく、男らしく生きていこうぜ!」
何回か投げキッスをしていた。最初に書いたように、静かな怒りを発散していたが、その怒りは観客に向けられているのではなくて、観客と共有しようとしているのだと思った。 |
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20060626 |
SHIBUYA-AX |
一ヶ月前に、たまたま「今宵の月のように」を聞いてファンになったので、これが初ライブでした。素晴らしかった。モッシュの中で顔ばかり凝視していて、音楽をじっくり聞けていたかわかりませんが、すごい経験でした。一ヶ月間、朝から晩までアルバムを聞いていたのですが、初期のアルバムをまだ揃えていなかったので、せっかくの「遁生」も、初めて聞く曲になってしまいました。「男が行く」、ベスト盤で聞いたときには聞き流していたので、ライブでもあまり印象に残らなかったのですが、家に帰ってから聞いたら、大好きになってました。ライブ後、初期のアルバムも揃えましたが、いいですね。次のライブはちゃんと全曲予習していこうと心に誓っています。ああしかし、ほんとにかっこよかったなあ。 |