エレファントカシマシDB ライブレポート

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レポート

   
選択日付タイトル
20230423 大阪城ホール
20211219 大阪城ホール #宮本浩次
20210612 宮本浩次縦横無尽
20201004 日比谷野外大音楽堂
20200109 フェスティバルホール
20190601 FM802 30 PARTY SPECIAL LIVE RADIO MAGIC
20180617 大阪城野外音楽堂
20180317 さいたまスーパーアリーナ
20180106 大阪フェスティバルホール
20171202 なら100年会館大ホール
20170702 神戸国際会館こくさいホール
20170320 大阪城ホール
20161002 Zepp Namba
20160111 新春ライブ2016 大阪フェスティバルホール
20160110 新春ライブ2016 大阪フェスティバルホール
20151223 なら100年会館
20131014 大阪城野外音楽堂
 1回目の怒涛のアンコールが終わって、再々登場してくれた時、
やっとプロになれた と宮本さんがおっしゃった。
終わった瞬間から明らかにいつもとはちがうざわめきが・・・
すごい、すごかったとみなさん口々に言っていました。
そんな日にこの会場にいられたこと、この日のコンサートを見られたことは、
私にとって一生の宝物となりました。

 去年の大阪中止で落胆し、しばらく何も手につかなかった毎日。
復活の知らせに泣いて喜ぶもファンクラブ先行落選、
802先行でようやくつかめたこの日のチケット(O列ど真ん中)。
そんなことはもうなにもかも吹き飛ばすかのような、
今までにない別世界の圧巻のコンサートでした。

 歴史が聞けたこと。なんとなく大阪では聴けないのかな、と思っていたのでうれしかった。
もう1曲、東京でしかやってくれない曲と勝手に決めていた武蔵野も聞くことができた。

 まだ明るいのでみんなの顔がよく見える、と、明るいうちは本当に会場全体を
丁寧に見渡しながら(一人ひとりみてくれているんじゃないかと思うくらい)
歌ってくれていた。

 大地のシンフォニーの最後のときだったでしょうか。
宮本さんが両腕を横に大きく広げてしばらく静止した。
後ろからのライトがすばらしく、きれいで、神に見えました。
あの光景は目に焼きついています。
 
 世界伝統のマスター馬鹿 の最後の GO もかっこよくてしびれたし、
そのときおれが、そしたらおまえが・・・と凄みのある声でつぶやきはじまった生命賛歌。
ゾクゾクした。
 ズレてる方がいいでは、最後、お前とお前とお前と流したい~と全力で歌っていて、
今回生ではじめて聞いて、改めてすごい歌だと実感した。

 曲の最後もビシッ、バシッと決まり、すごく気持ちがよかった。
笑顔の未来へ 宮本さんが煽るまでもなくみんな頭上での手拍子、会場全体がすごかった。
so many peopleのときのオーイェーも、ガストロンジャーのときの
オー、オーオーオーも、宮本さんが歌わなくともみんなの声が響きわたっていた。
ファイティングマンも私が体験した中でいまだかつてないくらいすごかった。

 みんなが腕を振り上げていた。みんなが声を出していた。
私もこんなに入り込めたのは初めてで何度も涙がこぼれ、何度も笑顔になれた。
 
 約束の歌 を歌い終わって、トミが立ち上がり、せいちゃんはベースを置いた。
でもあわてて演奏体勢に。待つ男をやってくれた。
 さいご、曲が終わるかという頃、
「これからもエレファントカシマシをよろしくお願いします」
と宮本さんが丁寧に叫んだ。涙があふれた。
 

20131013 大阪城野外音楽堂
 俺の道から始まり、Sky is blueでは青空を指差していた。
「去年は大阪来れなかったけど、できてよかった。」宮本さんのその言葉だけで、
一気に涙腺がゆるむ。

 「まだお金持ちにはなってない。才能があるんでしょうね。
お金持ちになる人はお金のことばかり常に考えていて。自分は歌のこと。」
と、デーデ。

 「いつまでも若いつもりがそんなことはなくて・・・(私もうんうんとうなずいてしまった)
昔は徹夜でもできたのに今は・・・とかよく言うけど、自分は全然そんなことなくて、
たばこも50~60本吸ってたし。でもちがった。その頃暗示して作っていた曲。」涙を流す男

 以前にもコンサートで聴いたことはあったけれど、明日に向かって走れ
の歌い方がなんだかすごく素敵で、抱きしめて眠るだけで全て忘れちまうさ 
のところでぐぐっときた。「こんないい歌(詩?曲?だったかな)も作ってた。
全部いい曲なんだけど。」と。

 「昔からポップミュージックが大好きで、はじめてのカバー曲」と翳りゆく部屋。
本当にすばらしかった。

 新曲あなたへの曲紹介をし終えて、いざ、という時後ろへ行って戻ってきて
「ちがうって」「ちがうって」
「気を取り直して大地のシンフォニー」
「地下鉄によく乗るから、地下鉄の歌詞のところでぐっとくる」と言っていた。

 FLYER 「約束の歌 あ、まだ終わりじゃないけど」って
安心させてくれる気遣いがうれしかった。

 誕生以来47年のコールアンドレスポンス
「ニューアルバムから」「あ、ちょっと前に出たニューアルバムから」
で少し笑いがおこり、宮本さんの姿や表情が見えない場所だったので、 
よくわからないけれど、「まあいっか(もういっか?)」とやめようとして、でもすぐに、
「そんなこと言ったらだめですね。まだやりますよ」みたいなやりとりがあって、
穴があったら入いりたい。

 ガストロンジャーでせいちゃんに「変な音だすな」とベースと取り上げて弾いていた。
返して、「音出せ」と言い、ちょっとどきどきしたけれど、「ごめん、せいちゃん」
と宮本さん謝っていた。

 あと、いつだったか宮本さんが話しているときに、カラスがカアカアないて飛んでいって、
そのとき宮本さんは、「いいですね、カラスが帰ります、おうちに。」って。
その表現がものすごくかわいらしくて、心があったかくなった。
 
 日比谷には行ったことがないのでわからないけれど(映画館では見たけれど)、
大阪城野音の雰囲気がすごく好きです。いつもあたたかくて、いろいろ話してくれて。
「ありがとうございます。ありがとうっていうか・・・」と話し始めた時、
本当にみんなのあたたかい拍手がすごくて、宮本さんはしばらく話していたけれど、
ほとんど聞き取れないくらいでした。
 エレファントカシマシの演奏、宮本さんのすばらしい歌声をまた聴くことができた幸せ。
こちらこそありがとうございますという気持ちです。 M列左端
20130914 日比谷野外大音楽堂
20120707 Zepp Namba
20111001 大阪城野外音楽堂
実に秋らしい、いわし雲の中での野音のコンサート
去年は、夕暮れにもならないまでの明るい間の暑い野音でしたが、
今年は、徐々に暗くなっていく雰囲気がとてもよく、すばらしいコンサートでした。

1曲目 理想の朝 大好きな曲から始まり、うれしさと緊張でいっぱいになりました。
3曲目までは6人の演奏、怠け者は目を醒まし、今が俺の始まりで、少しだけ歩み速めりゃいい・・・

4曲目からは4人での演奏に。
ろくでなし 飛行機雲流れてくあの空を~のところで、宮本さん空を指差し、思わず見上げてしまいました。飛行機雲もあったはずです。石君の懸命のコーラスにも目を奪われました。
「歩いて、歩いていくしかないって歌で・・・」というようなことを言われたので、いろいろあるけど何の曲かな、と思っていると、前奏が始まり、倒れそうになりました。
一万回目の旅のはじまり ベスト3に入る私の大好きな曲で、ここのところずっと扉ばかり聞いていたので、信じられなくて、またまた緊張で大変でした。でもしっかりと聞きました。早めの演奏で、
とてもかっこよかったです。
勉強オレ、太陽の季節とすばらしい内容が続き、甘い夢さえ 
毎日のくらしの中にころがっているのさ 素晴らしいことが という言葉が強く心に残りました。
「雨の予報だったけど、雨は雨でいいんだけど、晴れてよかった。10月になって急に秋らしくなって。」というようなことを言われて 秋を歌われたのでしたっけ。

弾き語りコーナーも素敵でした。
「ギターの音聞こえますか?今はアコースティックでもコンセントつないで(アンプを指差し)音がでるようになってるんですけど、これは(ギターをみて確認し)ないですね。生音で。」
というようなことを言われてはじまりました。今回はわりと前の方の席だったので聞こえてはいたのですが、途中からスタッフの方がマイクをもう1本持ってこられて、それからはギターの音大きくなりました。

ラスト・ゲームも大好きで聞きたかった曲。俺の道からの選曲が多く、うれしかった。欲を言えば今回 覚醒 がどうしても聞きたかったのですが・・・
風に吹かれて 秋らしい涼しい、少し肌寒いくらいの風が吹いていました。

アンコールは黒シャツで。去年も聞けた 四月の風 からはじまり、生命賛歌 盛り上がりました。
黒シャツ破れていました。四月の風 宮本さん声に詰まったところがあり、あれ?もしかして、と思っていたのですが、やはり泣いておられたのでしょうか・・・
野音でこの時間帯に聞く 友達がいるのさ とても感動的でした。最初は「東京中の~」で歌いだし、今日は大阪中ではないんだな、と思っていたら、途中からは「大阪中の~」で歌ってくれました。その後、何やら相談していて、笑顔の未来へ 宮本さんがメンバーみんなに「笑顔の未来」って言ってるのが、かすかに聞こえてきました。

ガストロンジャー、ファイティングマンで、もうそろそろ終わりに近づいているんだ、と思いながら思いっきり腕を振り上げていました。このすばらしい時間が終わってほしくないって祈りながら。

もう一度、白シャツのボタンをとめながら出てきてくれて、今宵の月のように
最後は、本当に丁寧にゆっくりとギターを置き、「また、会おう」といって、大きな投げキッスで戻られました。

あと覚えていることを。
石君の緑色の髪、出てきた瞬間からどよめきが・・・。どこかで、宮本さんが「この日のために、緑色にしてきました。」「大阪だから派手に」「染め粉が・・・」「床屋でやったわりには・・・」と言われて、
石君にタオルで拭くように指示。石君一所懸命にタオルで拭いていて、かわいらしかったです。

風に吹かれて の前にはすごくたくさん話してくださってうれしかったです。
今度出るDVDのお話で、手振りで上り下りがあっておもしろい、という感じで何度も手振りをまじえておっしゃっていました。「儚い」とも。「みんな写真とか、今ではビデオもあるから昔のも見られるんでしょうけど、20何年前(20才くらいのとおっしゃったか不確かです・・・)の映像が残っていると思わないじゃないですか。」というようなこととか、「蔦谷さんもひらまさんもちょっとの時間なんだけど、髪が長かったり短かったりで」とか。それを聞いているみんな蔦谷さんもひらまさんも笑顔でした。宮本さんは客席に向かって「長いですか?」と聞き、うしろのメンバーを見て「いいよねえ」と聞き、トミは笑顔でうなずいていました。みんな微笑んでいて、ステージ上がすごく和やかな雰囲気で、あのときの宮本さんの「いいよねえ」、トミをはじめ、みんなの表情が忘れられません。

どこかの曲の途中で、ギターを弾いている宮本さんの手から何かポロっと落ちたような気がして、ピックを落としたのかな、と思っていたのですが、その後も何もなかったように弾いておられたので、気のせいだったのでしょうか。

あと、コンサート終了後、ステージ前の通路を通って出口へと帰っていたのですが、ひらまさんが一人戻ってこられて、ご自分の立ち位置あたりで何かを探しておられました。スタッフの方にライトで照らしてもらいながら。最後まで見届けることはできなかったのですが、見つかったのでしょうか。

 
歌い終わりでカラスがいい具合に鳴いたり、野音ならではの共演もあり、ほんとうに素晴らしいコンサートでした。ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしております。
F列右
20110522 大阪国際会議場メインホール(グランキューブ大阪)
20101127 ZEPP OSAKA
20100801 大阪城野外音楽堂
20100111 大阪厚生年金会館大ホール
19890813 大阪安治川口駅構内

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