エレファントカシマシDB - 今をかきならせ

一番下へ

作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次

分類/日付タイトル
アルバム
町を見下ろす丘
6 曲目  3'40" BPM=85
アルバム
町を見下ろす丘(配信限定バージョン)
6 曲目  3'40" BPM=85
ライブ
大阪BIG CAT
8 曲目   
ライブ
LIQUIDROOM ebisu
9 曲目   
ライブ
福岡DRUM Be-1
9 曲目   
ライブ
広島クラブクアトロ
11 曲目   
ライブ
松山サロンキティ
11 曲目   
ライブ
名古屋E.L.L.
12 曲目   
ライブ
札幌ペニーレーン24
12 曲目   
ライブ
仙台CLUB JUNK BOX
11 曲目   
ライブ
SHIBUYA-AX
13 曲目   
ライブ
SHIBUYA-AX
13 曲目   
ライブ
大阪BIG CAT
12 曲目   
ライブ
FUJI POP 2006 LIVE FACTORY721 (ZEPP TOKYO)
7 曲目   
ライブ
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2006
7 曲目   
ライブ
LIQUIDROOM 2nd ANNIVERSARY "liquid surprise 02"
11 曲目   
ライブ
なんばHatch
17 曲目   
ライブ
ZEPP TOKYO
17 曲目   
ライブ
岡山CRAZYMAMA KINGDOM
17 曲目   
ライブ
日比谷野外大音楽堂
11 曲目   
アルバム
エレカシ自選作品集 EMI 胎動記
23 曲目   BPM=85
ライブ
ROCKS TOKYO
6 曲目   
ライブ
渋谷公会堂
9 曲目   
ライブ
さいたまスーパーアリーナ
15 曲目   
DVD/VIDEO
エレファントカシマシ デビュー25周年記念 SPECIAL LIVE さいたまスーパーアリーナ(通常盤)
15 曲目   
DVD/VIDEO
エレファントカシマシ デビュー25周年記念 SPECIAL LIVE さいたまスーパーアリーナ(初回限定盤)
15 曲目   
ライブ
フェスティバルホール
13 曲目   
ライブ
フェスティバルホール
13 曲目   
ライブ
日本武道館
13 曲目   
ライブ
日本武道館
13 曲目   
DVD/VIDEO
新春ライブ2019日本武道館
13 曲目   

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ハンドルネームレビュー
普請虫 『町を見下ろす丘』の中で一番いきおいがあるのがこの曲。宮本はこれまでも幾つもの文学者や小説のタイトルを歌の中に読み込んできたが、まさか『平家物語』が登場しようとは夢にも思っていなかった。ただ、「平家の序文にあるようにこの世は夢か」は、『平家物語』の巻頭文言をまちがって理解している。平家の序文は「栄枯盛衰が一夜の夢のよう」と述べているのであって、人の一生が夢のようであるとは言っていない。たぶんそれは「邯鄲一炊の夢」という中国の故事の逸話と混同しているのであろう。あるいは老子の「胡蝶の夢」という逸話。 さて、曲調は今までのアルバムにはなかったものであるが、歌詞の内容はエレカシが常に描き続けてきたメッセージである。頭でっかちに考え込む前に、まずは次への一歩を踏み出せ、それが明日に繋がる。「so many people」や「ココロのままに」、あるいは「クレシェンド・デミネンド」を含んだミニアルバム『DEAD OR ALIVE』などはすべてのメッセージが、「歩き出せ」にある。この「今をかきならせ」もその路線の延長線にある。 「甘き絶望」から「シグナル」まで辿ってきた求める気持ちを、 「何と戦ひ、何を求めて来たのかさへ もう忘れてしまった。」とこの曲では机をひっくり返すかのように、否定てしまっている。「地元のダンナ」と「なぜだか俺はアyってゐた」で結ばれる、素直に自分を生きられないのか?というメッセージにとって、克己のココロが頭でっかちになるのが、邪魔に思えたのかも知れない。そこで、考えてきたことを捨て去る心意気もまた大事である。そう示したいのかもしれない。それにして『平家物語』のイメージの流用であるから、やっぱりミヤジは頭でっかちを抜けられないのだと、私は苦笑してしまう。 しかし、<素直に生きる=今をかきならせ>という表現の仕方に、宮本がいかにミュージシャンとしての自分を肯定しているかが顕れていて、とても好ましい。今の宮本は文人になりたいとはおそらく考えていないのではないだろうか?今までの宮本は、文学や偉人と自らを対照しつつ、どこかでそれになり損ねた自分をすねる感覚が浮かんでいた。今作ではまったくそれがなく、むしろそういうことを捨てて、音楽人生を生きている自分を肯定しようという<陽>の心の志向が見られる。 「今をかきならせ」は「夢も希望も」の一節で「甘き絶望」と、また「浦島太郎」で「I don't know たゆまずに」の「おとぎの国に逃げ出したい」と連関している。
ダル♪じゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃ~~~ん♪ ってバッキングは宮本氏でしょうか。で、ソロやら歌の裏メロやらは石君か。この曲は、石君のギターがカッコよくて大好きです。
まりこ大好きです。自分の魂に「すまねぇ」と言ってる宮本さんも好きですし、「なんでもかまわない とりあえず行け そのままで行け」って言ってる宮本さんも大好きです。
ろくたろうこの曲もカラオケでよく歌います。高揚感が巡ってきた「今」その瞬間にはじけるのって気持ちがいいんですよね。今が全てだーって思えるんです。だからイントロが始まるとわくわくします。ギターが格好いい。歌詞の内容は、過去を否定している部分もあるけど、そんなこと全部忘れて「今」の自分自身を肯定している所、特にイェイイェイイェイイェイイェイが気持ち良いです~。

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