エレファントカシマシDB - starting over

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作詞:宮本浩次 作曲:宮本浩次

分類/日付タイトル
アルバム
STARTING OVER
7 曲目  6'23" BPM=136
ライブ
名古屋ダイアモンドホール
9 曲目   
ライブ
神戸WYNTERLAND
9 曲目   
ライブ
福岡DRUM LOGOS
9 曲目   
ライブ
岡山CRAZYMAMA KINGDOM
9 曲目   
ライブ
新潟LOTS
9 曲目   
ライブ
札幌ペニーレーン24
9 曲目   
ライブ
渋谷C.C. Lemonホール
9 曲目   
ライブ
渋谷C.C. Lemonホール
9 曲目   
ライブ
TOKYO DOME CITY HALL
22 曲目   
ライブ
日比谷野外大音楽堂
17 曲目   

セットリストが不完全の為『ライブ』として表示されているものは正しくない可能性があります。

ハンドルネームレビュー
普請虫 あたらしいエレファントカシマシの門出を歌うのは、ドライビング・ソングである。車に4人が乗り込む効果音から、曲がはじまる。そこでどうしてもイメージしたのは、アルバム『good-mornig』である。 あのアルバムは、宮本の個人作業で楽曲制作から録音からライブまでをしきってしまう、バンドの入る余地のないワンマン作業であった。それは運転免許を取得して、宮本がひとりでポルシェを乗り回すの行為に似て、高揚感のうちで行なわれた。ただ、それゆえバンドとしてのエレカシが酸欠気味に頓挫していた。しかし、今回は4人が車に乗り込む音がある。つまりそれがこのアルバムの核であり、そしてあらたなる旅立ちの宣言でもある。一人旅ではなく、四人旅であることの宣誓である。 (ツアーの移動中やドライブなどで)自動車で音楽をわけあって、思いを重ね合っているエレファントカシマシを歌に描いている。これは直截的に「星の降るような夜に」を引き継ぐ作品である。かつてあの中では「長い坂道」を歩こうと歌っていた。そして、この作品の中では「木陰で小休止」「夕立のあと」再び走りだそうと歌っている。「小休止」や「夕立」という言葉に含意されている思いには深いものがある。宮本は車を走らせていたころのメンバーとの温度差を反省しているのだろうか。とにかく、ここ最近のメンバーを包み込むような視線はやさしげである。石君の頭をはたいても、その手に尖った勢いはない。 「starting over」は今までいろんな楽曲のなかで描いてきた景色を並べている。遠い空、青い海、変わり果てた町、浜辺、夕景。なかでもサビでくり返される「夕景」には、「シグナル」で描いた宮本の中年としての自覚、若さとの決別のイメージを強く受ける。それを越えて四人でまた走り出したい。今度は一人ではなくきちんと四人旅である。なんだか、嫉妬したくなるほど仲のよい弥次喜多道中である。
あい。。。エレカシの歴史。過去現在未来をすべてあらわしていると思う。最後に遠くから流れてくるstarting overはおじいちゃんになった相変わらずの4人が懐かしそうに聞いている場面を思った。こんなにかっこいい男4人が他にいるのだろうか。エレカシはだいじょぶだ。ギターの掛け合いがかっこいい。是非ライブで聞きたい。そしてメンバーの姿をしっかりと見たい。
つかさファン歴の浅い私なんかがえらそうに曲の分析なんかするべきではないでしょうが、そんな私には計り知れないいろんなことが、いままでエレカシの4人にはあって、その歴史をドライブに例えて歌った曲なんだろうなと思いました。そしてこれからも4人でドンドン先へ向かって行くぜって。私はその後ろから軽で追いかけたいと思います(笑)。かなり遅すぎる途中参加ですが、「最高の時を刻み付ける旅へ」私も連れてってほしいです!

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