奇跡的なライブでした。お互いの存在が通じあえるライブというか、すごいライブでした。
情報がとても乏しくて、現状がわからなかったですが、バンドの演奏聴いて、宮本さんの唄を聴いて、「大丈夫だ。この人たち、ちゃんと、ずっと練習していたんだ。ちゃんと音楽に向き合っていたんだ、このバンドを信じていればいい」と確信できました。
何より、エレファントカシマシは、私たちが思っている以上にファンのことを大切にしてくれているんだと感じらました。ワンマンだったら、この感じはわからなかったかも。フェスだったからこそ、感じたのかもしれない。フェスだから、初めてみるお客さんにも、もちろん、エレファントカシマシという存在を強く強くアピールしていました。だけど、ファンに対して、とても温かい、やさしい、想いを伝えてくれました。ファンを全面的に信頼し、味方として見てくれ、大切に想ってくれていることがわかりました。
MCで印象に残っているのは、「笑顔の未来へ」をやる前に「新曲です。自信作です。・・・ごめんね、みんな、ごめんね」と言っていました。
何に対してごめんねなのか、真意はわかりませんが、ズキッとしました。
知っているんだ、ファンの想いを、宮本さんは、知っているんだと思いました。
そのMCの後の「笑顔の未来へ」は、それは、それは、よい演奏でした。最後がちょっともたついてしまいましたが。笑顔の未来へ連れて行ってくれるんだと本気で思わせてくれるような強い、そして頼りにエレカシを見せてくれました。ファンを守ってくれているような演奏でした。
「俺たちの明日」では、「お前達の不器用に生きている様が、目に浮かぶようだよ」と言っていました。それは、エレカシだって同じじゃん(泣)
そして、「みんなあたたかくしてくれてありがとう。たくさんいるアーティストの中からエレカシを選んでくれて、一緒の時間を過ごしてくれてありがとう」と最後に言ってました。
あと、新曲「さよならパーティ」「笑顔の未来へ」「俺たちの明日」を演奏した後に、宮本さん、誰に笑いかける訳でもなく下向いて、ニコっとしていました。
新しい曲を伝えられたうれしさをこらえきれないように。
それを見たら、あ~、一生懸命、私たちに伝えようと、届けようと曲を作っているんだ、待ってよう、待ってればいいんだと思いました。
もう、途中から、何の曲やっても、涙がとまらなかったです。たぶん、周りの人も泣いていた方、多かったと思います。汗を拭うふりしながら、涙を拭いていました。
最後、演奏終わって、宮本さんがステージに直に降ろしたギターの音がブーーーンと鳴っていて、その音を残したままメンバーは去って行きましたが、姿が消えても会場の客は動こうとしないで、ず~~~っと拍手していました。そして、ローディさんが、ギターの音源を切って、すべてが終わった・・・。という感じで、強く拍手が起こって観客が帰っていくという、エンディングもまた、かっこよすぎました。
(追記)
今のエレカシにとって、蔦谷さんは、とても大きな存在になっていると思います。俺たちの明日手ぬぐいを頭に巻き、メンバー以上に気合を入れていた蔦谷さん、とっても感謝します。エレカシのサウンドを損なわずに、音を厚くしてくれ、目立つこともなく、とてもしっくりと馴染んでいました。
No. | 曲名 | 回数 |
---|---|---|
1 | ガストロンジャー | 22回目 |
2 | 今宵の月のように | 16回目 |
3 | さよならパーティー | 初!! |
4 | 悲しみの果て | 24回目 |
5 | 風に吹かれて | 16回目 |
6 | 笑顔の未来へ | 3回目 |
7 | 待つ男 | 初!! |
8 | 俺たちの明日 | 7回目 |
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