エレファントカシマシDB 2008/06/28(土) 日比谷野外大音楽堂 たきさんのライブレポート

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たきさん

自分のブログに書いたのの一部です↓

 一曲目、「パワー・イン・ザ・ワールド」! 野音の前に書いていたとおり、聞きたかった。もうなにか、ブログに書こうと思う文章が頭の中にうずまいてた気もしますが、嬉しかった。私のためにやってくれてるんですかー? と思ってました。

 「うつらうつら」 これも! これも! 最後のあたり、すっごい。正月にやってくれたので、当分聞けないのかと思っていました。

 「平静理想主義」これも、ずっと聞きたかった曲。もーーーーー!!! (すいません、ぜんぜんレポートになってない。)

 大好きな「真夏の星空は少しブルー」! CDのリズムはきっちりしすぎてずっと聞いていると気持ちが悪くなるのですが、今回のはとっても気分がよくなるリズムでした。最高でした。

 「月と歩いた」トークがおもしろかったですね。ふだん賭け事はしないのだが、競馬の馬がかわいくて好きだったことがあって、後楽園の場外馬券場でその馬(なんだっけ?忘れてしまいました)に有り金5800円全部を賭けたらその馬がシンボリ・ルドルフに負けてしまって赤羽まで歩いて帰るときに、ちょっとしょぼんとして歩いていたら空には月が見えて、ポケットには永井荷風の珊瑚集、うっとりしながら、月がこっちから見えたと思ったら今度はあっちから見える、そのときの歌。(「蝸牛(かたつむり)匍(は)ひまわる泥土(ぬかるみ)に)」と朗唱してくださいました。珊瑚集の最初の詩で、ボードレールですね。今確認しました。私、なぜか数日前にちょうど珊瑚集のこの詩を読んでいたのでびっくり。)

 その後に「月の夜」。ギターをほんの少々間違えてらっしゃいましたが、歌すばらしい。去年と違ってツタヤさんのキーボードもうるさくなかったですし。ツタヤさんと言えば、今回「平静理想主義」のコーラスされてましたね。

 23歳のころ、夜になると赤羽の公団の部屋で火鉢を焚いて夜三時くらいになるときまって一酸化中毒で頭が痛くなっていたけど、夜になると突然火鉢を焚いてギターをガシャガシャやっているのを見て、今日親父とお袋来ていますけれども(関係者席を手で指している)うちの子どうしちゃったんだろうと思っていたんじゃないでしょうか。長いですが。「遁生」! 「遁生」! 「遁生」!

 あと、「ここだから言うんですが」と前置きして、準備していると安心感がある、と。甘えですけど、でも、いいよね。何いってるか分からないだろうけど。(いや、わかりました。今回、ほとんど歌詞飛んでなかったですし、準備万端!な感じがあって、やっぱりこちらも安心感がありました。)

 「ゴクロウサン」。あんたのおかげで楽しい暮らしというこの歌詞の意味についてこの前のインタビューで言ってらしたのを思い出しました。

 「俺たちの明日」。観客を不器用だと言って。「だって、エレファントカシマシのコンサートに来ちゃうなんて」

 「てって」。歌詞が身に沁みました。

 「武蔵野」。音が外れてる……もしや? と思ってオペラグラスをのぞいたら(今回私はC7列)、泣いてらした。歌った後で、リハーサルでは大丈夫だけど、本番でみんなの前で歌うと涙腺がゆるんで……年かな? と。

 最後は新曲。いい曲だと思いました。もうメロディが記憶から飛びましたが、また聞きたいです。メロディと演奏に集中していたら歌詞がぜんぜん聞き取れませんでした。メロディは、ポップだけれどもぎりぎりのところでありきたりを避けているような、絶妙なライン(これは、「それを愛と呼ぶとしよう」をCDで聞いたときにも思ったのですが)。やっぱり、この人の曲とメロディはすごいところにぴたりと来るんだなあ、と思いました。

 あと、「東京ジェラシィ」(日比谷のあたりは海岸だったというのはこの曲のMCでしたっけ?)、「真夏の革命」、「笑顔の未来へ」、「孤独な旅人」、「シグナル」(歌詞が飛んでいたのが残念!)、「デーデ」。あー、あと十曲くらいはありました。セットリストを見たらまた思い出すでしょう。
 
 コンサートの終盤、私は、宮本さんは、どうしても、満足できないのかな、ずっと人を求め続けるのかな、だから、何千人何万人のファンがいても、私がストーカーすれすれで宮本さんのことを好きでも、そんなのはあっさり吸収してしまうキャパシティがあるのだろうなどと、考えていました。それで宮本さんが幸せなのかはよくわからないけど、それが天性のロック・ミュージシャンというやつなのかな、なんて。それくらい、求められている気がしたのでした。もちろん、私が、とかいうわけじゃなくて、何千人の観客全員が、そう感じていたのではないか? そういえば、何かの曲の前に、「友達になってください」(「くれ」だったかな?)と叫んでらして、(わー、すごいこと頼まれちゃった……)と私は感動していました。宮本さんが、こうなので、私は力をもらえるのだと思います。寂しい気持ちがしていたけれど、そんなことないのだと。

No.曲名回数
1 パワー・イン・ザ・ワールド初!!
2うつらうつら2回目
3孤独な旅人3回目
4デーデ5回目
5 平成理想主義初!!
6 東京ジェラシィ初!!
7 一万回目の旅のはじまり初!!
8 赤い薔薇初!!
9 勝利を目指すもの初!!
10 せいので飛び出せ!初!!
11今をかきならせ4回目
12 真夏の星空は少しブルー初!!
13遁生2回目
14 月と歩いた初!!
15月の夜2回目
16珍奇男4回目
17友達がいるのさ2回目
18 さらば青春初!!
19 ゴクロウサン初!!
20 真夏の革命初!!
21シグナル7回目
22笑顔の未来へ11回目
23FLYER5回目
24俺たちの明日13回目
25てって3回目
26今宵の月のように13回目
27武蔵野3回目
28 新しい季節へキミと初!!


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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