エレファントカシマシDB 2008/06/28(土) 日比谷野外大音楽堂 showさんのライブレポート

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showさん

暑くも無く寒くも無く雨も降らず良かった。頭が赤茶の人が出てきたのでサポートのギタリストかと思ったら石クンだった。坊主でも染まるのか。蔦谷さんがいて5人のエレファントカシマシ。もうすっかり馴染んでいる。

ハレの一曲目に持ってきていただいた『パワー・イン・ザ・ワールド』。2年ぶりか。力強い始まりだった。

『うつらうつら』をやってくれた。今回マイクの感度を上げたのか呼吸まで感じられる。さすがにここに来ているお友達はみんな静かに聴いているので余計に伝わる。『平成理想主義』は意表をつかれた。

7年ぶりに『東京ジェラシィ』が聴けた。アルバムに入っていないがとても好きな曲。今回なかった”それを愛と呼ぶとしよう”もいつの日か聴けるだろうか。『一万回目の旅のはじまり』も久しぶりに聞いた。ギターが異常に格好いい。

『今をかきならせ』のトミのドラムが圧巻。あのペースでおかず入れてくるか。マシンガンで撃たれたように圧倒された。撃たれたことないけど。終わった瞬間このあとはきっと静かな曲だろうなぁと冷静に考えている自分が情けない。

『遁生』『月と歩いた』『月の夜』『珍奇男』とマニアにはたまらない流れ。『遁生』では団地で火鉢を抱いて一酸化炭素中毒になりかけた息子の行動を両親は心配しただろうとか、『月と歩いた』では競馬で負けて電車代がなくなり後楽園から赤羽まで歩いて帰ったときの歌だとか吐露した。ホタルが飛んだ。と思ったら蛾がスポットライトを横切って光っただけだ。

『シグナル』のイントロが出た瞬間に鳥肌が立った。歌詞が飛んだってまぁいいさ。ビルに囲まれたこの場所でこの曲に包まれているという幸せを十分に味わった。”どの道俺はー”で終わる余韻と闇が溶けた。

ここまで最新作はやらなかったが、立て続けに『笑顔の未来へ』『FLYER』『俺たちの明日』 で本編終了。エレファントカシマシのコンサートにくるなんて不器用なヤツらだ。と言ってくれた。宮本さんは全てお見通しか。うれしかったが。『FLYER』は定番曲にして欲しい。

とにかく長かった。間が空いたのでもなく、語りが多かったのでもなく、曲が多かった。もしかしてアンコールなしで満腹にして終わりのスタイルかと思いきやアンコールが始まった。

『武蔵野』にはいろんな思いが込められているのだろう。good morning のころ私も遅かりし青春だったので感慨深い。

新曲で終わった。もうメロディーも忘れてしまったが、「はるなつあきふゆ」と言っていた。”笑顔の未来へ”や”桜の花、舞い上がる道を”の流れだと思った。

日比谷野音は19回目?と言っていたので調べた。1998~2001年は2Daysだったので正確には19公演の23日目です。

42歳のおっさんに『お友達になってくれ』と言われた。”ガストロンジャー”、”悲しみの果て”をやらなかった。これだけ多いといい曲も削るしかない。とはいえ”悲しみの果て”がないと寂しい。バンドとしてのまとまりが一番良く出る。星の降るような夜にも昔の侍も奴隷天国もドビッシャー男もやらなくてもどんだけ充実してるんだ。ヘタに”20周年”などと騒がないバンドの生き様だ。これを見て大阪にも行きたくなったが仕事だ。秋冬ツアーの発表をじっと待つ男。
(C-7-87)

No.曲名回数
1パワー・イン・ザ・ワールド17回目
2うつらうつら3回目
3孤独な旅人18回目
4デーデ35回目
5平成理想主義5回目
6東京ジェラシィ8回目
7一万回目の旅のはじまり11回目
8赤い薔薇7回目
9勝利を目指すもの2回目
10せいので飛び出せ!2回目
11今をかきならせ6回目
12真夏の星空は少しブルー7回目
13遁生3回目
14 月と歩いた初!!
15月の夜14回目
16珍奇男21回目
17友達がいるのさ9回目
18さらば青春2回目
19ゴクロウサン6回目
20真夏の革命4回目
21シグナル10回目
22笑顔の未来へ8回目
23FLYER4回目
24俺たちの明日10回目
25てって6回目
26今宵の月のように37回目
27武蔵野35回目
28 新しい季節へキミと初!!


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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