エレファントカシマシDB 2009/04/11(土) 日本武道館 りすぞうさんのライブレポート

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りすぞうさん

2階南東。最前列に「相棒」六角さんがいました。
宮本さんは、この日を指折り数えて待っていた、と何度か言った。でも、浮足立つのではなく、いつものペース。盛り上がる曲ほど、自分の心の中を見つめるように歌う。モニタでアップになるから余計にそれがわかる。
「新しい季節へキミと」は好きな曲じゃないが、今日1曲目で聴くと印象が全然違う。意味のある選曲に、さっそく目が潤む。「この世は最高!」は、殺されるまではくたばらねえぞと、鬼気迫る眼で歌う。いま、エレカシはこんなにいい状態なのに、調子に乗ってたまるかと言っているように見える。俺たちはずっとこうしてやってきたんだ、つらい時もいい時も。いまこそ自分の心の中を見つめ、地に足をつけて、信頼できる仲間としっかり向き合おう、と思っているように見えた。今日のライブの最後まで、そういう感じがした。
「風に吹かれて」では宮本さんの目も光っているように見えた。「男は行く」「珍奇男」は客席にぶつけるよう。この感じがうれしいと同時に、背筋が伸びる。
「シャララ」も圧巻。「家族と」と付け足して歌っていたのはこの曲だったか。「悲しみの果て」では「コーヒーを飲もう、2人で」。
アンコール「流れ星のやうな人生」では、終盤、石くんがトミとせいちゃんのほうに弾きながら寄っていって、3人のグルーブがグワっと浮き上がって見えた瞬間があった。泣けた。ラストが「ファイティングマン」ってのも満足。“原点”の曲から「ハナウタ」まで、22年分(もっとか)が詰め込まれた2時間半強。
ライブ中の宮本さんの言葉。俺は慰めるより慰められるほうが好きなんだけど、落ち込んでる人見ると励ましたくなる、と「笑顔の未来へ」。結局ドーンと行けっていうことなんだ、でもそれをわかってもらうように説明するのは難しい。「ハナウタ」自信作です。あと、実際口に出した回数は多くないけど、「あきらめねえぞ」と何度も何度も言われているような気がした。

No.曲名回数
1新しい季節へキミと6回目
2 この世は最高!初!!
3今はここが真ん中さ!5回目
4デーデ6回目
5未来の生命体2回目
6 風に吹かれて初!!
7さらば青春3回目
8 甘き絶望初!!
9悲しみの果て5回目
10男は行く2回目
11リッスントゥザミュージック5回目
12 昔の侍初!!
13 シャララ初!!
14珍奇男3回目
15It’s my life2回目
16 ハナウタ~遠い昔からの物語~初!!
17 to you初!!
182回目
19笑顔の未来へ7回目
20桜の花、舞い上がる道を5回目
21FLYER7回目
22俺たちの明日7回目
23今宵の月のように7回目
242回目
25流れ星のやうな人生2回目
26ファイティングマン4回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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