エレファントカシマシDB 2009/08/02(日) ROCK IN JAPAN FESTIVAL たきさんのライブレポート

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たきさん

無念ながら、エレカシを聞く場所で大失敗してしまった。前に出すぎた。真心ブラザーズを聞いた真ん中前から十列目端くらいにとどめておくべきだった。ついつい、欲に負けて、ど真ん中の四列目まで出てしまったら、前の方に背の高い人だらけでぜんぜん見えない。それに、ひどく押される。途中から少し後ろに下がれてちょっとよくなったけど。あまりに押されて、聞くほうに集中できなかった。なにしろ、宮本さんが出てきても、まったく感動しない。がーん、感動しない……とショックだったくらい。

 去年も押されてたけど、今年はもっとひどかった。一昨年は落ち着いて聞けて一番よかったな。でも、せっかくフェスなんだから、ほかのバンドと観客の様子を比べたり、大きなスクリーンで見たり、いつもと違う聞き方をするべきだったのだろう。明日のサマソニでは、もっと後ろで聞きます。(でも今ほかの方のレポートをちょっと見たら、少しはずれたところではそんなに押されてなかったらしい。)

 覚えていることだけちょっと書くと、最初のSky is Blueでは、宮本さんが突然黙って、というか演奏をやめて、「ギターの音がしない」とぼそっと言い、「俺のギターがないとどうにもなんねえから」と観客に向かっていったその言い方が、今日はやさぐれモード!?と思わせた。髪は長いまま、やせすぎ?ってくらいやせているし。でも、今から考えると、軽快な真心ブラザーズの後だったので、相対的にそう見えただけなのだろうか。

 高校のときから曲を作って、大人になっても、学校とか、会社とか、スタジオとか、うろうろうろついている。テレビに出たりするのも、みんなに伝えようとしてなんだ。というようなMCの後だったか(それとも記憶がまざっているのか)、「友達がいるのさ」というちょっと意外な選曲。ベスト盤を選曲していて、2004年のフェスを思い出したりしてこの曲になったのかなあなどと考えていた。(そのときのこの曲の映像はすごかったから。)

 「俺たちの明日」の前に、「人を傷つけることを言っちゃったり……言われたり……不器用で……みんな、そういうことってあるよな」というようなことをもう少し長く言っていて、その言葉になんだかとても実感がこもっていて、ラジオのことなど思い出して、泣けてくるような思いがした。

 私のまわりでは、「悲しみの果て」と「今宵」と「ハナウタ」と「俺たちの明日」をみんなが歌っていた。ハナウタも歌われる曲に入ったんだなあと思った。以前はガストロンジャーの「おーおーおー」しか歌うな!と思ってたが、今回はみんな歌っていて悔しいので私も歌った。考えてみれば、宮本さんと一緒にエレカシを歌う機会なんて、ライブでしかないんだと思いながら。でも、俺たちの明日は、ただ聞いていた。いつも、この歌はのりのりの観客の間で、じっと聞き入ってしまう。

No.曲名回数
1Sky is blue3回目
2ファイティングマン8回目
3ハロー人生!!2回目
4悲しみの果て22回目
5ジョニーの彷徨3回目
6さよならパーティー15回目
7今宵の月のように23回目
8ハナウタ~遠い昔からの物語~4回目
9友達がいるのさ4回目
10俺たちの明日23回目
11ガストロンジャー21回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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