エレファントカシマシDB 2010/08/09(月) ファンクラブ会員限定スペシャルライブ showさんのライブレポート

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showさん

 開場19:00。開演19:30。撮影のため貸切られた日比谷コットンクラブ。18:45までに整理番号順に入場。と言われていたが結局19:20くらいまで入場に時間がかかる。

 メールで送られてきた整理番号は129番。120名募集とあったが欠員を見越して少し多めに抽選したようだ。130番の女性が最後だった。ギリギリでしたねと言いながら入場。感謝。メールの最後には「エレファントカシマシ史上初のファンクラブスペシャルライブとなります。是非、お楽しみください」と書かれている。何故だか分からないが前日から食欲が無い。初恋のデート前のようだ。演者でもないのに緊張している。夕方には会社の台所で歯を磨いてしまった。女性ならともかく私は男だ。落ち着け。
 
 一人落選だけど来てた子がいた。来なかった人がいるだろうから万が一にかけて来たのだろうが、断られていた。男女比は4:6位か?

 入り口で限定のポストカードが配られた。すぐにカバンにしまってしまったのだが、帰りの電車で見たら裏面に「本日のセットリスト」が書いてあった。終わってから気がついてしまった。。。が、結果良かったのかもしれない。
 
 お洒落なジャズバー。薄暗くお洒落な照明。全員着席状態。お洒落なグラスで全員にドリンクが配られた。飲んでみたらウーロン茶。でも嬉しい。フェイスの人が挨拶。「今日来られなかった人のためにブログやツィッターに書いて下さい!」と泣ける一言があった。
 
 PV撮影とは言えそのままライブだった。普段のライブでは冷静に見ているが今日ばかりは盛り上げないと。という気持ちで来たが、そんな理屈は抜きに自然とテンションがあがる。己の五感を研ぎ澄ませて見守っているなか、19:30 メンバー登場。ミヤジ黒Tシャツに黒ジャケット。成ちゃんいつもの帽子スタイル。トミ、石君も見慣れたTシャツ姿。出始めは'S'なしのオリジナルエレファントカシマシ。

 初めて行われるスペシャルな企画の1曲目は「夢を見ようぜ」。RIJで大観衆を相手にしたバンドが目の前で129名だけの前で演奏しているから、一人当たりに降り注ぐエネルギーが大きい。鳥肌状態で無我夢中だ。まさに我を無くして夢の中の「夢を見ようぜ」。とてもセンスのいい選曲だ。定番「悲しみの果て」では恒例の「見えますか~」見えるってば。次は聞きたかった「太陽ギラギラ」!!!5年ぶり。凄い。
 
 「もしも願いが叶うなら」。まさに今日の抽選でみんなが思っていたことだ。よく考えられた選曲だ。ここから蔦谷んとミッキー登場。ここから最後までエレファントカシマシ'S'になった。
 
 いよいよシングル。これのPV用の企画なのだ。てっきり日比谷、大阪の最後の曲かと思っていたら、なんと未演奏。気になる曲名は「明日への記憶」と発表された。「歩く男」「いつか見た夢を」は言い方が悪いが昭和歌謡(大好きなんだけど)の感じがしたが「明日への記憶」は重厚なバラード。後半の展開が素晴らしく、こんな良い曲を隠していたか!と泣けてきた。
 
ファンを爆発的に増やした「笑顔の未来へ」。その後の「珍奇男」はこの狭い空間でこんな曲をやってくれるとは。
 
 ミヤジが「PVをライブ形式でやりたかった」そうだ。「ジャズの聖地でファンの人を呼べて嬉しい」と。そして「(選ばれて)おめでとう!」と。
 
 さらに新曲「歩く男」「いつか見た夢を」。叫ばなくても伝わる人数なので必要以上には叫ばず、かと言って抑えるでもなく丁度いい発声だったので野音より数倍良かった。CDで聞くような適量のクリアな発声。深い。声が深い。ボイストレーニングでよく言われる「頭蓋骨に響かせて鼻に抜け」と言われている発声だ。まぁ見事なボーカル。クリアな音質。贅沢なひととき。

 「曲を作るときは車より歩いたり電車に乗ったりが多いです。綺麗な人見たり変わった人見たり。レコーディング終わると車に戻っちゃうんですが。。。どうでもいいですか?制作秘話だと思ったけどたいしたことない?」
 
 まさかの「イージー」。今日のライブでは「夢を見ようぜ」につぐ演奏されてから古い曲だ。泣かせる選曲。いつのまにかジャケットを脱いでいたがスタッフから撮影なので着て下さいと指示されたらしくまた着る。そして至近距離での「FLYER」石君、ミッキーに頭突きしそうなくらいな場所で頭振りまくり。「ファイティングマン」では居ても立ってもいられず起立。。立ったのは壁際の一部だけだった。確かに一番前の席はどうしていいか分からないだろう。カメラ回ってるし。
 
 一度引込み、拍手の中再登場。私も必要以上に音が出るように拍手。アンコールで「花男」。全く手を抜かず大観衆で見る全力モードだった。ううう受けとめきれない!!!終わらないでくれ!と思った。

 着席という条件さえなければ、内容も感動も凄かった。五感を研ぎ澄ませたからかもしれない。となると普段のライブにいかに雑な気持ちで参加しているかと言うことだ。反省しなければいけない。
 
 配られたセットリストとは「いつか見た夢を」と「イージー」が逆だった。アンコールの「花男」は書かれていなかった。
 
 こんなスペシャルな限定ライブに参加出来るなんて幸せだ。行けなかった人たちにも伝えなければバチがあたるので、ほかほか状態にてレポートしました。1時間20分くらいか。以上現場からでした。

・・・本当は帰宅にて。

No.曲名回数
1夢を見ようぜ7回目
2悲しみの果て73回目
3太陽ギラギラ2回目
4もしも願いが叶うなら2回目
5 明日への記憶初!!
6笑顔の未来へ27回目
7珍奇男32回目
8歩く男3回目
9いつか見た夢を4回目
10イージー8回目
11FLYER26回目
12ファイティングマン33回目
13花男22回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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