エレファントカシマシDB 2010/12/12(日) ZEPP SENDAI トルツメさんのライブレポート

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トルツメさん

挨拶がてら“この街でもう一度始めよう!仙台からーーー!!!”“ホームグラウンドみたいな仙台ZEPPです!エビバデようこそ!!!”

フロアのお客さん4割近く男性だったのでは。「夜の道」の解説の時に何かわめく男性がいてヒヤリ。“うるせーなお前!でもありがとう、気持ちは伝わった。話し終わってからにしろ”と説教。大人だ。

大阪野音以来の「真夜中のヒーロー」。イントロのリフにあわせて“フーフーフーフーフーフーフー!”カッコイイ。“道ー!”で、ドンッとこちらを指差す。

「悲しみの果て」まで息つく間もなく、激流のように押し寄せた感じ。“今日はヤオヤっぽい感じでどんどん進んでます。乗せてくれてありがとう”…八百屋…?聞き間違い?

「彼女は買い物の帰り道」のアコギ弾き語りバージョンが聴けた。歌詞を間違えて“「泣けない私は幻の中で~~」”とか歌ってしまい、次の曲でアコギに持ち替えた後に何か少し逡巡する感じがあって、突然“「泣かない私は幻の中で~~」、だった”と、間違えたところから最後まで歌いなおした。良く見えなかったけど座っていただろうか、とにかく声が響いていた。

これで次に移れるといった感じの「幸せよ、この指にとまれ」からずっとアップテンポとなり、歌うことが楽しそうだった。

「歩く男」のイントロが毎回違う気がする。なんとなくそれと分かる。“オイ地味!弾け!”長いイントロからワ~っとサビへ。“秋の夕暮れーーー!!!春の夕暮れーーー!!!夏の夕暮れーーー!!!…人の!…人の夕暮れ…続いていく!!!俺は何を目指して…コンサートで歌うことを目指して歩いていくぜ!!!皆は何を目指して歩いていきますか!!!”。

「旅」、「いつか見た夢を」、「さよならパーティー」、鋼鉄の喉。“むーねーのーおーくーにーあーる ふーるーきーず~に ちょびっとだけー”の「ちょびっと」のしぐさが可愛らしかった。

「so many people」。この一体となる疾走感は今回のツアーになくてはならないような気がする。“イエーイ!エビバデありがとー!!可愛い奴らだ”

「夜の道」、聴かせる。淡々としているのに温かく、琴線に触れる美しい声。基本的なアーティキュレーションとでも言えば良いのか、ずらすことなくオリジナルよりもオリジナルだった。かなり低音のはずなんだけど、低く聴こえないのがすごい。“散歩をしている気持ちで聴いてください。大丈夫ですよ、男同士でも石君とも実験してますからね”その後「デーデ」辺りで、“ギター弾きながら横目でチラチラ俺のこと見るの止めてくれない?不安になると俺の方見る。もっと堂々としろ!”石君、ウンウンと頷く。濃い友情だなあ。

「ガストロンジャー」の“オーオーオーオーオー”で宮本さん下を歌うので、遠慮なくハモっておいた。気持ち良かった。

力強い、繊細、弾ける、伸びやか、温かい、叙情的、または語り部のように、声色まで様々に変化する多彩なヴォーカリングを聴いていると覚醒せざるを得ない。を、あっという間に通り越して受け止めきれない。投げかけられるものに対して自分のキャパが狭い。
終始とても丁寧な歌に加え、曲の合間にギターをたくさん弾いていて楽しそうだった。ノってる。本編でギターを手放したのは「so many people」、「男は行く」くらいだったか。“フ~~~”とか“ウゥッ”とか口からも音漏れ。フリーダム。

瞬間が輝きで眩しい、素晴らしいライブだった。全部記憶に留めたい。

No.曲名回数
1脱コミュニケーション3回目
2新しい季節へキミと15回目
3真夜中のヒーロー3回目
4あの風のように8回目
5始まりはいつも3回目
6good morning3回目
7悲しみの果て23回目
8彼女は買い物の帰り道3回目
9幸せよ、この指にとまれ7回目
10明日への記憶3回目
11何度でも立ち上がれ4回目
12歩く男5回目
13星の砂7回目
143回目
15いつか見た夢を4回目
16さよならパーティー16回目
17so many people10回目
18男は行く5回目
19風に吹かれて9回目
20 夜の道初!!
21習わぬ経を読む男3回目
22デーデ8回目
23ガストロンジャー17回目
24ファイティングマン14回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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