ぎゅうぎゅう詰めの水戸ライトハウス、待ってましたという空気で満たされていた。“楽しもうぜエビバデ!最後までドーンと行こうぜ!”
ステージとフロアに距離がなく、“すごい、近い!”と宮本さん。近くに来てくれた時に顔をちゃんと見たらやっぱり男前だった。彫が深いことに気付いた。
「悲しみの果て」の後、“水戸に来てくれてありがとう!”“エレカシようこそ!”と、フロアからの呼びかけに“久しぶりの水戸ライトハウスですエビバデ!水戸!熱いなオイ!俺たちの方が元気をもらっちゃいますよ!!お互い様だけど”と応える。
新潟のセットリストで期待していた「さらば青春」。“大事な曲で、全部大事ですけど、ちょっと古い曲で、えーと、色々あるけど、さようならとこんにちはは同時に進行していて、街も変わっていくけど動いてる、そういう歌です”みたいなニュアンスだったと思う。センチメンタルではなく、力強く真っ直ぐな歌声に励まされた気がした。
「かけだす男」の疾走感、最高だった。この辺りからがすごかった。
「旅」、「ハロー人生!!」、激しい曲なのに言葉がはっきり聞き取れるのは、メッセージを伝えたかったり元気にしたいという気持ちが強いからではないだろうか。“何度でも立ち上がれ、何度でも立ち上がれ”とつぶやいて歌い出した「何度でも立ち上がれ」、「いつか見た夢を」。怒涛のごとくぶちかます。自分の閉塞感など木っ端微塵にされた。メッセージを受け止めるフロアの熱気もすさまじく、もみくちゃになりながらも腕を振り上げリズムに乗る。“エレファントカシマシ史上、屈指の盛り上がり”“すげーなみんな、ありがとう”ということだった。
メンバー紹介、“アットホームな水戸ライトハウス”“ここの人もアットホーム”、みたいな感じでひとしきり感謝の気持ちを述べた後“なーんちゃって”で「珍奇男」のパターン。“おかーねを!おかーねを!おかーねを!なーげてほしいー”顔が見えなかったけど目を剥いていたのではないだろうか。
「赤き空よ!」の“Let's go 明日へー!”をみんなで思いっきり叫んだ。気持ちよく揃った!
練習していなかった「涙」、石君にコードを確認しつつ弾き語る。美声が聞けたらそれでいい。
「幸せよ、この指にとまれ」、鋼鉄の喉により歌い切る。
「悪魔メフィスト」、なんちゅーかっこいい曲、イントロでゾクゾクする。打ち込みっぽい音も入っていた。リフを誰が弾いていたのだろう。ヒラマさんが全く見えない位置だった。
本編があっという間に終わってしまった。
アンコール1曲目に「Sky is blue」。リセットな感じがたまらない。
“まだいっても大丈夫ですか、溢れる熱い涙、心も体も温まる熱い涙”と「今宵の月のように」。
「俺たちの明日」、「笑顔の未来へ」。いつもどおりのパフォーマンスで、なぜか泣けた。フロアから“ありがとう”の声を何度も聞いてまた泣けた。
ほぼ雄たけびの「ファイティングマン」。正義を気取るポーズが近くで見られた。
2回目のアンコールにも応えてくれた。最後に励ましソングの極めつけのようだった「四月の風」。ドーンと行けエビバデ!”の言葉を残して去って行った。様々な想いが集まって、激しくも温かいライブだった。“
普遍的なものが持つ強さを目の当たりにした。
何にも変わらない自分、生活の安易さと怠惰。目をそらさないで奮い立たせよう、頑張ろうと思った。
あの場所にいた方全員、ありがとうございました。
No. | 曲名 | 回数 |
---|---|---|
1 | moonlight magic | 2回目 |
2 | 脱コミュニケーション | 6回目 |
3 | 明日への記憶 | 6回目 |
4 | 悲しみの果て | 25回目 |
5 | さらば青春 | 4回目 |
6 | かけだす男 | 初!! |
7 | too fine life | 3回目 |
8 | 旅 | 6回目 |
9 | ハロー人生!! | 4回目 |
10 | 何度でも立ち上がれ | 6回目 |
11 | いつか見た夢を | 7回目 |
12 | 珍奇男 | 15回目 |
13 | OH YEAH!(ココロに花を) | 3回目 |
14 | 赤き空よ! | 5回目 |
15 | 涙 | 2回目 |
16 | 幸せよ、この指にとまれ | 10回目 |
17 | 悪魔メフィスト | 2回目 |
18 | Sky is blue | 12回目 |
19 | 今宵の月のように | 21回目 |
20 | 俺たちの明日 | 22回目 |
21 | 笑顔の未来へ | 22回目 |
22 | ファイティングマン | 17回目 |
23 | 花男 | 7回目 |
24 | 四月の風 | 5回目 |
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