エレファントカシマシDB 2012/10/14(日) 日比谷野外大音楽堂 showさんのライブレポート

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showさん

 開演前のBGMがなく静か。弾き語りと聞いていたがドラムセットとキーボードがある。近くを見回す限り満席に近かったのではないだろうか。黒ジャケットで一人登場。拍手が収まった頃「夢のちまた」。野音だ。通常なら頑張っちゃうところを裏声を使っていて綺麗だった。
 
 1曲終わって発病から入院、手術の説明。謝罪。「最初、水でも入ったかと思ってどんどんやっちゃってた。前から耳鳴りひどかったけど今回のはそういう次元じゃなかった」。途中で「話長い?フォークのコンサートみたい?」といつもの感じに。いやいやそれを聞きにきたんだってば。ジャケットの衣装合わせは耳の病気以前から決まっていたようで、自虐ではなかったんだ。あれを考えていたスタッフはびびったろうな。補聴器をつけても聞こえないくらいだと医者に言われて手術・・・寒くない?・・と突然会場の寒さを訴え、爆笑。壁を見つめて人生を振り返る10日間弱の入院生活だったそうだ。
 
 「悲しみの果て」。例のリフではなくアコースティクギターの優しい曲調で。「約束」も裏声が綺麗に出ていた。4月からマラソンをはじめ、7月にタバコをやめてから声が綺麗になったと言っていた。
 
 蔦谷さんとミッキーの3人で「リッスントゥザミュージック」。「月の夜」も裏声を多用し美しい。ずっとこれでいい。雨がパラパラ降ってきたのはこのへんだったろうか。「うつらうつら」。野音だ。がならない。ずっとこれでいい。「見果てぬ夢」。歌詞から「涙を流す男」だと分かる。にたりにたり!!!わお。「花男」のアコギ1本バージョン。「さようならー」は絶叫してた。以上3曲はショートバージョン。Yahooニュースに「当初は8曲だけ歌う予定だった」とあるので、急遽歌ったのだろう。

 「俺たちの明日」。自分でいい曲だと言っていた。歌っていて元気にさせてくれた1曲なのだろう。たまにコードを間違えるのは耳のせいではなく昔からだ。見なきゃ歌えない人に言われたくないだろう。失礼しました。再び蔦谷さんとミッキーの3人で「笑顔の未来へ」。”どんな悲しみからもすぐに立ち上がるのさ”の”すぐに”を歌わずに間をあけたのが泣けた。
 
 最後にメンバーが登場し「ズレてる方がいい」。一番後ろだったのでよく分からないが、2、3度耳を抑えていたように見えた。
 
 
 爆音がまだ怖いそうで、しばらくライブは休むけど、絶対に戻ってくると言っていた。終わって、アンコールをしてもいいのかどうなのか分からず「観客全員呆然と佇む」みたいな感じになった。無理をさせてはいけないと分かりつつも、アンコールないと淋しいだろうという気持ちもある中、「本日の公演は終了・・・」とアナウンスがあった途端に盛大な拍手が沸き起こった。「うんうんそうだよね。今日はありがとう」という感謝の気持ちだ。元気に歌っている姿を見てとても安心した。

No.曲名回数
1夢のちまた6回目
2悲しみの果て88回目
3約束4回目
4リッスントゥザミュージック20回目
5月の夜16回目
6うつらうつら6回目
7 見果てぬ夢初!!
8 涙を流す男初!!
9花男26回目
10俺たちの明日40回目
11笑顔の未来へ36回目
12 ズレてる方がいい初!!


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