エレファントカシマシDB 2013/10/14(月) 大阪城野外音楽堂 ぺちかさんのライブレポート

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ぺちかさん

「復活の野音」最終日にして、本当に本当の完全復活を遂げられたステージを体感した。
日比谷後「復活以上」だと多々表現されていたことをようやく確認できた。
緊張感の中での物凄い集中力の演奏にも関わらず、穏やかであたたかな雰囲気。
昨日とはまた違った空気を感じた。この日のために選び抜かれた曲目にも感激!

『涙を流す男』では歌詞全てを身振り手振りで全力表現。
解き放たれたように、これまでのステージでのご自分に還られるような瞬間が
早い段階ではっきり見られた。そして最終的にこれまで以上に到達されたように感じた。
これでもかというエネルギーとパワーが溢れ出し、
終始30分尺のフェスのようなテンションでのステージに。
序盤「これでも抑え気味です。長丁場だから。」とおっしゃったが、既に溢れ出る想いとエネルギー。

『大地のシンフォニー』は以前から、もうCD音源では物足りないとの認識はあったが、
またとんでもなく進化していた。もう声!声!声!!!
タバコ断ちのおかげで声が良くなったと自らインタビューでおっしゃっていたことが
顕著に出た一曲であろうと思う。両日共とにかく、めちゃくちゃ素晴らしかった!!!

『生命賛歌』でステージ上も客席も爆発。
直後の『ズレてる方がいい』、フェスならよくあるが、
ワンマンではタブーな(宮本さんの歌声を聴いていたいから)客席からの合唱が自然と湧き上がる。
「どうせ流す涙ならお前と流したい」お互いに指差し合いながら会場中が熱唱。
その後客席に向かって、観客皆を讃えるように宮本さんが拍手。
確かに届いている。通じ合っていると確信。あの一体感と光景が忘れられない。

終盤の曲中、雄叫びながら「この通りばんばん行くぜー、エレファントカシマシをお願いします!」
このステージに立ち会えたことにただただ感謝。
様々な喜びが満ち満ち、感動なんて言葉では表し切れない。

演者にも負けないくらいの観客のエネルギーをも巻き込んだ、本当に凄まじいステージだった。
一曲終える度にさりげなくも一礼され、いつもとは違う丁寧で落ち着いた長めのMCで、
ご自分の中にある素直な言葉で復活までの想いや曲の解説をされた場面も。

不器用ながらも全身全霊で生き様をぶちまけ進む、あのかっこつけないかっこよさ。
ここへ来て更にまさかの進化を遂げてしまった、おじさま達に驚愕。
本当に完全復活以上です。新曲も大切に仕上げ、丁寧に歌い、堂々と発表され期待大。
嗚呼まだまだ余韻が半端なく息苦しい。しあわせ。

No.曲名回数
1歴史2回目
2新しい季節へキミと15回目
3四月の風9回目
4悲しみの果て44回目
5めんどくせい2回目
6デーデ10回目
7涙を流す男3回目
8はてさてこの俺は2回目
9秋-さらば遠い夢よ-3回目
10シグナル5回目
11なからん2回目
12風に吹かれて18回目
13パワー・イン・ザ・ワールド7回目
14武蔵野4回目
15大地のシンフォニー7回目
16あなたへ2回目
1719回目
18世界伝統のマスター馬鹿7回目
19生命賛歌8回目
20ズレてる方がいい3回目
21俺たちの明日32回目
22友達がいるのさ9回目
23今宵の月のように32回目
24笑顔の未来へ25回目
25さよならパーティー11回目
26so many people14回目
27ガストロンジャー38回目
28ファイティングマン38回目
295回目
30FLYER18回目
31待つ男12回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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