エレファントカシマシDB 2015/08/30(日) SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2015 showさんのライブレポート

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showさん

 行く予定はなかったのだが、申し込んだことすら忘れていた品川ケーブルテレビの応募で、8/30 の一日券が2枚当選してチケットが送られてきた。9,800円掛ける2枚=19,600円。考えてみれば高額だ。ありがたい。嫁は海老名SAでカルビーのハンバーガーとぽてりこがうまいとテンションが上がっている。

 15:00頃到着。SLSの現場は雨がうっすら降ったり降らなかったりのあいにくの天気。ここの地面は濡れると小麦粉の様になる。毎回「長靴にすれば良かった」と思い、毎回忘れる。それの繰り返しだ。

 Perfumeを見る。客が一斉に同じ動きをすると地面が揺れることに気がついた。一体どんな地盤なんだ。BEGINを見る。歓迎されるとテンションが下がるとか、拍手をするなとか、こっちを見るなとか、山を見てろとか。言ってることは昔のミヤジと変わらない。エレカシまで少し時間があるので、ぬかるみの中トイレに行き、屋台を数件はしごする。気球が風に煽られて横転しそうになっている。お金払ってあんな危険を買う人もいる。

 19:25からエレカシだが、18:40くらいに会場に行く。みんな帰ってしまうのではないかと心配したが、もちろんそんなことはなく、前列は埋まっていたのでセンターのカメラがある手すりのところで待つ。サウンドチェックでカウベルが既にデーデになっている。これはどうしようもないか。

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 とスクリーンに映し出され、ひとしきり盛り上がる中、ミヤジが白シャツで登場。足が一段と細く見えた。サポートは蔦屋さんと、半ばメンバーになっているミッキー。地元のダンナのイントロ。リフが効いている曲は分かりやすくて一発で盛り上がる。

 石君の頭髪がかなり長くなっていた。想像の2倍ある。ミヤジに帽子を客席に放り投げられて、きっと失ってしまった。新曲。実は配信も買ってないし、PVも見てなかったので初聴きだ。低音のところはきっとCDでは素晴らしい仕上がりになっているだろう。

 メンバー紹介は蔦屋さんの後、順番に右に行くかと、油断して水を飲んでいたミッキー。慌てていた。

 「蔦屋さんよろしく」と言ったので笑顔かと思ったが、ハナウタ。ミヤジのギターが不調のせいか、開始早々預けて、ハンドマイク。とても丁寧なハナウタだった。霧が天然のスモーク替わりになり、派手なライディングの中に蔦屋さんのコーラス。UFOが墜落した現場みたくなっていた。この温かい空気をガストロンジャーで一気に緊張感のある空間へ持って行く。力業にも程がある。UFOが墜落した現場みたくなっていた。「美男美女ばっかりだな。よく見えないけど」は狙いすぎて本人も失笑気味。

 「ファイティングマン」では銀の紙テープが発射された。風でほぼ全部が右側にながされた。キャッチ出来た人達が紙テープを、手に振り上げる拳がキラキラしていた。

 最新曲とデビュー曲を続け、ハナウタとガストを続け、幅の広さを見せつけたステージだった。予定調和で引っ込んだアンコールは「やるのは決まってんだけど、曲が決まってない」と言いながら風に吹かれてを口ずさむ。フェイドアウトしてからきっと待つ男に行くんだろうとおもったら、正式に風に吹かれてを演奏。富士も太陽もなく風が吹いていたから丁度良かった。

 ミヤジがいつになく名残惜しそうに立ち去った後、ステージ後方から花火が打ち上がり夏が締め括られた。濃霧の中の花火は曇りガラス越しに見るようでとても幻想的だった。数あるフェスの中、ここのロケーションは素晴らしい。筈なんだけど富士山がなかなか見られない。いつかきっと晴天のSLSに来たいものだ。

No.曲名回数
1地元のダンナ16回目
2今宵の月のように74回目
3悲しみの果て98回目
4 愛すべき今日初!!
5デーデ52回目
6星の砂19回目
7俺たちの明日48回目
8ハナウタ~遠い昔からの物語~25回目
9ガストロンジャー82回目
10ファイティングマン57回目
11風に吹かれて41回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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