エレファントカシマシDB 2015/12/18(金) 名古屋 日本特殊陶業市民会館フォレストホール のなさんのライブレポート

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のなさん

19:05頃始まる。人々が立ち上がるとイスがたたまれてゴトゴトゴトゴト・・・・と音を立てる。

定め 緑の照明、赤い照明。このツアーで聴くのは3回目だが、聴くたびにかっこよさが増していると感じる。じわっと涙が出た。

「日本特殊陶業市民会館フォレストホールにお集まりの皆さん、ようこそ!俺たちもようこそ!」

3210の後、一部のお客さんから歓声と拍手が起きて、少し驚いた。
RAIBOW 歌いながらジャケットを脱いでロンTになる。歌い終わったとき、ヘロヘロで倒れそうになってた。

永遠の旅人 ミヤジは、砲丸投げをするような感じで拳を突き上げながら歌う。7~8割のお客さんも一緒に拳を挙げる。私は(え、永遠の旅人ってこんな曲だっけ?ゆくぜ、ゆくぜ、ゆくぜって歌詞だから、まあおかしくはないか。いやあ、でも、なんか違う気がするなぁ…)などと考えながら、取り残されたような気持ちで観ていた。でもエレカシはそういうことを強要しないから、安心して茫然と眺めていられる。優しい。終わると「ノリがいいぜ、名古屋。」と言っていた。

「1部終了。また出てきます。」
2部は、黒シャツ。

リッスントゥザミュージックが始まると観客から「ほぉ!」と短い歓声が上がった。今日も口笛は正しい音程に届かず、隣の女性は失笑して下を向いているようだった。

やさしさ 「ポプコンって今もあるのかな、ポプコンっていうコンテストに17か18歳の時に出て、その時歌った曲をやります。アレンジは違うんだけど・・・今の自分が歌いやすいように変えてあります。」会場が静かになりきらないうちに、「何をしーても~」と歌いだした。アコギ弾き語り→キーボードのみの伴奏→バンド。う~ん…“なからん”みたいな歌い方で一度聴いてみたいと思った。

石橋たたいて八十年 外国の都市を並べて、次は国内と思ったら、「九州!」「四国!」「北海道!」「東北!」えらく大雑把だなぁ、都市じゃないじゃんと思った。でもそのあと愛知県内の都市をいろいろ言ってくれた。郡上八幡は岐阜県だけど、岡崎、豊橋、名古屋、栄、フォレストホール、他にも言ったかもしれないけど忘れた。

デーデのカウベルの音が今日はいまいち響かなかった。

「渋い曲をやります。さっきリハで練習した、渋い、中年の渋い歌です。若い人も聴いてください。」赤き空よ!

「もう1曲やっていいですか?大丈夫じゃない人はいいので…いいようにとらえて、あと1曲だけやります。」風に吹かれて 手を振った。

ファイティングマン 石くんが前に出て、大きなストロークでギターをかき鳴らす。ふと見ると背景のスクリーンがゆっくりゆっくり上がっている。“あの”渋公の再現だ!!コンクリ(?)の壁、配管などが見える。私も俄然盛り上がって、今日一番楽しかった。間奏で上手へ。スピーカーに張り付いて何とかその先の細い通路へ行き、愛想を振りまく。またスピーカーに抱きついて定位置まで戻り歌う。後奏で下手へ。スピーカーにへばりついて通路へ。帰りはスピーカーの後ろのすきまを無理やり通って、ステージに戻った。

「エレファントカシマシでした。」最後にもう1度軽くメンバー紹介。21:32終了。

ものすごい大ボリュームだった。MCも多かった。

「RAINBOWっていう新しいアルバムができまして、・・・もう1ヵ月になりますか・・・ツアーをやることは前から決まっていたので、アルバムが間に合うかひやひやものでした。ぎりぎり間に合ってよかったです。」

「ここはいいホールですね、風格があって…そう思いませんか?天井が高いし、、歌が上手に聴こえる気がします。でも、それで調子に乗らないように気を付けて歌ってます。その、1番上は地上何階ですか?8階くらいですか?(笑)・・・4階ですか。どうでもいいことを話してしまいました。(笑)」確かに天井の低いビルの4階より、4階席は高かったかもしれない。でも8階は言い過ぎじゃないか。

メンバー紹介「SUNNY、キーボードとコーラス、頼りになります。」「ベース、高緑成治。今日もダンディに決まってます。」「ドラム、絶好調、冨永義之。バンドの兄貴。頼りになります。」「ギター、石森敏行。今日はなんかおしゃれしてきました。」グレーのシャツ。「ギター、ヒラマミキオ。30代。」「総合司会の宮本です。」

ミヤジは、何度も「日本特殊陶業市民会館」と言って、そのうち1回は「日本特殊陶業‘記念’会館」になってた(笑)

今日はトミがよく見える位置だったので、ちらちら見ていたら、数秒間目が合った気がした。ばっと両腕がクロスする瞬間、振りかぶって叩く時、特にかっこいい。写真で見るトミは、眉間にしわを寄せていたりして人相が悪い時があるけど、ドラムを叩いてる時は少年のような顔をしていると、今日改めて気づいた。

ミヤジ、歌い終わると毎回毎回お礼を言っていた。2日後になって気づいたことがある。ミヤジは、名古屋のラジオで矢野きよ実さんに教え諭されていた。「40代に感謝して50歳を迎えんといかんよ。」と。あれは矢野さんに、「自分は感謝を忘れていない」とアピールしていたのでは、と(笑)。違うか。でもあんなにお礼を言ったのは珍しいと思う。

アンコールの時、SUNNYさんはRAINBOW Tシャツ黒、成ちゃんはたぶんポケットTシャツ、トミはよく見えなかったけど黒いTシャツ、石くんはRAINBOW Tシャツ白、ミッキーはたぶんRAINBOW Tシャツ白の上に自分のパーカー。ミッキーは、よく覚えてないけど本編の時からこの格好だったかも。ミヤジは白シャツ。最後退場する時、前をばっと開けて、ボタンがきらりと光って落ちるのが見えた。

ミヤジは、全体的に声がかすれがちだった。でも喫煙時よりはずっとよく声が出ていた。
歌い終わったあと数秒静止することが多くて、疲れてるんだろうなと思った。「どうだ、歌うまいだろ?」っていう意味もあるんだろうけど。ちゃんと食べて、マラソンなんかせずに、しっかり寝てくださいね。

No.曲名回数
1ドビッシャー男3回目
2定め4回目
3TEKUMAKUMAYAKON3回目
4愛すべき今日4回目
5悲しみの果て37回目
632103回目
7RAINBOW3回目
8昨日よ3回目
9なからん6回目
10シナリオどおり3回目
11永遠の旅人3回目
12Destiny10回目
13ズレてる方がいい13回目
14リッスントゥザミュージック10回目
15漂う人の性4回目
16あなたへ9回目
17やさしさ4回目
18桜の花、舞い上がる道を14回目
19石橋たたいて八十年4回目
209回目
21ガストロンジャー34回目
22Under the sky3回目
23雨の日も風の日も5回目
24俺たちの明日30回目
25デーデ12回目
26赤き空よ!7回目
27風に吹かれて18回目
28ファイティングマン27回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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