エレファントカシマシDB 2018/09/11(火) Zepp Nagoya のなさんのライブレポート

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のなさん

TOUR 2018 “WAKE UP!!”延期したため図らずも最終公演。私は今ツアー、最初で最後の参加。
19:06~21:20くらい。ステージの後ろに、ドレープの美しい幕が掛かっていて、ホールっぽいなと思った。少しフォーマルな印象を受けた。

風と共に 低い声は出るが、高い声は聴いてて苦しい。後半1ヵ所、声がとんでもなく裏返った。

神様俺を 音源に入っているイントロの前にミヤジがギターをカッティング?するようなフレーズ。始まり方から、すっごくよかった。「歳を重ねてえ゛ーーーーー!!!!」のぶっ壊れ具合が凄まじくて、前の女性2人は顔を見合わせていた。見せ方を分かってらっしゃる。横を向いてマイクにかじりついてガクガクしていた。泣ける泣ける。しかし歌いながら、冷静に周りのスタッフに何やら身振りで指示をしていた。その後、わざとなのかわざとじゃないのか知らないが、ミヤジのギターのチューニングはなんかおかしいし、そのせいかまともに弾けてないし、壊れたまま曲が終わったような感じだった。若干けなしてるような書き方になってしまってるけど、思い出してまた泣けるほど、素晴らしかった。生きること、老いることの哀しみ、おかしさ。 

ガストロンジャー 今日のガストロンジャーは今まで聴いたのと全然違って、新鮮だった。切れがよくて、壊れかけてて、たいへんよかった。ぶつくさ言う感じじゃなくて、全体的にこちらに向かって、ガンガン叫んでいた。「死ぬときが」のところだったと思う、5回以上、音飛びしてるみたいに叫んでいた。ここでも前の女性が顔を見合わせていた。ちょっと集中力が切れていたところでこういう風に注目させられたので、歌詞の意味が心に刺さって、沁みた。「反抗を続けてみようじゃないか、出来うる限り」そうだな、反抗を続けてみようかな、と思った。「神様俺を」でネジが飛んだからこんな調子なのかな?曲中にも言ってたけど、終わって「いい顔してるぜ~!かっこいいぜ~!かわいいぜ~!よく見えないけど。・・・今日はコンタクトしてないんで、いつも以上に見えないんです。」と。えーーー!!そうなの!?とびっくりした。(裸眼だから、今日はなんだかぶっ飛んでるのかな?・・関係ないか)なんて考えた。

RESTART ライブでこの曲がかっこいいと思ったの初めてかも。ミッキーがコーラスを入れてた。
旅立ちの朝 ミヤジの声にエコーが掛かってた。
Wake Up 音源より好きだった。ミヤジが一人でできるだけコーラス部分も歌おうとするけど、無理がある。

今宵の月のように 今日も、アコースティックギターはずっとフジロックでも見たVINCENTのギター。いい音だなと思った。フジロックの時は全然聴いてなかったから。音に厚みがあって心地よい。そしていかにも若々しい音がする。まあ通ぶって言いたいだけかもしれないけど。

俺たちの明日 の前に鳴らしたコードが、「明日への記憶」っぽかったので、オッやるの!?と思ってしまった。「明日」つながり?歌いながら、脱いだジャケットを振り回したり、肩にかけたり。襟のところをおでこに引っ掛けてジャケットを頭の後ろに垂らした状態で、しばらくギターを弾き歌っていたが、邪魔だったようでじきにジャケットを投げ捨てた。

友達がいるのさ 歌詞のように、街中の電気を消したみたいな照明だった。上も下も暗くて、ステージ上の6人だけが横から照らされていた。

アンコールで「待つ男」 素晴らしかった。毎度のことだけど、あのベースの始まり方、堪らない。暗い中メンバーだけ真っ赤に照らされて、ド迫力のボーカル。普段と比べればやや短めのライブだったので、疲れてはいるだろうけど、まだ余力がある状態だから、いつも以上に声量があった気がする。

MC。(かなり忘却してる。やや創作も入ってるかも。)
「きのうも精一杯歌ったんで、今日は喉が、言い訳なんですけど、でもみんなのおかげで声が出るようになってきたぜ!みんなの力すごいな!ありがとう、エブリバディ!」たしかに、最初より声が出るようになっていた。でも、それは喉が治ったということではなくて、「神様俺を」あたりで叫んだことで、“声が出るポイントにうまくギアが入った”という感じに思えた。

何か激しい曲の後、「あぁ・・・」と嘆息。「もう52歳なんで・・・52歳なんで・・・」から始まって、名古屋公演が延期になったことを謝る。「ごめんなさい、すいません、来られなかった人もいるかもしれないので、ごめんなさい、ありがとうございます。」「野音の翌々日から、ツアーが始まるスケジュールだったんですよ。これ、大丈夫かなあ、なんて考えたのが良くなかったのかも、俺が神経質になっちゃって・・・でもこの通り元気になりましたんで。ありがとうございます。酒もやめたんですよ、6月から、6、7、8、9、と(指を折りながら)。そしたら、声が出ることを発見しまして。でも、酒もたばこもやめて、たばこは前からやめてますし、酒も飲むのをやめたら、やることがないんですよ。シンプルになりました。」そんな、やることないなんてことあるのかしらん?と思った。お客さんから拍手が起こると、「でも、酒飲まないとやることがホントになくて・・・」これはきっと、今日終わったらしばらくライブもないし、今夜は酒飲むぞーー!と思ってたんだろうなと思った。そんな拍手されちゃ、飲みづらいじゃないかと。

「去年、47都道府県ツアーをやったんですけど、その最中にもアルバムの曲を作っていたので、なんだかずっとつながっているような感覚で、今日30周年のツアーが終わる、という感じがします。」というようなことを言っていた。

No.曲名回数
1Easy Go4回目
2風と共に9回目
3RAINBOW29回目
4悲しみの果て64回目
5 神様俺を初!!
6 自由初!!
7i am hungry9回目
8ガストロンジャー60回目
9RESTART4回目
10夢を追う旅人18回目
11今を歌え4回目
12 いつもの顔で初!!
13旅立ちの朝2回目
14 オレを生きる初!!
15 Wake Up初!!
16今宵の月のように47回目
17笑顔の未来へ40回目
18暑中見舞-憂鬱な午後-2回目
19俺たちの明日54回目
20so many people18回目
21友達がいるのさ14回目
22ファイティングマン52回目
23風に吹かれて40回目
24待つ男10回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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