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エレファントカシマシDB   名古屋市公会堂 セットリスト



1990年06月14日 (木曜日)


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補足情報:
『 1990年06月14日 (木曜日) 名古屋市公会堂 』右Google
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 ライブレポート
『昭和枯れすすき』さん長い間、全く記憶に残ってなかったライブ。珍しく当時の日記に曲目も感想も何も書かれてなかったので、我ながら何故なのか気になっていた。が、先日当時一緒に行った友達にライブの話を聞いて、記憶がよみがえって来た。記憶に残ってなかったのではなく、思い出さないようにフタをしていたんだ、と思い出してみてわかった。
 席は「う列」三列目。開演時間を30分過ぎてもなかなか始まらず。遅いなあ、まだかいな、などと言いながら待ちわびていたに違いない。  やがてゾロゾロとメンバーが登場し、何曲か演奏。(曲目全く判らず) そして、1時間経つか経たぬ頃、宮本さんが「最後の曲」と言って演奏が始まった。友達と私はコソコソ大騒ぎ。「どう思う?」「あまりにも早くない?」「やっぱ、そう思う?」なんて感じで。   そして曲が終わり、会場からブーイングが上がった。ステージから袖へ向かっていた宮本さんが、そのブーイングに反応した。「文句がある奴はコソコソ言ってないでオレに直接言え」とか何とかおっしゃった。 あれだけのブーイング。コレは沢山前に出て行くはず。と思って私は三列目から飛び出し、ステージ前まで勇んで行った。が、いざという時には誰も来なかった。私は振り返って後ろをずっと見てた。誰かーっ、誰か来てー!と思いながら。後ろの方からお兄さんが一人歩いてきたので正直ホッとしたのを覚えている。宮本さんはステージの一番前まで来てしゃがんでいたように思う。そして、最終的に何人になったか、やはり2、3人だと思うが言いたい事のある観客がステージ前にきた。とりあえず一番先に来てしまった私は、暗黙の了解で一番に言いたい事を言わなくてはならず、テンションの高いまま、「こんなに短いのは、納得がいかない!絶対納得できない!」とドドーンと感情的に言った。
この私の様子を見て、私の友達は恥ずかしくて、二度とエレカシライブは行かない、と決めたそうだ。しまったぁ。
  本当は大好きなエレカシの音楽とエレカシメンバー。楽しいはずのライブ。もっと深い想いがあっての「納得がいかない」だが、それ以上の事を説明出来ない自分に悔しかった。どんな反応が返ってくるのかも不安だった。宮本さんは、はい。他の人は?って感じだった。一方お兄さんの方は、私とは打って変わっての落ち着いたテンションで、カクカクシカジカと説いていた。的確に自分の思いを伝えてらっしゃったように思う。宮本さんも冷静に対応していたように思う。「意外と馬が合うな、このまま飲みに行くか」、みたいな大人の雰囲気に見えた。口を挟めるわけでもなく、ボーッと隣で見ていたけど何だかとても恥ずかしく、ミジメな気持ちになって、友達の元へ怒り心頭のフリをして帰った。「もう、知らんっ。!帰ろ、帰ろう!」などと言いながら、友達の手を引っ張って会場を出た。
 こないだこのファンプロフィールに登録されている、もみじさんのHPを見ていたら、「月刊カドカワ」のインタビューが紹介されていて、それを読んだら、何だかとても切なくなった。ごめんなさい。って思った。

No.曲名回数

Last Update:2005-01-05 13:56:01

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