題名 | 遁生 Google |
ひらがな | とんせい |
歌いだし |
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単語解析
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ひらがな |
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単語解析 |
作詞 | 宮本浩次 |
作曲 | 宮本浩次 |
編曲 | エレファントカシマシ |
特記 | |
カバー | オリジナル曲 |
リリース順曲番号 | 37 |
リリース会社 | EPIC |
イントロ:BPM | 1秒 : BPM=111 |
『金があればいい』さんの感想 |
最初に聞いたときは、何だ引き篭もりの歌か、と思った。しかし、何があったか知らないが最後のほうで「小さき花を見るために」「女のために何をする」などの名言多数。(萌)ひょっとしたら宮本にこんな友人がいたのかも知れない。 |
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『ろくたろう』さんの感想 |
二十代の頃私もこんな形の生活に憧れていました。一日中表にでずっぱりだったので、自分の部屋が恋しくて、朝家を出る時は自分の臭いのついた寝具や本やもろもろの私物と離れるのが名残惜しかったです。一度職場で仲間に「三か月位家に籠りたい」なんて言ってみたところ「あ、私もそう思っているよ」と答えた人が二、三人程いました。引き籠りたいという気持ちはさして珍しいことではないようです。でも長期間そうなってしまったら、当事者や家族にとっては問題です。最後の誘い文句は、魅力的すぎてやばいです。 |
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『普請虫』さんの感想 |
「偶成」のあとに、この隠者のうたが現われるすごさ。この歌の主人公は「生活」から逃げながら、生きることに執着している、そんな男だ。部屋のうちに暮らす無目的を自問しながら、布団やテレビを眺め暮らすことの安楽。彼はふつう一般の生活人としては落伍したものである。しかし、歌詞にうたわれる自問のなかに浮かんだ深淵。金のために何をする?女のために何をする?人のために何をする?それでお前は何処へ行く?それで俺は何処へ行く? これは仙人、哲学者の風貌である。 |
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『覚醒』さんの感想 |
引きこもりたくなるときってありますよね。何者かとの会話は、芥川の小説にも同じような駆け引きの会話があって似てる。ゲーテとかにもある。霊的心の会話と言ったところだろうか? |
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『ダル』さんの感想 |
いつかネコになれたら。バスドラん中のフトンに陣取って。ずっとセッション聴いてんの。目ェ細めて。たまに大アクビふ~わり。メンバーさんの恋人が来たりなんかしたらもう、背毛逆立てて「彡彡彡 しゃーーーっっ 彡彡彡」って追っ払いにいく。「なに?あのネコ!」なんて言われて。そしたらフトンに戻って、また、ずーーーっっと聴いてんの。のどゴロゴロゴロゴロ鳴らして。メンバーさん退けちゃったら、さてと。目ェ閉じて、、、夢でも、、、、、見よか。 松に鶴 柳に蛙 バスドラにネコ |
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『こいつみ』さんの感想 |
生きることってなんだろう?私の生活って何なのだろう?「お前はなぜに生きている?」自分の生活に目的を見つける事は容易なのかもしれないけれど、意味を求めるのは案外難しいのかもしれない。たくさんの「?」に答えられる日が私にもくるのかな、この歌を聴くと考えてしまいます。 |
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『珍奇男』さんの感想 |
これから先は死ぬるまで 表へ出ないでくらす人。正に其の通りだ。「遁生」はこのアルバム中で最も奥深い作品だと私は思う。「体の調子は何うなんだ?」「寄生虫にやられてる。」この時の『宮本浩次』この男は人生とは一体何なのか?死ぬまでの暇つぶしなのか?と複雑な心境で日々を過ごしていた。悲しみに暮れていた。そんなアルバムなので聞いていくうちにだんだんと深い静寂と儚い妄想が取り巻く世界へと我々を誘い込むのだ。この曲はそういう意味で、中心的存在、孤高の位置にある楽曲なのである。全てはこの一文に集約されている。「どうだ貴様もくらさぬか?俺と一緒に寝てくらそう・・・。 」 |
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