| エレファントカシマシDB 今をかきならせ
題名 | 今をかきならせ Google |
ひらがな | いまをかきならせ |
歌いだし |
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単語解析
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ひらがな |
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単語解析 |
作詞 | 宮本浩次 |
作曲 | 宮本浩次 |
編曲 | エレファントカシマシ |
特記 | |
カバー | オリジナル曲 |
リリース順曲番号 | 182 |
リリース会社 | EMI |
イントロ:BPM | 10秒 : BPM=85 |
『ろくたろう』さんの感想 |
この曲もカラオケでよく歌います。高揚感が巡ってきた「今」その瞬間にはじけるのって気持ちがいいんですよね。今が全てだーって思えるんです。だからイントロが始まるとわくわくします。ギターが格好いい。歌詞の内容は、過去を否定している部分もあるけど、そんなこと全部忘れて「今」の自分自身を肯定している所、特にイェイイェイイェイイェイイェイが気持ち良いです~。 |
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『まりこ』さんの感想 |
大好きです。自分の魂に「すまねぇ」と言ってる宮本さんも好きですし、「なんでもかまわない とりあえず行け そのままで行け」って言ってる宮本さんも大好きです。 |
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『ダル』さんの感想 |
♪じゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃ~~~ん♪ ってバッキングは宮本氏でしょうか。で、ソロやら歌の裏メロやらは石君か。この曲は、石君のギターがカッコよくて大好きです。 |
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『普請虫』さんの感想 |
『町を見下ろす丘』の中で一番いきおいがあるのがこの曲。宮本はこれまでも幾つもの文学者や小説のタイトルを歌の中に読み込んできたが、まさか『平家物語』が登場しようとは夢にも思っていなかった。ただ、「平家の序文にあるようにこの世は夢か」は、『平家物語』の巻頭文言をまちがって理解している。平家の序文は「栄枯盛衰が一夜の夢のよう」と述べているのであって、人の一生が夢のようであるとは言っていない。たぶんそれは「邯鄲一炊の夢」という中国の故事の逸話と混同しているのであろう。あるいは老子の「胡蝶の夢」という逸話。 さて、曲調は今までのアルバムにはなかったものであるが、歌詞の内容はエレカシが常に描き続けてきたメッセージである。頭でっかちに考え込む前に、まずは次への一歩を踏み出せ、それが明日に繋がる。「so many people」や「ココロのままに」、あるいは「クレシェンド・デミネンド」を含んだミニアルバム『DEAD OR ALIVE』などはすべてのメッセージが、「歩き出せ」にある。この「今をかきならせ」もその路線の延長線にある。 「甘き絶望」から「シグナル」まで辿ってきた求める気持ちを、 「何と戦ひ、何を求めて来たのかさへ もう忘れてしまった。」とこの曲では机をひっくり返すかのように、否定てしまっている。「地元のダンナ」と「なぜだか俺はアyってゐた」で結ばれる、素直に自分を生きられないのか?というメッセージにとって、克己のココロが頭でっかちになるのが、邪魔に思えたのかも知れない。そこで、考えてきたことを捨て去る心意気もまた大事である。そう示したいのかもしれない。それにして『平家物語』のイメージの流用であるから、やっぱりミヤジは頭でっかちを抜けられないのだと、私は苦笑してしまう。 しかし、<素直に生きる=今をかきならせ>という表現の仕方に、宮本がいかにミュージシャンとしての自分を肯定しているかが顕れていて、とても好ましい。今の宮本は文人になりたいとはおそらく考えていないのではないだろうか?今までの宮本は、文学や偉人と自らを対照しつつ、どこかでそれになり損ねた自分をすねる感覚が浮かんでいた。今作ではまったくそれがなく、むしろそういうことを捨てて、音楽人生を生きている自分を肯定しようという<陽>の心の志向が見られる。 「今をかきならせ」は「夢も希望も」の一節で「甘き絶望」と、また「浦島太郎」で「I don't know たゆまずに」の「おとぎの国に逃げ出したい」と連関している。 |
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『今をかきならせ』に関する収録メディア、ライブ情報
セットリストが不完全の為『ライブ』として表示されているものは正しくない可能性があります。 ........................................................................................................................................................ |