ろくたろうさんの『甘き絶望』の感想 |
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まず、「夕陽色した町の中に取り残された子供」の所で、身震いするような心細さを感じます。これぞ絶望の極み。そして、「闇の彼方に初めて見えるおぼろな光」の所で、もしかしたら助かるかもしれないという切実な喜びを感じます。最初と最後にあるこの二種類の歌詞がとても印象に残ります。四柱推命(東洋の占い)の中に「絶」という十二運星があります。「絶」は文字からも察せられるように、何事も貫けず停滞しているという意味なのですが、一方では再生を待つ、喜ぶべき希望を含んでいるという意味もあります。この曲は丁度この十二運の「絶」について歌っているようで、偶然とはいえ驚きました。絶望と希望の美しさが伝わってくる曲です。 |
↑コメントを修正する。 Amend Date:2010/02/25 (木) |
Entry Date:2010/02/25 (木) |
透明のビニール傘と雨さんの『甘き絶望』の感想 |
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100%の愛を、彼女を、探している魂の歌 |
↑コメントを修正する。 Amend Date:2007/03/02 (金) |
Entry Date:2007/03/02 (金) |
まりこさんの『甘き絶望』の感想 |
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初めて聴いたとき、メロディにやられました。 それから歌詞にやられました。最近つらいことが多すぎてゴミ箱蹴りたい気持ちでしたけど、闇の向こうに蒼き光の月が見えてきました。 |
↑コメントを修正する。 Amend Date:2006/09/05 (火) |
Entry Date:2006/09/05 (火) |
普請虫さんの『甘き絶望』の感想 |
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夢と希望はエレカシの歌世界では常套句であるが、意外や意外「絶望」の二文字が登場するのはおそらくこれがはじめてである。私のエレカシの歌分類にしたがえば、この曲は夕暮れソングである。町の景色と明日への思いを交錯させる、得意の作風である。この歌では「理想の朝」に登場した少年が、「夕陽色した町の中に取り残された子供」として再び登場する。朝-人生のうら若き日々-にいたはずの少年が、夕方-人生の暮方である老い-に背景を移しているその図は、まさに中年を自覚し受け入れようとするエレファントカシマシの実感と光景である。そうした、暮方の闇の向こうに、ずっと愛し歌い続けてきた「月」が見えている。絶望に魅入られることなく、歩き続けること。それこそが「心の中に今の自分を描く旅」であり「日々を越え」るということなのであろう。タイトルに反して、この歌のメッセージはそこにある。 |
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Entry Date:2006/04/13 (木) |
あきららさんの『甘き絶望』の感想 |
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歌詞にあるとおり絶望の彼方に光が見えてる感じが伝わってくる「心の中に今の自分を描く旅・・」「日めくりカレンダーにしるし付けたのは命の灯燃え立たせるため・・」「時を越えて・・さぁ」そして続く味わい深いギターソロ素晴らしいの一言であります。 |
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Entry Date:2006/04/08 (土) |