ろくたろうさんの『一万回目の旅のはじまり』の感想 |
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困難な道を制覇しての前進。まるで「人間本気になればたいていのことはできる。」という格言を物語ふうに歌ったみたいですね。立派すぎて、何と言ったらいいか。私はこの歌詞を聴く度に、森鴎外の幾つかの短編小説を連想します(読書歴は浅い方なのですが)。幻想的なストーリーや、一文一文を短く言い切っているところ等が似ていて、味わいがあります。鴎外を意識して聴いているせいか、歌詞カードの表紙の顔写真も、小説「灰燼」の中の、特異な性格をしたあの妙にかっこいい主人公節蔵に見えてしまいます。また、もともと鴎外と宮本さんは人間的に似ているような気もします。小説の中の主人公のいろんな一面が、よく宮本さんのイメージと重なります。
追記
この曲を聴くと、いつも思い浮かべてしまうのが森鴎外の「山椒大夫」のクライマックスです。主人公の厨子王が姉の安寿の助けを借りて、人買いの山椒大夫の元を逃れ、御上にこの人買い制度を辞めさせるよう訴える為ひとり逃走するシーンです。実際海は出てきませんが、まるで灰色の海に飛び込むような大きな決意と勇気を持っての逃走です。私の中では、この曲のそばにはいつも厨子王がいます。 |
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Entry Date:2010/01/06 (水) |
普請虫さんの『一万回目の旅のはじまり』の感想 |
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表現者・宮本浩次の37歳の孤独。それが見事に表現されたのが「一万回目の旅のはじまり」である。この歌はアルバム『扉』の中で明確な映像と物語をもった唯一の曲である。すがるもの(神)を探しあぐねた主人公・ぼくが、海にのぞむ丘にのぼり、そして灰色の海に飛び込んで終わる。泳げないはずのぼくが泳ぎだすラストが感動的に響く。勢いのある曲調とあいまって、ぼくの物語が映画のように聞くものに入り込んでくる。 |
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Entry Date:2005/10/29 (土) |
あきららさんの『一万回目の旅のはじまり』の感想 |
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すべてがまとまってる。聞くごとによさがまして・・!!!ライブで見たときははしゃぎすぎて本当に軽い呼吸困難になってしまった。これやばいね~、よすぎるよ本当に。最初はそうでもなかったんだけど、いまや扉の中で歴史とはったはったくらいです自分の中では。 |
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Entry Date:2004/08/08 (日) |
ふっち~さんの『一万回目の旅のはじまり』の感想 |
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。。。。、 |
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Entry Date:2004/04/23 (金) |
SOUさんの『一万回目の旅のはじまり』の感想 |
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一番リピートして聞いてる曲。曲も演奏もリズムも詩も歌い方もみんな好き。完璧。 |
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Entry Date:2004/04/10 (土) |