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ろくたろうさんの『偶成』の感想
つねづね、内容の難しい詞だと思っていました。素直な感想を言うと、どうもこの主人公は「本来生まれるべきでない世界に間違えて生まれて来てしまった」と感じているのだなと感じました。周りの世界との違和感とでも言うのでしょうか。毎日の平凡な生活に充足感が得られず、虚しくてたまらないという気持ちは、子供の頃から夢やロマンを持ち続けて来た、若い大人にはありがちなことだと思いますが、この曲はそんな気持ちが募ったときに作られたのでしょう。そして、やっとたどり着いた小さなロマンがドブの夕陽。悲しくも美しいドブの夕陽。この辺りはすごく日本文学していますね。今の時代ドブの水面を見ることは殆どないので、このドブに映る夕陽の光景は、宮本さんの頭の中にある明治文学の一場面から作り出されたのかなと思いました。
↑コメントを修正する。 Amend Date:2009/07/25 (土)
Entry Date:2009/07/25 (土)
普請虫さんの『偶成』の感想
たまたま生まれること。そう、類い希なる偶然のうちに生まれるのがひと、そして人生。胸のうちに理想があり、しかしその高潔さにはなかなか近づけぬ現実。そしてそれをひとり慰みのなかに浮かべている男。人に会い、仕事に悩み、町に出かけ、そんな日常の生活のくりかえしのなかですり減ってゆく「思い」。まるで人生は生活に食い尽くされていくようである。そして腰掛け、嘆息のうちに見つけた夕陽。わが人生の充実を探しあぐねて、さまよった末に見つけたドブの夕陽の美しさ。ドブの夕陽のなかにも人生の真実がある。なんという美しい歌だろう。アルバム『生活』のハイライトである。
↑コメントを修正する。 Amend Date:2007/06/09 (土)
Entry Date:2007/06/09 (土)
どぶさんの『偶成』の感想
自分がだめであることを認識しただめ人間のための救いようの無い救いの歌。せこせこ生きてそのうち死ぬんだから。みたいな
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Entry Date:2005/01/08 (土)
珍奇男さんの『偶成』の感想
「ああ俺には何か足りないと 何が足りぬやらこの俺には」何故宮本はこんな苦悩と劣等感が混じった複雑な歌詞が書けるのだろうか?と、とにかくこの曲は素晴らしい。アルバム「生活」のなかで最も印象的な曲だ。崩れ落ちていく時間は俺に とって何の意味があったというのだ!?「俺はこのため生きていた ドブの夕陽を見るために ドブの夕陽を見るために・・・」
↑コメントを修正する。 Amend Date:2004/03/21 (日)
Entry Date:2004/03/21 (日)
土方歳三さんの『偶成』の感想
いまどき、家庭向けのワザとらしい広告あたりにぐらいにしか使われなそうな「生活」という単語。「生活提案」「新生活」「特集!城南地区のライフスタイル」やら、わけのわからない熟語や広告文にことあるごとに組み込まれているのを目にする。 確固たる「生活」を手に入れないうちに人間は死んでいってしまうんだよ、とここで宮本は歌う。生活というものを、そこまで重くとるべきかどうかは私にはわかりません。この曲の意味も、いまいち完全に把握はできていない気がします。ただ、現代人の生活について、本当はどうなんだと真剣に考えて、それを叫び声で伝えようとしてくれたということが、嘘だらけの現代に生きる自分にとって、それだけで嬉しいような気もするんです。 「おれはぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああ」←ここがすき
↑コメントを修正する。 Amend Date:2004/02/06 (金)
Entry Date:2004/02/06 (金)

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