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ハンドルネーム | レビュー |
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ろくたろう | 自分の個性を受け入れてもらえないグループの中に、我慢して身を置くのに疲れた、という歌なのでしょうね。そして、「もう抜けようぜ」と決断するまでには、随分いろんな事に耐えて来た雰囲気も出てますね。パーティーの他のお客達は、皆と相性が合ったか、大勢で一緒にいられればいいというタイプかな。宮本さん、歌の中で、子供の頃「テリトリーの違いが身にしみた」と歌っていたのを思いだしました。愛すべき不器用な人。 |
普請虫 | シングルとアルバムでは、直前の曲のイメージがまったく違うので、受ける印象がまったく異なる1曲。アルバムのなかでは失恋の痛手を引きずる歌詞のような印象である。しかし、シングルの並び、「俺たちの明日」の直後に並ぶと、「消えないココロの古傷」は失恋ではなく人生の挫折の意味として響いてくる。 この歌にはひとつの疑問がある。「さよなら!」「パーティー」であるのか、「<さよなら>バーティー」であるのかである。宴会に別れを告げるのか、別れの宴席なのか、それによって全然意味がちがってくる。私は前者の意味、宴席を抜けて孤独のうちに自分と向き合おうという歌だと理解している。この歌における「パーティー」は、「序曲「夢のちまた」」の「夢」と同じ意味、経済的な成功や実態以上にふくれた価値に向けられた比喩だと想像している。 「ココロってやつは誤魔化せねえな」というつぶやきに重みがある。どんなに成功し、活況にわく町に立ったとしても、自分のココロを裏切るようなことをしたら、人生の充実感なんて味わえやしない。古キズが「失恋」であるのか「挫折」であるのかは、聞き手の状況しだいなのだろう。 |
あい。。。 | 私は、パーティーとは、虚飾の世界。つまらない虚飾争いからは一抜けた。行く道は決まった。宮本さんが覚悟を決めた、腹をくくった(笑)、歌なのではないかと思いました。最近のmedia露出を見て思いました。 |
つかさ | 始まり方と終わり方、両方好きです。「さよならパーティー」が何なのかはわからないですけど、メッセージは伝わります。「誇れるモノが今は無くってもいい ココロに水を少しかけてやればいい」ってとこがココロにしみます。 |
金があればいい | この曲はなんというか、STARTINGOVERの曲すべてに言えることなんですけど、エピック以外で一番の傑作だと思っている。おそらく「パーティー」とは、人ごみに流されてなんとか生活していける、人のよさそうなやつが乗せられて偉くなっちゃって総理大臣になっちゃう現代社会の比喩だと考えている。でも「誇れるものは今はなくたっていい」と言われると、どうしても誇れるものを求めてしまうのは私だけであろうか?「再び飛び出せ!」この終わり方に宮本浩次の美学というものを痛感し感動しながらも飛び出せない自分が情けないです・・・(笑) |