エレファントカシマシDB 2004/08/12(木) MINAMI goes on "ONE NITE SUMMERTIME BLUES 2004" もみじさんのライブレポート

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もみじさん

2004/08/12 (木) なんばHatch
ONE NITE SUMMERTIME BLUES 2004

ハッチ、行ってまいりました!!

麗蘭のファンに囲まれる中、構わずはじけてまいりました。
きっとご迷惑だったでしょう。
麗蘭のファン曰く
「いつも押されることなんてないのにー」
「いつもは隙間からでもゆっくり見られるのにー。」
スタンディングでも汗をおかきになることはないようです。麗蘭ライブ。 

とはいえ、エレカシファンだけじゃないからね。
はじけていたのは。

トップバッターはイナズマ戦隊。
イナズマファンは優先なんかで取れてないのね。チケット。
かなーり後の方からどどーっと押し寄せてきて、1曲目はじまってからやっと波が来た感じでした。

「うをー。きたかー、来たかー」
と、思っていたんだけど、麗蘭ファンはブーブーおっしゃってました。
後の方から3列目くらいにまでイナズマファンが突進してきたので、
怒ってらっしゃるんです。そして、押されることも許せないらしい。
多分、スタンディングでも「何列目」とかって風に整然と並んで、きっとその順序は終わるまで崩れることがないのね。麗蘭ライブ。

イナズマはとっても楽しかったので、
私もとってものってしまいました。
いかん。
きっと私もイナズマファンだと思われてしまう。
なにしろ、周りはまじで麗蘭ファン(クラブ)。
5、6人ずつのグループ3つに囲まれている私。

こわー。

次は
押尾コータロー。

神業を見てまいりました。
絶対、裏であと2人ほど隠れてる。(T_T ))(( T_T)
と、何度も疑いました。

「on bass! 押尾コータロー!」
「on guitar! 押尾コータロー!」
「on drum! 押尾コータロー!」
メンバー紹介が面白かったなー。
いやぁ、アコギでエレキできるんだー、と感動しました。
すげー。

そして、いよいよエレカシ!!

押尾コータローさんが「次はエレカシで、その次が麗蘭」
とばらしてしまったので、
気のせいか麗蘭ファンの防備がゆるんだ隙に、じりじりとエレカシファンが「にじり寄ってくる」気配。
背後に殺気を感じ始めました。

ミヤジはメンバーに遅れて登場。

今日は、黒だぁーーーーっっっ!!!!!

髪を切ったと聞いていたのですが、
かなり、いい感じーーー!!

こざっぱり。
そして、かわいい。
ん?かわいいって、なんだ?
若返ったという感じでしょうか。

いいぞ、その髪。
まめに散髪して、その髪型をキープしてくれ。

さっぱりしたせいか、
頭掻き掻きも、あまりなくって、
掻き掻きしても、さらっともとの髪型に戻るので
髪型の乱れもない。

いいぞ。
こざっぱりしている!
麗蘭ファンにも、いい印象を与えてくれそうだ!

などなど思いながら、じっくりミヤジを堪能。

(よかったー。太ってない。←8/10日記参照)
相変わらず細い足、小作りな体、しかも黒シャツで、髪もこざっぱりなので、頼りないくらいちっちゃく見える。


1曲目はパワー・イン・ザ・ワールド
すでに、わたくし、腕が突き上がっておりました。

神戸では前半ぼーっとしておりましたが、ハッチは我が地元。自転車で15分。
「ここは 大阪だーっ」
と歌われれば、
「お”ーーーーーーーっっ」
と叫ばないわけにはまいりません。

麗蘭ファンに気を遣っている余裕もありません。

「ぱぁーわ、いんざ、わーぁああああ」
のような叫びを、麗蘭ファンの耳に向かって上げておりました。

ごめんね。ここで、あやまっとく。

しかし、とても気になったのが

マイクスタンド。

スタンドは上下してしまうわ、
コードはからまるわ、

で、
ミヤジ、よぉそれで、歌えんなー。
と感心するくらい、マイクスタンド、不良でした。

足に絡まっていたときなど、
転倒しないか、そうでなくても躓きやしないかと、
ひやひや、どきどき。

実は、袖からスタッフが何度か
「行こうか、どうしようか」というそぶりをしていたのですが・・・
(それほど危うかった)
結局みやじは自分で絡まりをほどき、
スタンドの高さを調整し直し
最後まで歌っていました。

絶対、機嫌悪い。

どうしよう、

もう、1曲で帰っちゃうかも。

心配になってきました。

マイクスタンドを後方に引きずって、石君にちょっかい出しに出かけるミヤジ。

マイクスタンドが倒れかかってきて危ういミヤジ。

コードに足が絡まって、足先が妙な方向に曲がっているミヤジ。

絡まったコードをほどこうとして、片足立ちで歌うミヤジ。

いろんなミヤジを見ることが出来ました。

・・・・というわけで、今回のライブの感想は
「マイクスタンド(及びコード)と戯れるミヤジ図」
に、つきます。

・・・・・・・・・・・・・うそです。


ミヤジって、歌詞に注釈入れるのが好きなんですね。
本で言うと、
「*14」とつけるようなもんでしょうね。

パワー・イン・ザ・ワールドで

「傷だらけのじぃゆうー *14山手線んなかぁあ
 *14 電車の中ね」

いやぁ、大阪人でも、山手線が電車だって事くらい知ってるから。

2曲目は「一万回目の旅の始まり」
曲名紹介してから始まりました。

あれ?
やっぱ、ミヤジ、調子悪い?
AX疲れた?
移動、疲れた?
それとも、イナ戦のMCに腹立てた?
それとも、蘭丸がラジオで「エレカシぶっ潰してやる」と宣言したというのが耳に入ってしまった?

それとも、やっぱ、マイクスタンドのせいーーーーっ????
こらー、スタッフ、何とかしろー。

調子悪いってか、あのー、何と言うんでしょう。

動きがいつものように「妙」じゃない。
目が、いってない。
汗、あまりかいてない。 

それが、調子が悪い、と感じた理由なんです。 


あ、でもね。
ダイブするっ!?
って、思わせるようなパフォーマンスありました。
「とーびこんんんーだあああーー」
の、とこです。

もう、石君側前列は

「きゃーーーーーーっっ。」でしたー。


3曲目「化ケモノ青年」では
変な注釈もなく、
藤十郎の舞台のような演技もなく、
母も結構普通にメロディーにのったセリフで「あぁら」

鼻つまみ、えっへん、プンプン仕草はありましたけど。

はじけてはいなかったなぁ。

エレカシファンじゃない人たちを意識していたのかなぁ。

まぁ、でも、とにかく、「エレカシでいっ!」って感じではなかったです。
  ↑
って、どんな感じか、察してね。


4曲目は、いよいよ新曲のご披露!「友達がいるのさ」

2番では、
「東京中の電気を消して、大阪でもいいのさ」
って、歌っていました。

いい曲ですよね。野外で聴きたい曲だな。 

でも、ライブ向きではないような気がしました。
きっとCDではとぉーっても素敵な仕上がりになっているんだろうなぁ。
楽しみです。


5曲目は「生きてる証」
座って、じっくり歌ってらっしゃいました。

後で、チャボさんが座って歌うときに
「(座っていた歌うのは)歳だからね。そういえば、宮本君も座って歌ってたよねぇ。若いのに」
なんてことをおっしゃってました。

ミヤジの場合、疲れたから座るんじゃないんだ・・・
座って弾いた方が、弾き易いんだ・・・

ってか、前は座ってでないと、弾けなかったんだ・・・
だから、今でも、やっぱ、ちゃんと弾くときは座らないと・・・

で、生きてる証の出来も、いまいちでした。
だって、声が出てないんだもん。

でも、バンドとしてのまとまりっていうのが
一番良かった曲だったような気がします。
曲として、すごくいいまとまりがあったなぁ。

麗蘭ファンも聞いてくれていたもの。


次、歴史です。
ベース、突っ走っております。
ミヤジ、「慌てんな」と制します。
成ちゃん、聞こえておりません。
ミヤジ、MCしたいので、成ちゃんとこまで行って制します。

これって、リハの時には「生きてる証」からすぐに「歴史」に入ることになってたんじゃないのぉー?
ミヤジ、打ち合わせ通りにやってあげてよー。

と、「ミヤジがまた我が儘やってる」、としか思えない私。

森鴎外を敬愛してやまないこと。
東大に憧れて、コンプレックスを持っていること。
東京なら神保町、大阪なら梅田のカッパ横町(ミヤジは古書の町と呼ぶ)、神戸なら・・・・と、古本屋の紹介。
神保町あたりの古本屋で本を探していると、自分も東大生と見られているかな、なんて思うこと。
東大近くの茶店に入ると、学生たちが「ボードレールが・・・」という話題で盛り上がっていて、「なぁにが今更ボードレールだ」と思ったりすること。(でも、きっと仲間に入りたいのよね)
森鴎外は東大出身で(東京医学学校、現在の東大医学部)、文豪で、すんごい憧れていて、それでこの詩をつけたこと。

結構、長いMCでした。
エレカシを知らない人には、全然分からない説明だったと思う。

エレカシファンには、ちょっと切なかったな。

「東大出身じゃなくても、ミヤジは偉大だよーーーーっっ!!」
と、叫びたい気持ちでした。

偉大に、医大をかけてあるんだけどね・・・


その次は・・・予想通り、来ました。
「悲しみの果て」

歌、うまっ。

聞き入ってしまいました。

「悲しみの果て」は、エレカシファンじゃない人たちも知っていると思ったんだけど、野音レポで読ませていただいていた程は、ハッチでの盛り上がりはありませんでした。

ちょっと、寂しいなぁ。

でも、じっくり聞かせていただいて、耳が満足、満足。と言っておりました。


それから・・・・・・・
「生命賛歌」

もう、これは
みんな腕が突き上がっていましたねー。

麗蘭ファンに、再びごめん。
だめなの、私。
これが来たら、止められないの。自分が。

でも、これでも、わずかな自制。

「ひょひょひょ、ひょうろくだま・・・」
と、叫んでしまっている自分に気づいて、
いくらなんでも、これはまずいと思って
腕を突き上げるだけにしました。

あぁ、ガストが来なくてよかった。
ガストだったら、これだけじゃ済まなかった・・・

・・・・・・・・と、もう一人の私が慰める。


そして、ラストは、なんと
「ファイティングマン」

「花男」だと思っていたので
「黒い薔薇っ!・・・」と来たときには、!!! 

ががーーーーーっと、さらに前に突進してしまいました。
・・・・・23cmほど。

らんてぃるらんだんらんたんたん、らってぃいるらんてるるららってりらったぁーん
(か、どうかは不明)
が、なんだか、長くて、
「いつまでやんねん」
と、突っ込んでしまいました。

あそこ、大好きです。
うれしかったなー。

あのぉー、ミヤジ、調子悪かった、とか、声が出てなかった、とか、
贅沢なこと書きましたけど。

やっぱ、よかった。

よかった、よかった!
また、行くよ!!!

そして、今回のライブで結論しました。

「もみじは、白シャツより、黒シャツが好き。」

もうひとつ。

「もみじは、ミヤジの左横顔を下から眺めるのが好き。」

もうひとつ。

「もみじは、はじけてるエレカシの方が好き。」


Hatchは、対バンのせいか?本当に調子が悪かったのか?
やっぱ、盛り上がりは神戸の方がすごかったです。

突っ込みドコロも、神戸の方が満載でした。
(そんなものは、不要だが)

     林檎ちゃんがいないと、燃えてくれないの?
         なぁんて、(恐る恐る)言ってみたりして。

でも、歴史のMCは、よかったなー。
(最後、自分で言って、自分で「ぶはっ」って吹き出してたし)
まぁ、ファンはみんな知ってることだけどね。
曲に対する想いって、語られるとやっぱ、ぐっと来る。

それは、他のバンドでもそうなんだけど。

ライブでいつも聞ける「歌詞の解説」だって、
曲の真意を伝えたい気持ちの表れなんですよねー。

「分かってるってば、ミヤジ」

もっと、分かってほしいのかしらねー。


神戸とHatch、幸運にも、すんげ、間近で見られてしまったので
もう、ホールライブなんて、考えられません。>まささん。
やっぱ、小さな箱で、ガンガン前へ行って、死にそうになりたいです。

秋ツアー、大阪は12/18になんばHatchだそなので
また体力つけとこう!

そして、1mmでも身長が高くなるように
毎日、牛乳を飲もう!

そして、発売ラッシュとツアーに備えて
お金、貯めておこう。(;;)





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No.曲名回数
1パワー・イン・ザ・ワールド2回目
2一万回目の旅のはじまり2回目
3化ケモノ青年2回目
4 友達がいるのさ初!!
5生きている証2回目
6歴史2回目
7 悲しみの果て初!!
8生命賛歌2回目
9 ファイティングマン初!!


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