エレファントカシマシDB 2009/05/22(金) ZEPP TOKYO kimiさんのライブレポート

一番下へ

kimiさん

ここの所気になっていた曲『俺達の明日』のCMがずっと流れていて、もう次に変わるかという時にTVを観ていると
とある漫才師がエレファントカシマシのファンという事で、熱く語っていたのを見た。                                              
しかも気になっていたエレカシ『俺達の明日』の曲の事だった。                                                       
『あの2番の歌詞は男の生き様だ!』と。それから気になってipodを購入してから初めて一曲をDLしてみた。                                                          
・・・とそんなところからどんどんはまり、アルバム2枚(昇れる太陽・STARTING OVER)を買い、シングル化されている曲を
とりあえず5、6曲位ダウンロードをして聴きまくる。                                                         

一般発売で奇跡的に今回のチケットをゲットして行ってきました。(こういう時のミラクルってビックリ)                                                          
いつも思うのが、初参戦のLIVEはドキドキする。                                                           
どんな客層なのか、オーディエンスはどんなノリなのか?あまりハードだとついていけるかな?とか(笑)                                                          
Zepp東京付近に到着すると、ツアーTを着ている人が居る(ホッとする)Zeppが見える所から様子をうかがう。                                                          
結構年齢層は幅広い。女:男 8:2位かな?  もっと男性が多いかと思っていたのでそれはちょっと意外。                                                        
開場になり次々と嬉しそうに観客は入場していくのを少しうらやましそうに見つめる。                                                         
この時すでに18:30くらい。日が伸びたからまだ明るかった。
一般でチケットを取ったので最後から数えると早い位の整理番号を握りしめたりして。                                                          
2600人くらい入れていたみたいで、私はC200台。Aが2000、Bが300なので私よりも後ろの人は一般でゲットしたガッツのある人達♪                                                                                      
やっと中に入ると、一段上がる所のギリ下の一番後ろからスタンドマイクの位置を確認する。                                                            
遠いけど、ミキサーの前は音が良いしステージ高いし問題なし。                                                            
LIVEがスタートすると、意外にぎゅっと前に詰まって押されていく感じはなく異様な熱気がたちこめていた。                                                           
そしてあれほど生で聴きたかったエレカシの演奏が会場内に響き渡る。                                                         
もっと荒々しいのかとイメージしていたのに、いい意味で見事に裏切られた感じ。                                                           
声の伸びがきれい過ぎる、一曲一曲丁寧に歌っている。                                                         
『悲しみの果て』『笑顔の未来へ』『花ウタ』 『きづな』『今宵の月のように』『俺たちの明日』などシングル化された曲も
これでもかと言うくらいに丁寧な曲は丁寧に歌い上げる。                                                         
この声や音が素晴らしくβエンドルフィン(快楽物質)が脳内から出ているのか、頭がほわほわする(笑)                                                          
アップテンポな曲は声帯がおかしくなっちゃうよ?頭の血管切れちゃうよ?と思うくらいに叫ぶ。叫び続け、声を振り絞りだす。                                                                                    ドキドキするようなバラードとソウルフルな曲『おかみさん』『ジョニーの彷徨』『ガストロンジャー』などを披露してくれた。
                                                        
口癖の「エブリバディーようこそ!」からはじまるMCは本当に短く、でも凝縮して楽しんでいってくれ的な事を言ってくれた。                          
                                
髪の毛をくしゃくしゃにしながら全身での力を振り絞りマイクに集中して、声を絞り出している感じの宮本さん。     
                                                      
それに『どんなペース配分でも任せろ!ついていくぜ』といわんばかりのメンバー&サポート。                                         
                   
最初は少し聴き入っていた私も、中盤になると体がムズムズ。
                                                                                    気が付いたらガッツポーズで拳を振り上げている(笑)    
                                                       
もうオーディエンス側も止まらない盛り上がり。私は拳を振り上げながらも、鳥肌が止まらなかった。                                                          
そしてこれはちょっと楽しみにしていたんだけど、宮本さんが例の如く好き放題メンバーをいじりながら歌う。                                                          
石君のサングラスを取ってみたり、じゃれてみたり。                                                         
それをメンバーは普通に楽しそうに見ている。これが幼馴染みという事なんだろうなぁって思う。                                                           
自分の幼馴染と重ねて「そうそう、全部性格分かっているから、またやってる位の事なんだよね。」って(笑)                                                           
メンバー紹介では『成ちゃん、昨日は2,3歩前に出てきたのに今日は出てこないの?』と誘導してみたり。                                                           
サポートメンバーに関しては絶大な敬意を払う言葉を入れながらの紹介。                                                          
蔦谷さんにはこの人なくして今のエレカシなし!という位のベタぼめ具合(笑)                                                          
ギターのミッキー(名前忘れた)には10歳違うだけでこんなに可愛いと言ってみたり。                                                           
なんか一喜一憂している宮本さんは、お子様みたいだなあと思いながらも母性本能をくすぐられるような気もした。                                                            
シンプルなステージに、彼らの素の姿。                                                              
始める時の「1.2.3・」の掛け声とか普通にみんなで囲んで声合わせてるのとか気取ってなくて、演奏を大事にしている感じ。
                                                           
途中、演奏が始まっているにも関わらずカンぺ?か何かのペーパーをとってビリビリと破り捨て、知らん顔をして演奏を始める。                                                                    
後ろに居たのでわからなかったけど、あれはカンぺなんていらねぇ!って言う感じだったのか?                                                            
そんなちょこっと男気を感じるシーンもあり、ドキドキする。                                                         
あっという間に「ありがとう!」と本編は終了してしまった。
                                                                                    アンコールになると、これまた予定していた演奏曲とは違うのに急に宮本さんが変えたようで、そんな時にもメンバーとサポメンは、にっこりしして用意していたギターやベースを急いでとりかえる。                                                                              
スタッフも大急ぎで準備を変える。きっとこういうのって宮本さんの本能に任せているんだなぁって思うとまたドキドキ、ワクワクが最後まで止まらなかった。思いっきり楽しませてもらいました。                                                           
普通のLIVEとはまた何かが違う、エレカシならではの雰囲気とでも言おうか?


でもまた行きたいと、今ツアーでも行きたいと思ってしまったのはまぎれもない事実。楽しかった。                                                        
…今でも思い浮かぶのは、スモークのかかった中で後ろからブ
ルーのライトでメンバーが照らされて幻想的だったシーン。                                                          
あの中で『悲しみの果て』を歌い始めた時は、涙が出るかと思った。                                                          
言霊という言葉があるように、曲にも魂が宿り自分の心の中で一曲一曲に思い出が募る。                                                          
まさにその一曲になりつつある曲だったから余計なのかもしれないけど。

No.曲名回数
1 こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい初!!
2 悲しみの果て初!!
3 新しい季節へキミと初!!
4 今はここが真ん中さ!初!!
5 おかみさん初!!
6 BLUE DAYS初!!
7 まぬけなJohnny初!!
8 さよならパーティー初!!
9初!!
10 ネヴァーエンディングストーリー初!!
11 桜の花、舞い上がる道を初!!
12 あの風のように初!!
13 ハナウタ~遠い昔からの物語~初!!
14 ジョニーの彷徨初!!
15 ガストロンジャー初!!
16 to you初!!
17 笑顔の未来へ初!!
18 Sky is blue初!!
19 太陽の季節初!!
20 今宵の月のように初!!
21 FLYER初!!
22 俺たちの明日初!!
23 ファイティングマン初!!


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持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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