エレファントカシマシDB 2009/09/23(水) サンキュー!サンジュー!ディスクガレージ~MUSIC PARTY~ kimiさんのライブレポート

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kimiさん

楽しみにしていたディスクガレージの30周年記念のイベントでした。                                                         
エレカシ目当てで行ったわけですが、対バンの『ZAZENBOYS』を初めて聴きました。                                                            
なんとも言えない緊迫感のあるバンド。この緊張感は表現がなんともしにくいです。                                                          
それはまるで『オーケストラを聴きに行って、演奏者が固唾を飲んで指揮者の支持を待っている』ような感覚に近い空気の緊迫感。                                                          
でも合間合間に笑いが飛び出るユーモアたっぷり茶目っ気もある。そしてとにかく切れのいい一音一音。                                                          
オーディエンスへのパフォーマンスも忘れていなく、メガネをずらしてみたり、メンバー同士目を合わせてちょこっと不協和音をあえて出してみたり。                                                                             
初めて聴く演奏で歌詞は分らないはずなのに、きっと変えたであろう歌詞に笑いが出たり。                                                         
今までライヴで味わった事のないドキドキとワクワクで、ZEN BOYSをたっぷり堪能しました。                                                           

そしてエレカシの登場。今回で2回目のライヴ参加。                                                          
エレカシの20年の歴史をそう容易く把握する事は出来ないけれど、生で彼らの演奏を肌で感じたい思いで参加。
知らない曲はまだ何曲もありましたが、とってもソウルフルな曲で、彼らにまたもや『俺達の音楽』を刻み込まれました。                                                           
2回しか参加していないので、こんな事を言うのは贅沢というか知ったかぶりになるかもしれませんが、本当に素敵なライヴでした。                                                           
MCでは『ZAZEN BOYSはすごい。どうやって練習すればあんな演奏になるんでしょうか?本当に素晴らしいバンドです』的な事を宮本さんの口から聞けるあたり、エレカシの器の大きさを感じる。大人だなぁって。                                                          
でも本当にジャンルは違えども音楽という共通点でお互いに刺激しあっているのかも、本当に凄いんだなと思ったりしました。
                                                        
今日はエレカシライヴ2度目ということもあって、音だけでなくサポートメンバーナドの表情もうかがい知る事ができました。                                                           
キーボードの蔦谷さんが『宮本さんの一語一句、一瞬たりともサインを逃さないぞ』という顔で宮本さんを睨みつける(様に見える)                                                        
これもある意味先程のZAZEN BOYSの影響なのか?それに近い緊迫感だった。                                                          
エレカシメンバーから全面的に信頼を得ているからこそ、宮本さんが(蔦谷さんなら大丈夫と)気持ちよく歌詞を変えたりも出来るのではないかと思える感じがした。
とにかく気迫が凄く感じられた。                                                          
石くんと宮本さんのギターのセッション(と言うのか?)絡みは本当に少年の目をした二人が楽しそうにしていた。
もう…なんかいいなぁとほんわかする自分もいました。

                                                                                                                  宮本さんの口笛のシーンにはドキドキした。                                                          
「全力で歌う以外には考えられない」と言う感じで声が通る宮本さん。                                                        
本当に今日は声ののびも高音も、ドキドキするパフォーマンスもパーフェクトな感じ。                                                        
そんなに飛ばして大丈夫?と思った時に口笛のシーンになったからだ。                                                         
なんとなくだけど、周りもそんな雰囲気を醸し出していてガンバレ!!を皆が心の中でエールを送っていた事と思う。
もちろんそんな心配をよそにメチャンコ決まっていました!!

                                                                                                   
前回も感動した悲しみの果てで、今回はどうなるのか??とおもったが、今回は一人一人に細いシンプルな透明のライトが当たる。                                                       
うわぁ、、、。なんかこれ感動のツボに入る。                                                           
音楽を素晴らしくする為の照明はかなりポイントが高いと思う。
照明の相乗効果もあり目頭がジーンとなりました。                                                         
最後はファイティングマンで〆られ、エレカシの公演が終わる。MCは最初に言ったくらいでほとんど音勝負。
                                                                                                                                                                           ますます自分がハマっていくのがわかった。
それに気持ちよく乗っかっていきたくなる自分が居た。
もうそう思っている時点ですっかりやられていると思うけど、もう目が離せないエレカシ。
                                                                                                                                                                           ライヴが終わり外に出るとエレファントカシマシとZAZEN BOYSより「ディスクガレージ30周年祝」のコメントが色紙に書かれていた。                                                         
ZAZEN BOYSはサインだけだったのでエレカシを抜粋します。

                                                                                                                  ディスクガレージ(祝)三十周年!!                                                                     
僕らデヴュー以来好(よ)きときもさうでないときも、変はらず、世話になってゐます。                                                                        今後とも、よろしく!!                                                                
ドーンと行け!!

No.曲名回数
1 俺の道初!!
2おかみさん2回目
3 ゴッドファーザー初!!
4悲しみの果て2回目
5 風に吹かれて初!!
6ジョニーの彷徨2回目
7 リッスントゥザミュージック初!!
8 珍奇男初!!
9 何度でも立ち上がれ初!!
10 コール アンド レスポンス初!!
11FLYER2回目
12ハナウタ~遠い昔からの物語~2回目
13ファイティングマン2回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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