エレファントカシマシDB 2010/01/08(金) 渋谷C.C. Lemonホール たわらがたさんのライブレポート

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たわらがたさん

『今宵の月のように』『悲しみの果て』『ガストロンジャー』も、『ファイティングマン』さえもやらず、全て新しい曲を「コンサートの定番」に位置づけていた。だから新しめの曲中心で古い曲が少なかったけど、その挑戦と強い意気込みを心から頼もしいと思った。トミがとにかく素晴らしかった!痩せて、凄まじい気合い。全体に演奏はしっかりガッチリでよかった。ものすごい練習量がしのばれる素晴らしいコンサートでした。宮本先生は白シャツ黒ジャケで登場。序盤までやや固く、中盤から上がってアンコールは絶好調!ラスト『待つ男』、本当に最高でした。『真夜中のヒーロー』はコンサートでやってほしいとずっと思っていたので嬉しかった。『おかみさん』はアレンジがかっこよく、ギターバトルでは石君と宮本さんがしっかりおでこをくっつけていた。『すまねえ魂』はリアルに壮絶だった。久しぶりの『絆』も良かった。『真冬のロマンチック』、歓喜でした。もうこうなりゃみんなで昇天さ!MCが突然「ばかやろう…」と切り替わり、「おい…持ってこいよ」みんな歓声。『化ケモノ青年』石君のアタマにマイクでコンコンやってリズムをとっていた。『さよならパーティー』全員素晴らしくかっこよかった。いいバンドだなあ。いよいよ新曲「し、あ、わ、せ、よ、こ、の、ゆ、び、に、と、ま、れ」と一文字ずつはっきり発音して説明。高低の変化が激しいが素晴らしい歌唱。続いてもう一曲、新曲披露。渋さも陽気さもあり、懐かしいエレカシの、風の中を散歩している感じがあって、男くさくてよかった。『俺たちの明日』、サビで客電が点く。おばあちゃんのお客さんもノっていた。泣けた。「エブリバディ今日はこんなにあったかく迎えてくれて、さんきゅーー!」一度引っ込んで、アンコールはFIGHTING MANの黒Tシャツで再登場。なんと『地元のダンナ』!盛り上がった。『桜の花、舞い上がる道を』は、声がすばらしすぎて立ちすくんだ。神だと思った。このアクトは本当に凄まじくよかった。照明もかっこよく、絶好調のミヤジが勇ましい勇者みたいで、素晴らしい仲間達と共に今をかきならしている…なんていうか、非常にドラクエ的に見えたのでした(スミマセン)。ミヤジ「今年もドーンと行けー」と退場。暗転、長引く。みんなの拍手が止まらない。すると出て来てくれた!なぜか再び白シャツ。「では、一番めでたい曲を…」せいちゃんに合図。ずーーん。ででででっでで『待つ男』だー!!貧血起こして手すりに倒れかかってしまった。これがもう、本日のすべてをふっとばしてしまうくらいの出来だった。富士に太陽ちゃんとあるー!もう鬼神です。なんという声でしょう。壁の反響がビリビリ鳴って、会場全体がどこかの果ての異空間になった。最後、残響。マイクをゴンと投げ捨て、さーっと退場。かっこよかったなんてもんじゃない。終演後、こちらはしばらく呆然。
宮本先生語録。「本日はエレファントカシマシ、エス、でお送りしております」「見てください、相棒の石森敏行。なんというめでたい感じ!なんとなく!」「みんな今年もいい一年になるぜー!俺が請け合……わないほうがいいですかね?下手に請け合っちゃうと責任が…」「なんだうるせえなぁー。あ、アンプがね ♪」「俺お年玉もらいました。今年44なんですけど」「今年もいいこといっぱいあるぜー!つらいこともあるだろうけど、でもいいことも絶対いっぱいあるから、エビバデ今年もどーんと行けよーー!」

No.曲名回数
1Sky is blue13回目
2 真夜中のヒーロー初!!
3今はここが真ん中さ!5回目
4おかみさん12回目
5ゴッドファーザー3回目
6 すまねえ魂初!!
7ネヴァーエンディングストーリー7回目
810回目
9 真冬のロマンチック初!!
10こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい4回目
11ジョニーの彷徨15回目
12 化ケモノ青年初!!
13ハナウタ~遠い昔からの物語~17回目
14さよならパーティー8回目
15幸せよ、この指にとまれ2回目
16 赤き空よ!初!!
17FLYER16回目
18俺たちの明日17回目
19 地元のダンナ初!!
20笑顔の未来へ15回目
21桜の花、舞い上がる道を10回目
22待つ男2回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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