エレファントカシマシDB 2011/05/05(木) JAPAN JAM 茎さんのライブレポート

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茎さん

20:15エレファントカシマシS登場
宮本さんせっかく上着を着て出てきたのに、出てくるなり脱いでいました。

まずはエレカシのみのパート。
赤い照明で「脱コミュニケーション」。ずっしり。
続いて「悲しみの果て」「戦う男」「風に吹かれて」「旅」「ゴクロウサン」
思えば初期の曲から最近の曲まで網羅してたんだな。

戦う男が高速でかっこ良かった!こんなカッコ良い曲だったのかと再認識。
ゴクロウサンもやや高速。
緊張のせいなのか宮本さんいつもよりこまめに水を飲んでいた気がしました。
声が高音もよく出ていて期待。

旅の演奏中にジェスチャーで「持ってきて」と舞台袖の丹下さんに指示を出していましたが、結局そのまま終わっていたのが謎でした。

悪魔のささやきの曲たちは年始に聴いた時より全部良くなっていた気がした!
これからツアーに行くので楽しみだ!

「当時たくさんバンドがいたけど、俺たちにはこの人達がいたんです!」「この前リハやったけどすげぇぞ。俺は歌手だからみんなより分かる」「初心に戻ってやらせて頂きます!」という言葉でチャボさんを招き入れる。

『ブン・ブン・ブン』
個人的な話になりますが初めて聴いた曲でした。
私はRC世代では無いのでベスト版に入っているような曲+αしか知らないのだ。

でも…やっぱり…「ひゃーRCの曲と宮本のボーカルはぴったりだな」と思う。
てか清志郎さんと宮本浩次の声は似ているのかも知れない。声じゃなくて歌い方がどことなく似ているのか?ともかく自分の曲より上手く歌えてんじゃないのかこの男、とさえ思えた。
演奏も完成度が高い高い。

歌いながら先生はお尻ペンペン動作などしていました。妙にマッチしていて楽しい。ステージみんなとても楽しそうでこっちも嬉しい。

「免許持ってない時にトミの車で聴いたり、石くんの住んでた○○荘(名前忘れた)でよく聴いてました」と紹介してから『スローバラード』
蔦谷さんのピアノ。シャツの裾を思いっきり引っ張りながら歌う宮本。
声のびる。高い声まで絞り出してのびる。
…。ぬあーもう今日来てほんと良かったよ。。

そして「すごい歌詞。すごい好きな曲です」と言うような紹介をして『君が僕を知ってる』

本家の音源を聴いててもあまりそう思ったこと無かったのですが、とてもかわいい曲でした。
スピーカーの上に立ち、えっへんと腰に手をあてる宮本さんの所作とか歌い方のせいかも知れない。
なんかすごく可愛らしい曲だと思ってしまった。てかかなり良い曲じゃないすかこれ。
あー。やっぱり今日来てまじで良かったよ。なんだよなんだよ。良すぎるよー! 何
と感じ入っていたら曲が終わる前に袖からヘルメットを被った泉谷さんが乱入。

演奏終了後お客さんに向かって「お前ら何でも乗せすぎだ。次の曲は手拍子するな。手洗いにでも行ってろ」と早々に自分のペースに。
宮本さん「ちょっと待って」と制して「チャボさんありがとうございました」と君僕の演奏に対してお礼。そして泉谷さんには「リハの通りにやって下さい」と困った様子で注意。
会場から笑いが起こる。

泉谷さんトミに向かって「歌いやすいリズムで!」

そして『春夏秋冬』
わー。わー。そんな曲までー!
リードボーカルは泉谷しげる。
しげるさんのソロ中、落ち着かない様子でうろうろステージ上を歩き回る宮本先生が印象的でした。
たまに泉谷さんの後ろに隠れるように立ち(なぜその位置!)タンバリンを持ってみたものの鳴らさず戻す。最終的には超接近して二人で一本のマイクで歌っていました。

そして続いて再び泉谷しげるの『翼なき野郎ども』
「チャボがいるけど俺がリードギターだ。これが先輩風だー。」とチャボさん側を扇ぐような仕草の泉谷さん。みんな楽しそうだなぁ。

なぜか途中で宮本が石くんを引っぱって来てリードギターを弾かせる。誤って泉谷さんのギターが大幅削減されてしまったらしく「お前ら何やってんだ…。俺を潰す気か…。」とほんとにちょっとがっかりした様子の泉谷先輩でした。

ギターが他に4人もいるので今日は後半ボーカルに専念の宮本さん「やることが少なくて楽です」

そしてチャボさんがリードボーカルの『チャンスは今夜』
チャボさんが歌い始める前に宮本さんの叫びが入っていた。

全く格好良い70代だよー。ギターうまいよー。石くんもチャボさんに呼ばれて近くで一緒に演奏していて非常に楽しそう。宮本先生と泉谷さんもボーカル回しながら交代で歌う。この3人は一緒に歌っても全く違和感が無かった。

「楽しい時間はほんとにあっという間で…」と総合司会。
時計を見るともう1時間以上経っている。観客から「えーーーっ」という声。

そして石くんのリフ。赤い照明の中。『ガストロンジャー』

おー!そうか!そうだよね!泉谷さんいるならぴったしの曲!
「俺が産まれたのは高度経済成長の…」の部分を泉谷先輩が担当していました。
「放射能に負けっかー」と歌っていたかな。

そのままメンバーがはけて、さてアンコール!
かと思えば泉谷さんは残ったまま
「どうせやるって決まってんだ。なんでコイツら(観客のアンコール)待ちしなきゃなんねーんだ」と。

わたくし幕張からは家が遠いので大変ありがたい計らいでした。
このステージ、途中で抜けるとか絶対イヤだ。

そのまましげるさんはラブミーテンダーを鼻歌。「牛乳飲みてぇー」そうこうしているところへ石くんがやって来て、なぜか「コマネチ!」(鼻歌妨害のためなのか?笑)

その他のメンバーもやって来て宮本先生から客席へ一言「皆さん、相手にしちゃだめですよー」と。
対して泉谷さんは「お前らが早くやんないからだろうが」と返す。
「泉谷さんはわざとこういうことするんですね。でも楽しい時間をありがとうございます」
いつもの宮本からしたら随分と大人である。笑

終始この二人のやり取りが面白かった。
自由な泉谷しげると、ちょいちょいその泉谷さんをもて甘し、適当に扱う宮本。仲良いなぁ。

対するチャボさんに対しては、ほんとに敬愛しているんだろうなという態度で何度も何度も紹介をしていました。紹介し過ぎだよ宮本さん!
チャボさんも殆ど喋らなかったけど楽しそうだったなぁ。
あ。泉谷さんのことも敬愛はしているんだとは思うのですが…笑

そしてそして最後の曲は
「日本で一番有名なロックンロールナンバー!知ってる人は一緒に歌ってくれー」
なんですと!?宮本が「一緒に歌ってくれ」なんてこと言ったことがあったろうか!

『雨上がりの夜空に』
やっぱり最後はこれやるんだな!大大大団円!

とにかくステージの皆さんがみんな楽しそうで、自分たちのライブじゃ見られないような笑顔で…
当然中身も良かったんだけれど、その雰囲気だけでも見ているこっちが嬉しくなってしまった。
あぁ、ほんとにRC大好きなんだね。一緒にやれて良かったね。

私なんてエレカシのルーツだからって理由からRCを聴いたような人間で…。そんな人間でさえ感動したんだから。エレカシ自身や、同年代でRCも好きです!って人達の思いはいかばかりか。。

もう今年こんなのやっちゃったら来年どうするんだろう。心配になっちゃうわ。むしろまた同じメンバーでも良いよ…。と来年の出演を勝手に前提として考えてしまいました。
また来年も行きたいな。

No.曲名回数
1脱コミュニケーション3回目
2悲しみの果て18回目
3 戦う男初!!
4風に吹かれて7回目
53回目
6ゴクロウサン3回目
7 ブン・ブン・ブン初!!
8 スローバラード初!!
9 君が僕を知ってる初!!
10 春夏秋冬初!!
11 翼なき野郎ども初!!
12 チャンスは今夜初!!
13ガストロンジャー16回目
14 雨あがりの夜空に初!!


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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