エレファントカシマシDB 2011/06/19(日) TOKYO DOME CITY HALL 茎さんのライブレポート

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茎さん

東京2日間は2日目だけ参加。やはり最終日はすごかった。
レポートと言うより感想です。そのうえ長いです。

序盤はツアーの他の公演とほぼ同じ流れ。

『歩く男』の途中
「買い物帰りの人、犬の散歩の人、新聞を読む人……終わらないで」と言っていたような。
「手に負えない」と聞こえた人もいるようですが「終わらないで」だった。たぶん。
夕暮れよ終わらないでってことですよね。

屋内で働いている私にとって、夏にしか見られない会社帰りの電車からの夕暮れは貴重。
でもいつも出会えるとは限らないし、出会えても一番甘美な時間はあっという間に過ぎてしまって、いつも「あーもう少し終わらないで」と思っている。
最近ことさらにそんなこと感じていたので、その一言があまりにもしっくり来てしまった。
個人的な話ですみません。

『定め』は非常にドラマチックだった!特に語り部分。非常にドラマチック!
たぶんこの曲の紹介の時だったと思うけれど
「昔の曲。昔って言っても10年前、20年前、30年前の昔があるんですけど…10年前の曲です」
と言っていた。

今回の『旅』で「ギター、俺!」聞けました。笑

そして『ハロー人生!!』
わー初聴きだ!大好きだ!ライブで聴きたかったんだー!
このハロー人生から次の珍奇男の流れがすごかった。
その前までは割と客観的に見ていたが、ここで一気に持っていかれた。

『珍奇男』はあっさり目で、おっとっとすっとこどっこいの連呼は無し。最後の叫びも無し。
まだ「おっとっとすっとこどっこい連呼バージョン」生では聞けていないのだが…またやってくれるだろうか。

『ジョニーの彷徨』
石くんが機械の音を一度止めてしまい
先生より「意味がわからない」と注意を受けていました。
マイク通さず言っていたので、後ろの方の人は聞こえなかったかもしれない。
終わりのタイミングはバッチリ。

『普通の日々』
「ベイベー」ではなく「ベイビー」と歌っていた。
曲はとても良かったんだけれど「ベイビー」が気になって仕方なかった。笑

『赤き空よ』
大きな身振り手振りで空を表していたのが印象的。
この曲の、地に足がついたようなしっかりとしたテンポが好き。落ち着きます。
なんだかとてもエレカシらしいと思う。

『夜の道』
美しかった。口笛もばっちり。
散歩の曲という紹介から「この辺は散歩に良いですよ。水道橋の辺りは…」
と何かを言いかけるも「…まぁいいや」
どこを紹介しようとしたんだろう。小石川後楽園?とか?
詳細は覚えていないけれど、途中で歌詞がちょっと変えられていました。

次は『幸せよこの指に止まれ』だったので「ああ、この辺で本編終わりかも」と思う。
歌い終わって暗転「まーーーーーー!」と叫んでいた先生。
ざわめく客席。
……いったい何だったのだ、あれは。笑

本当に全く関係ないけれど「春に」という合唱曲を思い出しました。
“声にならない叫びとなって 込み上げる この気持ちはなんだろう”
まぁこの場合は声になっているけど言葉になっていないわけですが…。

そして『朝』から『悪魔メフィスト』
悪魔の壊しっぷりがすごい。
床に置いたギターが鳴りっぱなしのまま本編終了。

そう言えばどこかで
「今回のお客さんはセンス良い」と褒められました。笑

そしてこの後のアンコールからが、もっと凄かった。
選曲のレアさがちょっとした野音。

『極楽大将生活賛歌』
ワン、ツー、さん、はいっ。これライブで今後もやって欲しい。

そしてこれまたレアな『習わぬ経を読む男』の後
「渋い曲を」と言って、まさかの『DJ in my life』!!
ふぉー!まじか。この曲大好きだ!一度ライブで聴きたいと思ってた!けど望み薄だと思っていた!
始まった途端、前方のお客さんからも息を飲む声(というか、これこそ声にならない叫び)が多数上がっていた。
ミキオさんのギターと蔦谷さんのキーボードが効いていました。
渋い!渋カッコ良い!

ここに来て『俺の道』で「どぅどぅどぅどぅっどぅどぅーー!」
『ファイティングマン』で一旦退場。

そしてダブルアンコールの最初は
「珍しい曲を」とこれもまさかの『東京ジェラシィ』
うっわー。どうしたことでしょうこの地味ながらレアで渋カッコ良いセットリストは。

baby 何だか 男 全然 立つ瀬ない
行くぜbaby 勝利の 女神になってくれよ

女神になってくれなんて、そんな都合の良いこと言うのやめてくれ。
私はあなたのお母さんじゃないのよ!
と、この歌詞を聴く度に思っていたけれど。笑
もう、なってやろうじゃないか、てかもうここにいる女子みんなが君らの勝利の女神だ!
と、今回ばかりは思いました。何

「勝利は俺は全然怖くない」という歌詞。
不思議な言い回しだと思っていたけれど、力強く歌う宮本さんを見て、何だか意味が分かりそうな気がした。

そして『俺たちの明日』
本当に優しくて、包み込んでくれるような曲だ。。
この曲の時はいつも客席が明るくなるので、お客さんを見回すのが癖になってしまった。
なんてみんな幸せそうなんだ。
3階に、二人並んで「エ レ カ シ」Tシャツを着ている人がいた。
そう、そこの君。目立っていたよ。笑

どこだったか宮本さんが「どーんと行け!」の後に「どーーーん!」とだけ1回叫んでいた。
客席より「どーん!」返し。

『ガストロンジャー』で「また会おう」と言って退場。

これで終わりでも全くおかしくないと思ったけれど、客電が付かない。
おお!

メンバー再登場して大拍手。宮本先生より一言「恥ずかしい」と。

そして『待つ男』
客席からも「し あ わ せ   かいっ」と一緒に歌う声がしていた。
あれだけのステージをして、その後だとはとても思えないような演奏、歌唱だった。
全くなんという。。

2時間半弱で28曲
全くなんという人達なのか。。。

「色んなシーンがあったけど、長いことやってて良かった。
…もっと良いこと言おうと思ってたけど…考えちゃうとダメですね。うまく言えない」
というようなことを言っていたけれど、ほんと長いことやっててくれて良かった!と思う。
皆そう思っている。客席から大きな拍手が上がっていた。

生でエレカシを見られる時代に生きている幸せ。

ありがとう!

No.曲名回数
1moonlight magic3回目
2脱コミュニケーション5回目
3悲しみの果て20回目
4彼女は買い物の帰り道4回目
5歩く男5回目
6 定め初!!
7九月の雨3回目
85回目
9いつか見た夢を4回目
10 ハロー人生!!初!!
11珍奇男14回目
12ジョニーの彷徨6回目
13明日への記憶4回目
14 普通の日々初!!
15赤き空よ!5回目
16夜の道3回目
17幸せよ、この指にとまれ8回目
183回目
19悪魔メフィスト3回目
20極楽大将生活賛歌2回目
21習わぬ経を読む男2回目
22DJ in my life2回目
23俺の道6回目
24ファイティングマン14回目
25東京ジェラシィ2回目
26俺たちの明日18回目
27ガストロンジャー18回目
28待つ男5回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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