エレファントカシマシDB 2011/10/01(土) 大阪城野外音楽堂 笑実さんのライブレポート

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笑実さん

大好き。と、何度も何度も感極まりながら。今回も圧倒されっぱなしでした。
蔦谷さん側、三列目。スピーカーの前辺り。
いつもながら、登場ギリギリにはわたしが極度の緊張状態で、具合悪く。固唾をのんでドキドキの極致でした。
そして宮本さんの登場。…の次の石クンに!!?鮮やかなグリーンの短髪に黒いサングラス!!そう、たとえるなら、野沢直子さんの旦那様みたいな。しかもかるーく七三分け!!受けまくりました。石クン、演奏中はグリーンの汗が滴り、大変なことになっていました。でもご本人はいたって普通のいつものように振る舞っているのが、また面白い。途中宮本さんが、(石クンの髪を)大阪だから派手にしてきました…と言っていました。
今回は、蔦谷さん昼海さんを交えたエレカシSだったり、四人編成だったり、というのが、潮の満ちひきのように転換されていて、気がつくと、あっ蔦谷さん居なくなってる、そしてまた登場、というのが自然になされていました。単なるサポートメンバー、またはゲスト、というのを超えた信頼関係。エレカシSとしての安定感が伝わりました。
「古い歌なんだけど、いい歌なんで、胸を張って唄います」と言い、「ふわふわ」。そう言えるところが素敵です。若気の至りの戯言と、切って捨てるような歌はないのかもしれません。確固たる哲学と理想の中から生まれた歌しかエレカシには存在しない。そして、今また高らかに歌い表現するところが素敵。
生で初めて聴いた「勉強オレ」もよかった。「甘い夢さえ」も素晴らしかった。石クンのギターが気持ちよかったです。
遠くにカラスの声。「秋」「月夜の散歩」「サラリサラサラリ」の歌の終わりには余韻と静けさが際立ち、本当に美しい。素敵な声だな。うっとりします。
「ガストロンジャー」だったでしょうか。ほかの曲だったかな。宮本さんノリノリで、蔦谷さんの目の前で、電流がビリビリと走っているかのような全身の動き。と、ともに、「☆×○△?#×~っ!!」という、はちゃめちゃな、歌詞?台詞??絶叫??? すると蔦谷さん、見事にその音程とニュアンスを、「☆×○△#×~!!」と、鍵盤で再現し、電流がビリビリと駆け抜けるようなメロディーラインで応えていました。これは神業だ。
過去の映像をDVDで観たという話。たいてい白いシャツを着ているんだけど、髪型がいろいろだったり…蔦谷さんや昼海さんも(四人の歴史に比べれば)短い期間ながらイロイロ変わっている、と。しかし、若い頃よりも、今のエレカシ、エレカシSがいちばんかっこいいのです。昔に比べて変わっちゃったな~というんじゃなく、目の前で見ている、今がいちばんかっこいいって凄い。そうありたいと憧れます。
二回目のアンコール。さっきの黒シャツを白シャツに。下のほうのボタンが間に合わず、ボタンを合わせながらの登場。大阪野音は撤収時間が早めの設定なので、慌てたのでしょう。あと一曲。だったら黒シャツのままでも構わないのに。そこがまたなんともチャーミング。そしてとろけるような声で、今宵の月のように。

本当にかっこいい温かななライブでした。そして、ごめんなさい。私自身が感極まっているため、うまく伝わるよう表現しきれません。ただただ、大阪へ来てくれるかぎり、わたしはこの歌声を必ず聴きに訪れたい、と思いました。
新曲はいつやるのかな。楽しみは野音の先にとっておくのも、ある意味良いのかもしれません。

No.曲名回数
1 理想の朝初!!
2脱コミュニケーション4回目
3 定め初!!
4 ふわふわ初!!
5悲しみの果て8回目
6 ろくでなし初!!
7 一万回目の旅のはじまり初!!
8 勉強オレ初!!
9 太陽の季節初!!
10 甘い夢さえ初!!
11 秋-さらば遠い夢よ-初!!
12 月夜の散歩初!!
13 サラリサラサラリ初!!
14 ラスト・ゲーム初!!
15風に吹かれて3回目
16明日への記憶3回目
17ハナウタ~遠い昔からの物語~5回目
18新しい季節へキミと2回目
19男は行く2回目
20四月の風2回目
21 生命賛歌初!!
22幸せよ、この指にとまれ6回目
23友達がいるのさ2回目
24笑顔の未来へ3回目
25ガストロンジャー7回目
26ファイティングマン7回目
27今宵の月のように7回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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