[Champagne]、SHERBETS、フジファブリックと、エレカシの三つ前から会場に入りました。もう、熱気とお客さんの興奮が凄まじい!!
今回で二回目のRADIO CRAZY。前回、観客があまりに熱く圧倒されてしまったので、気軽には行けないわ~と思っていたのに。エレカシが出るとわかると、即座にチケットを取ってしまいました。結果、これ以上、汗は出ないだろう…というくらいの凄まじさで、エレカシ登場までに既に酸欠状態。もうだめだ~このまま倒れる…もしくはすごい圧迫でどうにかなる??と思いつつ、エレカシ観ずして倒れたらいかんいかん…と、まさに自分との闘い(涙)。よけるによけきれず、押されるままに進んでいったのがセンター3列めくらい。体力勝負でなるべく呼吸を確保するよう意識しながら、限界ギリギリでした。
そんな中、ついに現れたエレファントカシマシ。もう~すべてが吹き飛ぶとはこのことか、というくらいの、今宵の月のように。あの高らかな歌声により、本当に温かな安堵に包まれ、なんだか涙がこぼれました。何度も何度も聴いているこの歌だけれど、この日は一段とかっこいい。エレカシ始まりには、その後に続くバンドのファンの方々がギュギュッと押し寄せ、わたし含め、エレカシ目当てのファンは、見やすいポジションには近づけず…という感じだったんじゃないかな。わたしも大きく後退し、もうステージはほとんど見えずでしたが、それでもよかった。歌声に集中し、たまにステージを垣間見ていました。歌詞が?ん??あれ??と思うところが続いたけれど。宮本さん自身がいちばん焦っていたのでは。ワインディングロードで、一切合切…が、やたら続いていた気がし、様子は全く見えないけれど、むしろ面白く感じてしまいました。今宵~悲しみの果て、と馴染みの歌が続いたあとの新曲は、気合がみなぎりすぎて、一個歌詞が飛ぶと、頭が真っ白になったのでは。なんて、例えば山崎さんとの座談会なら、そんなことを話すかもしれない…などと考えてみたり。俺たちの明日は、途中でついに演奏を遮り、もっと上手く歌うのでもう一度させてください…と。大声援かつ、大合唱が巻き起こり、かえって会場が一つになった気がしました。いい顔してるぜ~と会場を見渡して言う宮本さん。そして、大阪からまんまで宇宙。ほんとうに宇宙だってどこへだって行けそうなパワーを受け止めました。今回は緩やかに始まり、新曲を挟みつつ、パワー・イン・ザ・ワールド、so many people、ガストロンジャー、という、ガツンとロックで締める王道のセットリスト。短いながら、濃いひとときでした。よいおとしを~と、何度も言って去っていく宮本さん。そして、あっという間の終了。
わたしの近くにいた、別のバンドのTシャツを着た男子二人組。すっかり、テレビのトークシーンの宮本さんをイメージして、茶化しながら待ち受けておられ、お手並み拝見的な空気でしたが。もう~のっけから、彼らの圧巻ぶりが見て取れて、なんだか可笑しかったです。誇らしい気持ちでいっぱいになりました。すごいな、エレカシ。演奏曲が少ないからって、手を抜かず、違う神経を遣いながらの真剣勝負。だからこそ、是非ともそれを見に駆け付けたいと思ってしまう。大阪に来られる機会は限られているし、そのチャンスには必ず訪れたい!!と、心から思いました。
ものすごーく近くにいるのに、あまり姿は見えず、モニターも見えず、そこだけがやはり今回は残念。
いろいろあったけれど、今年もエレファントカシマシの歌があり、ライブにも行くことができ、本当によかったなあ…と込み上げる気持ちを抑えながら。ふらふらになりながら会場をあとにしました。
No. | 曲名 | 回数 |
---|---|---|
1 | 今宵の月のように | 8回目 |
2 | 悲しみの果て | 9回目 |
3 | ワインディングロード | 初!! |
4 | 俺たちの明日 | 4回目 |
5 | 東京からまんまで宇宙 | 初!! |
6 | パワー・イン・ザ・ワールド | 2回目 |
7 | so many people | 3回目 |
8 | ガストロンジャー | 8回目 |
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