エレファントカシマシDB 2012/07/07(土) Zepp Namba 笑実さんのライブレポート

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笑実さん

終わってからもしばらく、醒めない夢の中にいるようでした。
遅い番号ながら、会場1ブロックめが空いていたので、なんとなく立っていると、なんと開始時にはキーボード前二列めに! 近っっ!! 緊張のあまり待っているあいだ、ぐらんぐらんに気持ち悪くなるほど。
 
まず、「大地のシンフォニー」で、もう、涙が止まりませんでした。この曲、このライブの序曲のよう。そして、トミがそこにいることだけで、胸がいっぱいになりました。よかった、トミ。…と思っていたら、「トミおかえり!」という歓声が。みんな同じ気持ちだったと思います。「眠れない夜」の銅鑼もめちゃくちゃかっこよかったです。ドラムを叩きながら、銅鑼を打ち鳴らすってすごい!! そしてスティックの捌き方が流れるようで、迫力満点!! トミが帰ってきた~と、ひしひしと感じました。
「珍奇男」。これが本物、これがプロフェッショナル、なんにも語らなくても、観て聴きゃあわかるだろ、という自信に満ち溢れています。グワーッと、お腹の底から、音とリズムの渦に巻き込まれていく、びっくりするような、そんな感覚。
「飛べない俺」。キーボードの前に座る宮本さんは少年のようでした。一生懸命弾いている姿がたまりません。左足を、つま先、かかと、つま先、かかと…とステップを踏むように、カウントを取りながら弾いていました。なんとも可愛らしい、しかし、それが一周廻って、とてつもなくカッコイイ。
「俺の姿をわすれるな…」なんて。忘れるはずない。。。と、いつもこの歌で泣いてしまします。そのあとだったでしょうか。ボソッと、「オーサカ、サイコーだぜ…」と。エレカシこそ最高です、と、また涙。
この日のギター、藤井さん。宮本さんをひたすら凝視。一挙手一投足を見逃さないように神経を研ぎ澄ましていて、まるで戦っているかのようでした。客席など、ほぼ見ていなかったのでは。
宮本さんからは全編にわたり、歌うことに心血を注いでいる、気迫を感じました。MASTERPIECEを観客のココロに必ず届けようという使命のもと、集中している。きっと、緊張感が途切れないように、しゃべらないって、決めている。でき得る限りの最高のステージをやるだけ。江戸の職人のようで、粋で、清々しい。大好きです。
でも、静まり返った中ギターを弾きはじめ、しーんと聴いていると、マイクに近づきいきなり、「ブワアッ!!」と大きな声を出して驚かしたり。キーボードに移動するときに、成ちゃんの帽子をずらしてみたり。ほんと、こどもやーんと、思えるような、ふざけたいのを抑えてる感が面白すぎる。
終演後扉を出ると、逆流して歩いてくる、スタッフ証を提げた方とぶつかりそうに。ふと見ると、昼海さんでした。わたしがあまりにびっくりして、あわあわしていると、近くにいた女子に握手を求められ、ニコニコと応じていました。男子だけど、美人だなあ~昼海さん。穏やかさに心が和みました。
 
新しいアルバムツアーにふさわしい、新たな挑戦と、感動に満ちていました。
このあと、名古屋での千秋楽を見届けたいくらい!! 行かれるかた、どうぞ至福のときを!!

No.曲名回数
1 大地のシンフォニー初!!
2定め2回目
3脱コミュニケーション5回目
4東京からまんまで宇宙2回目
5 約束初!!
6 ココロをノックしてくれ初!!
7 Darling初!!
8 穴があったら入いりたい初!!
9 眠れない夜初!!
10 金でもないかと初!!
11珍奇男4回目
12ワインディングロード2回目
13 七色の虹の橋初!!
14 世界伝統のマスター馬鹿初!!
15 飛べない俺初!!
16 我が祈り初!!
17俺たちの明日5回目
18花男2回目
19ガストロンジャー9回目
20ファイティングマン8回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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