エレファントカシマシDB 2012/10/14(日) 日比谷野外大音楽堂 フリードリヒさんのライブレポート

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フリードリヒさん

基本的にはバンドでのライブではない為、同じ感想を持っている方も少なくないと思うけれど、
今回は「急性感音難聴及び外リンパ瘻」という病気についてと、発症後、そして現在までの体調についてのミヤジのトークが多く、落ち着いて一曲一曲聞かせてくれたのが印象的だった。

メディアで取り上げられた様に段々と乗ってきたのか、どうしても伝えたい気持ちが強くなっていったのか、もともと想定していた曲数よりも多めの12曲を歌っていく中で、ミヤジの歌の方も、最初は通常より半音キーを下げた形での演奏の中、ファルセットを使用した歌唱法だったのだが、段々といつもの様な歌い方に近くなっていったので、もう大丈夫なんじゃないかと思わせるエネルギッシュさを感じさせる反面、もうちょっと体をいたわるなり、抑えるなりした方がいいのではと、心配もした。

改めて感じたのはミヤジの歌はミスなく丁寧に演奏して見せるだけのテクニック云々というより、粗削りでありながらも味わいのある歌や演奏を聴かせるプロフェッショナルさを持ち合わせている、という点。
病気である為に野音は基本中止になったのだけれど、
まるで、ちょっといつもとは趣向を変えて弾き語りコーナーを中心にライブして見せたかの様に、今回のステージはそれを全く感じさせないパフォーマンスであったと感じた。



あと、個人的な事だけれど、今年のアルバムのツアーは予定が変更されてしまった為に、見に行けず、ちょっと悔しい思いをした。
今度こそ、と野音のチケットをFCで予約したら、初めて抽選で外れてしまい、仕方なくオークションで今回のチケットを手に入れたら、今度はミヤジの病気と来てしまった。
(誰が悪い訳でもなく、これは仕方ない事なのだけれど、)
そんな中、友人も体調不良となってしまい、せっかく取った野音のチケットが無駄になってしまった。
しかし急遽今回のライブが決まり、それはそれで嬉しかったが、チケットは一枚余ってしまったままだった。

当日までちょっと考えたのだけれど、やはりせっかくなのでオークションではなく、中で見たくても見れない多くのエレカシファンに対して入場権利として提供をしようと決心。
開演10分前にこちらのチケット掲示板に書き込みをした所、すぐに一人のファンの方から連絡が来て、そのままその人とすぐに合流、入場した。

その方は立ち聞きのつもりで会場まで来る熱心なファンの方で、ライブ終了後、メールでちょっとやり取りをした中でも、その熱さは伝わった(笑)


今回は、何気なく掲示板に書き込んだ事で、チケットを無駄にしないで済んだ事は良かったと思う。
あと、そんな熱心なファンの方の思いを感じられた事で、改めてやっぱりやってよかったなぁと一人のファンとして素直に思えたのも気分が良かったです。

No.曲名回数
1 夢のちまた初!!
2悲しみの果て8回目
3 約束初!!
4リッスントゥザミュージック2回目
5 月の夜初!!
6 うつらうつら初!!
7 見果てぬ夢初!!
8 涙を流す男初!!
9花男3回目
10俺たちの明日7回目
11笑顔の未来へ7回目
12 ズレてる方がいい初!!


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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