まだ明るいうちに始まる。サポートはミッキーとキーボードの細海魚さん。紹介されると両手を合わせるのが印象的だ。
雲に夕焼けが紫だ。こんな空間で聴く「暮れゆく夕べの空」のなんと贅沢なこった。隠れた名曲と言って始めた「夢のかけら」エレカシは隠れた名曲だらけだ。アコギとオルガンだけの「月の夜」オルガンの音がシャワーのように降り注ぎ月の光と絡み合ってミヤジを照らす。
ライブも序盤なのに「待つ男」。セットリストの濃厚さがわかる。最新作と言って「TEKUMAKUMAYAKON」。ハコタイプの会場で聴きたい感じだ。「ワインディングロード」をよくぞ選曲してくれた。「月夜の散歩」ではほぼずっと涙を流しながら歌にならない。無理くり吹く口笛もかすれかすれ。細海さんに佐久間さんのキーボードをなぞってもらったらしい。貴重なシーンだ。
「ズレてる方がいい」ではどうしたって3年前のこの場所を思い出す。今こうして大音量で演奏している。これは当たり前のことじゃない。全員健康。見る方も健康。そうでないと成り立たない。とにかく歩こうと思った。
今日のガストは凄かった。ミヤジの絶叫は絶好調。トミのドラムは鋭い銃声のように炸裂してた。高緑のベースがうなりを上げ、石クンのディストーションの効いたギターもクリアに割れてビルの谷間をかけめぐる。ミヤジの声とキーボード細海魚さんとの掛け合い、ミヤジの声とミッキーのギターとの掛け合い。ツェッペリンとディープパープルを足して二で割らない。そんな感じではないけれども。
恐らく新作アルバムの特典映像を撮影していたのだと思うが、スタビラーザー付きの小さなビデオカメラを持って客席通路を歩き回る女性カメラマン。振り上げる拳舐めのステージ映像を撮影していたのでみんな必要以上に拳を振り上げていた。必要以上って何だ。
「愛すべき今日」をやってないので、二回目のアンコールがあると思ってはいたが、蔦谷さんが駆けつけてくれるとは予想外。最後はローリングストーンズみたいに全員並べ!と言って集めたが並んで終わりだった。「レコード買え!」って。CDだけど。
C3-48
No. | 曲名 | 回数 |
---|---|---|
1 | おはよう こんにちは | 9回目 |
2 | ドビッシャー男 | 3回目 |
3 | 悲しみの果て | 99回目 |
4 | ああ流浪の民よ | 5回目 |
5 | 誰かのささやき | 15回目 |
6 | 暮れゆく夕べの空 | 3回目 |
7 | 夢のかけら | 2回目 |
8 | 月の夜 | 18回目 |
9 | 自宅にて | 初!! |
10 | 待つ男 | 20回目 |
11 | TEKUMAKUMAYAKON | 初!! |
12 | 星の砂 | 20回目 |
13 | 珍奇男 | 44回目 |
14 | 極楽大将生活賛歌 | 9回目 |
15 | 四月の風 | 26回目 |
16 | 生きている証 | 8回目 |
17 | ワインディングロード | 6回目 |
18 | 月夜の散歩 | 5回目 |
19 | 今宵の月のように | 75回目 |
20 | めんどくせい | 4回目 |
21 | 化ケモノ青年 | 22回目 |
22 | ズレてる方がいい | 11回目 |
23 | ガストロンジャー | 83回目 |
24 | RAINBOW | 初!! |
25 | 生命賛歌 | 27回目 |
26 | 星の降るような夜に | 14回目 |
27 | 友達がいるのさ | 18回目 |
28 | 愛すべき今日 | 2回目 |
29 | ファイティングマン | 58回目 |
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