エレファントカシマシDB 2015/12/04(金) サンポートホール高松 アンドロメダマさんのライブレポート

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アンドロメダマさん

高速バスにて高松へ。地図で確認した高松の繁華街はコンパクトなので、どこかでバッタリ先生に会えるんじゃ?と幽かな願いを抱きつつ、最新PAO&サインペンをバッグにしまって、商店街~栗林公園(素晴らしかった)など歩く。あのオリーブホールにはしっかりと『RAINBOW』アルバム発売を知らせるポスターが貼られてありエレカシ愛を感じた!そのエレカシは前日に高松入りで、コンサート当日は、朝からずっと「最初から最後までを通して行うリハーサル」をしていたらしく…バッタリと出会えるはずもなかったみたいで。

サンポートホールは新しくてとてもきれいだった(JR高松駅も高速バスの発着所もすぐ近く)。当日は強風が吹いてたのでたくさんのファンはガラス張りの大きな階段のエントランスで待っていた。客層は老若男女で、ゆったり待つ人が多かった。いざ開場。ステージの天井からしわしわのモノクロの和紙が下がっていた。『good-bye-mama』を歌ったツアーの時はワインレッドのビロードが下がっていたな…と流れ行った歳月を思いながら座って待つ。座席も広め、傾斜もあってしっかり舞台が見えた。

ステージ始まる。宮本さんは黒の長袖Tシャツ、細い!ステージのセットと同化してて、かろうじてあの色白の顔が動く事で、その存在が分かるような感じ。前から8列目だったけど、宮本さんが小さく感じた。でも、他のメンバーがしっかりと持ち場につくと、いつものガッシリとしたエレカシになった!『おはよう こんにちは』から始まった。「さよおなら~」で客席に向かって手を振った。始まったばかりなのに。

そう、メンバー紹介で「石くん、今日もサングラス掛けてます。目が見えないから何を考えているのか分かりません。」(石くん、無反応)そんで、ミッキーの紹介の後にさり気なく
「でも、サングラス似合ってま~す。」とフォローした。(でもまた、石くん無反応)。この日の石くん、なぜか固かった。

印象的だったのは『Under the sky』を熱唱する宮本さんの歌声とその姿。スルスルスルとなめらかにステージの際まで出て行って、まるで歌謡ショーのようだった。最前列でそのクネクネと動く宮本さんを観てしまったあのファンの人はきっとその姿を一生忘れられまい…その立ち尽くすファンの人の後姿も一緒になって、私の脳裏に焼き付いてしまったほど。

私的な不完全燃焼は、コンサートの最初から最後まで、あの美しい宮本さんの歌声が、マイクを通すとジジジッと雑音にかき消される部分が多かった事だった。

終盤、「今日は、こんなに人が来てくれるとは思ってなくて…平日なのに、みなさんありがとう。」とポロリと話して、ようやく場が和んだ気がした。それから『俺たちの明日』で拳を振り上げるファンと宮本さんが一体化して会場中がウルウルしてきた気がする。

宮本さんが嬉しいと、ファンも嬉しい。

袖に引っ込んでスタッフの人と何か相談して戻って来て「この前、テレビで歌って…。」と一言いって『翳りゆく部屋』を歌ってくれた。あれはきっと予定外に高松のファンの為に歌ってくれた。きっと。

帰り居酒屋さんに入って「エレファントカシマシのコンサートの為に来ました。」って、草刈民代似の綺麗なおかみさんに話したら、「エレカシ!?元気にしてるの?」って驚いてくれた。アルバムも出たことなど話した。注文の品を持ってきて、「それで、お客さんは沢山来てくれてたの?」ってまた心配してくれて、3階席まで入ってた事も伝えました。高松の人のエレカシ愛、また感じました。

No.曲名回数
1おはよう こんにちは5回目
2定め2回目
3TEKUMAKUMAYAKON2回目
4愛すべき今日2回目
5悲しみの果て43回目
6 3210初!!
7RAINBOW2回目
8 昨日よ初!!
9 なからん初!!
10 シナリオどおり初!!
11 永遠の旅人初!!
12Destiny3回目
13ズレてる方がいい4回目
14漂う人の性3回目
15あなたへ2回目
16やさしさ6回目
17桜の花、舞い上がる道を8回目
18石橋たたいて八十年3回目
195回目
20ガストロンジャー32回目
21 Under the sky初!!
22 雨の日も風の日も初!!
23俺たちの明日20回目
24笑顔の未来へ16回目
25翳りゆく部屋5回目
26ファイティングマン22回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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