エレファントカシマシDB 2017/03/20(月) 大阪城ホール 笑実さんのライブレポート

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笑実さん

初めてPAOで大阪城をバックに佇む四人の姿を目にした時から、歓喜と期待しかありませんでした。大阪城ホールで記念すべきライブをすることが本当に嬉しく待ち遠しかったです。

近頃、良席に恵まれていたのですが、今回はてのひらに乗りそうなサイズに見える、アリーナの中央後方。

オープニング、おそらく、スペシャル版のオールタイムベストに付いていた、写真集の中から??と思える写真が、過去から現在へ年代と共に前方の二つの大ビジョンにどんどん映し出される。その際の音楽がとてもよく、画面を見ながら胸が高鳴りました。(のちに、これは、村山☆潤さんがこのためにリミックスしてくださったものと、知りました。)幼少期の写真に始まり、年代がどんどん現代に移り、ベストアルバムの撮影風景に。そうして最高潮に会場をひきつけ、現れたのが、まさしく、2017年のエレファントカシマシの四人でした。そこで、あの石くんのギターで始まる、「ファイティングマン」!!もう、出だしから鳥肌でした!!

「うるさいかもしれないけれど」と、言いながら、第1部は宮本さん自らが一曲一曲どんな曲かという紹介をされました。「話す」と、決めてきたらしいです。
「ふたりの冬」は「お金もあまりなくて、散歩をよくしていた頃の歌、いや、お金があっても散歩をするんですけど」と。
作った曲をレコード会社の人に聞いてもらい、「母性の強い女の人にしか受け入れられない」と言われた話。
「荒井由美さんの『翳りゆく部屋』」宮本さんの歌唱とストリングスチームの演奏があいまって、よりいっそうドラマチックでたまりませんでした。
「2週間ほど耳が聞こえなくなった」という話をしながら、「ズレてるほうがいい」について語り、「言わなきゃよかったな……甘えました……」と言う宮本さん。心配させるような弱味をちらつかせたかな、と瞬時に配慮を見せる宮本さんらしさ。。。
ふだんのライブにはない解説付きのスタイルは、それぞれの曲と、それとともにここまでやってきたファンへの愛情の表れでしょう。しかし、記念碑的なコンサートというのではなく、これからだぜ!!!という、気概と爽快感が勝っていました。
第2部は、奴隷天国でスタート!休憩にと席を外していた人々が、客電のついた状態で席へと急ぐ姿は遠い昔、前座でやったという、渋谷公会堂の様子がよぎりました。

終始、広い会場の端まで十分にビリビリと伝わる素晴らしい声。「花道を作ってくれてありがとう、花道好きなんで」といい、花道まで出てきて歌いながら何度もその下に降り、また、跳び箱のようにひょいと花道の上へのぼる宮本浩次・50歳!!
 ほんとに、かっこよすぎる、超人だ。。。
全てを出しきり、魅せきって去っていかれました。

「大阪中の電気を消して   夜空を見上げに」きてくれてありがとう!!!
できることなら、大阪城の桜を満開に咲かせ、お迎えしたかったくらいです。30年前からしっかりとエレカシを支えてきてくださった筋金入りの先輩方にもリスペクトの思い。会場いっぱいのエレカシファンのなか、幸せに満たされました。

翌日のラジオでは、終演後、おはぎ二つとケーキを召し上がったとか。おはぎ!??って…… キレッキレのライブとのギャップがなんともチャーミングすぎる。

祝30周年☆
キラキラ輝くエレカシから益々目が離せません。
ここからまた次に向かう力強さから、パワーをもらいました

No.曲名回数
1ファイティングマン21回目
2デーデ14回目
3新しい季節へキミと7回目
4悲しみの果て24回目
5今宵の月のように17回目
6戦う男2回目
7 ふたりの冬初!!
8翳りゆく部屋6回目
9リッスントゥザミュージック9回目
10風に吹かれて14回目
11ハナウタ~遠い昔からの物語~9回目
12桜の花、舞い上がる道を7回目
1332105回目
14RAINBOW9回目
15ガストロンジャー25回目
16やさしさ4回目
17四月の風10回目
18ズレてる方がいい13回目
19俺たちの明日20回目
20奴隷天国2回目
21珍奇男7回目
22Under the sky5回目
23コール アンド レスポンス4回目
24笑顔の未来へ13回目
25TEKUMAKUMAYAKON8回目
26so many people9回目
27夢を追う旅人4回目
28花男9回目
29友達がいるのさ6回目
30おはよう こんにちは2回目
31待つ男6回目


持帰り用体験回数(コピーしてご利用下さい)


持帰り用セットリスト(コピーしてご利用下さい)

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