大阪城野音は五年ぶりらしい。
五年ぶり。。。
そう!あの、復活の野音以来です。
大阪も申し込みは一枚のみ、ランダムと案内があったIDチェックも丁寧に一人一人行われる厳戒ぶり。
なりひびく「Wake Up」の出だしの声、刻まれる重低音にゾクゾク。そこからの「Easy Go」!場内の「待っていました!」の歓喜ぶりがとてつもなく、新曲ながら一斉に上がる腕、ピタリと揃う手拍子が、もうたまらん、という、幸せの光景でした。
そして、細見魚さんの跳ね方、すごい! なんと ポップな!! 初めて生で見る魚さんは、これまでのどのキーボード担当された方々とも異なり、うちに秘めた熱の爆発、歌唱を支える滑らかな演奏が、圧巻でした。
昔の歌は体力を使う……と、宮本さん。
「上野の山」だったか、珍しくトミが1拍余分に叩いて終わり、「オイ!!」と宮本さんに一声怒鳴られる。会場、一瞬ピリつくも、怒りは尾を引かないので安堵。
細見さん、昔からの友達、というか、先輩なんですけど、というお話のあとの「おれのともだち」。
ホールライブではなかなか聴けない曲がどんどん披露され、さすが野音は別枠だと、ドキドキしました。
「星の砂」破廉恥なものは――で胸元をはだける宮本さん。歌い終わり、手をキラキラさせる会場の振りが「すごい!」そして、昔、若い頃にも、会場みんながこうやって盛り上がりまくってくれたことに驚き、どうしていいかわかんなくてわざと怒って帰った……とか。そのときのことを思い出したそうです。いい意味で「不気味」だと。笑笑。「不気味って言ったら不気味だろうよ」と。なんか、わかる!それに、らしいエピソードだなと思いました。
「さよならパーティー」はやっぱり大好きです。これは理屈抜き。 ここでまた、生で聴かせてもらえるとはと、噛み締める幸せ。
脱いでいたジャケットをしっかりと着直して始まった、「なぜだか、俺は祷ってゐた。」で、もうやばい。。。この歌詞とこの歌声。涙がこぼれます。歌い終わったあと、まず中に入れず会場外に溢れている皆さんの拍手がさざ波のように場内に聞こえ、演奏に花を添えていました。この一体感はたまらず、とてつもなく感動しました。
大阪城野音はぎりぎりまでステージのライトはなく、日が沈むにつれてのライティングがよりいっそうドラマチックに映えます。
選曲に、歌声に泣けました。
こんなとびきりのライブを体験できることは、奇跡。当たり前にいつだって行けるものと、甘えてはいけない。いついつまでも、彼らのやりたい音楽を、直に見届けられる日々が続きますように☆
そう願ってやみません。
No. | 曲名 | 回数 |
---|---|---|
1 | Wake Up | 初!! |
2 | Easy Go | 2回目 |
3 | おはよう こんにちは | 3回目 |
4 | 浮き草 | 初!! |
5 | 上野の山 | 初!! |
6 | 人間って何だ | 初!! |
7 | おれのともだち | 初!! |
8 | 星の砂 | 8回目 |
9 | 珍奇男 | 9回目 |
10 | 武蔵野 | 2回目 |
11 | 神様俺を | 初!! |
12 | いつもの顔で | 初!! |
13 | さよならパーティー | 4回目 |
14 | かけだす男 | 初!! |
15 | Destiny | 9回目 |
16 | なぜだか、俺は祷ってゐた。 | 初!! |
17 | ズレてる方がいい | 18回目 |
18 | オレを生きる | 初!! |
19 | RAINBOW | 16回目 |
20 | 今宵の月のように | 24回目 |
21 | 笑顔の未来へ | 19回目 |
22 | 友達がいるのさ | 8回目 |
23 | シグナル | 4回目 |
24 | 悲しみの果て | 31回目 |
25 | 歩いてゆく | 2回目 |
26 | 月の夜 | 初!! |
27 | 旅立ちの朝 | 初!! |
28 | 男は行く | 5回目 |
29 | so many people | 13回目 |
30 | 花男 | 12回目 |
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