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初ライブ。はじまりは意外な曲だった。でもすごかった。 本編では特に悲しみの果て、ネヴァーエンディングストーリーが良かった。 まさかアンコールが2回のあるとは思ってなかったし、 ハロー人生!!とファイティングマンが生で聞けて嬉しかった。 いいライブでした。
チケットが外れたので音だけでも聴こうと、電車代自分で出して万博公園へ。それにしてもモノレールって高いな…。 さて、着いたらカレーを食べて森の後ろから見ていたわけだが、ゆず(?)が終わったあたりで見知らぬおじさんが「もっと見えるとこあるで」とそこで見ていた人に声かけを始めた…結局30人が大名行列のような状態で警備員のいない山中を抜け、広場へ(笑)。 着いたら……聞こえる!!見える!!もうスクリーンが丸見えでした! モノブライトのあと、エレカシ登場。白シャツが見えた。 総合的によかったです。ほとんどの曲にMCがありました。ファイティングマンで手を上げてる人は私一人でした(笑)。帰り道に広場を教えてくれたおじさんが水を飲んでいたのに会ったので、もう一度礼をいい帰宅。 帰ってライブレポ書こうと思ったら……キーボードが壊れていた!!(-∀-;)
10曲くらいかな、と思っていたわたしにとって、この曲数、セットリストは満足です。特に俺の道、女神になってはよかったです。
野音暦二年。 まだまだ若いですこの俺は。 実は最近失恋があった。 だからもう信用できる人は宮本しかいなかった。 この野音だけが望みだった。 そんな思いを胸に、森ノ宮駅を出た。 そこは黒山の人だった。 文豪Tシャツの人、昇れる太陽Tシャツの人、様々だった。 「全て腐ってしまえ。」そんなことを毒付きながら私は、芝生席の入場待ちをしていると、 星の砂とか四月の風とかリハーサルの音がありありと聞こえてきた。 早く来て良かった。 そして、開場の合図があり、五十八歳の小太りのおばはんがチケットの切り取りを始める。 整理番号191番。 一列目に入れるかと思えば二列目までびっしり埋まっていた。 そこで私は真ん中三列目に陣取ったのだが、ここでは皆が立つと窮屈で見えにくいと思い、一番後ろに移動した。 壮大な空想に耽っていると、人々が騒ぎ始める。 エレファントカシマシ・参上。 宮本は白のシャツ。 ギターを持った。 奴隷天国とか期待していた私には何か期待はずれに思えた。 しかしそんな感情はギターの音が聞こえるとともにさーっと消えた。 【明日に向かって走れ】 正直涙が浮かんだ。 あの宮本が、私の目の前で歌を歌っている。 私の目の前で甲高い声で悶絶している。 それだけで涙が浮かんだ。 【幸せよこの指に止めれ】 ギターがいつもと違った。 キターと思った。 しかし何かなぁ・・・とも思った。 【地元のダンナ】 おおっ! いいんじゃない? ありがとうございます! 純粋に嬉しかった。 この頃には元カノなんてもう眼中になかった。 が、次の瞬間――― 宮本:『お前ら、彼女と上手くいってるのかよ?』 いってねーよ(P)WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW ふざくんな(G)WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW あ、勝手な意見すみません(笑) で、実際に「いってねーよ!」と声に出してしまいました( ) ここでまた思い出してしまった。 せっかく忘れかけてたのに。 あーあ。 【ゴットファーザー】 が始まる。 【悲しみの果て】 で一瞬盛り上がる。 【うつらうつら】 のMCは、一瞬日曜日(調子はどうだ)のMCかと思った。 ―――――(この辺は記憶が空ろです。)――――― 【シャララ】 !!やっと来た、と思った。 ここまでは知らない曲続きで、私はまだまだ浅いファンなのだな、と痛感した。 この「シャララ」は今どこか惹かれていた曲なので嬉しい。 「シャララ、シャララ、シャララ」気持ちいい。 今回こそはエピックの曲では礼儀正しく座ると決めていたのに、体が勝手に動き出す。 魅力的な曲だ。 すると・・・ 【星の砂】 ここでくるんかい!! 会場が沸きあがる。 もう定番なのかな? 皆が手をひらひらさせるのを余所目に私は手をひざの上に置き、柵に座っている。 【パワー・イン・ザ・ワールド】 思わず前に動いた。 期待していた曲だった。 涙が出そうになった。 「伊達や酔狂じゃねぇ」だってさ。かっこいい。 【珍奇男】 座って聴いた。 「ユニバの宮本」の前では逆に座ったほうが怒られるのではないか。 そう感じた。 高緑のテンションがこの曲で最高潮に達する。 そして【新曲・歩く男】。 なぜだろう、優しげな印象の曲だった。 【赤き空よ】 宮本が全力で悶絶しているような気がした。 【はじまりは今】 もともとポニキャンの曲は恋愛ものが多くて食えなかったのだがこの曲は、失恋した今となっても心に響く。 わがままを言えば、風に吹かれてもやってほしかった。 【友人がいるのさ】 ざわついた。 結構人気が高い曲なんだな、と感じた。 【ファイティングマン】 えーーもう終わりですか!?終わりなのか?人々よ(石森) この曲はもうライブでも聴きなれている。 隣の人が盛り上がったので私は小声で「座れぇあほんだらぁ」と呟いた。 もちろん聞こえないようにね(笑) といっておきなが自分でも盛り上がりました。 ところが宮本は退場する気配がない。 【FLYER】だ。 富永の重低音のドラムがやけに胸を揺らす。 「今日を越え明日へ」 こうして私もいつの日かはこの失恋の哀しみから離れていくのだろうと思うとなんだか虚しくなった。 間髪いれずに【ガストロンジャー】 これはエピックじゃなかったヨネ? 2000年くらいの曲だよね? よっしゃ手を上げよう!! 「胸を張って出かけよう!」 すんばらしい。 やっぱり自分にはエレファントカシマシしかいないと思った。 ついていくしかないと思った。 「サンキューエブリバディ」一旦退場。 アンコールの拍手に去年の野音に比べてまとまりが感じられなかった。 それでも、「宮本」は登場してくれた。 さあ何をやる? デーデか? やさしさか? 【リッスントゥザミュージック】 失恋song。 宮本はまるで何事もなかったかのように歌い上げていく。 初期の頃の曲に「お前の夢を見た(ふられた男)」とあるが、 あの曲が存在しているからには宮本も失恋を経験しているに違いない。 感極まった私は、柵に坐るのを止めて前に移動した。 次に来たのは【四月の風】。 ここでやるのか、と思った。 宮本曰く「大好きな曲」。 何の脈絡もないが、私にはこのMCにおいて宮本に「エピックに契約切られて」と悔しそうに呟かれた言葉が胸に突き刺さった。 次いで、宮本が「初期の頃の曲」と呟いたように聞こえた。 そのあと「月」と聞こえたので私は「月の夜」「月と歩いた」のどちらかだと思った。 野音前日にYOUTUBEに「月の夜弾き語り」を出したのが功を奏したか、とまで思った。 しかし 【今宵の月のように】 であった。 空を見上げれば中途半端に欠けた半月ともなんともいえない月が悠然とあった。 次に【ハナウタ】。 今の宮本がハナウタをやらないはずがない! 後から思えば昇れる太陽からはこの歌だけだったのが不思議である。 そんでから何だ? 【花男】だ!? 「さようならぁ~」とやけに感情をこめていう宮本の姿。 いつも花男が最後に演奏されるわけがようやく理解できた。 それと同時にこれで終わりかーとも思った。 でもまた出てきた。 何回出てくるんだこの人たちは。 勿論出てきてくれて大いに結構。 嬉しいですよ。 背伸びしてみたら、アコギにパイプ椅子。 これはもしやもう珍奇男は終わったんだし・・・ 【偶成】か? 【偶成】か!? 【偶成】や!! そう自分の中で勝手に決め付けた。 失恋してから毎日のようにYOUTUBEに偶成の弾き叫びをアップし続けて、 やっぱり、宮本は応えてくれたのか、と勝手に思い込んでいた。 こんなところで偶成なんて聴いたら多分、 恋愛なんて糞くらえだーーとかいって色々悪いことに手を出して行ったに違いない(笑)。 しかし、演奏されたのは 【涙】 だった。 涙もYOUTUBEに最近何度も弾き語りをアップした作品である。 もしかしたら・・・見てくれているのかな?と思った。 でも何か複雑な心境だった。 次に【新曲】。 シングル候補らしい。 シングルカット、大いに結構。 で、終わった。 宮本は恒例の「また会おう」を言わずに退場したもんだから、 私はてっきりアンコール3で【待つ男】でもやるのかと思っていた。 しかし、期待虚しく公演は終了してしまった。 私は暫し唖然とした。 まあね、満足のいくライブでしたけども、今パソコンの前で振り返ると今の自分には、やっぱり今回の野音に60点以上はつけられないというのがやや不本意ですかね・・・。 帰り道、まだぼんやりと余韻に浸りながら、京橋でうどん食べた。 思うことは特に無かった。 自宅の最寄駅に着いた。 帰り道、駅から30分以上の徒歩。 私はその家路で、「偶成」を歌いながらぐちゃぐちゃに泣いた。 本当に俺には何が足りなかったのか。 何が足りなくてこんな惨状に陥ってしまったのか。 しかし、いつしか口から発せられる音楽はaikoの「花火」に変わっていた。
私見で申し訳ないですが 平日→客少ない→レアな曲もやってくれる 休日→客多い→売れたい→売れ線セットリスト このZEPP OSAKA2日間は特にこの傾向が顕著にあらわれたのではないか、と思います。基本的には両日とも満足でしたが、東京のセットリストを見てから一般予約した私にとっては2日目のセットリストは満足できるものではなかったですかね。
愛知付近に住んでいながら、初のZEPP NAGOYA。整理番号4桁のくせに2列目で見ました。全体的に悪くなかったですが、最近は専ら初期の曲ばかりを聞いていたので、盛り上がる観客と宮本さんを見比べてヒヤヒヤしながら見ておりました。でも「漂う人の性」という曲が聴けて元を取った気分です!野音とは、また野音開催地とは違った雰囲気がGOODでした。