初めての生エレカシから約半年。その間、相変わらずの貧乏学生の私はアルバムを2枚揃えるのがやっとだった。3枚目が出ていたらしいのでその曲ももしかしたら1,2曲披露されてたのかも知れない。 ただ、極めて短いライブではあった。 さて、頑張ってチケットを取った私。番号はNO.5。と言う事は私と同じくらい必死にチケットを取った人が当時5人はいた。ただ、1番に取れた人が一番見たい場所で見れるとは限らない。と当日会場に入って気付いた。ELLの客席に椅子が並べてあったからだ。端から順番に席に座る。私は中央よりやや高緑さん側。真ん前で座って見るというのはあまりに近すぎて、こっ恥ずかしくもあり、緊張もする。不自然で不自由に感じた。 メンバーの皆さんにとっては自然で自由だったのだろうか。 とにかく何もかも、驚く事ばかりの印象深いライブだった。 まず最初に驚いたのは、失礼かもしれないけれど、宮本さんの細さだった。黒い皮のベルトの先が1回転半まわって、背中にあった。そういう方にたまにはお目にかかるが、滅多にはいない。だから、元から切って短く出来ないのかなあ、とか石森さんの借りたのかなあ。とか一瞬で色々妄想したが、そんなほか事を考えてる事すら見透かされて、出て行けと言われかねない位、宮本さんからはとてつもない威圧感が出ていた。とにかく、とても怖かった。ステージも客席もピリピリと緊迫した雰囲気で私はマバタキも我慢するような勢いで見て、一生懸命聴かざるを得なかった。 そして太陽ギラギラで宮本さんがマイクを床に叩き付けた。何が気に入らなかったのだろう。あんなにあからさまに機嫌の悪い大人の人を初めて目の当たりにして、ショックを受けた。そして舞台袖へと引っ込んでしまった。 まさかね。と思ったが、そのまさかの終了だった。予定通りの終了だったのかも知れないが、私は途中で辞めたとしか思えなかった。もっともっと曲が聴きたかった。納得が行かなかった。 暫くして、事を把握した客席からは野次がひどかった。 あの野次は楽屋に戻られたメンバーの皆さんにも届いていたのだろうか。 あんなに一生懸命に力の限りを出してライブをして、真剣に聴いてる観客ばかりなのに、なんでこんな風になっちゃうんだろう。
No. | 曲名 | 回数 |
---|---|---|
1 | おはよう こんにちは | 初!! |
2 | やさしさ | 初!! |
3 | 優しい川 | 初!! |
4 | ああ流浪の民よ | 初!! |
5 | 太陽ギラギラ | 初!! |
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