エレファントカシマシDB 2016/05/03(火) rockin’on presents JAPAN JAM BEACH たわらがたさんのライブレポート

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たわらがたさん

ものすごい強風。カウボーイ映画ばりの横殴りの砂塵が叩きつけ、こんな中で歌えるのかと心配になりましたが、さすがはエレカシ。宮本先生もメンバーのみなさんも、過酷な中でパワフルなライブを見せつけ、我々の心に火を灯してくれました。登場と同時に会場いっぱいの大歓声。『おはよう こんにちは』の宮本先生のイッパツめの声の凄まじさに、どよめきが起きる。これで掴んだな、という感じ。伸びた髪を風になびかせ、身を乗り出して歌う宮本先生の姿は見とれるほど美しく、神様みたいでした。『おまえと突っ走る』は意外な選曲、まさかここで初聴きできるとは!感激。「来年デビュー30周年なので、便乗商法でいろいろ売りたいと思ってます」と言ってから「なんて、言わない方がよかったかな。言わなきゃ良かった」とか。『今宵の月のように』はラストがいつもと違うアレンジ。そして今日はなんと言っても、新曲が素晴らしかった!あの環境でなぜあの声が出る…。そして聴き進むほどになんという名曲。あの難しい課題の歌詞をどんなふうに歌われるのか楽しみにしていたけど、そのソリューションとしての「歌ぢから」「曲ぢから」が、想像を絶するほど素晴らしかった。サビ直前のメロディ展開、「くちびるからココロへ…」の歌詞と、両手で口を抑えて差し出すパフォーマンス、そして2番のAメロに戻っていく…。とにかくサビ以外の部分もすべて、あの難しいサビを成立させる「説得力」として、完っ全に成功していると思った。この難題を、こんなシングルに値する作品力を持った曲にするなんて、とんでもない破格の才能にあらためて度肝を抜かれました。宮本先生「シングル、発売、予定。追って…追って連絡します」と。早く繰り返し聴きたくてたまらないです。『RAINBOW』は周りの人たちがみんな知っていて、一緒に跳ねて歌い出したのでびっくりした。歌う前の宮本さんの「この曲で一気に自信を取り戻しました」という言葉にグッときました。『ガストロンジャー』も、宮本さんもメンバーもハジけてて良いガストでした。村山さんのパフォーマンスも印象的。『俺たちの明日』の前だったか、宮本さんがオレンジのエレファンツタオルで口をぬぐっていたので、もしや口の中まで砂だらけなんじゃないかと思ってしまった。最後『ファイティングマン』、今日も最高!宮本さんが「白い風」そのものみたいだった。今日のライブは全体的にかっこよくて可愛くて、パワフルで楽しくてあったかくて、しあわせな時間でした。エレカシさん、今日も本当にありがとう。フェスの帰り道はいつも、エレカシを観た人たちが絶賛するのを聴いて、自分まで嬉しくなります。

No.曲名回数
1おはよう こんにちは7回目
2悲しみの果て56回目
3 おまえと突っ走る初!!
4今宵の月のように42回目
5 夢を追う旅人初!!
6RAINBOW5回目
7ガストロンジャー50回目
8俺たちの明日38回目
9ファイティングマン44回目


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