整理番号90番台。「家事都合」にて会社早退。“おかみさん”を聴きに行くのだから広い意味で嘘ではない。18時前に到着。会場外のロッカーに荷物を預けてから入場。中でひたすら待つ。前から2列目。せいちゃん寄りっていうか蔦谷さん前。10分過ぎにメンバー登場。一気に押され1列目の人にひっつく。その後、スペースができ2列目なのに落ち着いて最後まで参戦できた。宮本さん黒シャツ。オープニングのSky is blueからカッコいい。おかみさんは思った通り最高のロックだ。今回のツアーのお決まりらしい質問、「エレカシのライブ初めて来る人」振り返ってみたら私からはそんなに多くは感じなかったけど「結構いるな~。」そして「じゃあ2回以上来てる人」にはほとんどの人が「はーい!」とレスポンス。「毎度あり~」みたいなことを言っていた。今日はなんだかステージ上での笑顔が多かった。会場の雰囲気もとても楽しい。「暑中見舞」「It’s my life」アンコールの「so many people」等、会場が音楽と一体となって宮本さんに遊んでもらっているような気がした。宮本さんの声もよくて1曲1曲丁寧にみんなに届けと歌っている気がした。特に「絆」が心に響いた。全ての曲が今のメンバーの自信作でどこをとっても素晴らしい。こんな空間にいれたことがとても贅沢で幸せで、何度も音楽の神様に感謝した。
整理番号は300番台だったけどまさかの2列目、石君寄り。中央はすでに何列か出来ていたけど少し端に来るとスペースがある。昨日も今日も宮本さん黒シャツ、アンコールは白シャツ。しかしセットリストは1曲目から違う!同じだと思ったら大間違いだと宣戦布告された気がする。今日は極端にMCが少ない。次から次へと曲が進む。1曲でも多く演奏したいんだという気迫がある。雰囲気も友好的な昨日とはうってかわってきりっとした緊張感が漂う。「まぬけなJohnny」のイントロ、いつもより蔦谷さんのピアノアレンジが目立つ。いつものイントロは1曲目のフェイントで使ったから?ステージに近いのでマイクを通さない声やカウントを取る時の腿のあたりをたたく音まで響く。歌いながらステージ隅の小さな照明の持ち手を少しいじって客席にでも向けるのかなと思ったらおもむろに自分の顔を照らし、照明の光を目を見開いて凝視。そんなに光をみたらクラクラしないのかしらと心配になる。今日のセットリストはもちろんおおよそ決めて進んでいるのだろうけど、時々宮本さんから別の指示が出ているらしくギターチェンジがあたふたしている場面が何度かあった。「ガストロンジャー」も小声でメンバー連絡。歌いだし前、「まあどの曲も同じようなテーマなんだけど、実際のところ、どう思っているの?一人ひとりは」と言ってからライトが赤くなり歌いだした。どの曲の時か忘れたけど宮本さんのギターチェンジが多くて「別にギターを見せたい訳じゃない。チューニングとかね・・。このギターは石くんから借りっぱなしで俺の物になっちゃってて。音がいいから。(石君に)すみません。借りっぱなしで。」石くん「いいえ!」「いい音なんですよ。何年くらいの?あー73年か74年?」みたいな会話がありました。アンコール前にスタッフがなにやら紙をアンプに張り付けた。まさか次なる新曲カンペ?何が書いてあるかはもちろん見えない。アンコール1曲目。「午前中にCDでこの曲を聴いてSky is blueの裏テーマだということに気が付き小躍りした」という太陽の季節。昨日はめずらしく登場しなかった男椅子に足をかけて演奏。2曲目の『今宵の月のように』の指示がヒラマさんに伝わっていなかったのかあわててギターチェンジ。その準備の間に宮本さんがギターをポロンと弾いて「“今宵月とありて、今宵月とありて・・・”奴隷天国にはこんな曲もあります。」と少しだけ絶交の歌をつまびいてくれた。当然客席からはもっとやって~という声があがったけど「出来ないんだよ・・」と少し笑い。そして「最近この曲が好きで。いっとき嫌いな時もあって。“新曲勝負だ!”ってフェスで新曲ばかりやっちゃって怒られた時もあった。あれいつだったかな。シングル曲ってロマンチックなんですよ。」そんな会話の後、今宵の月のようにが始まったのにすぐやめてしまい足もとに張ってあった先ほどの紙をはがし、破り、くしゃっとして後ろに捨てた。紙が気になったのでしょうか。その後何もなかったように再び歌いだした。今日はものすごくたくさん歌が聴けた気がしたが終わった時間は昨日と大差ない。エレカシは退場の際、いつも潔い。ステージ上でそれぞれが最高の仕事をしてそして潔く去っていく。職人達だ。
宮本さん、白シャツで登場。今日も6人編成のエレファントカシマシS。ドラムセットが台に乗ってない、ステージにフラットな設定だからトミの位置が低く感じた。今日の席は中央で、真ん中より少し前くらい。全体が良く見える。この会場はコンパクトだから一番後ろでも良く見えるのでは?1曲目、「明日に向かって走れ」からものすごく今日の調子がいいことが分かる。歌詞の情景が浮かんでくる。今日は最初から最後まで、1曲・1曲が心にズシン、ズシンと響く。いつもだけど今日は特にいろんな宮本さんを見ることができた。つくづく音楽に包まれているような人だと思う。「真夜中のヒーロー」は凄く色っぽい。「星の砂」ではいつも以上の動き。(踊り?)「珍奇男」では「ばかなのでしょうか~」の後にまじめな顔をして「バカなんスか?」なんていうから客席に笑いが。「too fine life」で石くんを前に。下手側に促し、ギターソロ。石くんの後ろ姿にこちらに戻れと手招きするがノリノリの石くんは気がつかない。歌の途中に「あんた、こっち」と言って戻した。ステージの上も、客席も楽しい気持ちでいっぱい。途中、宮本さんがピックを拾って台の上に置いたと思ったら、後で友人に聞いたらセミだったらしい。「四月の風」では歌終わりに本当にふわーっと風が会場に吹き、バックにはセミのものすごい鳴き声。野外のいいところです。アンコールの時間帯で「ハナウタ」って珍しいな、やわらかい感じで終わるのかな?と思っていたら「締めようぜ!(←この言い方がまた男っぽい)」と言って「花男」。客席との一体感があった。もう少しだけという、願いが届いて、アンコール2が始まる。「涙」。心にしみる。新曲で終了。シングル候補と言っていたけど、まだ本決まりではないのかな?最後に宮本さんが「いいコンサートになりました。お互い様だぜ!」と会場のみんなにぐるぐると手をまわしてみんなのお陰だと言ってくれていました。せいちゃんのベース、ものすごく良かった。トミはいつものパワフルドラムで髪の毛が逆立っていた。石くんはにこやかで。暑い中、すばらしいコンサートを有難う。エレカシSのみなさん。セットリストも、歌も、大満足な大阪でした。終わった後、エレ友さん達との話が尽きませんでした。
開演はいつもの通り、10分遅れ。宮本さん、白シャツで登場。石君、サングラスかけている。1曲目「脱コミュニケーション」。“欲張りな愚か者に幸あれ”の歌詞をことさら強調。会場全体を指さす。「新しい季節へキミと」“変わりゆくとう・・名古屋の街で~”。セーフです。最前列で感じた会場の圧力。ベスト3は地元のダンナ、so many people、ファイティングマンです。地元のダンナの時はバーに何度も打ちつけられたけど肋骨折れてもいいやと思って楽しみました。実際折れたら洒落になりませんが。“名古屋のダンナ、名古屋のおかみさん”と。「good morning」で石君、ミッキーのコーラス。なんだか東京の時より良くなっているみたい。前半、とんとんと進み、多分「彼女は買いものの帰り道」前くらいでやっとMCだったかな。もっと前だったか。今日のMCは始まると、まとめていろんなことを話してくれた。暖かい雰囲気だった。「ようこそ名古屋~。名古屋の人だけじゃないかもしれないけど。いやー名古屋の人は押しが強い。楽しもうという気持ちが強い。昨日ラジオにでたけど。あっ、みんなには会ってないね。」「とても大切に歌っている曲で。どの曲も大切なんだけど。アルバムの5曲目に入っています」で「彼女は買いものの帰り道」。私は心の中で、5曲目は旅なんだけどなとつぶやく。「幸せよこの指にとまれ」イツイツイツイツイッツオーライで終わる。