第一回目というイベント、シャトルバスから降り田んぼに囲まれた道を15分程歩いて会場へ。
猪苗代湖のすぐ横にステージが設置してあり足元は砂場。ステージ後方には快晴でクッキリと姿を見せた磐梯山。
湖畔なので涼しいかと思いきや灼熱の暑さの中でのライブでした。
ステージはこぢんまりとした大きさながら結構高い。近くでは見上げるようだった。足元後方に向日葵の花束が。
キーボードとマイクスタンド、男椅子にマイクスタンドとアコギ、もう一つマイクスタンドとアコギが設置されて3人体勢の様子。
12:54頃 宮本さんニコニコ一人で登場しスタッフの人と握手して「こんにちは!」シャッと両手上げてステージへ。
【四月の風】イヤモニは無し。まっすぐ立ってアコギを弾きながら。声は良く伸びてるけど歌詞間違えたりしつつ1番で終了。終わって「すごい緊張しています。びっくり」
【今宵の月のように】「1番!」と宣言して歌い、間奏飛ばして「ポケットに手を~」ギター間違えまくるもそのまま歌い続けぶっちぎる。その後もボロボロになりつつどうにか終了。泣く子も黙る名曲がヨレヨレギターに素晴らしく良い声で歌い上げられる。「ご静聴有難うございます。緊張しています。」胸に手を当ててさすっていたから相当緊張していたんだろうなぁ。
歓声を受けて「ありがとう嬉しいです」
【悲しみの果て】危なっかしいギターに対して天下無敵の美声が轟く。ベイベーの部分は優しく囁くように。上手側で左手上げてポーズ→尻を客に向けてペンペン
「素晴らしい友人を、駆け付けてくれた蔦谷好位置さん、ヒラマミキオさん」「心強い助っ人」
客「石君は?」(全エビバデの疑問が!)宮本「石君は帰っちゃった。RIJFがあって。…呼んでくれてありがとう!」
「野口英世記念館しか行ったことないけど」「野口英世の動く人形があるから行って下さい」
【OH YEAH!(ココロに花を)】「宜しくお願いします」「渋い曲なんですけどアルバム『ココロに花を』に入っている曲で…」と省略せず曲名の正式名称をきっちり読み上げる。蔦谷さんのキーボードが優しく響き、明らかに安心感を増した宮本さんの声に力が入る。オーイエー!の時の左足をダンダン床に叩き付けるので床が波打って直置きしていたペットボトルが倒れて転がる。更に両足ダンダン足踏み。音源のハンドクラップ部分で手を叩く宮本さん、えっここ叩くの?と戸惑っていると再度宮本さん手を上げて叩くので、ようやく客もハンドクラップ。終わって「サンキューエビバデ」深々とお辞儀。自分でギター自らアコギをチューニング。「人前に出るのは好きだけど、こんなに緊張すると思わなかった。いつもバンドだから…」「貴重な経験」
【笑顔の未来へ】軽快なキーボードが響く。正面を向いて歌いながら、しきりに手を下げろの指示。「背中合わせ」歌ってからチラッと背中を正面に。「あなたが望むなら~」を一気に歌って最後ちょっと余る(たまにやるやつ)腰は左右にクイックイッと「ミッキー!」と急に振られても対応出来ずに普通に弾くミッキー苦笑。テロリストで手をバイバイ
終わってニッコリ笑顔で水ゴクゴク飲んでから「チューニングします」暑さでギターのチューニングがすぐ狂ってしまい、他のアーティストもしょっちゅうギターをチューニングしていた。観ているだけでも滝のようにとめどなく溢れる熱き汗を背中に感じていたので演奏するのは更に大変だったのだと思う。私の異常な汗の量はステージが激烈に近すぎるのもあると思うけれど。
【愛すべき今日】「一番新しい曲」左足をドンドンと踏み鳴らす。星の下~で両手上に手をヒラヒラしてから抱きしめて~で胸に手を当てる。闘いの~は今まで荒々しくなっていたのを綺麗に歌ってた。夢見るものさ~を自分でコーラス。愛おしき人よ~で足をダンッダンッ鳴らす。ステージギリギリまで出て来て歌いまくる。目覚め~で左目指輪っかにして当てる。アコギが床と平行にひっくり返り駅で車両に売りに来る弁当売り状態で邪魔そう。輝く光~の高音は無理矢理ひねり出さずファルセットで。歩くのさ~でミッキー前で足踏みして歩く。
キーボードとアコギと堂々たる宮本さんの声が響き渡ってシンプルな音の中で歌の力強さが際立ち、美しく纏まって今まで聴いたことのなかった新曲の一面を見た。ナンバーショット、RIJF、オハラと、フェス3回全部違った。産声を上げたナンバーショットから、随分成長したなぁという感じに。
メンバー紹介「蔦谷好位置さん、ヒラマミキオ、ミッキー」「俺が宮本です、エレファントカシマシの」「水飲んで下さい。俺ばっか飲んじゃってる」「生きてるって歌、何でもそうなっちゃうけど」蔦谷さんとミッキー、にこにこして見守る2人。
【風に吹かれて】最初ワンツーとカウントとるもやめて蔦谷さんに任せる。キーボードイントロ中に水ゴクリ。下手側に来て右カフスボタン取る。男椅子前に持って来て片足乗せる。炎天下でも時折吹く猪苗代湖からの風があって、雄大な会津磐梯山を後ろにして歌う宮本さんハマっていた。ここでもしきりに下げろの指示。イヤモニしていないのでモニターからの音が大きいのだろう。狭いステージでもちょこちょこ動くので自分で引っかかったマイクコードを直す(丹下さん不在)曲中「エビバデー!」両手投げキス!「好位置!」 キーボード聴かせる部分でマイク持ったまま手を叩くのでパンパン響く。さよならさ~で椅子背もたれに左足、座面に右足を乗せて手を左右に。「サンキュー!合唱みたいだったなエビバデ!」あれっ合唱してた?前方、私の周りでは歌ってるの分らなかった。 終わってタオルで顔拭く仕草がポージングキメてて大袈裟でちょっと笑いが。
スタッフに「時間もうやばい?…あと10分!」早い!あと10分だと2曲位かなと想像。
客から「〇〇やって~」宮「え?」客「〇〇やって~」宮「ごめん、よく聴こえない…」(もっとやって~と言っていたようです。友人談。私は宮本さん同様よく聞こえなくて、てっきり曲名言ってるのかと思った。)
【流れ星のやうな人生】「渋い曲」とアコギ鳴らすもコード分からず蔦谷さんに聞く。キーボード弾いて教える蔦谷さん。左足をタオル乗せたままの椅子座面に置き(ちょっと踏んでも気にしない)「遠ぉい空ぁ~」ギャーー!流れ星のやうな人生!!嬉しい!!!!若干ギターあやしいけど気にしない!好きな曲なので絶好調の声で歌ってくれるのが本当に嬉しい。「流れ星のやうなじーんせーいィィーーズオオオーー!!」しのごの~部分間違えて高速で直す。そして「何もわかりゃしねえええ!」に痺れた。宮本さんの圧倒的な声量と迫力を堪能。はーー良かったよーー!!
【俺たちの明日】宮本さんギターチューニング変えたらしく最初エッという顔で蔦谷さんとミッキーがアイコンタクトして苦笑いしてた。何の問題もなく進む曲。流石。モニターに左足かけてグッとステージ前に出る。ついでにぐわっとマイクスタンド倒す。歌いながら自分で直してスタンド横向きのまま歌う。ギター演奏放棄、肩から外しつつもマイク持つ右腕にストラップ引っ掛けたまま逆さまにひっくり返ってヘッド部分が床についてた。最後のアウトロで「あと何分ですかぁ~?終わり?」とギタージャカジャカしながら。客「えええ~~」
【ハナウタ】間髪入れず、そのままギター鳴らし「遠い~昔からの物語~」歓声!手拍子!即座に対応するプロフェッショナルな2人。「ハナウタと名付けよう~」までの超ショートバージョン。短いけどねじ込んでくれて嬉しかった!「オハラブレイク!呼んでくれてありがとう!」ジャンプ!投げキス2回!
「蔦谷好位置、ミッキー!」ともう一度紹介、帰りにピースピースの大盤振る舞い!
汗だくでとてつもない暑さの中、見に行って大満足。しかし最初の宮本さんのみの3曲の緊張っぷりが激しくて四月の風では大体8月の風となったりご当地名入れるのに入らかなったり、余裕の無さが凄かったなあと思い返し。足元に向日葵があったことも目に入っていなかったんじゃないかな・・・。
トシロウさんと細美さんのライブ中、忌野清志郎原画を展示してあるトレーラーハウスの入口に猛烈な暑さの中でもきっちりタキシード着て入口に立っていたのは、やはり山本潔さんに見えた。マントショーで清志郎さんのマントをサッと回収する方。ライブ後はステージに上がってお仕事されてた。
ロケーションが素晴らしいイベントで、湖に入ったり音楽聞いたり、細美さんが「大人の夏休みだね」と言っていたのがピッタリ。
会場入口付近で買った福島県産のあかつきという品種の桃が甘くてジューシーで非常に美味しかった。
(ツイートを加筆修正)
No. | 曲名 | 回数 |
---|---|---|
1 | 四月の風 | 17回目 |
2 | 今宵の月のように | 76回目 |
3 | 悲しみの果て | 100回目 |
4 | OH YEAH!(ココロに花を) | 5回目 |
5 | 笑顔の未来へ | 56回目 |
6 | 愛すべき今日 | 3回目 |
7 | 風に吹かれて | 39回目 |
8 | 流れ星のやうな人生 | 4回目 |
9 | 俺たちの明日 | 76回目 |
10 | ハナウタ~遠い昔からの物語~ | 30回目 |
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