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昨年と同じく立ち見での参戦。 一言で言えば、安定感、充実感が滲み出ていたLIVE! フェスやツアーをこなし、経験をつんで確実に進化している印象。 バンドの音は、降り注ぐシャワーというより、突き刺さるというような。 グルーヴ感があって、音に厚みがあって、相当練習してきたんだろう…こちらの想像をはるかに超えるほどに。 間違えたり歌詞を忘れたっていいと思う。譜面通り、CD通りの演奏を聴きたい訳じゃない。演奏の中に、気迫やそのときの感情が織り込まれているから素晴らしい。 レアな曲もたくさん演奏してくれて、改めて以前に作った曲の素晴らしさ、瑞々しさに驚く。 個人的には「月の夜」を聴いて、心が震えた。 今年も野音に参戦できることに感謝。
出演順がわからないので、15時過ぎにいったん入場。 エレカシさんは、6組中5組目の19:10からと掲示があった。 1組目の9㎜を会場の後方から眺めていたけれど、音にまとまりがなくて聞きづらい。 いったん会場を出てあたりをぶらぶらし、18:30くらいに会場に戻る。 予定時間より10分ほど早く、メンバー4人+ミッキー登場。 1曲目終わると、マイクの音がとぎれとぎれになっているのにミヤジが気が付き、スタッフに取り換えてもらう。 セットリストは、フェス仕様でみんなが割と知っている曲がやっぱり多かった。 唯一『めんどくせい』が新しい曲なので、どこでこぶしを上げていいか迷った。 前回と違ったアレンジになっていて、練習を重ねているんだなと想像。 やっぱりエレカシはLIVEで聞くのが最高! 観客の振り上げた腕のあいだから垣間見えるエレカシさんたち、最高! 石くんとせいちゃんの帽子いじりも健在。 石くんは乳首もいじられてたかな・・・。 石くん、うれしそうだった。 半年ぶりのLIVEだったから、観客もエレカシさんたちも、「今日を待ってた!」感があふれていて、会場全体がヒートアップしていった。 演奏予定曲が終了した後、時間が余ったらしく、急遽『待つ男』をやってくれることに。 ミヤジが「聴いてちょ!」といったあとに、せいちゃんにイントロを始めるよう指示。 予定外の演奏にうれしそうな歓声が上がってた。 最後、はけるときにミヤジが「俺たちが元気もらちゃった!」と捨て台詞。 そして久しぶりにマイクを「ドゴッ」っと床に落として退場・・・。 投げキッスはなかった。 エレカシさんの通常運転が確認できて、安心できたLIVEだった。
神様俺を ゆったりした曲調ながら、叫ばずにはいられないとでもいうように、歌詞を突然叫び出す。びっくりしたけとCDと同じだった。 今を歌え 静かに優しく、闘えって言われたので頑張るよ明日から。 自由 曲の最後の方に向かって盛り上がっていく感じですごくよかった。 シャララ 私が死んだら高く評価される曲ですと言って始まった。この日一番聴けてよかった曲。
◉風に吹かれて せいちゃん、トミ、石くんは舞台からはけての演奏。じゅんじゅんのピアノが効いているアレンジでしっとりと。 サビのところで誰も手を振っていなかったのはなぜなのか。 ◉マボロシ 好きなアルバム『life』から。 他の曲とはまた違う声の出し方で、やさしく丁寧。 『うたうよーーーー』とか長音が特に素晴らしかった。 ◉悪魔メフィスト 振り幅の大きいエレカシの最もハードな曲。生で聞いたことのない人は置いていかれる曲。 そんな選曲に拍手。 照明がチカチカで辛くなったことがあるので目を閉じて聴いていた。 曲の最後にミヤジがギターを弾きっぱなしで床に放置してスタスタとはけてしまったので『ビョーヨーヨーン』と音が鳴ったまま他メンバーもはけていく。 なんかカオス。観客はキョトン。で一部終了だった。 ◉風 演奏してくれてありがとう。 この歌に背中を押されている。 この日、一番聴けてよかった曲。 ◉so many people 盛り上がりが一番すごかった。 アリーナ全体が見える席だったけど、一番こぶしが上がっていた。 一階K列(最後列) 視界の上半分は二階バルコニーという席。 二階席の方が見えたかも。