私は今までに何度となく『今のエレカシは最高潮だ』と思ってきたが、今ほど最高潮だと思ったことはないだろう。全てのエネルギーが音楽に集中している。しかも4人が4人とも同時多発的に最高潮だ。アドリブが利かないと言われつづけた石クンがギターソロを弾いている。寡黙な高緑があんなにハイフレットまで使ってアピールしている。パワフル・トミのパワフル加減は年齢と反比例してゆく。それをまとめあげる総合司会の宮本。一体彼等は何者なんだ。
ロックミュージシャンを職業として認識し、40に近い彼らは追随を許さない孤高の境地にまで辿り着こうとしている。ヘタをすれば振り払われそうなくらいのエネルギーを持ってしまったこのバンドに、私は振り払われないように体力をつけてどこまでも引き摺られてゆく。それが気持ちいいと感じるからだ。
数年後にまた言うかもしれない。『今のエレカシは最高潮だ』と。
No. | 曲名 | 回数 |
---|---|---|
1 | パワー・イン・ザ・ワールド | 7回目 |
2 | 一万回目の旅のはじまり | 5回目 |
3 | 化ケモノ青年 | 7回目 |
4 | イージー | 7回目 |
5 | ディンドン | 3回目 |
6 | 必ずつかまえろ | 2回目 |
7 | 星くずの中のジパング | 5回目 |
8 | 地元の朝 | 5回目 |
9 | 生きている証 | 6回目 |
10 | 曙光 | 6回目 |
11 | 涙 | 9回目 |
12 | ハロー人生!! | 12回目 |
13 | どこへ? | 11回目 |
14 | 歴史 | 8回目 |
15 | 生命賛歌 | 11回目 |
16 | 花男 | 12回目 |
17 | 暑中見舞-憂鬱な午後- | 20回目 |
18 | ファイティングマン | 9回目 |
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