霧雨が降ったり止んだりの天気の中、駅からちょっと歩いたところにある戸田市文化会館。
行ったことない会場だったけど煉瓦に覆われた外観と木目のホールでクラシカル。とても良い会場だった。
当たり前だけど、ステージが広い。奥行きもあってライブハウスはすぐ後ろが壁だったけどトミの後ろに空間があって不思議な感じがした。
19:05開演。エレカシ+ヒラマさん+サニーさん(キーボード)の6人。
【moonlight magic】ホールはやっぱり響くなあ。宮本さん今日恐ろしいくらい声出てる!後半に行くにつれどんどん伸びていく声!!と、サニーさんのコーラスが入って新鮮だった。サニーさん声にクセがないし宮本さんに上手く合わせてコーラス。綺麗にハモってた。
【ゴットファーザー】チリリンチリリンと打ち込みの音が響いて「おおっ!」やっぱりホールだと編成も違うし曲の差込も変えてきた。
【彼女は買い物の帰り道】ライブハウスではやらなかったアルバム曲。高低差のあるこの曲も見事に歌いこなす。高音部分もバッチリ!ささやくように最後「あいしてる・・・」
【歩く男】「OK!トミ!」トミの力強いドラムで始まる。これもツアー初。ここでもサニーさんのコーラスが入った。マイク片手にウロウロ。マイクスタンドにマイクを戻す時に横に挿さなくて縦に入れたからアイスみたいになっててちょっと可笑しかった。気になって仕方なかったので横向きに入れなおしてくれて良かった(笑)曲終わって宮本さんジャケット脱ぐ。
【9月の雨】「挑戦で、自慢の曲です」と言うので昔の曲かと思ったら「ヨロレイン~」どんよりした今日の天気にピッタリだと思った(秋じゃないけど)宮本さんおもむろにタンバリン鳴らす。この曲見事に歌いこなしてた。調子悪いと難しいんじゃないかな。最後の「秋になーりーましーたーーーーーー」ホールの高い天井にこだました。
【旅】ホールで聴くとまた違う感じ。ライブハウスではダイレクトに身体の中に直接入り込んでくる感覚だけど、ホールでは広がりのある世界観を感じられたというか俯瞰して見れた。初めて聞いた時からずっと好きな曲の印象が色々変わって面白い。トミのスティックが弧を描いて飛んだ。
【暑中見舞い】宮本さん「ダダダダダダダ!」と前奏煽って「もういっちょーー!」と何回かやる。・・・が、途中で歌うの止めて「以上、暑中見舞いでした!!・・・もう一回やっていいですか」「公開リハーサルでした!」と謝ってもう一回やり直し。再開後はきっちりと素晴らしく、宮本さんの熱唱の裏でサニーさんの「アーーアーー」のコーラスがとても良かった。鍵盤やコーラスが入るとコンサートと言う感じ。成ちゃんの帽子取って自分がかぶり、石君へ適当にかぶせるからちゃんと広がってなくて折れてたからすぐに石君の頭から滑り落ちる。終了後のメンバー紹介で「石君成ちゃんに帽子返して」で観客爆笑(あなたが取ったんでしょー!笑)
【珍奇男】「お金を!」の部分が会場によって増えたりするので身構えてたらなんと過去最高「お金を!」×10回「金!」×6回最後にダメ押しの「お金を!」×1回で合計17回!!(笑)指折り数えてしまいました。最後のクライマックスで「馬鹿!馬鹿!馬鹿!」と連呼。13,4回くらい??(流石に不意打ちで数えてなかった)
【遠い浜辺】「車の免許持ってない頃で・・・車の歌で」「ガンダーラコンビネーションの素敵な歌です」宮本さん出だし初っ端から歌詞飛んで「ああああ~~~!!!」と両手で顔を覆う。「すみません!恥ずかしい!プロにあるまじき・・・!」メンバーにも観客にも頭下げて平謝り。「良い歌、歌います!」と切り替えてもう一度。丁寧にじっくり歌う。「あぁ 働き続ける男たちの日々は あぁ 涙枯れ果てた心からさ この体を信じて」この曲の歌詞にじんわり・・・名曲だなあ・・・。とても良かった。
【明日への記憶】この曲はライブハウスでも素晴らしいなと思ったけど、ホールの広がりと響きがとてもよく合ってて堪能できた。しかし終盤の「家に辿り着いてドアを開けた~」の部分から宮本さんワンテンポずれて入り、メンバーの演奏とワンテンポずれたまま歌い続ける。石君の困った顔がよく見えた。結局歌うのを止めてテンポを合わせるため宮本さんがトミに向かってカウントしなおす形でその部分から歌い直す。終わって「朝は最悪で、どす黒い」「朝より夜の方が・・・」以前も朝は憂鬱だって言い続けてたのでよっぽど朝は嫌なんですね・・・。
暑中見舞い~明日への記憶まで、なんだか浮き足立つような、演奏ちょっとばらけたような感じだった。
【赤き空よ!】前方左端でステージを見ていたけど、高い天上からスポットライトが宮本さんを照らしていて白シャツの宮本さんが浮かび上がって見えた。絵のようだった。宮本さんが髪を何度もかき上げて客席を真っ直ぐ一人一人の目を見て歌っているように感じた。石君、曲の途中でギターを慌てた様子で変えてた。何かトラブルがあったのかな?曲が終了してから宮本さんギターをおもむろに弾き始めて「赤き空よーー」ともう一回歌い始めた。終了後拍手喝采!
【夜の道】「アルバムで唯一の弾き語りの曲」と言ってギターのストラップを肩から外してからギター弾き始める。会場に優しい歌声が広がってちょっとかすれ気味な口笛も響いた。
【幸せよ、この指に止まれ】最後の「この胸に咲けーーー!」は「この指にとまれーーー!!」の絶叫に変わっていた。
本編終了後はギターを置いて脇目もふらずに退場。
アンコール登場は黒シャツに黒ジャケット。中央にてほっぺた膨らませ両手を挙げて片足立ちポーズ!
【地元のダンナ】「その辺の男の人の歌を歌ってあげます」と観客席を指差す。どうもこの曲はツアー最終日のイメージがあるので意外な感じだった。終了後ジャケット床に脱ぎ捨てる。丹下さんが素早く回収していった。
【ココロのままに】おおっ!「はじまる!はじまる!今からはじまってるー!」嬉しい!闘いの曲だ!ギターがカッコイイ。
【武蔵野】「ここは俺の好きな埼玉県なので」「東京の友達」と言ってあのドラムが。そんな言ってもらえて感激。埼玉県民として埼玉県の会場で初めて聞く武蔵野!!もう、今日一番嬉しかった!!!ありがとう!みやじ!素晴らしかったよ!!!
【ファイティングマン】「気合入れろ!」石君にガニマタ指令。宮本さん男椅子に立って歌い、すぐ横の石君のガニマタ状態の太ももに足を乗せて床に着地!「トミ!力を振り絞れーーー!!」に応えるトミ。最後キツそうに見えた。「サンキュー戸田!!」←嬉しい!
ライブハウスではWアンコールが定番だったけど、もう終りかな・・・?と思いきや、もう一回!
【待つ男】米子で体験したライブハウスでの待つ男は全力で完膚なきまでになぎ倒されてしまい、観客は完全敗北だったけど、やはりホールの広さでようやく余裕持って聞けるなあと感じた。あれはあれでいいけど!聞いた最後に真っ白になってしまう。「むさしのおおおお!!!」と絶叫!!ぎゃー嬉しい!!!!退場の時見得を切るようなポーズと投げキッス!
終了21:13頃。ホール初日を見届けた。
「ホールは天井が高いですね!」と言って会場を見渡す宮本さん。2階席の方をよく見ていてた。1階は満席だったが、平日という事もあって2階はチラホラ空席が見えたのが残念だった。また埼玉来て下さい!!
No. | 曲名 | 回数 |
---|---|---|
1 | moonlight magic | 8回目 |
2 | ゴッドファーザー | 7回目 |
3 | 脱コミュニケーション | 16回目 |
4 | 悲しみの果て | 38回目 |
5 | 彼女は買い物の帰り道 | 8回目 |
6 | 歩く男 | 9回目 |
7 | 九月の雨 | 2回目 |
8 | 旅 | 16回目 |
9 | いつか見た夢を | 17回目 |
10 | 暑中見舞-憂鬱な午後- | 6回目 |
11 | 珍奇男 | 19回目 |
12 | 遠い浜辺 | 初!! |
13 | 明日への記憶 | 15回目 |
14 | 赤き空よ! | 12回目 |
15 | 夜の道 | 9回目 |
16 | 幸せよ、この指にとまれ | 23回目 |
17 | 朝 | 2回目 |
18 | 悪魔メフィスト | 8回目 |
19 | 地元のダンナ | 7回目 |
20 | ココロのままに | 初!! |
21 | 武蔵野 | 4回目 |
22 | FLYER | 25回目 |
23 | ファイティングマン | 31回目 |
24 | 待つ男 | 12回目 |
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