エレファントカシマシ DB
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エレファントカシマシDB   2002年09月分の日記(ブログ)



     2002/09/01 (日)
『敗北と死に至る道が生活』その83
あなたは国民健康保険の元を取っているだろうか。私は健康なので、バリバリ力働く。だから保険料を多く取られる。それでいて3割負担だ。くやしいから病院歯医者に行く。他に行くところがないからだ。虫歯をカバーするのに、ゴールドを勧められた。保険がきかないという。8万4千円。ティファニー級の値段。どうせ死んでしまう体に8万4千円。一体何のために保険を払っているのだろう。

自動車車をぶつけた人も、数万円程度の事故は次回からの自動車保険代が上がるから保険を使わないと聞く。一体何のために保険に入っているのだろう。人でもひき天使殺さないと元が取れないのだ。一種の保険のようなもんだな。

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2002/09/02 (月)
『敗北と死に至る道が生活』その84
I am the delusion house. It thinks that it is not only. If it rides the 飛行機airplane, I think it falls. It is expelled in the sea. 鯨The shark comes. Going a quantity which remains also the few people eat. As for me being to ride in the shark itself, there are no times when shark can eat. And just I am saved.

After that as for life, the aeronautical company which falls ' that time the generous treatment ticket ' being to give, it reaches the point where lifetime simply it can ride. So, it should have become, with. At each time it rides 飛行機the airplane so while thinking, it is attached to destination. It does not fall easily, it rubbed.

(和訳)
私は妄想家だ。あらぬことばかり考えている。飛行機飛行機に乗れば落ちると思う。海に放り出される。鯨サメがやってくる。行き残った数少ない人々も食べられてしまう。私はサメ自体に乗っかってしまうので喰われることは無い。そして私だけ助かる。

その後の人生は、落ちた航空会社が『あのときはすみませんでしたチケット優待券』をくれるので一生タダで乗れるようになる。そうなったらいいなぁ・・・と。飛行機飛行機に乗るたびにそう考えているうちに目的地についてしまう。なかなか落ちないもんだなぁ。
2002/09/03 (火)
『敗北と死に至る道が生活』その85
I am the delusion house. It thinks that it is not only. If it rides 飛行機the airplane, I think it encounters to hijack. Then I swing squeezing courage, it stands and faces. Thrusting the finger to both eyes, the グリグリ I do. And the airplane lands safely.

After that as for life, the aeronautical company which is hijacked ' that time being the generous treatment チケットticket ' to give very thank you, it reaches the point where lifetime simply it can ride.

At each time it rides the stewardess coming to the seat, she kneel, ' that time thank you very, ' she said. I said that ' forget the thing of former times. My thing please services from calling in the other passenger '. To the last it is the gentleman posturing.

So, it should have become, with. Therefore as for me in order in the airplane not to drink the alcohol, the heart per seat it is. At each time it rides 飛行機the airplane so while thinking, it is attached to destination. It is not hijacked it rubbed easily.

(和訳)
私は妄想家だ。あらぬことばかり考えている。飛行機飛行機に乗ればハイジャックに遭うと思う。そこで私が勇気を振絞って立ち向うのだ。両目に指を突っ込んでグリグリやる。そして飛行機は無事着陸する。

その後の人生は、ハイジャックされた航空会社が『あのときはどうもありがとうチケット優待券』をくれるので一生タダで乗れるようになる。

乗るたびにスチュワーデスが席に来て、ひざまずき、『あのときはどうもありがとうございました』と言ってくれる。私は『昔のことは忘れなさい。私のことはいいから他の乗客にサービスをして下さい』。あくまでも紳士気取りだ。

そうなったらいいなぁ・・・と。だから私は機中ではアルコールを飲まないように心がけている。飛行機飛行機に乗るたびにそう考えているうちに目的地についてしまう。なかなかハイジャックされないもんだなぁ。
2002/09/04 (水)
『敗北と死に至る道が生活』その86
あなたはセミの一生を考えたことがあるだろうか。そんなこと考えるより自分の明日でも考えたほうがいいと思います。

『数の子を喰う』という行為にどれ程の意味があるか考えたことがあるだろうか。私は無い。数の子の粒の大半は潰れないままうんち排泄される。我々は数の子の味ではなく味付された数の子の味が数の子の味だと思っているだけだ。数の子は果しておいしいのだろうか。はなはだ疑問である。

私が中学生だった頃、社会の先生が言った『猿猿と徒歩人の違いを挙げなさい』という質問に対し、我々は『炎火を使うことが出来る』とか『文字が書ける』などと答えた。一人が『味付をする』と答え、教室は爆笑となり、それ以来彼は『あじつけ』というあだ名で呼ばれてしまった。大人になった今考えてみると『味付をする』というのはかなり重要な回答だったことに気が付く。『あじつけ』元気だろうか。料理人になったのだろうか。非常に気になる。訳でもない。
2002/09/05 (木)
『敗北と死に至る道が生活』その87
円周率が3から3.14に戻されるそうだ。この間に習った子供だけが『3』という円周率で育ってしまう。かわいそうだ。土地を買うときだまされてしまうぞ。

円周率を暗記している人はせいぜい3.141592だろう。ギネスブックによると4万桁を暗記している人がいるらしい。何が難しいかと言えば『こんなばかばかしいことして何になるのか』という疑問と戦うことだと言う。
2002/09/06 (金)
『敗北と死に至る道が生活』その88
あなたは『今日は元気がないねへこむ』と言われたことは無いだろうか。非常にうざったいのである。『俺が元気があろうが無かろうが貴様の知ったことではない』と元気に答えてしまうのも手だが、原因は普段元気だからである。普段から元気が無い状態を保っていれば、そんな風に言われることもない。

そこで私は普段おとなしくしている。決してはしゃいだりしない。大人が『はしゃぐ』なんて漢字も無いような行動をしてはいけないのである。仕事以外のプライベートな話は一切しない。私がエレカシのファンだということや、おまけにホームページを持っていることなど誰も知らないのである。多分つまらない大人に見えるのだろう。自分が楽しければそれでいい。仕事中無駄話すんな。

おかげで『いつも元気がないね』と言われてしまう。話しかけるなっつうの。
2002/09/07 (土)
『敗北と死に至る道が生活』その89
マックハンバーガーがそんな値段で、牛丼がこんな値段で、それでも世界一の物価なのだろうか東京は。だとすると他の国はどんな暮しをしているのだろうか。昭和40年の暮しだろうか。だとするととても幸福だ。ちびまるこちゃんが給食の配膳台ごとひっくり返していた時代だ。『昭和40年の生活』をさせてくれる村があったら引越したいくらいだ。長野県あたりがそういう村を作ったらいい。不便が楽しかったりする。

日常が淡々と繰り返す普通の日々。その中で小さな幸せが感じられる。平和が前提となる。極端に言うと平和は戦争によってもたらされる。それが不幸だ。私達は多くの犠牲の上に培(つちか)った平和の上に胡座(あぐら)をかいて何食わぬ顔して何か食べている。一体何を食べているのだろう。
2002/09/08 (日)
『敗北と死に至る道が生活』その90
ところで食事フランス料理ってうまいか?私はフランス料理がどんな食事料理なのか知らない。フランスパンとチーズか。実際フランスの庶民が毎日フォアグラを喰っているだろうか。『またフォアグラかよ。かあちゃんよぉ』などと言っているだろうか。まず言っていない。『またフォアグラかよ。かあちゃんよぉ』はかなり乱れた日本語だからだ。

私は毎日鮨を喰っている。ご飯に醤油をかけるのが『すし』だと子供の頃聞いて育った。子供だから漢字で教えてくれなかったのだなぁ。今ではちゃんと分っている。油揚げにごはんを詰めたものが鮨だと。
2002/09/09 (月)
『敗北と死に至る道が生活』その91
私は自分から話しかけることはまずない。話しかける内容が相手にとって興味無いかもしれないからだ。

先日同僚に『宇多田ヒカルが結婚したんだってさ』と話しかけられて随分困った。何かコメントしなければいけないのだろうか。私は既に知っているにも関らず『えーそうなんだ』と言ってしまった。私は何かを先に知ったことを自慢する趣味はない。むしろ世間に踊らされているようで格好悪いので、わざわざ知らないフリをしたりしている。

テレビでは街頭インタビューで『宇多田ヒカルさんの結婚についてどう思いますか』と尋ね、『へー知らなかった』という反応を楽しんでいるかのようだ。果してそんなことして楽しいのだろうか。

誰かが私に話しかける内容はことごとく私には興味が無いことだ。私が世の中の全てに対して興味を失っていることが原因だろう。『敗北と死に至る道が生活』うまいことを言うもんだミヤジは。
2002/09/10 (火)
『敗北と死に至る道が生活』その92
靴の中の湿度は99%だそうだ。あなたもそうだろう。

最近買った電子レンジは温めるだけなら安い電子レンジと変らないかと思ったら大きな間違いだった。安いレンジは時間で温めるが高いレンジは温度で温める。『75度になるまで温めなさい』という具合だ。もっと高いレンジなんかハートで温めるらしい。例えばコンビニ弁当を温めるだけでも随分と仕上りに差が出る。コンビニ弁当の初期温度が0度か50度かで温める分数は変る筈だのにいつも1分とは何事だ。夏と冬でも違う筈だ。高いレンジの方が全然うまい。

しかし100度の物を入れて0度に設定してもそうはならない。欠陥品か?
2002/09/11 (水)
『敗北と死に至る道が生活』その93
今日ヤフーアメリカ版を見に行ったら白黒になってた。

『アルジャーノンに花束を』を読んだ。何回目だろうか。恐らく10回くらい挫折しているのだ。冒頭は精神薄弱者の日記だから酷く読みにくい。徐々に頭がよくなっていく話だから日記も徐々に読みやすくなる。最初そんなことは知らないから挫折してしまう。一度読んでから読むと非常に読みやすい。



私はアンチジャイアンツなのでネットスケープを使っている。一度使ったらIEには戻れない。複数ページをまとめてブックマーク出来る。一度入力した場所のユーザーID、パスワードは全て記憶している。タブ式である。ブックマークの階層がいちいち閉じない。などなど。

『ネスケは起動が遅いんだものなぁ』と言う人もいるが、IEなんか Windows の起動時にどさくさにまぎれて裏で起動しているようなものだ。

とは言うもののIEも入れてある。IEでないと動かないWebもあるし、なによりIEは Windows の一部なのである。Windows を使う以上IEは入っていないと動かない。このあたりがアメリカで問題になっているようだ。

使わないIEを最新化する。うちのDelphiもあまり使わないうちにバージョンアップした。何か作ろうとしても、検索するとかなりいいツールが既に存在する。最近秀丸からサクラエディタに乗り替えた。
2002/09/12 (木)
『敗北と死に至る道が生活』その94
あなたの周りは『うどん見直しブーム』だろうか。私の周りはさほどでもない。

東京新聞によると、女子高生が父親を嫌うのは種の保存の法則により近親相姦をしないため本能的にそうなっていると科学的に証明されたそうだ。

遺伝子はなるべく離れているものが掛け合わさることにより、強くなるからだ。

足が臭いのだって、パンツにうんちウンコがついているのだって人類を繁栄させるための涙ぐましい努力だとしたらどうだ。えぇどうなんだ。やっぱり嫌いか。
2002/09/13 (金)
『敗北と死に至る道が生活』その95
パソコンインターネットは果して便利だろうか。知りたいことが全て分るだろうか。実際そんなことはない。

『渡辺という人は何故ワタでなくナベと略されるか』
『SQL文だけで小計や中計まで行としてSELECT出来ないものか』
『ORACLE社はSQL*Plusの操作性を改善する気はあるのか』

などはGoogle検索しても見つからない。『キーワードを少なくしろ』と言われる。かと言って『渡辺』だけで検索したら466000件も検索しやがる。そんな件数を0.16秒で検索したと威張っている。

そんなことより、私がこうして日記を書いてしまった。このページをGoogleロボットが見つけるだろう。誰かが『渡辺という人は何故ワタでなくナベと略されるか』で検索する日が来るだろう。そうしたら私のこのページが検索されるだろう。

『疑問に対する答え』は見つからず、『同じ疑問を持ったろくでなし』が見つかってしまう。インターネットの検索なんてそんなもんだへこむ
2002/09/17 (火)
『敗北と死に至る道が生活』その96
いきなり涼しくなったので風邪をひいてしまった。私は味噌汁に長ネギ(生)を入れたものを食べると風邪が治る。何故治るかと言うとそう信じているからだ。こんなもので風邪が治るわけがない。今日あたり野音のチケットが届くかと思ったが無かった。郵便屋が届けても、誰かが抜き取ったのかもしれない。という不安は常につきまとう。


安くすればいいってもんだろうか。シングル500円で売るのは新人だけでいいのではないか。

極端に言ってしまえばエレカシクラスともなればアルバム1枚1万円でも良いだろう。

通常の3000円程度のも売り、収録曲を増やしたものを1万円くらいでコアなファンめがけて売り出せばそこそこ売れると思う。通常版でボツになった曲とか。ただし同じ曲のバージョン違いだけは勘弁して欲しい。昔『12インチ盤』というので、ことごとくだまされた。B・スプリングスティーンでさえくだらないバージョン違いの商業主義に乗って私はそれをマニアのごとく集めていた。ある日、ふと思った。『本当に聴くのだろうか』。実際買ってきて1回しか聴かなかった気がする冷や汗

通常版でボツになった曲だったら私は1万円でも買うだろう。そういえば松本人志が1万円ライブってのやってたな。
2002/09/18 (水)
『敗北と死に至る道が生活』その97
ファンクラブpaoから指示され、ディスクガレージに申しこんでいた日比谷野音のチケットが本日届いた。私の心配をよそに、クロネコヤマトの宅急便で届いた。なるほどクロネコなら安心だ。なんとなく。っつーかこのチケット、偽造っぽい。よく見たらコピーするとCOPYって浮き上がりそうな印刷になってる。っつうかこれがコピーなのかもしれない。大丈夫か。

私はB-2列だった。チケットぴあの座席表で確認してみよう。
http://t.pia.co.jp/kaijo/map_plain/hbya110001.htm

つい最近、『郵便物が届かなくても郵便局に罪はない』とかなんとか法律があるそうで、それを最高裁が違法と判断したそうだ。『法律が違法』と判断されたのは10何年ぶりとか。じゃぁ裁判官は『六法全書にのっている法律』を適用出来ないのでは?と思う。法律自体が間違っている可能性があるのだから。私には難しくてよくわからない。世の中には正しいことなどひとつも無い。そのかわり間違ったものもひとつもない。要は見る角度と位置が異なるだけだ。

『私がもしそうされたらキレる』という行為を私自身が行っていることもよくある話で、それ自体も矛盾していないのだから私が正しくもないし、世の中が間違っている訳でもない。
2002/09/19 (木)
『敗北と死に至る道が生活』その98
アメリカ出張が入ってしまった。

日本からアメリカに行くと不思議なことに、出発した時刻よりも到着した時刻の方が過去だ。一種のタイムマシンである。

そして更に混乱することに、私が訪米する日はDSTの終了日だという。DSTとはサマータイムのことだ。正式にはデイライトセービングタイムだからDSTだ。

日本がDSTを実施していないことは明らかだが、アメリカの中でも実施していない州があるらしい。ハワイなんかやっていない。アリゾナとインディアナもやっていないらしい。混乱しないのだろうか。

例えばアリゾナから他の州へ飛ぶ飛行機の発着時刻はどうなってしまうのだろうか。考えただけでも混乱する。よく落ちないもんだ。

私が着いた日の夜中に1時間戻す。夜中の2時になったら1時にするらしい。1時間長く寝られるということか。どうせ時差があるのだから訳の分らないまま受け入れるしかないのだ。

そして日本に帰ってきて私の部屋に私が既にいないことを願う。時間が混乱して先に帰っている奴がいるかもしれないからだ。どっちが出て行けばいいのだろう。
2002/09/20 (金)
『敗北と死に至る道が生活』その99
『おじぃちゃんのほのぼの日記』という面白いページを発見した。日経ネットナビの今旬リンク『▽超人気の個人日記サイト 』に堂々と『侍魂』や『ちゆ12歳』や『サポセン』等と肩を並べている。

が、しかしこのおじぃちゃん、どうやらお化け死んでしまったらしい。のどに餅を詰まらせて死んだらしい。。。。。。あれ。『のどに餅』じゃなくて『餅にのど』になってる。
2002/09/24 (火)
『敗北と死に至る道が生活』その100
二、三日家を空けていたらコップに入れて放置してあったた牛乳が若干固まりかけ、プルプルしている。もしかしてヨーグルトになってしまったのか?と思い匂いをかいでみたら、やっぱりヨーグルトの香りがしていた。さすがにお腹を壊すと思ったので試食まではしなかったが。いや、試食している方が『さすが』か。

インターネットでヨーグルトの起源を調べていたら、『ヤクルトの語源もヨーグルトからきている』というどうでもいいことを知ってしまった冷や汗
2002/09/25 (水)
『敗北と死に至る道が生活』その101
ペットを飼おうかと思うのだが、私は動物がいまいち嫌いなのでためらっている。

ベッドを買おうかと思うのだが、部屋が狭く、寝る場所がなくなってしまうからためらっている。

Windows のデスクトップはデスクのトップだ。机の上だ。散らかってないだろうか。まさかマイコンピュータなど置いていないでしょうね。ネットワークとか。ごみ箱なんかも置いていないだろうか。誰が机の上にごみ箱なんか置くだろうか。机の下、または横に置くのが普通だ。

と、昔冗談で言っていたら Windows XP からはデスクトップには何も置かないというのを推奨しているらしい。具体的にはデスクトップにアイコンを表示するのはコンピュータにとって無駄なエネルギーをつかっているのだ。アイコンを描く。何らかのウィンドウが前面に出て消される。ウィンドウが小さくなったらまたアイコンを描く。考えただけでも無駄なエネルギーをつかっている。

XP でなくとも『窓の手』を使えば全てのアイコンを消すことが出来る。かなり気持いい。デスクトップに何も無いならデスクトップなど要らないのではないかと思う。
2002/09/26 (木)
『敗北と死に至る道が生活』その102
私が尊敬する宮沢章夫氏の日記で、人に会うのがおっくうだと言っている。私も深く同感だ。Sep.25 wed.「この国の不幸」




田口さんは拉致された時点で3歳と1歳のくそがき子供がいた。

政治的な話は様々な意見があり、見る立場によってはそれぞれが正しいので極力避けてきたが、これだけは言わずにいられない。

例の拉致事件である。李恩恵として拉致された田口さんのことだ。飛行機大韓航空機爆破事件の金賢姫に日本語を教育したということで、残された家族にマスコミやら知らない人からのいやがらせがあり、拉致疑惑の家族会にも入らず、なりをひそめていたが、今回、家族は訪朝団に調査依頼をしたそうだ。

私は今、金賢姫が書いた『忘れられないひと』という本を読んでいる。田口さんを先生に二人で過した日々を綴っている。現地に連れて行かれた身としては逃げだすことも何も出来ない。その手記によれば、鳥をじーっと見つめていたそうだ。翼があれば日本に帰れると思ったのだろう。

相手は国家である。となると、そこで生きてゆかなければならない。もしそれが私でも命令されれば理由など知らずに日本語教育をするだろう。生徒としての金賢姫はかなり優秀だった。彼女にしてもそれが正しいと教育されてきた真面目な少女だったのだ。タバコや生活必需品も与えられていたようで、田口さんの誕生日にはパーティーもやっていたらしい。何の肉か知らずに食べたのが犬の肉で意外においしかったそうだ。たくましく生きていたのが分る。

日本の週刊誌を教材にしていた。女性のあられもない姿の写真は入手時点で切りとられていたというが、たまにそのまま渡され、『切りとるべき部分を切れ』と言われたそうだ。確かに日本の週刊誌は子供に見せられないほどの写真が沢山ある。これが堕落した資本主義国家だと言われれば、こんな堕落した社会はいやだと思うだろう。

自分の意志ではどうすることも出来ない状態でおこなったことで、残された家族にいやがらせをする人とはどんな人だろうか。こんな手記を読んだ家族だって相当つらいはずなのに、更に日本人からいやがらせだ。今回やっと調査依頼したことで、ふたたびこのような事が無いように願うばかりだ。

二十数年も放ったらかしにされ、歴代総理が何も出来ていないという相対的な意味では小泉さんを評価せざるを得ない。歴代総理がマイナスで小泉さんがやっと普通なのだとは思うが。

『総理大臣アホ面こいて説得力ない』という歌の当時は森首相だったのだ。
2002/09/27 (金)
『敗北と死に至る道が生活』その103
東京は今、クーラーも暖房も要らない素晴らしい季節となった。Cool!外してしまおうか。

こんなに素晴らしい状態で週末は日比谷野音である。客もエレカシもいい状態で望めることは間違いない。と思ったら雨の予報になっていた。2年前の土砂降りは夏だったから許せたが。私は東京在住かつバイクで行くので影響はないが、地方から来る人々は大変だと思う。風邪を引かないように。

今年は何をやるのだろう。『秋』をやらなかったりして笑み。私は『曙光』が聞きたい。『凡人』『遁生』でもいい。そんな精神状態じゃないのか。ミヤジは。ってことはライブでは一生聞けないのかもしれない。

ツェッペリンに『CODA(最終楽章)』というアルバムがある。ジョン・ボーナムの死後無理矢理作られたそのアルバムの評価はあまり高くないようだが、『生活』や『5』のヒントはこのアルバムにあるのではないかと密かに睨んでいる。

この時期の楽曲は歌詞のインパクトが凄いが、ミヤジのボーカルを楽器として(自分が外人になったつもりで)聞いてみると、そのシンプルな演奏の上に『気迫』という楽器を奏でているようだ。こんなに素晴らしいバンドの人気がイマイチとは日本も捨てたものだ。
2002/09/28 (土)
野音。雨雨が降らなくてよかった。星が降らない夜だけど笑み。この世は最高!で終わったステージにアンコールの声が鳴り止まなかった。セットリストは左の『ライブレポート』をクリックして下さい。
2002/09/29 (日)
秋だから仕方なく秋をやったっつう感じだな。でもよかったけど。
2002/09/30 (月)
『敗北と死に至る道が生活』その104
今、私の関心は北朝鮮だ。北朝鮮は『腐敗した資本主義社会』を大げさに宣伝し自国民族の意思統一を図っている。これが間違っていると言えることは、それが嘘で固められているということで明白である。

しかしながら何が進んでいるのか分らないけど先進国とよばれる多数の資本主義社会が『資本主義社会は腐敗していない』と胸を張って言えるだろうか。幼児虐待、家庭内暴力、無差別殺人、政府公認のドラッグ・・・。自由にも程がある。

北では韓国の国民がキムチを少量しか漬けないのをテレビ放映し、『資本主義の南はこんなに貧しい』と国民に伝える。国民は『これでも南より豊なのだ』と思う。実際は韓国ではいつでも新鮮な白菜があるのだから一度にそんなに漬けなくても十分なのだ。情報操作だ。日本だって外務省が情報操作してるか冷や汗

韓国のアジア大会に北朝鮮が送りこんだ応援団もかなり選ばれた人たちだ、という印象を受ける。

昨日ベルリンマラソンを見ていて思った。高橋尚子の何が凄いって走り終わったあとの表情が良い。ベルリンの壁が無くなってから何年経つのだろうか。経済格差、国民の意識、統一後の偏見等、難しいだろうが、やれないことはないという実証だ。朝鮮半島の統一が実現したらどんなに素晴らしいことだろう。国家とかそんなメンツはどうだっていいのだ。戦争・拉致事件・KAL機爆破事件、それぞれの立場で離れ離れになっている家族がいる。この人たちが生きている間でなければだめだ。夢を見たまま死んでしまった人もいるかもしれない。

もし私が当事者だったらと考えるとやりきれなくなる。私には直接関係無いのだけれどもそんなことを考えていた。
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