エレファントカシマシ DB
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エレファントカシマシDB   2003年02月分の日記(ブログ)



     2003/02/01 (土)
『敗北と死に至る道が生活』その185
生きるというのはかなり面倒だ。日々生活しなければならない。食事の用意、やれ食事の用意、そして食事の用意。1日3食なのだから主婦のみなさんなんか食い終わったら次の食事の準備をするらしい。合間に掃除、洗濯、出会い系のサイトを見てはつい踏み込めずに買い物にいく。大根1本100円。妄想と現実。私は旦那の世話人か。国内産ブロッコリー120円。このまま果てるのか。タマゴ1パック90円。やだ安い。老後の問題。取るに足らない生と崇高な死。お釣りが23円。

現実はいつだっていやに具体的だ。

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ランダム日記
2003/02/02 (日)
『敗北と死に至る道が生活』その186
あなたが突然、宇宙空間に放り出されたとしたらどうだろうか。私はいやだなぁと思う。

絵を書いて暮らしている表現者としてのCoccoを尊敬している。私は彼女のライブを見て泣いたことがある。

過去には身を削るような歌を作り、『沖縄の海が汚れた』と言って引退していった。彼女自身は歌を作ることを自分の排泄物に例えている。井上陽水も椎名林檎も自分の歌を排泄物に例えている。そういう感覚なのか。歌を作ることは気持ちいい、しかし作ったあとはさっさと水に流したい。とでも言うのか。

2003/02/03 (月)
『敗北と死に至る道が生活』その187
節分なので豆まきをした。昔は大豆だった気がする。今は落花生なのだ。

私が虚しいのは食に関する興味が全くないことからくるのだろうか。『今日は焼肉を喰おう』とか言われても全然わくわくしない。むしろスーツが匂ってやだなとか思う。食事なんてのは生きるエネルギーを補給するだけのためであって、それがおいしいとか不味いとかいう問題ではないのだ。

例えばライオンがシマウマの肉を食べているとき『おいしい』と思うだろうか。火で焼いてみたり塩をかけてみたりしないことからも明らかである。彼等は『おいしい』を求めてなんかいない。私も家では卵かけごはんばっかり食っている。野生を取り戻したまえ。

週末はカニを喰いにでかける予定。
2003/02/04 (火)
『敗北と死に至る道が生活』その188
こうは見えても私だって宇宙に対して漠然と感じるものは、空間とは一体何だろうかということである。宇宙には果てがあるのだろうか。一説によると果てはあるがものすごいスピードで膨張しているので果てに追いつけないときく。そのスピードを超越してみると果てはあるのか。コツンと何かにぶつかるのか。コツンの素材は何だ。素材の向こうには何かあるだろう。ってことは果ては果てじゃない。

程度のバカっぽい考察しか浮かばない。だからスペースシャトルの1号機が発射飛んだ時にはTVテレビにかじりついて感電した程だ。今ではめずらしくなくなったシャトルの打ち上げや着陸などもNHKで生中継されていたのである。私は着陸の場面が見たくて深夜まで起きてテレビにかじりついて感電した程だ。

無事着陸したシャトルには巨大な扇風機が当てられ、風をおくっている。アナウンサーによると、有害物質が付着している可能性があるから飛ばしているのだと。そんなものを扇風機で飛ばして撒き散らしていいものだろうか。小一時間ほど送風してなかなか搭乗員は出てこなかった。シャトルはまるでボンジョビかTMさんのように風を浴びつづけた。

当時の耐熱タイルは日本の磁器の技術が役に立ったそうだ。
2003/02/05 (水)
『敗北と死に至る道が生活』その189
私が常駐している会社のプロジェクトリーダーは日本語を間違っている。
気になったのだけでも『いちよう』『まぎわらしい』『ふいんき』という。わざとやっている可能性も捨てきれないので誰も何も言わない。雰囲気で一応伝わるが紛らわしい。まぁいいか。どうだっていいか。プロのアナウンサーじゃないんだから。

しかし最近のアナウンサー。ちょっと勉強不足も甚(はなは)だしい。テレビに出る緊張感というものが一切感じられない。(以降 2008/5/26削除 軽い気持ちで悪口を書いてしまってすみません。ご冥福をお祈りします。)
2003/02/06 (木)
『敗北と死に至る道が生活』その190
あなたのメインバンクは印鑑が必要だろうか。いまどき印鑑至上主義は甚だ迷惑だ。私のメインバンク及びサブバンクは両方ともサイン契約である。つまり印鑑も通帳も存在しない。存在しないから失くす心配がない。奪われる心配もない。

しかしながら口座引き落とし申し込み用紙には印鑑を押せというパターンが多い。私はこのあきらかに『サイン取引』なんていうものを想定していない前時代的な正方形の小さいエリアに自分の名前をせっせと書くのである。それだけならまだしも複写になっているとサインが複写されてしまうのである。2枚目以降に自筆で書き込みが出来なくなってしまう。

NTTも東京電力も『サインでもいいですか?』と聞くと『え?印鑑は持ってないんですか』『いや印鑑登録じゃなくてサイン取引なんですよ(あほか)』『何銀行ですか?』『・・・(このぼけが)』『上司に聞いてみ・・』『・・・』かなりドタバタしている。

といった具合でサイン取引はあまり一般的ではないのかもしれないが、せめてNTTや東京電力あたりは知っていて欲しいものである。
2003/02/07 (金)
『敗北と死に至る道が生活』その191
昔ブルーチップというのがあった。何か買うと切手みたいな紙切れをくれて何枚か集めると商品と交換出来た。私は母に願って望遠鏡と交換してもらった記憶がある。母は自分で何か欲しかったに違いない。しかし私のために望遠鏡になってしまった。それで見た月はクレーターまで見えてとても感動した。覗いているうちにも月は移動していて意外に早く動いているもんだと思った。私が天文家にでもなれば母は喜んだだろうが、今じゃこのていたらくぶり。申し訳ない。親はありがたいものだ。

もし私に子供がいて子供に望遠鏡をあげるだろうか。知らん奴に物なんかあげるのはもったいない。将来世話してくれるかも分らないクソガキに何でも買ってあげない方がいいですよ。豊かさはどっちらけをもたらす。
2003/02/08 (土)
『敗北と死に至る道が生活』その192
板ガムが何故中途半端な9枚入りかあなたは知っているだろうか。私は知らない。

えーっと、どうでもいいことですけど、『ミロ』っていう飲み物は世界一般には『マイロ』と発音します。(もっと正確には『マイウォ』)。(もっと正確に言うとカタカナでは書けない)日本だけです。『ミロ』なんて言うのは。

で、英会話のコツですが、『下手に上手に話さない』ことです。うまく話さないことにより、相手があわせてくれる。うまく話すと『英語出来るんだ』と思われてガーーーーッと話し掛けられる。例えば英会話の講師の話す英語は分っても、映画の役者の話すことはさっぱり分らない。英会話の講師に伝わって喜んでいるようじゃだめだ。やつらは日本語さえ知っているのだ。黒柳徹子の早口なんて日本人でも分らない。

例えば朝『うぃやーす』と言ったら日本人なら『おはようございます』と言ったのだな。という認識が出来る。そう。我々はかなりいい加減に話し、いい加減に解釈して成り立っている。英語だってそうだ。漠然と認識するものは環境の中でしか学べない。
2003/02/09 (日)
『敗北と死に至る道が生活』その193
『このCGは3Dだ』などと言うが、パソコンの画面は明らかに二次元である。まぁ安いブラウン管は微妙に三次元曲線を描いているが、あれを3Dだなどという人はいない。ソニーくらいか。ソニーのブラウン管は真っ平らだな。

二次元上で仮想的に三次元を表現できるのなら、現実世界の三次元では仮想的に四次元が表現できても不思議ではない。と、誰もが思うことだろう。ただ現実社会は厳しい。いまだにニューヨークへは10時間以上かかるのだし、もっと深刻な問題は四次元というものがどういうものか私は理解出来ていない。

四次元=ウルトラQ

程度の理解しか出来ないのである。猛省を促す次第である。
2003/02/10 (月)
『敗北と死に至る道が生活』その194
あなたは自分の携帯番号をスラスラ言えるだろうか。あまり意味の無いことに脳みそを使うべきではない。

女性は地図が読めない。そのくせチーズは大好きだ。解せない。私は女性が解せない。解せないなんていう言葉自体がげせない。私は自分のことを最も典型的な人間だと思っている。私を標準に世の中が回ってくれればかなりごきげんだ。お金なんかはちょっとでいいのだ。北海道の高速道路なんかも使わない。しかしながら東京の外環は必要だ。なんていう人間が政治家になっちゃだめだ。私は政治家になる気は全く無い。あまり意味の無いことに脳みそを使うべきではない。
2003/02/11 (火)
『敗北と死に至る道が生活』その195
くじらのノルウェー煮、くじらのオーロラ煮。昔の人は凄いものを喰っていた。

週末からドイツに行って来る。と言っても仕事なのでどうしょうもない。フランクフルトなので本当はゲットーなんかを見たいのだがだめだ。向こうで『ゲットーが見たい』などと言ってもいいものかどうかも分らない。相手が困るかもしれないし、そうでもないのかもしれない。『ヨーロッパの意識』というものに対して私は無知だ。日本の『靖国神社問題』のようにセンシティブな問題なのか、そうでもないのか分らない。

『靖国神社問題』だって国内の見方と他アジア諸国からの見方は随分異なるように思う。他アジア諸国からの見方からするととても一国の首相が行けるような所ではない。本当は違うんだけれども。

ビンラディンが死んだとして、イスラム系の人は墓参りするだろうか。本当は違うんだけれども、そういう見方でしか見られないのだ。他アジア諸国から見れば。本当は違うんだけれども。そりゃ理解出来ないだろう事柄だ。

せいぜいクラッシュの『ゲットーの被告人』でも聴いてやるくらいしか出来ない。悲しみも何十年か経てばエンターテイメントでしかないのか。

わけわからん冷や汗
2003/02/12 (水)
『敗北と死に至る道が生活』その196
あなたは小林旭あたりが波止場で片足をのせる奴の名前を知っているだろうか。船が着いたらあれにロープをひっかけて固定するあの妙な形をした物体である。『まどろすやすめ』という。かどうか私は知らない。

トラック競技で男性の方が早いのには理由がある。遠心力に負けない程度に左側の睾丸が大きいからだと言われている。あれを重心にして回っているのだ。だからトラックは左回りに出来ている。ではマラソンはどうか。何故男性のほうが早いのだろう。更に不思議なのは壁についているコンセントの穴は微妙に左のほうが大きい。噂によると左がマイナスなのだそうだ。先日逆に挿してしまったら掃除機からゴミが噴射されてしまった。洗濯機なんかも逆に回ってしまうていたらくぶり。憤懣やるかたない。
2003/02/13 (木)
『敗北と死に至る道が生活』その197
しかし腹から声出すって気持ちがいい。私はいつもバイクに乗ったときは『ぶあ”~』とこれ以上大きな声は出ないくらいに叫んでいる。結構疲れるものよ。えーっとエレカシのライブでは歌いませんよ。周りの迷惑ですから。私はいつも後方で腕組みをして眉間に皺をよせて、つまらなそうに見ている。『この人誰かに連れてこられて、つまらないんだろうなぁ』という雰囲気かもしれない。本当は一人で積極的に見にきているマニアなのだ。

こうして偉そうにエレカシのページを作ってはいるが、実は私はフジテレビのHEY!HEY!HEY!をたまたま見ていたところに衝撃的なガストロンジャーという曲を目にしてからファンになった新参者である。なにかをわめきちらして、いきなりステージにマイクを放り投げ去っていく姿にしばし呆然としたものだ。そのときのビデオは何度となく見て、今見ても鳥肌が立つ。それ以来Yシャツの袖はボタンを留めたことが無い。だらしなさとワイルドさを醸し出している。

男の歌とは何か。腹からというか体全体から振り絞るように歌い上げるというか叫びあげる宮本を見て、『今までの人生は一体何だったのか』という程の衝撃をうけ、一週間後にはHMVの在庫全てを一気に買い込み、しとどとのめりこんでいったのである。それからというものカラオケに行っても全開で歌わないと気がすまない。歌い終わった後も一切誰とも会話しない。不気味だ。あー不気味だ。世間の会話の95%は『私は何々が好き、何々が嫌い』で成り立っている。お前が何が好きで嫌いかなんて私の知ったこっちゃない。ちなみに私は野菜が好きで果物がちょっと苦手です。

ちなみに来月は『いちご狩り』に行ってくる予定ちょき、ぶい
2003/02/14 (金)
『敗北と死に至る道が生活』その198
のどが痛かった。私はほとんど薬の世話になることが無い。病気になる奴の気が知れない。油断しているからだ。風邪なんてのは気のせいであって風邪だと思い込んでいるからスキがあるのだ。そのスキを見計らって風邪になる。

だから風邪を呼び込みそうな感じになっても知らないフリをしていればいい。私がもし銀行員なら銀行強盗が来たって『番号札をお取りください』といい放ち、『あぁ忙しい』とでもいう。銀行強盗も『まいったなぁ』と帰ることだろう。その程度に追い払えばいいのだ風邪なんか。

明日からドイツということもあり、皮膚科の医者にいった。季節柄、内科は混んでいるのだ。風邪程度だったら皮膚科でも見てくれる。もっとも喉だってひっくり返せば皮膚だ。口の中に親指を入れて肛門に人差し指を入れて一気にぐるっとやったらそうなるはずだ。そんなことはどうでもいいが、皮膚科には誰もいなく、すぐに見てくれ、鎮痛剤と抗生物質をいただいて帰ってきた。

昼食後薬を飲んだら一気に痛みがひいた。日常薬を飲まない体質にはすぐ効く。私はこうして今宵のライブに参戦してきた。

本当は自転車で行こうと思っていたのだが、体調不良でバスで行った。短けぇライブだった。なんか『バンド』って感じでとてもよかった。
2003/02/20 (木)
『敗北と死に至る道が生活』その199
英語を母国語としない人の英語は分り易くていい。アメリカ人の話す英語が一番わかりにくいぞ。

フランクフルトに行ってきた。土曜発の飛行機JALフランクフルト行きはガラガラで1列1人といった感じでエコノミーでも快適だった。ひじかけを上げれば4人分の席を独り占め出来るのである。なぜ仕事で行くのにエコノミーなのだろう。部長は『ビジネスクラス』の『ビジネス』という意味が分っているのだろうか。

私はいつも『窓・シートシートシート3・通路・シートシートシートシート4・通路・シートシートシート3・窓』の『シート4』の部分の通路側で後ろにキャビンアテンダントの作業場所がある席を確保する。自分が公衆トイレトイレに行かないような短い距離なら窓側がベストだが、最近は血栓の問題もあり機上では水分をしっかり摂るようにしているので通路側がベストだ。しかし通路側だと窓側の他人のトイレのときにいちいち気を遣う。『4』の部分は隣の1人だけ気にすればいいだけだ。

後方に人が座っていない場所がいいというのは、背もたれをつかまれると非常に不愉快だからだ。私は絶対に他人の背もたれを支えに使ったりはしない。

ドイツ入国は非常に淡白だった。入出国カードもない。かつ出国スタンプもない。出国スタンプが無い国は結構ある。日本も最近入出国カードが廃止されたが、外国人が入出国するには必要なはずだ。ドイツにはそれがない。まるで日本人が成田に帰ってきた時のようにすんなりと入国出来た。もっとも『日本人』というのはどの国でも入り易いのだが。

ドイツというとどんなイメージだろうか。ビールビール。自動車ベンツ・・・。かつての同盟国ということで歴史的にも民族の血を大切にする(しすぎる)ところなど、日本に近いイメージはあるが、私にはあまり知識が無い。実際行ってみてみんな非常にシンプルに生きているという印象を持った。とにかく無駄が無い。しかしデザイン的に美しく機能的に出来ている。ベンツの安い奴なんて本当に安っぽい。しかしそれでいいのだ。

私がそれを実感したのは、トイレトイレだ。トイレの水を流すボタンには『STOPボタン』がついている。もちろんしばらくして止まるが、途中で止めることが出来る。日本でもつければいいのに。小便をして間違って『大』を回してしまうと水が無駄だ。ドイツはこうして無駄をなくしている。

スーパーでも袋をくれない。持ってない人は30円くらいで買うのだ。だからみんな自分のバッグをもっていく。私はそういう仕組みを知らずに行ったのでスーパーのカゴを貸してもらい、一旦ホテルに戻り、カゴを返しに行った。ドイツのスーパーは朝8時から夕方5時か6時までだ。デパートなんかは日曜日が定休日。休みの日は休むということだ。

人々は意外にもシャイである。わるく言えば冷たい。現地スタッフに言わせれば『この国の気温程度冷たい』だそうだ。冬は平均0度。あなたは笑うドイツ人を見たことがあるだろうか。難しい顔をしたアメリカ人くらいの確率で存在するという噂だ。実際はおちゃめなドイツ人は結構いるし、慣れれば明るい。まるで自分を見ているようだ。そう。ドイツには私みたいな人間が多い。だから居心地はよかった。

食事食事だけは悪いが貧弱である。ヨーロッパの大地はあまり豊かではない。トマトか芋かキャベツ。肉とチーズとパン。ほとんどこのパターンの食事をとっている。私が今まで行った国で日本よりも食生活が豊かな国は台湾だけだ。日本と台湾はレベルが高い。そこを除けばドイツという国はたいしたもんだ。物価もそこそこ安い。無駄が無いのに経済が回っている。日本がお手本にすべきはアメリカではなくドイツだ。高原(たかはら)はフランクフルトより寒いドイツ北部で短パンで頑張っている。

追伸・ドイツみやげで買ってきたコーヒー入りのチョコレートが実はイタリア製だった冷や汗。埼玉在住の人曰く『草加せんべいだって群馬で作っているから大丈夫だ』。
2003/02/21 (金)
『敗北と死に至る道が生活』その200
新宿LIQUID ROOMに行ってきた。やっぱり短かったのだが、クオリティーの高さに私は満足だ。1曲目の新曲。ミヤジ以外の3人がイントロを演奏し、ミヤジの登場。不機嫌そうだ。でたらめな歌詞で叫んでいる。2曲目の新曲は私はかなり気に入っている。この曲のバンドの一体感はかつてなかったほどだ。バックの3人が3人ともすごくキレが良い。石クンは去年から引き続きキレがよいし、成ちゃんも体を揺さぶる程ベースが歌っている。トミのドラムは相変わらずパワフルだ。『クレッシェンド・デミネンド -陽気なる逃亡者たる君へ-』はミヤジがギターを準備している間、トミのドコドコドラムが延々と鳴りつづけている。ミヤジが発言らしい発言をしたのはたった一言だった。『ギブソンのレスポールは重いんだよね』。確かにレスポールはエレキギターの中でも一番重い。さて今日の古い曲は何かと期待したところ、見知らぬ曲が演奏された。新曲だろう。今のミヤジは曲が沸いて出てくるという感じなのだろうか。ところどころ『男』と入っていた、でたらめなのでよくわからないが。次の曲は『民族の血』です。と言いながら『ああ流浪の民よ』へ。『未来の生命体』のイントロでメンバー紹介。成ちゃんのベースがシンプルだが格好いい。最後の『DEAD OR ALIVE』は声が出なくなったようだ。

今のバンドのグルーブ感はここ数年で一番良い状態なようだ。特に石クンのギターが素晴らしい。まぁ『ミヤジの雄たけび』一発で私はやられてしまうのだが。
2003/02/22 (土)
『敗北と死に至る道が生活』その201
誤字脱字に関してインターネットは無力だ冷や汗。別にインターネットが無力な訳じゃないか。先日『ネットワーク』を間違えて『えっとワーク』と変換してそのまま検索したら7件もヒットした。

これはどういうことだろうか。しかもその中には『コンピュータ用語集(ハードウェア系用語)』というページがある。よりによってコンピュータ用語のページが間違えてどうするのだ。『100Mbpsで均質化されたんえっとワーク』だと。『saretannettowa-ku』か。わからないでもないが気付けよ。

もっとひどいのが『第二種共通カリキュラム』だ。おそらく何かの試験なのだろう。そこでは『えっとワークアーキテクチャの概念とその意義』を教えてくれるらしい。そんなカリキュラムの何が信じられるというのだ。

googleで『えっとワーク』を検索

2003/02/23 (日)
『敗北と死に至る道が生活』その202
『sweet memory~エレカシ青春セレクション~初回限定盤』でどうしても1曲だけ選ぶとしたら何?
にて『石橋たたいて八十年』に投票しても結果が反映されないというバグがありました。すみません。

実は『十』ってのがかなり特殊な文字でして、本来 EUC で管理すべきところを管理人は Shift-Jis で全て作っているのです。htmlもデータベースの中身も全て Shift-Jis なんです。だって Windows で開発してるんだからしょうがない。と開き直ったりなんかして。

知らない人のページですが文字化けをする文字一覧表ってのがありました。

『表出ないで暮らす人』とか『死を恐れる本能』とかも気をつけないとだめみたいです。

文字化けついでに

海外相手の商売の人はセンチがインチでマイルだったとしてもカレンダーが統一出来ているのでさすがによかったなぁと思う。しかしドイツの小数点にはまいった。カンマなのである。3桁区切り記号はドットなのだ。

123.456,78

と書く。文化の違いで連結決算が1000分の1狂った。まぁ数字なんかどうにでもなる。私が一番悩ましいのはアメリカの紙だ。A4サイズなんか無いのである。帳票定義を2種類用意しなければならない。

っつうか文字コードを世界で1種類にして欲しい。

でも土地土地の魅力ってのが無くなる。どこの駅前にもマックがあり、ブックオフがあり、ダイエーやヨーカドーがある。

文化と進化の狭間で規格化とは悩ましい問題だ。それを解消したのが『ご当地キティーちゃん』なんです。
2003/02/24 (月)
『敗北と死に至る道が生活』その203
映画戦場のピアニスト♪を見てきた。あの映画で感動はしないだろう。作られた不幸の中で結果的に良かったことで感動してはいけない。それは作られた不幸なのだから。不幸が最初から作られなかった方がよっぽどいいのだ。感動で涙はしないが、切なくて悲しくて泣ける。

ドイツは何故あそこまで暴走してしまったのか。ユダヤ人は何故あそこまで迫害されなければならないのか。そういう暴走を止めるにもやはり戦争の力は必要なのか。戦争をとめるには戦争が必要なのか。戦争がなかったら今の平和は築かれたのだろうか。私にはアメリカがイラク攻撃をするのが正しいのか誤りなのかわからない。日本政府と同じか。はっきり言えばいいのに。『実際のところどっちがいいか分らないんです』と。

攻撃をした後の10年後と、攻撃をしなかった後の10年後を見比べ出来るような装置があったらどうだろう。私に出来ることは平和な日常に感謝することくらいだ。何も出来ない。
2003/02/25 (火)
『敗北と死に至る道が生活』その204
競馬を趣味とする人の大半が収支を見ればマイナスであることから、『競馬をやらない人間』の方が損をしていない。

一体どうなってゆくのだ。年金は。とほとんどのサラリーマンが不安を抱く今日。国民年金に入るべき人の何パーセントかは払っていないという内の1人が私である。義務だなんて言いながらも税金化しないのは、国も積極的ではないと感じられる。NHKの受信料と同じレベルだ。払っていない人には将来戻さなくていいのだから国にとって、ありがたいのかもしれない。

払っていないからこそ年金には非常に興味がある。いい方向に向かってはまずいのだ。額も減らされ、もらえる歳ものばされ、国から見ればみんな60くらいでバタバタ死んでくれればいいと思っていることだろう。私もそう思っている。『年金をやらない人間』の方が損をしていない。

幸いなことに男性の方が早く死ぬ。女性は大変だ。
2003/02/26 (水)
『敗北と死に至る道が生活』その205
脳みそを喰う気がしない。カエルやタガメは食べたことがある。カエルはうまかった。タガメは全然だめだ。しかし脳みそはどんなにうまいと言われても喰う気がしない。『意識』の塊だからだ。脳みそは白子に似ている。白子もちょっとなぁ。『本能』の塊でしょ。

がん細胞が比較的バカなのは有名な話だが、地球から見た人類が一種のがん細胞だというのは有名な話だ。人類全てが滅亡した地球というのもなかなか見てみたい光景ではある。人体なんかどうだっていいから『意識』だけで生きていけないものか。体がないから食べなくてもすむ。『意識』は腹が減らない。『意識』だけなら時間移動も出来そうである。なんとなくだが。っつうか全体的になんとなくなんだけれども。私はなんとなく生きています。無意識か冷や汗

だんだん意識自体の意味が分らなくなってきた。という意識がある。
2003/02/27 (木)
『敗北と死に至る道が生活』その206
新幹線新幹線の運転手がいびき居眠り運転をしていたそうだ。ピクニック気分もはなはだしい。

私の知り合いの親父さんが新幹線の運転手をしているのだが、『本当は人間は要らない。客が不安だから乗っているだけだ』と発言していたことを思い出した。新幹線は自動運転らしい。だから寝るのだ。緊張感が無いからだ。もしかすると飛行機パイロットだって寝ているかもしれないし、そんなことは無いと思うが国会議員も寝ているかもしれない。

私は子供の頃、寝る子も育つうしみつどきと言われる夜中の2時に目を覚ましたとき、『きっと地球上で起きているのは自分だけかもしれないなぁ』と思っていた。ブラジルなんていう国があることさえ知らなかった平和な時代だ。

2003/02/28 (金)
『敗北と死に至る道が生活』その207
ヤフーオークションとんかちを覗いてみたらエレカシの赤坂ブリッツが未だに数件出ている。それを出品している人の履歴を見たら既に8人くらいに売っている。10組20枚くらい持っているのだろうか。私がチケットぴあで取れなかったのに何でこの人は10回も取れているのだろう。他にもメロン記念日や松浦あややオケピ等チケットチケットばかりだ。

ヤフーオークションの規約では使用済みのパンツ以外は何でも出していいから問題は無いらしいが、チケットゲッターのせいで普通に行きたい人がいけない。しかも高値がついたとしてバンドや関係者には一切関係が無い。チケットゲッターが丸儲けするだけだ。こうなるとむしろ寒い中立って売っているダフ屋の方が努力していると言える。

本当に行けなくなってチケットが余っている人なら仕方が無いがこういうチケットの売り方はやめていただきたい。我々が買わなければいいのだ。本当に余ってしまった人は是非『とびぞうの庭』さんのところで売ってほしい。

そういえば昔ヤフーオークションにタイムマシンが出品されたことがある。落札希望者から質問があると真面目に答えていた。
例えば
Q.『電気代はいくらですか?』
A.『およそ電子レンジ程度です。というか電子レンジの電源部を流用しています』
Q.『赤く塗ったら、3倍早く移動できますか?』
A.『それは気づきませんでした。今度実験してみます』
Q.『搭乗時には、裸になると言うことですが、それでは時間移動したときに、出現スタイルに不都合があると思うのですが(^_^;)』
A.『はい。私もいつも困っています』

当時は自作自演なんじゃないかという噂もあり。このおおがかりなギャグセンスは素晴らしい。

当時のログを発見!!
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